JP3159996U - 双方向テレビ放送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ放送とインターネット回線によるテレビ電話会議システムを結合し、テレビ放送による情報発信に対して、リアルタイムでテレビ放送視聴者がそのテレビ放送に前記インターネット回線を利用して情報提供しその情報提供がそのテレビ放送に反映されて視聴者がそのテレビ放送に参加できる双方向テレビ放送装置を提供する。【解決手段】インターネット回線を利用した多チャンネルテレビ電話会議ソフトをインストールしたスタジオPC及び参加者PCと、テレビ放送の送信機と、テレビ放送を受信するテレビ受信装置からなる双方向テレビ放送装置であって、スタジオPCがインターネット回線を介して参加者PCから映像等を収集し、スタジオPCのモニタ上で編集し、編集した映像をアナログ又はデジタル信号中継器を介して送信機に出力し、送信機がテレビ放送することを特徴とする双方向テレビ放送装置の構成とした。【選択図】図1

Description

本考案は、テレビ放送とインターネット回線によるテレビ電話会議システムを結合し、テレビ放送による情報発信に対して、リアルタイムでテレビ放送視聴者がそのテレビ放送に前記インターネット回線を利用して情報提供しその情報提供がそのテレビ放送に反映されて視聴者がそのテレビ放送に参加でき、テレビ放送とインターネット回線によるテレビ電話会議システムとで仮想的に双方向に情報伝達できる双方向テレビ放送装置に関する。
通信技術の発達により、遠くにいる者同士がインターネットを利用して一堂に会しているかの如くリアルタイムに映像及び音声データ(以下、単に「映像及び音声」ということもある。)をやり取りするテレビ電話会議システムというものが実現されている。例えば、非特許文献1「SOBA−mierukaWEB会議システム」等がある。
また、特許文献1に記載されているように、CCD(電荷結合素子)部をもつカメラとパソコンのインタフェースにUSB(ユニバーサルシリアルバス)を使用し映像データを取り込むシステムについての発明も公開されている。
他方、テレビ放送は、主に不特定多数の者に同時かつ一方方向で情報を伝達する媒体として存在する。また、受信制限手段を用いて、特定多数の受信契約者に映像及び音声を送信している衛星放送、ケーブルテレビ放送等のテレビ放送もある。
特開平10−232924号公報
http://mieruka.soba-project.com/mieruka/function/
インターネット、テレビ放送は、それぞれ独立して情報発信をしているのが現状である。しかしながら、インターネットのテレビ電話会議システムでは、討論会、会議、学会、セミナー、イベント会、教育等のセッションのメンバー以外は参加ができなかった。或いは、セッションのメンバーでないとそもそも当該セッションが開催されていることすら知り得なかった。他方、テレビ放送については、質問、討論、意見交換等(以下、まとめて「情報提供」という。)したいときでも、リアルタイムで視聴者側から情報発信者側に情報提供することはできなかった。
そこで、テレビ放送とインターネット回線によるテレビ電話会議システムを結合し、テレビ放送による情報発信に対して、リアルタイムでテレビ放送視聴者がそのテレビ放送に前記インターネット回線を利用して情報提供しその情報提供がそのテレビ放送に反映されて視聴者がそのテレビ放送に参加でき、テレビ放送とインターネット回線によるテレビ電話会議システムとで仮想的に双方向に情報伝達できる双方向テレビ放送装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案は、インターネット回線を利用した多チャンネルテレビ電話会議ソフトをインストールしたスタジオPC及び参加者PCと、テレビ放送の送信機と、前記テレビ放送を受信するテレビ受信装置からなる双方向テレビ放送装置であって、前記スタジオPCが、前記スタジオPCに接続されたカメラによって撮影した映像を取得し又は前記参加者PCに接続されたカメラによって撮影された映像を前記インターネット回線を介して収集し、前記映像を前記スタジオPCのディスクトップであるスタジオモニタ上で編集し、編集した前記スタジオモニタ上の映像をアナログ又はデジタル信号中継器を介して前記送信機に出力し、前記送信機がテレビ放送することを特徴とする双方向テレビ放送装置の構成とした。