JP3159313B2 - カセットケース - Google Patents
カセットケースInfo
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- JP3159313B2 JP3159313B2 JP14068790A JP14068790A JP3159313B2 JP 3159313 B2 JP3159313 B2 JP 3159313B2 JP 14068790 A JP14068790 A JP 14068790A JP 14068790 A JP14068790 A JP 14068790A JP 3159313 B2 JP3159313 B2 JP 3159313B2
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- cassette
- tape cassette
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- tape
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープカセットを収納するカセットケースに
関する。
関する。
本発明は例えばオーディオ用コンパクトカセットの如
き左右両側部に突起部を有するテープカセットを収納す
るカセットケースにおいて、突起部を避けた部分でテー
プカセットの側部を受ける構造とすることにより、落下
衝撃時に突起部にクラック等が生じないようにすると共
に、テープカセットを突起部でカセットケースの蓋体側
に保持する構造とし、かつカセットケースの内面側にテ
ープカセットの膨出部が収まる凹部を形成することによ
り、カセットケースの薄型化を図ったものである。
き左右両側部に突起部を有するテープカセットを収納す
るカセットケースにおいて、突起部を避けた部分でテー
プカセットの側部を受ける構造とすることにより、落下
衝撃時に突起部にクラック等が生じないようにすると共
に、テープカセットを突起部でカセットケースの蓋体側
に保持する構造とし、かつカセットケースの内面側にテ
ープカセットの膨出部が収まる凹部を形成することによ
り、カセットケースの薄型化を図ったものである。
一般にテープカセットは、不使用時にはプラスチック
製のカセットケースに収納して保管するようにしてい
る。
製のカセットケースに収納して保管するようにしてい
る。
このカセットケースの従来例を第8図及び第9図によ
って説明する。
って説明する。
図において(1)は一般に普及しているオーディオ用
コンパクトカセット(以下テープカセットという)を示
し、このテープカセット(1)はその外形が規格によっ
て決められており、即ちこのテープカセット(1)の中
央部には左右に一対のリール軸挿入孔(2a)(2b)が形
成され、また前部には前面開口部(磁気ヘッドやピンチ
ローラ等が挿入される磁気テープ露出部)を構成する台
形状の膨出部(3)を有し、さらに左右両側(1a)(1
b)にはガイド用の突起部(4a)(4b)が突設されてい
る。
コンパクトカセット(以下テープカセットという)を示
し、このテープカセット(1)はその外形が規格によっ
て決められており、即ちこのテープカセット(1)の中
央部には左右に一対のリール軸挿入孔(2a)(2b)が形
成され、また前部には前面開口部(磁気ヘッドやピンチ
ローラ等が挿入される磁気テープ露出部)を構成する台
形状の膨出部(3)を有し、さらに左右両側(1a)(1
b)にはガイド用の突起部(4a)(4b)が突設されてい
る。
(10)はこのテープカセット(1)を収納するカセッ
トケースを示し、このカセットケース(10)はカセット
ケース本体としてのケーシング(11)と蓋体(12)とに
より成り、このケーシング(11)と蓋体(12)とはヒン
ジ部(13)を介して開閉回動自在に枢着されている。
トケースを示し、このカセットケース(10)はカセット
ケース本体としてのケーシング(11)と蓋体(12)とに
より成り、このケーシング(11)と蓋体(12)とはヒン
ジ部(13)を介して開閉回動自在に枢着されている。
ケーシング(11)側にはテープカセット(1)のリー
ル軸挿入孔(2a)(2b)に挿入されてテープカセット内
のリールハブの不要の回転を阻止するための係止突起
(14a)(14b)が形成され、一方蓋体(12)側にはテー
プカセット(1)を保持するためのカセット保持部(1
5)が設けられている。
ル軸挿入孔(2a)(2b)に挿入されてテープカセット内
のリールハブの不要の回転を阻止するための係止突起
(14a)(14b)が形成され、一方蓋体(12)側にはテー
プカセット(1)を保持するためのカセット保持部(1
5)が設けられている。
この蓋体(12)のカセット保持部(15)は袋状(ポケ
