JP3159593U - 関節ねじれ防止サポータ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の痛みや障害の原因となる関節のねじれを、関節の屈曲運動を規制しないで防止する関節ねじれ防止サポータを提供する。【解決手段】足関節及びその上下の下腿部及び足部の一部を関節の屈曲を妨げない程度の押圧力をもって覆うベルト状又は筒状のサポータ本体と、終端24C、27Cにおいて結合すると共に本体において、一対の帯状体24A、24B及び27A、27Bとして二股状に独立している弾性素材よりなるバンド24、27を一対備える。二股のそれぞれの帯状体を足関節F2を挟んだサポータ本体表側の下腿部F3及び足部箇所に振り分けて固着した各バンドをそれぞれ互い違い方向に足関節及びその上下の下腿部及び足部に対して巻装自在とすると共に、巻装時に各バンドの終端の股部をもって踝F4に係止自在とし、更に各バンドの終端同士を固着自在とする。【選択図】図2

Description

本考案は、人体の関節部分に使用するサポータに関し、特に関節部分の固定を行うためのサポータに関するものである。
従来、膝関節、足関節、肘関節等を覆うサポータが公知であった。これらのサポータは関節部分の変形を矯正したり、関節部分を保護したり、関節部分の運動の規制を行う機能を有していた。又、その構成は伸縮性の生地を円筒状に形成したものを、関節及びそれにより結合される人体の一対の部位(例えば膝関節であれば、その上下の大腿部及び下腿部。)に強圧力を持って外嵌するものや、固定用ベルトを備えた足関節サポーターであって、当該固定用ベルトが略V字状部を形成する長尺ベルト片部と短尺ベルト片部の連成体から成り、かつその略V字状部の谷部ベルト側面にサポーター本体の面ファスナー部と止脱する面ファスナー部が設けられていると共に、当該長尺ベルト片部がサポーター本体の足裏対応部の外表面を経て、足関節前面部において8の字状に交差するように、当該固定用ベルトの長尺ベルト片部側の端部と短尺ベルト片部側の端部がサポーター本体の一方の側面部に取り付け固定されている足関節サポーター(例えば、特許文献1参照)が存在している。
特開2006−305208号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄、及び図1〜図7を参照)
しかしながら、従来のサポータにおいては関節を中心とした人体の一対の部位の屈曲方向の運動の規制や、一対の部位同士の変位の矯正に意を払うものはあっても、一対の部位同士のねじれ防止に意を払ったものは皆無であった。
ところで、本願考案者の柔道整復師としての臨床上の経験及び研究によれば、人体の一対の部位の関節に対する必要以上のねじれが人体に悪影響を及ぼし、痛みや障害の原因となっていることが解明されている。図17はこの現象を模式的に示すものであり、ここでは関節3により結合されている一対の部位1及び2が互いに逆方向に必要以上にねじれる状態を図示している。そもそも、関節とそれにより結合される部位の結合箇所は回転方向(軸方向)に対して決して対称ではなく、ねじれが無い状態で正しく結合(噛み合わせ)され衝撃を吸収できる構造となっており、ねじれがある状態では結合状態が不自然となり衝撃の吸収作用も不十分となる。よって、これに体重などが加わることによって軟部組織に疲労性の障害を引き起し、過度のねじれが続くことにより時に骨破壊を併発する危険さえある。
一方、上記のねじれは先天的なものよりは、人体の不自然な動きにより生じることが本願考案者により解明されている。例えば、膝関節においては足指や足底部の力不足により歩行時に足先が外方に流れてしまうことにより必要以上のねじれが生じ、これが膝外側や下腿部の痛みを招来することとなる。又、足関節においても足指や足底部の力不足により、蹴り出す時やストップする際に足首が内側へ、母趾は外側へと相反することにより必要以上のねじれが生じ、これが足部の痛みを招来することとなる。
本願考案者は以上の現象は関節部分3に対する一対の部位1及び2の必要以上のねじれを規制するサポータを装着することにより防止でき、結果的にこれが上記の人体の不自然な動きを規制できることを着想した。この場合、図18に示すように従来技術のサポータSは、関節3及びそれにより結合される一対の部位1及び2に強圧力を持って外嵌するものや、ベルト状のものを強圧力を持って巻装するものであるが、サポータS3に対して一対の部位1及び2が回転しやすくねじれを防止する作用が不十分であった。又、関節3及びそれにより結合される一対の部位1及び2を一体的に強圧力を持って外嵌や巻装することから、関節に対する一対の部位の屈曲方向の運動も同時に規制されてしまうこととなり、日常生活を行いながら装着するサポータとしては不適当であった。
更に、このサポータの場合、一対の部位の血行が不良となり、むくみが出やすいという問題も無視できなかった。