さらに、前記スタジオPC又は前記参加者PCにはマイクが備えられ、前記マイクで収集された音声も前記スタジオPCに収集され、前記映像とともに前記送信機に出力されることを特徴とする前記記載の双方向テレビ放送装置の構成とした。前記カメラが、デジタル映像を撮影出力するIEEE1394対応入力機器であり、前記スタジオPC及び前記参加者PCが、前記IEEE1394対応入力機器から記憶装置に映像データを取り込むキャプチャ機能と、前記記憶装置からデスクトップ上に表示した映像データを送受信する集配信機能を備えることを特徴とする前記何れかに記載の双方向テレビ放送装置の構成とした。前記スタジオPCと前記参加者PCとが、前記送受信の通信手段としてピアツーピア方式でセッションを確立する多チャンネルテレビ電話機能を備えることを特徴とする前記記載の双方向テレビ放送装置の構成とした。前記映像が、前記カメラによる撮影でなく、前記参加者PCの参加モニタ上の画像を前記参加者PCがデスクトップ配信機能により前記スタジオPCに配信した画像であることを特徴とする前記何れかに記載の双方向テレビ放送装置の構成とした。前記テレビ放送には、前記スタジオPCと前記参加者PCとがセッションを確立するセッションパスワードを発行する発行場所を表示し、前記テレビ放送の受信者又は受信者PCが、前記発行場所から前記セッションパスワードを取得し、前記受信者PCが前記セッションパスワード用いて前記スタジオPCとセッションを確立することを特徴とする前記何れかに記載の双方向テレビ放送装置の構成とした。前記セッションパスワードは、前記セッションを作成する前記スタジオPCによって決定されることを特徴とする前記記載の双方向テレビ放送装置の構成とした。
本考案は、スタジオPCが、インターネット等を介して映像及び音声を収集し、テレビ放送する送信機に出力することで、テレビ放送による情報発信に対して、リアルタイムでテレビ放送視聴者がそのテレビ放送に前記インターネット回線を利用して情報提供しその情報提供がそのテレビ放送に反映されて視聴者がそのテレビ放送に参加できる。
例えば、地域情報のレポート放映(地域レポート)においては、紹介される観光地、名所等の地域、名産物、特産物等の商品紹介について、テレビ放送を視聴していた視聴者は、視聴者PCから意見、質問等をスタジオPCに配信することで、取材先(リポーター)にリアルタイムで意見、質問等を直接伝達することができる。このような、地域レポートであれば、取材先(レポーター)が視聴者の興味がある部分をその場で知ることができ、視聴者のニーズに適格に答えることができ、情報発信密度が増す。さらに、その状況がテレビ放送にも反映させることができる。従って、単なる視聴者であっても視聴者の立場での情報発信がされるため、視聴者に興味あるテレビ放送の番組(以下、単に「番組」という。)を製作することができることとなる。同様に、討論会、会議、学会、セミナー、イベント会、教育等のテレビ放送において、視聴者にとって一層興味ある番組づくりが可能になる。
加えて、映像取得手段のカメラとして、IEEE1394対応入力機器を使用することにより、文字を撮影した動画であっても鮮明に伝達することができる。
他方、本考案によれば、デスクトップ配信機能により、収集する映像をカメラ撮影によらず、予め取得しておいた動画、静止画像、写真、絵、文書等(以下、これらを単に「画像」という。)を、カメラ映像と同様に、テレビ放送することも可能である。
さらに、テレビ放送に、番組に参加するためのセッション確立へのパスワード(セッションパスワード)を発行する場所を表示することで、テレビ放送の視聴者は、インターネットで目的のセッションを検索することなく、興味あるセッションに参加し情報提供することができる。
また、セッション作成者によって、セッションに参加するセッションパスワードをセッション毎に都度変更することで、セッション毎に参加者を限定することができる。
本考案である双方向テレビ放送装置の一例の全体構成図である。 本考案である双方向テレビ放送装置のスタジオPCの内部構成図である。 本考案のテレビ受信装置の表示部の表示の一例である。 本考案の双方向テレビ放送装置への参加手順について、2人目の参加者の参加を対象にした説明図である。 本考案である双方向テレビ放送装置の他の全体構成図(地域レポート)である。 本考案である双方向テレビ放送装置の他の全体構成図(ディスクトップ配信)である。 本考案である双方向テレビ放送装置の集配信機能の内部ソフトウエアの構成図の一例である。
以下、図面を参照しながら、本考案である双方向テレビ放送装置について詳細に説明する。
