JP3159724U - 制振ターンバックル - Google Patents

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【課題】建物のブレースや装置を設置する場合、常時張力を保持させると共に、地震等の振動に耐え得るような支持が可能となる制振ターンバックルを低コストで提供する。【解決手段】ターンバックルをばね材で構成し、円形に形成する。円形状のばね材と、ばね材と連結する連結部材と、連結部材の一端をブレース上部に、他端をブレース下部に接続する。【選択図】図1

Description

本考案は制振性能を有するターンバックルに関するものである。
従来のターンバックルは、変形することのない強固なターンバックル本体の両端に右ねじと左ねじのついたフックで構成されている。このターンバックルを建築物の構造材の対角線上ブレース中間部に取り付けて、連結し、前記ターンバックル本体を回すことにより、緩みをなくして設置していた。
特開平10−30684号 公報
従来のターンバックルでは、想定以上の振動により、緩みが出たり、振動を吸収出来ない場合取り付け部が破損して、役割を果たさない。制振構造に板ばねや硬質ゴム等を使用すれば耐久性に問題があり、ダンパー等を使用すればコストがかかる。
本考案は、ターンバックルを棒ばね材で構成し、円形に形成することにより、伸び縮み出来るようにして、制振性能を有することにより、問題点を解決している。
本考案により、低コストで制振構造に寄与することが出来ると共に、従来では、想定以上の振動があればブレース等が緩んだり、取り付け部分から破損する現象があったが、それを防ぐことが出来る。利用箇所は建築現場の他、装置の設置、運送業や倉庫業の物品の固定にも利用できる。
本考案の制振ターンバックルの図面である。1は円形の棒ばねで、ナット部分2と溶接されていて、右ねじと左ねじの3と連結されている。 前記制振ターンバックルの上部から見た図面である。 前記制振ターンバックルの正面図である。 前記制振ターンバックルの側面図である。 前記制振ターンバックルの両端をS字にして連結可能にした図である。
建築物に用いる場合は構造材の対角線上ブレース中間部に取り付けて、連結し、前記ターンバックル本体を回すことにより、緩みをなくして設置して利用する。装置の設置、運送業や倉庫業の物品の固定に用いる場合はワイヤーや丸棒等の架線材の中間に取り付けて締め付けることにより、ばね材が利き、より強固に固定出来て、振動に対しても緩みにくい。設置箇所は利用状況によっては、ブレース等の端でも可能であり、設置個数は複数でも設置出来る。また、大きさは、構造等により大小設置可能である。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図1は、建築物の構造材の対角線上ブレースの棒状部分中間部に制振ターンバックルを設置した例であり、3の延長上には構造材と連結されている。ブレースの締め付け時は1の棒ばね材で組成されている円形部分を回すことにより、2のナット部分の右ねじと左ねじにより、緩みなく締め付けされ、振動に対しても更にばねの効果により振動を吸収して、緩みにくいとともに、連結されている構造材の連結部分の破損もなくす効果を発揮し、建築物の制振構造に寄与する。
図4は制振ターンバックルの側面図である。強固なナット部分の2と円形の棒ばね材の1が溶接により一体となっていて、建築物の構造材の対角線上ブレースの棒状部分3に右ねじと左ねじにより、緩みなく締め付けされ、ブレースの引っ張り強度に対し、円形の棒ばね材の1が縦長の楕円と弓形に変形することにより、振動を吸収して制振性能を発揮する。
図5は制振ターンバックルの両端をS字にして連結可能にしている。装置の設置、運送業や倉庫業の物品の固定に用いる場合、S字部分にワイヤー等を取り付ける。シンプルな構造の為、低コストであり、簡単に設置出来る。
1 円形棒ばね部分
2 ナット部分
3 棒ねじ部分

Claims (4)

  1. ターンバックルをばね材で構成し、円形に形成することにより、伸び縮み出来るようにして、制振性能を有する制振ターンバックル。
  2. 円形状のばね材と、前記ばね材と連結する連結部材と、前記連結部材の一端を筋交い上部に、他端を筋交い下部に接続したことを特徴とする制振ターンバックル。
  3. 前記ターンバックルを引っ張り強度を特徴とする筋交いの一部分に採用することにより、制振性能を有すると共に、圧縮方向にも弾性性能を有する制振ターンバックル。
  4. 前記ターンバックルを装置や荷物の固定用に用いる場合は、ワイヤーや丸棒等の架線材の中間に取り付けて締め付けることにより、ばね材が利き、より強固に固定出来て、振動に対しても緩みにくい性能を有する制振ターンバックル。

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