ット状)に形成されており、蓋体(12)が開いた状態で
この袋状のカセット保持部(15)にテープカセット
(1)を、その前部の膨出部(3)側から挿入すること
により、テープカセット(1)は蓋体(12)と一体的に
回動するように保持され、この状態で蓋体(12)を閉じ
ることによりテープカセット(1)がケーシング(11)
内に収納された状態となり、またこのカセット収納状態
から蓋体(12)を開くとこれと一体的にテープカセット
(1)がケーシング(11)から取り出される如く成され
ている。
ット状)に形成されており、蓋体(12)が開いた状態で
この袋状のカセット保持部(15)にテープカセット
(1)を、その前部の膨出部(3)側から挿入すること
により、テープカセット(1)は蓋体(12)と一体的に
回動するように保持され、この状態で蓋体(12)を閉じ
ることによりテープカセット(1)がケーシング(11)
内に収納された状態となり、またこのカセット収納状態
から蓋体(12)を開くとこれと一体的にテープカセット
(1)がケーシング(11)から取り出される如く成され
ている。
このように構成される従来のカセットケース(10)に
おいては、第9図により明らかな如く、突起部(4a)及
び(4b)を含めたテープカセット(1)の幅に対しカセ
ット保持部(15)の左右両側壁(15a)と(15b)の内面
間の寸法をある程度の余裕をもって設定してあるため、
テープカセット(1)を収納した状態でカセットケース
(10)が落下した場合(特に側部を下にして落下した場
合)、テープカセット(1)の突起部(4a)又は(4b)
がカセット保持部(15)の側壁(15a)又は(15b)の内
面に激突し、その衝撃によって突起部(4a)(4b)にク
ラック(ひび)や欠けが生じるおそれがあった(突起部
(4a)(4b)は小さい突出形状であるため、他の部分に
比べ強度的に弱く、クラックや欠けが発生し易い)。
おいては、第9図により明らかな如く、突起部(4a)及
び(4b)を含めたテープカセット(1)の幅に対しカセ
ット保持部(15)の左右両側壁(15a)と(15b)の内面
間の寸法をある程度の余裕をもって設定してあるため、
テープカセット(1)を収納した状態でカセットケース
(10)が落下した場合(特に側部を下にして落下した場
合)、テープカセット(1)の突起部(4a)又は(4b)
がカセット保持部(15)の側壁(15a)又は(15b)の内
面に激突し、その衝撃によって突起部(4a)(4b)にク
ラック(ひび)や欠けが生じるおそれがあった(突起部
(4a)(4b)は小さい突出形状であるため、他の部分に
比べ強度的に弱く、クラックや欠けが発生し易い)。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、新規のカセ
ット保持構造を有するカセットケースを提供し上述の問
題点を解消することを目的とする。
ット保持構造を有するカセットケースを提供し上述の問
題点を解消することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、左右両側部に
突起を有すると共に前部に前面開口部を構成する膨出部
を有してなるテープカセットが収納されるケーシング
と、このケーシングを開閉する蓋体とが回動可能に連結
されてなるカセットケースにおいて、蓋体の左右の側壁
に、この側壁の内面に突起が当たらない状態でテープカ
セットの側部を受けると共に、突起と係合してテープカ
セットを蓋体側に保持する凸部を設け、かつ、ケーシン
グと蓋体の夫々の内面側に、テープカセットの膨出部が
収まる凹部を形成してなるものである。
突起を有すると共に前部に前面開口部を構成する膨出部
を有してなるテープカセットが収納されるケーシング
と、このケーシングを開閉する蓋体とが回動可能に連結
されてなるカセットケースにおいて、蓋体の左右の側壁
に、この側壁の内面に突起が当たらない状態でテープカ
セットの側部を受けると共に、突起と係合してテープカ
セットを蓋体側に保持する凸部を設け、かつ、ケーシン
グと蓋体の夫々の内面側に、テープカセットの膨出部が
収まる凹部を形成してなるものである。
このように構成される本発明のカセットケースでは、
これが落下した場合、テープカセットの側部が凸部によ
って受けられ、テープカセットの突起がカセットケース
の側壁内面に当たることはなく、従って突起には何ら衝
撃が加わることはないのでクラック等が生じることはな
い。これに加えてさらに本発明のカセットケースは、テ
ープカセットの突起が凸部に係合してテープカセットが
蓋体側に保持される構造とし、かつケーシングと蓋体の
夫々の内面側にテープカセットの膨出部が収まる凹部を
形成したことにより、カセットケースの薄型化を図るこ
とができる。
これが落下した場合、テープカセットの側部が凸部によ