本考案である双方向テレビ放送装置1の全体構成の一例を図1に示した。双方向テレビ放送装置1は、インターネット回線6を利用した多チャンネルテレビ電話会議ソフトをインストールしたスタジオPC2及び参加者PC3〜3bと、スタジオPC2上の映像、音声をテレビ放送入力信号に変換するアナログ又はデジタル信号中継器2gと、テレビ放送の送信機2fと、前記テレビ放送を受信するテレビ受信装置4〜4cとからなる。
そして、スタジオPC2が、スタジオPC2に接続されたカメラによって撮影した映像を取得し又は参加者PC3〜3bに接続されたカメラによって撮影された映像をインターネット回線6を介して収集し、前記映像をスタジオPC2のディスクトップであるスタジオモニタ8上で編集し、編集した前記スタジオモニタ8上の映像をアナログ又はデジタル信号中継器2gを介して送信機2fに出力し、送信機2fがテレビ放送することを特徴とする。
送信機2fは、テレビ放送局の従来より採用されているテレビ放送手段であり、アナログ又はデジタル信号中継器2gは、スタジオPC2の映像出力をテレビ放送の入力信号に変換する装置である。
テレビ放送の伝達媒体は、電波又はケーブル5であってもよい。テレビ放送の受信は、視聴者がテレビ受信装置4〜4cで行う。テレビ受信装置4〜4cは、映像を可視化し表示するモニタ、及びテレビ放送に含まれる音声信号を音声として出力するスピーカ、ヘットフォン、イヤホンを備える、所謂テレビである。
スタジオPC2及び参加者PC3〜3bには、それぞれ撮影対象7〜7dを撮影するカメラであるIEEE1394対応入力機器7と、それを表示するスタジオモニタ8及び参加モニタ8a〜8c、また必要に応じて、音声を入力し各PCに出力するマイク2hと、各PCから音声を入力し再生するスピーカ、イヤホン、ヘットフォン等の音声再生器2iとを接続する。
IEEE1394は、高速シリアルバス規格であり、ファイヤーワイヤー、アイリンク、DV(デジタルビデオ)端子とも呼ばれ、IEEE1394対応入力機器7としては、映像を撮影するDVカメラ等がある。
カメラとしては、図5に示したように、USB対応入力機器7eを採用してもよい。USBは、シリアルバス規格であり、USB対応入力機器7eとしては、PCカメラやアナログカメラ(アナログ−デジタル変換手段を経由)がある。
USB対応入力機器7eは、IEEE1394対応入力機器7に比べると鮮明さが劣るので、鮮明さが要求されない場合等に、IEEE1394対応入力機器7の補助として用いる。
スタジオPC2は、スタジオPC2に接続するカメラ及びマイクで取得した映像及び音声、及び参加者PC3〜3bで取得した映像及び音声をインターネット回線6を介して参加者PC3〜3bが配信した映像及び音声をスタジオPC2で多チャンネルテレビ電話会議ソフトで収集され、スタジオPC2のスタジオモニタ8上で、管理者11がマウス2j等の入力機器で編集した上で、テレビ放送に出力される。
前記編集には、映像の配置、拡大・縮小、送信の中止等が含まれる。多チャンネルテレビ電話会議ソフトによる通信は、ピアツーピア方式で行われることが望ましい。
アナログデータは、各PCに取り込む際にデジタルデータに変換されて、スタジオPC2と参加者PC3〜3b間でデータの送受信が行われる。
図1では、IEEE1394対応入力機器7で撮影された撮影対象7a(スタジオ)映像がスタジオPC2に入力され、各PCにインストールされている多チャンネルテレビ電話会議ソフトによって、インターネット回線6を介して、参加者PC3から撮影対象7b(参加者12)映像、参加者PC3aから撮影対象7c(●)映像、参加者PC3bから撮影対象7d(▲)映像が、スタジオPC2に収集され、テレビ放送により各テレビ受信装置4〜4cに放送される。従って、スタジオPC2のスタジオモニタ8上の表示と同一の表示が、参加者PC3〜3bの参加モニタ8a〜8c及びテレビ受信装置4〜4cのテレビ表示画面でスタジオPC2の画面と同様に表示され、参加者12〜12b、さらに単なる視聴者12dでスタジオPC2がテレビ放送された情報が共有される。
これにより、インターネット回線6上の多チャンネルテレビ電話会議システムとテレビ放送を結合され、テレビ放送にテレビ放送の視聴者も参加することができる。そしてテレビ放送の配信と、インターネットによってテレビ放送への配信とで、仮想的な双方向情報伝達が可能になる。なお、図1では、参加者12〜12bを3名として説明したが、勿論それ以上の多数でも参加できる。