本考案は、これを解決した関節ねじれ防止サポータを提供することを目的としている。
本考案は、以上の従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、全く新たな発想による関節のねじれ防止サポータを提供することを目的とする。即ち、この考案は終端において結合すると共に本体において独立している二股状の弾性素材により構成したバンドを対称方向に一対備えたサポータにして、各バンドのそれぞれの帯状体を関節により結合されている人体の一対の部位に振り分けて装着する手段を備えると共に、人体の一対の部位に対して互い違いに巻装した各バンドの終端を固定する手段を備えたことを特徴とする。
図16は、この考案のサポータの作用を模式的に示す図である。この考案のサポータの構成上の特徴の第一は、人体の一対の部位に対して巻装されるバンドSを終端SCにおいて結合すると共に帯状体SA、SBにおいて独立している二股状とし、それぞれの帯状体SA、SBを人体の一対の部位1、2のそれぞれに振り分けて装着した点にある。よって、このバンドを巻装しても従来のサポータのように関節3及びそれにより結合される一対の部位1及び2を一体的に押さえ込むのではないので、バンドが弾性素材により構成されていることも相まって、関節に対する一対の部位の屈曲方向の運動が阻止されることがない。
特徴の第二は、上記のバンドSを対称方向に一対設け、互い違いに巻装すると共に終端を固定する手段を備えた点にある。これにより、部位1、2は一対のバンドS、Sにより互いに逆方向にねじられるが、ねじり方向が逆なので互いのねじり方向への引っ張り力は中立を保つこととなり、正常状態においてはバンドにつられて部位がねじれられることはない。
一方、部位1又は2のうちの何れかのみがねじられようとする場合、即ち、関節3に対し部位がねじられようとするときは、上記の中立状態が破られることになるので、中立状態に戻ろうとするバンドS、Sの引っ張り力により部位のねじれが規制されてねじれが防止されることになる。又、この場合、互い違いに巻装された二股状のバンドの二股の中央には膝関節における膝蓋骨や足関節における踝等の関節の出っ張っている部分や屈曲時に出っ張る部分が挟まれて位置するので、バンド同士を反対方向に引っ張って固着することによりバンドによりこれらの部分が固定されると共に保護されることとなる。
本考案に係る関節ねじれ防止サポータは、上記説明のような構成であるので、以下に記載する効果を奏する。
(1)従来のサポータでは困難であった関節部分のねじれを防止できるので、ねじれに起因する痛みや障害が解消され、結果的に上記の人体の不自然な動きを規制することができる。
(2)筒状のサポータ本体の強圧力によってねじれを防止するのでなく、互い違いに引っ張った一対のバンドが中立状態に戻ろうとする引っ張り力によりねじれを防止するので、強圧力をもって筒状のサポータ本体で関節部を覆う必要がなく、関節の屈曲方向の運動を規制することなく、日常生活を行いながら装着するサポータが実現される。
(3)同様の理由により、サポータにより血行が不良となり、むくみが出ることがない。
(4)同様の理由により、強圧力を維持するために筒状のサポータ本体の生地を厚くする必要がなく、素材が薄くてもバンドの引っ張り力があれば効果は変わらないので、薄くて軽い装着感が軽快なサポータが実現できる。
(5)バンドを引っ張る力の加減によりねじれ防止の強弱を加減できるので、症状に応じたサポータを実現できる。
(6)簡易な構成なので安価なサポータを実現できる。
足関節及びその上下の下腿部及び足部の一部を関節の屈曲を妨げない程度の押圧力をもって覆うベルト状又は筒状のサポータ本体と、終端において結合すると共に本体において一対の帯状体として二股状に独立している弾性素材よりなるバンドを一対備えたサポータにして、二股のそれぞれの帯状体を足関節を挟んだサポータ本体表側の下腿部及び足部箇所に振り分けて固着した各バンドをそれぞれ互い違い方向に足関節及びその上下の下腿部及び足部に対して巻装自在とすると共に、巻装時に各バンドの終端の股部をもって踝に係止自在とし、更に各バンドの終端同士を固着自在とした関節ねじれ防止サポータである。