って受けられ、テープカセットの突起がカセットケース
の側壁内面に当たることはなく、従って突起には何ら衝
撃が加わることはないのでクラック等が生じることはな
い。これに加えてさらに本発明のカセットケースは、テ
ープカセットの突起が凸部に係合してテープカセットが
蓋体側に保持される構造とし、かつケーシングと蓋体の
夫々の内面側にテープカセットの膨出部が収まる凹部を
形成したことにより、カセットケースの薄型化を図るこ
とができる。
以下、第1図〜第7図を参照しながら本発明の実施例
について説明する。
について説明する。
第1図〜第4図は本発明の参考例である第1の実施例
で、図において(20)はカセットケースを全体として示
し、このカセットケース(20)はカセットケース本体と
してのケーシング(21)と蓋体(22)とにより成り、こ
のケーシング(21)と蓋体(22)とはヒンジ部(23)を
介して開閉自在に枢着されている。
で、図において(20)はカセットケースを全体として示
し、このカセットケース(20)はカセットケース本体と
してのケーシング(21)と蓋体(22)とにより成り、こ
のケーシング(21)と蓋体(22)とはヒンジ部(23)を
介して開閉自在に枢着されている。
このヒンジ部(23)の構造は第4図に示す如く、ケー
シング(21)側に穿設された軸孔(24)に、蓋体(22)
側に突設された軸突起(25)を係合して構成され、この
ヒンジ部(23)を中心としてケーシング(21)に対し蓋
体(22)が開閉回動される如く成されている。また軸突
起(25)の先端部(25a)はR形状即ち球面状に形成さ
れており、これによってケーシング(21)と蓋体(22)
を合体させるときにはケーシング(21)に蓋体(22)を
押し込むだけで簡単に軸孔(24)に軸突起(25)を係合
させることができる構造となっている。
シング(21)側に穿設された軸孔(24)に、蓋体(22)
側に突設された軸突起(25)を係合して構成され、この
ヒンジ部(23)を中心としてケーシング(21)に対し蓋
体(22)が開閉回動される如く成されている。また軸突
起(25)の先端部(25a)はR形状即ち球面状に形成さ
れており、これによってケーシング(21)と蓋体(22)
を合体させるときにはケーシング(21)に蓋体(22)を
押し込むだけで簡単に軸孔(24)に軸突起(25)を係合
させることができる構造となっている。
このようにして合体させるカセットケース(20)のケ
ーシング(21)の内面側にはテープカセット(1)のリ
ール軸挿入孔(2a)(2b)に挿入されてテープカセット
内のリールハブの不要の回転を阻止するための係止突起
(26a)(26b)が形成され、一方蓋体(22)側にはテー
プカセット(1)を保持するためのカセット保持部(2
7)が設けられている。
ーシング(21)の内面側にはテープカセット(1)のリ
ール軸挿入孔(2a)(2b)に挿入されてテープカセット
内のリールハブの不要の回転を阻止するための係止突起
(26a)(26b)が形成され、一方蓋体(22)側にはテー
プカセット(1)を保持するためのカセット保持部(2
7)が設けられている。
この蓋体(22)のカセット保持部(27)は袋状(ポケ
ット状)に形成されており、この袋状のカセット保持部
(27)にテープカセット(1)を、その前部の膨出部
(3)側から挿入することより、テープカセット(1)
は蓋体(22)と一体的に回動するように保持される如く
成されている。
ット状)に形成されており、この袋状のカセット保持部
(27)にテープカセット(1)を、その前部の膨出部
(3)側から挿入することより、テープカセット(1)
は蓋体(22)と一体的に回動するように保持される如く
成されている。
そしてこのカセット保持部(27)においてはその内部
の左右隅部に、両側壁(27a)(27b)の内面側から突出
する凸部(28a)(28b)が形成されており、この凸部
(28a)(28b)によってテープカセット(1)の左右両
側部(1a)(1b)を、突起部(4a)(4b)以外の部分に
おいて受ける構造となっている。
の左右隅部に、両側壁(27a)(27b)の内面側から突出
する凸部(28a)(28b)が形成されており、この凸部
(28a)(28b)によってテープカセット(1)の左右両
側部(1a)(1b)を、突起部(4a)(4b)以外の部分に
おいて受ける構造となっている。
即ち上記構成において、テープカセット(1)の左右
両側部(1a)と(1b)間の幅をA1、同、両側の突起部
(4a)と(4b)を含んだ幅をA2、蓋体(22)のカセット
保持部(27)における左右両側壁(27a)と(27b)の内
面間の幅をB1、同、両側の凸部(28a)と(28b)間の幅
をB2とすると、各部間の寸法関係は、B2>A1,B1>A
2で、かつB1−A2>B2−A1となるように設定されてい