図2に、本考案である双方向テレビ放送装置のPC内部構成を示した。スタジオPC2は、中央処理装置2a、入力装置2b、記憶装置2c、出力装置2d、通信手段2e等からなり、コンピューター、PC(パーソナルコンピュータ)等がある。なお、参加者PC3〜3b、後述の図5の取材先PC13、図6の送信者PC14も、アナログ又はデジタル信号中継器2g及び送信機2fに出力する機能以外は同様である。
中央処理装置2a(CPU)は、入力装置2b、記憶装置2c、出力装置2d、通信手段2e等を管理し動作を制御する。なお、記憶装置2cから必要なデータを取り出して処理を実行するための作業領域としてメモリを有する。
入力装置2bは、データを取り込んで、記憶装置2cに保存するもので、IEEE1394対応入力機器7やUSB対応入力機器7e等が該当する。
記憶装置2cは、データを取り込むための入力用プログラム9や、データを表示したり転送するための出力用プログラム10が導入される。出力用プログラム10によって、収集した映像及び音声はアナログ又はデジタル信号中継器2gを介して、テレビ放送の送信機2fに出力され、電波(アナログ、地上デジタル、衛星放送)、ケーブルを介して、テレビ放送受信者のテレビ放送受信装置に送られる。
なお、入力用プログラム9としては、図7に示すように、IEEE1394用キャプチャソフト9a、USB用キャプチャソフト9b等があり、出力用プログラム10としては、デスクトップ配信ソフト10bを内蔵した多チャンネルテレビ電話会議ソフト10a等がある。多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aとデスクトップ配信ソフト10bは別体として備えても良い。
出力装置2dは、記憶装置2cから取り出したデータを可視化して表示するもので、モニタ(スタジオモニタ8、参加者においては参加モニタ8a〜8c等、後述の図5の取材先モニタ13b、図6の送信者モニタ14b)が該当する。
通信手段2eは、スタジオPC2が外部のPC(参加者PC3a〜3b、後述の図5の取材先PC13及び図6の送信者PC14)とデータ等をやり取りするもので、外部データを取り込んで記憶装置2cに保存したり、記憶装置2cのデータを外部に送り出したりする。通信方式としては、ピアツーピアプロトコル6bを用いるとよい。
図3は、本考案のテレビ受信装置の表示部の表示の一例である。映像及び音声等の情報の共有について、スタジオPC2のスタジオモニタ8と図3の視聴者12c(参加後は図1の参加者12a)のテレビ受信装置4aのテレビ表示画面4dを例に説明する。なお、テレビ放送の視聴者、参加者PC3〜3bの参加モニタ8a〜8cも多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aの起動により同様の画面表示となる。
インターネット回線6を介して集信(収集)された映像及び音声は、スタジオPC2のスタジオモニタ8上に表示され、直接取得又は集信した画像は、画面上に配置される。その配置は、管理者11により任意に変更できる。また、任意の画像を拡大できる。ここでは、点線で囲まれた参加者12からの参加者映像表示部8eを左上に拡大したところを示した。従って、実際には点線で囲まれた参加者映像表示部8eは画面に表示されていない。
参加者映像表示部8eには、参加者12の参加者PC3に接続されたIEEE1394対応入力機器7で撮影された撮影対象7bの映像が表示される。同様に、右上のスタジオ映像表示部8dにはスタジオPC2に接続されたIEEE1394対応入力機器7で撮影された撮影対象7aの映像(スタジオ表示)、左下の参加者映像表示部8fには参加者12aの参加者PC3aに接続されたIEEE1394対応入力機器7で撮影された撮影対象7c(●)の映像、その右側の参加者映像表示部8gには参加者12bの参加者PC3bに接続されたIEEE1394対応入力機器7で撮影された撮影対象7d(▲)の映像が表示される。なお、スタジオモニタ8上の右下隅の点線で囲まれた空白は、双方向テレビ放送装置1の放送にこれらか参加する参加者用の表示スペースである。これらスタジオモニタ8上の表示の配置は管理者11により任意に編集できる。
管理者11により、或いはスタジオPC2によって編集されたスタジオモニタ8上の映像及び音声は、スタジオPC2によって、アナログ又はデジタル信号中継器2gを介して送信機2fに出力され、送信機2fがテレビ放送する。
視聴者12cのテレビ受信装置4aが受信したテレビ放送のテレビ表示画面4dでもスタジオPC2と同一の表示がされ、音声があればスピーカから再生される。即ち、スタジオモニタ8上の参加者映像表示部8eはテレビ表示画面4d上で参加者映像表示部4fとして、同様に、スタジオ映像表示部8dはスタジオ映像表示部4eとして、参加者映像表示部8f、8gは参加者映像表示部4g、4hとして表示される。