本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着前の正面図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の斜視図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の斜視図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の斜視図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の斜視図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の斜視図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の斜視図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の斜視図である。 本考案を足関節用のサポータに実施した例を示す装着状態の斜視図である。 本考案を膝関節用のサポータに実施した例を示す装着前の正面図である。 本考案を膝関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の正面図である。 本考案を膝関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の側面図である。 本考案を膝関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の側面図である。 本考案を膝関節用のサポータに実施した例を示す装着途中の正面図である。 本考案を膝関節用のサポータに実施した例を示す装着状態の正面図である。 本考案の原理を示す模式図である。 関節のねじれを示す模式図である。 従来技術のサポータを示す模式図である。
以下、本願考案の関節ねじれ防止サポータに関する一実施例について図面に基づいて説明する。
本考案のサポータは典型例として、膝関節、足関節、肘関節に実施することが想定し得るが、その他の関節部分にも実施可能なことはいうまでもない。以下、膝関節用のサポータ及び足関節用のサポータの具体的実施例について説明する。尚、肘関節用のサポータについては膝関節用のサポータと略同様の構成となるのでその実施例は記載しない。
図1乃至図9は、本考案を足関節のねじれ防止のためのサポータS2として実施した例を示す図である。この実施例においては関節付近の人体の一対の部位を覆うサポータ本体20に対し、二股状のバンド24、27のそれぞれの帯状体を固着することにより、バンド24、27の帯状体を人体の一対の部位に振り分けて装着する手段としている。
図中、符号20はサポータ本体を示すものであり、このサポータ本体20は足関節F2及びその上下の下腿部F3及び足部F1の一部に外嵌可能な筒状に構成されるものであり、弾力伸縮性を有する布地により構成することにより足関節F2の屈曲を妨げない程度の押圧力をもって上記の各部位を覆う。又、このサポータ本体20の表面は後記するバンドのベルベットファスナーのフックが係止可能なループを有する繊維状としている。
尚、この実施例においてはサポータ本体20の両側面に足関節を押圧又は補強するための副金又はクッション材又はこれらの結合からなる補強部材23、23を配している(図1参照)。
サポータ本体20の足の挿入側には足を挿入しやすいように切り欠き21を設けている。又、サポータ本体20の踝F4に対応する箇所には踝F4が露出すべき窓22を設けている。
尚、サポータ本体20はここに開示した筒状のものに限られず、例えばベルト状のものであってもよいことは勿論である。
図中、符号24及び27は足関節F2及びその上下の下腿部F3及び足部F1の一部に巻装される一対のバンドである。各バンド24及び27は終端24C及び27Cにおいて結合すると共に帯状体24A、24B及び27A、27Bにおいて二股状に独立した形状(この実施例においては帯状のバンドを半円状に折曲したものを例示している)よりなり、弾力伸縮性を有する布地により構成される。又、バンド24及び27の表面は後記するバンドのベルベットファスナーのフックが係止可能なループ面を有する繊維状としている。これらのバンド24及び27はそれぞれの帯状体24B、27Bがサポータ本体20の表側の下腿部F3箇所に固着されると共に、帯状体24A、27Aが同じくサポータ本体20の表側の足部F1箇所に固着される。この場合、各バンド24及び27は互いの終端24C及び27Cが反対方向を指向するように対称方向に固着される(図1参照)。
又、バンド27の結合部27Dには延長片28が結合され、この延長片28の先端裏側にはフック状のベルベットファスナー29が設けられる。又、バンド24の結合部24Dの裏側にはフック状のベルベットファスナー25が設けられる。
以上の構成よりなるサポータS2の使用方法は次の通りである。
(1)足関節F2及びその上下の下腿部F3及び足部F1の一部(以下、「関節部」と称する。)を覆うように、サポータ本体20をこれらに外嵌する(図2参照)。
(2)一方のバンド24の結合部24Dを関節部に対し時計方向に巻き付けると共に股部をもって踝F4に係止する(図2乃至図4参照)
(3)上記のバンド24の結合部24Dをその裏面に設けたベルベットファスナー25によりサポータ本体20の左側面に仮固着する(図5参照)。
