JP3159725U - 河川警報装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】管理サーバを必要とせず、設置や運用の費用を大幅に軽減し、河川の状態に応じて柔軟に構築することができる河川警報装置を提供する。【解決手段】同一水系に設置する複数の河川警報ユニットから成り、各河川警報ユニットは他のユニットと相互通信を行う機能を内蔵する制御回路を持つ。あるユニットが警報レベルに達した場合には、規定数の下流側ユニットに警報を発信し、本ユニットが警報レベルに達し、一つ上流側ユニットからの警報を受信していない場合には規定数の下流側と一つ上流側ユニットに警報を発信する制御回路を有する。【選択図】図2
Description
河川の水位を検出し警報を出力し各種の制御を行う河川警報装置に関する。
河川の上流に設けられ水位を検出する第一の検出と河川の下流に設けられ水位を検出する第二の検出との双方の比較を行って下流地域に警報を行う警報手段。
警報ユニット20が水位センサ1で検出した警報水位で警報を出力するだけでは、堰き止め等によって増水状態が上流に移動して行く時、警報装置としては不備である。
この様な場合は、警報ユニット20警報信号を上流側警報ユニット20aに送信し、上流側ユニットは警報ユニット20の通信を受けて、警報発することで、予測される警報を、より早く知らせる事が安全上有効で有る。
また、河川上流の警報ユニットの警報を下流に伝達し、警報を発する装置は存在が、下流側で発生した警報を上流側警報ユニット、下流側警報ユニット双方に通信する警報装置は無い。
河川警報ユニットに上流側河川警報ユニットや下流側河川警報ユニットから送られてくる、片方または双方の警報信号を受信して警報出力を出力し、必要に応じて警報ユニット間、相互に通信を行う事でより早い警報の伝達が可能となり、河川災害の予防にはこの様な機能が望ましい。
その為には管理用サーバーや監視用PCが遠隔地にあり、中央集権的に管理を行
うシステムでは無く、警報ユニット間で全ての制御を行う事が出来る形が望ましい。
うシステムでは無く、警報ユニット間で全ての制御を行う事が出来る形が望ましい。
また、警報をより有効に認識させる為には、警報を断続する事で慣れを防止し、注意を喚起する手段が必要である。
屋外に設置される河川警報装置では、夜間における近隣への騒音や、機能を必要としない時間の警報禁止手段により、騒音防止や省エネルギーを考慮する必要がある。
警報ユニット20は水位センサ1で検出した水位情報を、水位警報判定部2によって警報水位か判定し、センサ使用判定部3の設定を動作設定部11より読出し、使用に設定されている時に警報状態として警報出力判定部7に送られる。
警報出力判定部7では警報ユニットの警報状態と上流側河川警報ユニットや下流側河川警報ユニットから送られてくる警報状態とを動作機能設定部11で設定されている内容に従って警報を次の警報コード変換部8で発生した警報によりあらかじめ決められたコードに変換されて、夜間停止判定部9に送られる。
夜間停止判定部9では動作機能設定部11に設定されている停止時間指定内(図3)の時は警報状態でも警報出力は出力しない様にする。
夜間停止判定部9で警報出力がONに判定された場合は、警報連続停止判定部10に送られて、警報連続停止判定部10で時間を連続時間が指定時間を経過したら、出力をOFFし、復帰時間になり、警報が継続していた時に再び、警報をONにして経過時間の監視を行う。(図4) 又復帰時間以内に警報状態が解除されたらその時点で、警報連続停止判定部の開始時間はクリアされる。
警報ユニット(20)にはネットワーク通信を行う機能を有し、上流警報ユニット20a・下流警報ユニット20b間の相互通信を行う為に警報の下流送信先5と上流受信先4を指定する機能を内蔵し、警報ユニット20で発生した警報の場合だけを下流側警報装置20b、上流側警報装置20aに送信し、下流側警報ユニット20b、上流側警報ユニット20aから受信した警報は警報出力判定部7に送り、夜間判定部、連続出力判定部で出力を判定されたのちに、警報出力12に出力する。
上流側警報ユニット20a・下流側警報ユニット20bの使用/不使用の指定は動作機能設定部11に予め設定を行う。
下流側警報ユニット20bへの送信や上流側警報ユニット20aからの通信が不要な時には送信や受信を行わない個別の設定も可能とする。
この様な河川警報ユニットを上流側と下流側に設置する事により、上流・下流間の相互通信を可能とする。
また、更に警報ユニットを、上流側の更に上流、下流側の更に下流に増設して警報のリンクチェーンを構成する事も出来る。
河川警報ユニット20は避難を自主的に行う手段として提供される為、人に対して、より注意を喚起する必要がある。
警報連続出力停止10の機能は警報の連続出力時間と復帰時間を指定して、警報出力を断続的に出力し、注意を喚起する。(図4)
夜間は騒音や人がいないなどの理由で河川警報装置を使用しない場合があるが、その様な時に、開始時間・終了時間を指定して、夜間の指定時間内は警報装置の出力が動作しない夜間警報停止設定9を行う事で、夜間の騒音防止と省エネルギーを可能とする。
河川警報ユニットは水位を検出し警報を出力する以外にも、河川に設置せず監視や管理を行う場所に設置され、警報状態の監視を行う場合にも使用する。その様な時には水位検出は不要となる為、動作機能設定部11に予めセンサ不使用設定を行っておくと河川警報ユニット20の水位センサによる警報を無効とし、不必要な配線処理などが簡略化する事が出来る。
警報出力は警報の種類によって、警報固有の違うコードを警報コード変換部8によりコード化することより、音声による出力やメッセージ表示を行って出力する事が出来、より明確な避難が可能となる。
この様な河川警報ユニットを複数使用する事で河川警報装置を構成する。