また、テレビ表示画面4dには、双方向テレビ放送装置1の番組に参加するための問い合わせ先案内である参加申込先表示部2kが表示される。例えば、ホームページアドレス、電話番号等である。そこで表示された参加申込先では、双方向テレビ放送装置による番組への参加するための手段、例えばパスワードを発行する。参加申込先表示部2kはスタジオモニタ8上にスタジオPC2で表示する。
図4は、本考案の双方向テレビ放送装置への参加手順について、図1において2人目の参加者12aの参加を対象にした説明図である。前提として、図1のスタジオPC2、参加者PC3aには、共通の多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aがインストールされている。
視聴者12cは、テレビ受信装置4のテレビ放送のテレビ表示画面4dの参加申込先表示部2kのセッションパスワード発行場所に連絡し、参加申し込みをする。その際、セッションパスワード発行場所は、視聴者12cの住所、氏名、メールアドレス、電話番号、身分証明書等、個人を特定する情報を要求するとよい。テレビ放送は公共性が高いため、番組への参加を匿名とすることは好ましくない。
参加申し込み先の番組に、インターネット回線6を介して参加するためのセッションパスワード発行場所は、管理者11でも、スタジオPC2であってもよい。スタジオPC2であれば処理を自動化できる。予め登録してある参加者の場合には、スタジオPC2で参加許可をすると簡易である。
管理者11又はスタジオPC2は、参加を申し込んだ視聴者12cが所定の参加基準を満たした場合には、インターネット回線6を介して番組に参加するための多チャンネルテレビ電話会議へのセッションを確立するためのセッションパスワードを発行する。視聴者12cは、取得したセッションパスワードをセッション参加時に、参加者PC3aから入力する。するとスタジオPC2と参加者PC3aとでインターネット回線6を介してセッションが確立する。
その結果、図4上部に表示のテレビ表示画面4dの点線空白部分に、図4下部に表示のように視聴者12cが参加者12aとして表示され、映像及び音声が番組内に採用され、スタジオPC2の処理によりテレビ放送される。ここでは、参加者12aはIEEE1394対応入力機器7で参加者12a自身を撮影しているため、スタジオモニタ8、テレビ放送によるテレビ受信装置4のテレビ表示画面4dにも参加者12aが表示される。
図5は、本考案である双方向テレビ放送装置の他の全体構成図(地域レポート)である。本考案である双方向テレビ放送装置1aは、実施例1において、参加者の一人が取材者13aとなり、取材者13aが取材先PC13に接続されたIEEE1394対応入力機器7で映像を撮影し取材先PC13に入力し多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aの配信機能によりスタジオPC2に配信し、集信したスタジオPCは実施例1と同様にアナログ又はデジタル信号中継器2gを介して送信機2fに出力し、送信機2fがテレビ放送する。
音声も取材者PCに接続されたマイク2hで取得し、映像とともにスタジオPC2に配信する。取材者13a、管理者11もそれぞれテレビ受信装置13c、2mでテレビ放送内容を確認できる。また、ここでは、管理者11、参加者12のカメラをUSB対応入力機器7eとしたが、勿論IEEE1394対応入力機器7としてもよい。
地域レポートとしては、リポーター11aが、その地域の観光地、名所、名産物、特産物をテレビ放送で紹介すること等が例示できる。そのとき、本考案である双方向テレビ放送装置1aでは、参加者12は多チャンネルテレビ電話会議ソフト10a機能で、前述のように、スタジオPC2と参加者PC3とでセッションを確立し、インターネット回線6を介してテレビ放送に対して、質問等することで参加することができる。
例えば、リポーター11aが紹介した特産品に対して、参加者12は参加者PC3に接続されているマイク2hから多チャンネルテレビ電話会議ソフト10a機能でリポーター11aに直接質問することができる。