(4)他方のバンド27の結合部27Dを関節部に対し反時計方向に巻き付けると共に股部をもって踝F4に係止する(図6参照)。
(5)上記のバンド27の結合部27Dの延長片28を更に反時計方向に巻き付ける(図7参照)。
(6)上記のバンド27の結合部27Dの延長片28を収縮方向の引っ張り力に反してバンド24の結合部24Dまで引っ張り、裏面のベルベットファスナー29によりバンド27の結合部27Dの表面に固着する(図8及び図9参照)。
(7)以上の結果、下腿部F3及び足部F1は一対のバンド24、27により互いに逆方向にねじられようとするが、ねじり方向が逆なので互いのねじり方向への引っ張り力が中立を保つこととなり、足関節F2に対し下腿部又は足部がねじられようとするときは、中立状態に戻ろうとするバンド24、27の引っ張り力によりねじれが防止されることになる。
又、この場合、互い違いに巻装された二股状のバンドの二股の中央には足部F4の踝F4が係止された状態で位置するので、バンド24、27同士が反対方向に引っ張られて固着されることにより足関節が固定されると共に保護されることとなる。
また、図10乃至図15は、本考案を膝関節のねじれ防止のためのサポータS1として実施した例を示す図である。この実施例においては、関節付近の人体の一対の部位を覆うサポータ本体に対し、二股状のバンドのそれぞれの帯状体を固着することにより、バンドの帯状体を人体の一対の部位に振り分けて装着する手段としている。
図中、符号10はサポータ本体を示すものであり、このサポータ本体10は膝関節L3及びその上下の大腿部L2及び下腿部L1の一部に外嵌可能な筒状に構成されるものであり、弾力伸縮性を有する布地により構成することにより膝関節L3の屈曲を妨げない程度の押圧力をもって上記の各部位を覆う。又、このサポータ本体10の表面は後記するバンドのベルベットファスナーのフック部が係止可能なループを有する繊維状としている。
尚、この実施例においてはサポータ本体10の両側面に足関節を押圧又は補強するための副金又はクッション材又はこれらの結合からなる補強部材11、11を配している(図10参照)。
又、膝関節L3箇所の正面には膝関節L3の屈曲を妨げないように膝蓋骨の頂部箇所が露出すべき窓14を設けると共に、この窓14の周囲に膝蓋骨を保護するための副金又はクッション材又はこれらの結合からなる補強部材12を環状に配している(図10参照)。
尚、サポータ本体10はここに開示した筒状のものに限られず、例えばベルト状のものであってもよいことは勿論である。
図中、符号13及び17は膝関節L3及びその上下の大腿部L2及び下腿部L1に巻装される一対のバンドである。各バンド13及び17は終端13C及び17Cにおいて結合すると共に帯状体13A、13B及び17A、17Bにおいて二股状に独立した形状よりなり、弾力伸縮性を有する布地により構成される。
又、バンド13及び17の表面は後記するバンドのベルベットファスナー18、19のフック部が係止可能なループを有する繊維状としている。これらのバンド13及び17はそれぞれの帯状体13B、17Bの始端がサポータ本体10の図示しない裏側の大腿部L2箇所に固着されると共に、帯状体13A、17Aの始端が同じくサポータ本体10の裏側の下腿部L1箇所に固着される。
この場合、各バンド13及び17は互いの終端13C及び17Cが反対方向を指向するように対称方向に固着される(図10参照)。
又、バンド13の結合部13Dには延長片15が結合され、結合部13D及び延長片15の先端裏側にはそれぞれフック状のベルベットファスナー19及び16が設けられる。又、バンド17の結合部17Dの裏側にはフック状のベルベットファスナー18が設けられる。
以上の構成よりなるサポータS1の使用方法は次の通りである。
(1)膝関節L3及びその上下の大腿部L2及び下腿部L1の一部(以下、「関節部」と称する。)を覆うように、サポータ本体10をこれらに外嵌する(図10参照)。
(2)一方のバンド17の結合部17Dを関節部に対し時計方向に巻き付け、結合部17Dをその裏面に設けたベルベットファスナー18によりサポータ本体10の左側面に仮固着する(図11参照)。
(3)他方のバンド13の結合部13Dを関節部に対し反時計方向に巻き付け、結合部13Dをその裏面に設けたベルベットファスナー19によりサポータ本体10の右側面に仮固着する(図12参照)。
(4)他方のバンド13の結合部13Dの延長片15を更に関節部に反時計方向に巻き付ける(図13参照)。
(5)上記のバンド13の結合部13Dの延長片15を収縮方向の引っ張り力に反してバンド17の結合部17Dまで引っ張り、裏面のベルベットファスナー16によりバンド17の結合部17Dの表面に固着する(図14及び図15参照)。
(6)以上の結果、大腿部L2及び下腿部L1は一対のバンド13、17により互いに逆方向にねじられようとするが、ねじり方向が逆なので互いにねじり方向への引っ張り力が中立を保つこととなり、膝関節L3に対し大腿部又は下腿部がねじられようとするときは、中立状態に戻ろうとするバンド13、17の引っ張り力によりねじれが防止されることになる。