本、河川警報装置はシステム運用の為の管理サーバーを必要とせず、河川警報ユニットを相互に接続し、個々の河川警報ユニットに設定を行うことにより、システム的な警報装置を構築する事が可能となる。
その為、設備の設置費用はもとより、運用の為の費用が大幅に軽減され、より少ない予算で、多数の河川警報装置が設置可能となる為、従来は難しかった小河川や支流のような所への設置が行え、災害の防止に大きく貢献出来る。
河川の状態によっては上流に合流部が有る場合や、また下流に分岐部が有る場合も有るがこの河川警報装置の場合は、河川の状態に応じで、河川警報ユニットを適宜、増やして設置し、各河川警報ユニットに設定を行う事で柔軟な警報装置を構築する事が可能となる。
全体を管理する為のサーバーを必要とせず、それぞれの河川に柔軟に対応して設置する事が出来る為、低コストで運用のための費用が少ない河川警報装置が可能となり、産業上の利用の可能性は極めて高い。
1 水位センサ
2 水位警報判定部
3 センサ使用判定部
4 上流からの警報受信部
5 下流への警報送信部
6 警報出力判定部
7 警報出力判定部
8 警報コード変換部
9 夜間停止判定部
10 警報連続停止判定部
11 動作機能設定部
12 警報出力部
13 通信部
14 無線通信用アンテナ
15 有線通信用ルータ
20 河川警報ユニット
20a 上流側河川警報ユニット
20b 下流側河川警報ユニット
30 河川警報装置
2 水位警報判定部
3 センサ使用判定部
4 上流からの警報受信部
5 下流への警報送信部
6 警報出力判定部
7 警報出力判定部
8 警報コード変換部
9 夜間停止判定部
10 警報連続停止判定部
11 動作機能設定部
12 警報出力部
13 通信部
14 無線通信用アンテナ
15 有線通信用ルータ
20 河川警報ユニット
20a 上流側河川警報ユニット
20b 下流側河川警報ユニット
30 河川警報装置
Claims (3)
- 同一水系に設置する複数の河川警報ユニットから成り、各河川警報ユニットは他のユニットと相互通信を行う機能を内蔵する制御回路を持つ河川警報装置において、あるユニットが警報レベルに達した場合には、規定数の下流側ユニットに警報を発信し、本ユニットが警報レベルに達し、一つ上流側ユニットからの警報を受信していない場合には規定数の下流側と一つ上流側ユニットに警報を発信する制御回路を有することを特徴とする河川警報装置。
- 請求項1の河川警報装置において、より注意を喚起する為、警報連続停止の機能を有し、警報が連続的に鳴る停止開始時間と停止状態から復帰する復帰時間の任意に決定出来る2つの時間を設定する事により警報を断続的に出力し、警報に対する注意を喚起することを特徴とする河川警報装置。
- 請求項1または請求項2の河川警報装置において、河川警報装置開始時間・終了時間を指定して、夜間(又は指定時間の間)は警報装置の出力が動作しない時間を24時間の設定(例:19時〜翌朝6:00)を行う事で、指定時間の中は警報出力動作は行わず、夜間の騒音防止と省エネルギーを可能とすることを特徴とする河川警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000411U JP3159725U (ja) | 2010-01-26 | 2010-01-26 | 河川警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010000411U JP3159725U (ja) | 2010-01-26 | 2010-01-26 | 河川警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3159725U true JP3159725U (ja) | 2010-06-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010000411U Expired - Fee Related JP3159725U (ja) | 2010-01-26 | 2010-01-26 | 河川警報装置 |
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JP (1) | JP3159725U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104698961A (zh) * | 2015-02-07 | 2015-06-10 | 云南能投威士科技股份有限公司 | 一种水淹厂房安全预警系统 |
JP6468528B1 (ja) * | 2018-09-18 | 2019-02-13 | 学校法人福岡工業大学 | 端末の高度に基づくデータパケット送受信方法、システム及び送信元端末 |
-
2010
- 2010-01-26 JP JP2010000411U patent/JP3159725U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104698961A (zh) * | 2015-02-07 | 2015-06-10 | 云南能投威士科技股份有限公司 | 一种水淹厂房安全预警系统 |
JP6468528B1 (ja) * | 2018-09-18 | 2019-02-13 | 学校法人福岡工業大学 | 端末の高度に基づくデータパケット送受信方法、システム及び送信元端末 |
JP2020046793A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 学校法人福岡工業大学 | 端末の高度に基づくデータパケット送受信方法、システム及び送信元端末 |
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