リポーター11aには、取材先PC13に接続した音声再生器2iによって質問を直接受け、リポーター11aはマイク2h、取材先PC13を介して、テレビ放送で回答することができる。従って、参加者12の質問、リポーター11aの回答はテレビ受信装置4、4a、2m、13cから聞こえる。同様に、映像はスタジオモニタ8、参加モニタ8a、取材先モニタ13bにおいて多チャンネルテレビ電話会議ソフト10a機能で共有される。
単に視聴するだけである視聴者12dにおいてもテレビ放送において、同様の疑問、質問があることが予想されるため、視聴者12dにとっても、他の視聴者が番組に参加することは意義がある。これにより、テレビ放送においても、視聴者の興味を当該放送にリアルタイムに反映させることができ、視聴者12dにとって興味深い番組作成が可能になる。
また、このように、双方向テレビ放送装置1aを利用したテレビ放送においては、スタジオPC2が集信した映像及び音声をテレビ放送に出力することで、いずれの参加者も取材者となり得る。
図6は、本考案である双方向テレビ放送装置の他の全体構成図(ディスクトップ配信)である。次に、スタジオPC2が取得する映像が、カメラによる撮影でなく、参加者である送信者PC14aの送信者モニタ14b上の画像である場合について説明する。
双方向テレビ放送装置1bの参加者である送信者14aの送信者PC14も多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aがインストールされ、その多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aが内蔵するデスクトップ配信ソフト10b機能によりスタジオPC2に画像をインターネット回線6を介して配信する。スタジオPC2のテレビ放送、各参加者12のモニタ表示は実施例1、2と同様である。
ここでは、送信者PC14の送信者モニタ14b上に表示された送信用の送信画像14cを送信者PC14が多チャンネルテレビ電話会議ソフト10a機能によりスタジオPC2にインターネット回線6を介して配信(図6中点線矢印)する。
その結果、テレビ受信装置4、14d、4cの送信者モニタ表示部14e、及びスタジオモニタ8、参加モニタ8aには、送信者モニタ14bの送信画像14c(●)が表示される。
次に、図7及び一部図2を参照して、本考案である双方向テレビ放送装置の集配信機能の内部ソフトウエアの構成図の一例を説明する。
双方向テレビ放送装置1cでは、スタジオPC2が、前述のように、アナログ又はデジタル信号中継器2g、送信機2fによってテレビ放送への出力をする。また、スタジオPC2は、多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aの機能によりインターネット回線6を介して参加者PC3、3aとで画像又は音声を集配信する。
スタジオPC2、参加者PC3、3aには、入力装置2bとして、DVカメラ等のIEEE1394対応入力機器7を接続し、入力用プログラム9としてIEEE1394用キャプチャソフト9aを導入する。
また、必要に応じて、USB用キャプチャソフト9bを導入しておき、USB対応入力機器7eを併用することもできる。USB対応入力機器7eは、IEEE1394対応入力機器7に代えて利用することもできる。
IEEE1394用キャプチャソフト9aは、スタジオPC2、参加者PC3、3aのIEEE1394端子(DV端子)に接続されたIEEE1394対応入力機器7から、IEEE1394対応入力機器7で撮影した画像を取り込んで、画像データとして記憶装置2cに蓄積する機能を有するプログラムである。
また、出力装置2dとして各PCはそれぞれスタジオモニタ8、参加者モニタ8a、8bを接続する。
出力用プログラム10として、多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aを導入する。多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aは、インターネット回線6等のコンピュータネットワークへの接続から切断までセッションを確立し、ネットワークを介して画像や音声等のデータをリアルタイムに送受信できるように通信を制御する機能を有するプログラムである。また、多チャンネルテレビ電話会議ソフト10aは、図7のようにIEEE1394用キャプチャソフト9a、USB用キャプチャソフト9b、デスクトップ配信ソフト10bを内蔵する。
デスクトップ配信ソフト10bは、スタジオPC2、参加者PC3、3aのデスクトップ上の画像を他のコンピュータから受信又は他のコンピュータに送信する機能を有するプログラムである。
1 双方向テレビ放送装置
1a 双方向テレビ放送装置