又、この場合、互い違いに巻装された二股状のバンドの二股の中央には膝関節L3の膝蓋骨が挟まれて位置するので、バンド13、17同士が反対方向に引っ張られて固着されることにより膝関節が確実固定されると共に保護されることとなる。
身体の各種関節のねじれ防止に応用することができる。
1・・・・関節の一対の部位
2・・・・関節の一対の部位
3・・・・関節
10・・・・サポータ本体
11・・・・補強部材
12・・・・補強部材
13・・・・バンド
13A・・・・帯状体
13B・・・・帯状体
13C・・・・終端
13D・・・・結合部
14・・・・窓
15・・・・延長片
16・・・・ベルベットファスナー
17・・・・バンド
17A・・・・帯状体
17B・・・・帯状体
17C・・・・終端
17D・・・・結合部
18・・・・ベルベットファスナー
19・・・・ベルベットファスナー
20・・・・サポータ本体
21・・・・切り欠き
22・・・・窓
23・・・・補強部材
24・・・・バンド
24A・・・・帯状体
24B・・・・帯状体
24C・・・・終端
24D・・・・結合部
25・・・・ベルベットファスナー
27・・・・バンド
27A・・・・帯状体
27B・・・・帯状体
27C・・・・終端
27D・・・・結合部
28・・・・延長片
29・・・・ベルベットファスナー
S1・・・・サポータ
S2・・・・サポータ
S3・・・・サポータ
S・・・・バンド
SA・・・・帯状体
SB・・・・帯状体
SC・・・・終端
L1・・・・下腿部
L2・・・・大腿部
L3・・・・膝関節
F1・・・・足部
F2・・・・足関節部
F3・・・・下腿部
F4・・・・踝

Claims (10)

  1. 足関節及びその上下の下腿部及び足部の一部を関節の屈曲を妨げない程度の押圧力をもって覆うベルト状又は筒状のサポータ本体と、終端において結合すると共に本体において一対の帯状体として二股状に独立している弾性素材よりなるバンドを一対備えたサポータにして、二股のそれぞれの帯状体を足関節を挟んだサポータ本体表側の下腿部及び足部箇所に振り分けて固着した各バンドをそれぞれ互い違い方向に足関節及びその上下の下腿部及び足部に対して巻装自在とすると共に、巻装時に各バンドの終端の股部をもって踝に係止自在とし、更に各バンドの終端同士を固着自在としたことを特徴とする関節ねじれ防止サポータ。
  2. サポータ本体の踝に対応する箇所を窓状に切り欠いた請求項1記載の関節ねじれ防止サポータ。
  3. サポータ本体の両側面に、サポータの全長方向に沿った補強部材を配した請求項1又は請求項2に記載の関節ねじれ防止サポータ。
  4. 終端において結合すると共に本体において一対の帯状体として独立している二股状の弾性素材よりなるバンドを対称方向に一対備えたサポータにして、各バンドのそれぞれの帯状体を関節により結合されている人体の一対の部位に振り分けて装着する手段を備えると共に、人体の一対の部位に対して互い違いに巻装する各バンドの終端を固定する手段を備えたことを特徴とする関節ねじれ防止サポータ。
  5. 関節付近の人体の一対の部位を覆うサポータ本体に対し、二股状のバンドのそれぞれの帯状体を固着することにより、バンドの帯状体を人体の一対の部位に振り分けて装着する手段とした請求項4に記載の関節ねじれ防止サポータ。
  6. 関節により結合されている人体の一対の部位は、膝関節により結合されている大腿部及び下腿部である請求項4又は請求項5に記載の関節ねじれ防止サポータ。
  7. 関節により結合されている人体の一対の部位は、肘関節により結合されている上腕部及び前腕部である請求項4又は請求項5に記載の関節ねじれ防止サポータ。
  8. 関節により結合されている人体の一対の部位は、足関節により結合されている下腿部及び足部である請求項4又は請求項5に記載の関節ねじれ防止サポータ。
  9. 膝関節及びその上下の大腿部及び下腿部の一部を関節の屈曲を妨げない程度の押圧力をもって覆うベルト状又は筒状のサポータ本体と、終端において結合すると共に本体において一対の帯状体として二股状に独立している弾性素材よりなるバンドを一対備えたサポータにして、二股のそれぞれの帯状体を膝関節を挟んだサポータ本体裏側の大腿部及び下腿部箇所に振り分けて固着した各バンドをそれぞれ互い違い方向に膝関節及びその上下の大腿部及び下腿部に対して巻装自在とすると共に、各バンドの終端同士を固着自在としたことを特徴とする関節ねじれ防止サポータ。
  10. サポータ本体の両側面に、サポータの全長方向に沿った補強部材を配した請求項9に記載の関節ねじれ防止サポータ。
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