JP2003212279A - ビニール袋収納フォルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ビニール袋をスペースをとらず、清潔に収納
し、使うとき簡単に片手で袋を一枚づつ取り出せるビニ
ール袋収納フォルダを提供する。 【解決手段】箱体（１）に支持板（２）を設け、箱体
（１）の前面に穴（５）を貫通した蓋（６）を付け箱体
（１）の背面（１０）に取り付け具（３）を設けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は家庭用のごみ収容ま
たは食品収容・保管等に使用するビニール袋をスペース
をとらず、清潔に収納し、使うとき簡単に片手で袋を一
枚づつ取り出せるビニール袋収納フォルダに関するもの
である。 【０００２】 【従来の技術】従来の方法としては、束ねたビニール袋
の一部に穴を空け、そこに紐を通して吊るし、片手で袋
を一枚づつちぎり取る、あるいはビニール袋の外袋や外
箱に取り出し口が設けてあるので、この取り出し口から
ビニール袋を取り出す。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ．ビニール袋を吊るす方法だと各々ビニール袋に紐通
し穴が空いてしまい、ちぎり取るのでこの穴の部分が裂
けてしまう。 ロ．外袋や外箱に取出し口が設けてあっても、外袋や外
箱が固定されていない場合は片手で押さえなければ取り
出せないので、取り出しに両手を要してしまう、また置
くスペースがない場合は、引き出し等に収納しておかな
ければならない。本発明は、以上の欠点を解決するため
になされたものである。 【０００４】 【課題を解決しようとするための手段】箱体（１）側面
に蝶番（４）を介して袋取り出し穴（５）を開けた前蓋
（６）を取り付け、箱体（１）底面（９）部分に蝶番
（７）を介して支持板（２）を設ける。箱体（１）の背
面に必要に応じて吸盤や磁石フック等の取り付け具
（３）を設ける。本発明は以上の構成よりなるビニール
袋収納フォルダである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）前面を開口した扁平状の箱体（１）の側面に蝶番
（４）を介して袋取り出し用の穴（５）を貫通させた前
蓋（６）を取り付ける。 （ロ）箱体（１）の底面（９）に横断面が円弧状から成
る支持板（２）を２本、蝶番（７）を介して倒立自在に
起立させる。 （ハ）箱体（１）の背面部に吸盤または磁石またはフッ
ク等の取り付け具（３）をを設ける。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、箱体（１）の前扉（６）を開け、支持板
（２）を前面に倒し、複数枚重ねたビニール袋（８）の
中央を支持板（２）に掛けて、二つ折りの状態にする、
ビニール袋の束を掛けた支持板（２）を起立させ、箱内
に収め、前蓋（６）を閉じ、壁または冷蔵庫のドア等に
設置する。ビニール袋を取り出すときは前扉（６）の穴
（５）より袋をつまんで取り出すが、支持板（２）によ
ってビニール袋（８）は下にずり落ちることなく、円弧
状の形の押し板（２）が二本少し離れてあることによ
り、ポリ袋のまん中部分にしわ（１０）ができ持ち上が
り、ビニール袋（８）を一枚づつ取り出すことが容易に
なる、またビニール袋の束が横にずれることを防止す
る。 【０００６】 【発明の効果】本発明を使用することによって、ビニー
ル袋は箱に収納するので清潔を保ち、取り付け具で固定
するので、壁と一体化し省スペース設置を実現し、片手
で簡単にビニーール袋を一枚づつ取り出せる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の斜視図 【図２】内部にビニール袋をセットした斜視図 【図３】本発明の断面図 【図４】内部にビニール袋をセットした断面図 【図５】本発明の使用状態の斜視図 【符号の説明】 １ 箱体 ２ 支持板 ３ 取り付け具 ４ 蝶番 ５ 穴 ６ 蓋 ７ 蝶番 ８ ビニール袋 ９ 底面 １０ 背面 １１ しわ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】前面を開口した扁平状の箱体（１）に、内
   部底面（９）で支えた支持板（２）を設け、箱体（１）
   の前面にビニール袋取り出し口の穴（５）を有した蓋
   （６）を開閉自在に設け、複数枚を重ねて束状にしたビ
   ニール袋（８）を二つ折りにして前記支持板（２）の頂
   部に掛け、ビニール袋取り出し口の穴（５）よりビニー
   ル袋（８）を取り出し可能とした、ビニール袋収納フォ
   ルダ。