1b 双方向テレビ放送装置
1c 双方向テレビ放送装置
2 スタジオPC
2a 中央処理装置
2b 入力装置
2c 記憶装置
2d 出力装置
2e 通信手段
2f 送信機
2g アナログ又はデジタル信号中継器
2h マイク
2i 音声再生器
2j マウス
2k 参加申込先表示部
2m テレビ受信装置
3 参加者PC
3a 参加者PC
3b 参加者PC
4 テレビ受信装置
4a テレビ受信装置
4b テレビ受信装置
4c テレビ受信装置
4d テレビ表示画面
4e スタジオ映像表示部
4f 参加者映像表示部
4g 参加者映像表示部
4h 参加者映像表示部
5 電波又はケーブル
6 インターネット回線
6b ピアツーピアプロトコル
7 IEEE1394対応入力機器
7a 撮影対象
7b 撮影対象
7c 撮影対象
7d 撮影対象
7e USB対応入力機器
8 スタジオモニタ
8a 参加モニタ
8b 参加モニタ
8c 参加モニタ
8d スタジオ映像表示部
8e 参加者映像表示部
8f 参加者映像表示部
8g 参加者映像表示部
9 入力用プログラム
9a IEEE1394用キャプチャソフト
9b USB用キャプチャソフト
10 出力用プログラム
10a 多チャンネルテレビ電話会議ソフト
10b デスクトップ配信ソフト
11 管理者
11a リポーター
12 参加者
12a 参加者
12b 参加者
12c 視聴者
13 取材先PC
13a 取材者
13b 取材先モニタ
13c テレビ受信装置
14 送信者PC
14a 送信者
14b 送信者モニタ
14c 送信画像
14d テレビ受信装置
14e 送信者モニタ表示部

Claims (7)

  1. インターネット回線を利用した多チャンネルテレビ電話会議ソフトをインストールしたスタジオPC及び参加者PCと、テレビ放送の送信機と、前記テレビ放送を受信するテレビ受信装置からなる双方向テレビ放送装置であって、
    前記スタジオPCが、前記スタジオPCに接続されたカメラによって撮影した映像を取得し又は前記参加者PCに接続されたカメラによって撮影された映像を前記インターネット回線を介して収集し、前記映像を前記スタジオPCのディスクトップであるスタジオモニタ上で編集し、編集した前記スタジオモニタ上の映像をアナログ又はデジタル信号中継器を介して前記送信機に出力し、前記送信機がテレビ放送することを特徴とする双方向テレビ放送装置。
  2. さらに、前記スタジオPC又は前記参加者PCにはマイクが備えられ、前記マイクで収集された音声も前記スタジオPCに収集され、前記映像とともに前記送信機に出力されることを特徴とする請求項1に記載の双方向テレビ放送装置。
  3. 前記カメラが、デジタル映像を撮影出力するIEEE1394対応入力機器であり、前記スタジオPC及び前記参加者PCが、前記IEEE1394対応入力機器から記憶装置に映像データを取り込むキャプチャ機能と、前記記憶装置からデスクトップ上に表示した映像データを送受信する集配信機能を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の双方向テレビ放送装置。
  4. 前記スタジオPCと前記参加者PCとが、前記送受信の通信手段としてピアツーピア方式でセッションを確立する多チャンネルテレビ電話機能を備えることを特徴とする請求項3に記載の双方向テレビ放送装置。
  5. 前記映像が、前記カメラによる撮影でなく、前記参加者PCの参加モニタ上の画像を前記参加者PCがデスクトップ配信機能により前記スタジオPCに配信した画像であることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の双方向テレビ放送装置。
  6. 前記テレビ放送には、前記スタジオPCと前記参加者PCとがセッションを確立するセッションパスワードを発行する発行場所を表示し、前記テレビ放送の受信者又は受信者PCが、前記発行場所から前記セッションパスワードを取得し、前記受信者PCが前記セッションパスワード用いて前記スタジオPCとセッションを確立することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の双方向テレビ放送装置。
  7. 前記セッションパスワードは、前記セッションを作成する前記スタジオPCによって決定されることを特徴とする請求項6に記載の双方向テレビ放送装置。
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