る。つまり、本例のカセットケースにテープカセット
(1)を収納した状態では、カセット保持部(27)の側
壁(27a)(27b)の内面とテープカセット(1)の突起
部(4a)(4b)との間の隙間よりも凸部(28a)(28b)
とテープカセット(1)の側部(1a)(1b)との間の隙
間が小さいため、テープカセット(1)は突起部(4a)
又は(4b)がカセット保持部(27)の側壁(27a)又は
(27b)の内面側に当たるより先に側部(1a)又は(1
b)が凸部(28a)又は(28b)で受けられることになる
(即ち突起部(4a)(4b)は側壁(27a)(27b)の内面
には当たらない)。
両側部(1a)と(1b)間の幅をA1、同、両側の突起部
(4a)と(4b)を含んだ幅をA2、蓋体(22)のカセット
保持部(27)における左右両側壁(27a)と(27b)の内
面間の幅をB1、同、両側の凸部(28a)と(28b)間の幅
をB2とすると、各部間の寸法関係は、B2>A1,B1>A
2で、かつB1−A2>B2−A1となるように設定されてい
る。つまり、本例のカセットケースにテープカセット
(1)を収納した状態では、カセット保持部(27)の側
壁(27a)(27b)の内面とテープカセット(1)の突起
部(4a)(4b)との間の隙間よりも凸部(28a)(28b)
とテープカセット(1)の側部(1a)(1b)との間の隙
間が小さいため、テープカセット(1)は突起部(4a)
又は(4b)がカセット保持部(27)の側壁(27a)又は
(27b)の内面側に当たるより先に側部(1a)又は(1
b)が凸部(28a)又は(28b)で受けられることになる
(即ち突起部(4a)(4b)は側壁(27a)(27b)の内面
には当たらない)。
従ってカセットケース(20)が落下した場合、テープ
カセット(1)の側部(1a)又は(1b)が凸部(28a)
又は(28b)に衝突し、その衝撃は凸部(28a)又は(28
b)にて受けられる状態となり、即ち突起部(4a)(4
b)には何らの衝撃も加わらないので、突起部(4a)(4
b)にクラックや欠けが生じることはない。
カセット(1)の側部(1a)又は(1b)が凸部(28a)
又は(28b)に衝突し、その衝撃は凸部(28a)又は(28
b)にて受けられる状態となり、即ち突起部(4a)(4
b)には何らの衝撃も加わらないので、突起部(4a)(4
b)にクラックや欠けが生じることはない。
また本例のカセットケースにおいては、カセット保持
部(27)内に凸部(28a)(28b)を形成したことによ
り、衝撃を受ける部分の断面積が増し、その分強度が大
となる効果をも有する。
部(27)内に凸部(28a)(28b)を形成したことによ
り、衝撃を受ける部分の断面積が増し、その分強度が大
となる効果をも有する。
第5図〜第7図は本発明の好適な実施の形態である第
2の実施例を示しており、上述した第1の実施例と対応
する部分には同一符号を付してあるも、本例においては
蓋体(22)に対しテープカセット(1)を、その両側部
(1a)(1b)に突設された突起部(4a)(4b)を利用し
て保持する構造としてある。
2の実施例を示しており、上述した第1の実施例と対応
する部分には同一符号を付してあるも、本例においては
蓋体(22)に対しテープカセット(1)を、その両側部
(1a)(1b)に突設された突起部(4a)(4b)を利用し
て保持する構造としてある。
つまり本例におけるカセット保持部(27)は、前記従
来例及び第1の実施例の如き袋形状ではなく、左右両側
壁(27a)と(27b)の間の壁部を開放した如き形状を有
し、かつ両側壁(27a)(27b)の先端縁に内側へ向って
突出する凸部(28a)(28b)を設けてなり、テープカセ
ット(1)をカセット保持部(27)に挿入した際にはこ
の凸部(28a)(28b)に突起部(4a)(4b)が係合され
る状態となってテープカセット(1)がカセット保持部
(27)に保持されると共に凸部(28a)(28b)によって
テープカセット(1)の側部(1a)(1b)が受けられる
構造となっている。
来例及び第1の実施例の如き袋形状ではなく、左右両側
壁(27a)と(27b)の間の壁部を開放した如き形状を有
し、かつ両側壁(27a)(27b)の先端縁に内側へ向って
突出する凸部(28a)(28b)を設けてなり、テープカセ
ット(1)をカセット保持部(27)に挿入した際にはこ
の凸部(28a)(28b)に突起部(4a)(4b)が係合され
る状態となってテープカセット(1)がカセット保持部
(27)に保持されると共に凸部(28a)(28b)によって
テープカセット(1)の側部(1a)(1b)が受けられる
構造となっている。
即ち上記構成において、テープカセット(1)の両側
部(1a)と(1b)間の幅をA1、同、両側の突起部(4a)
と(4b)を含んだ幅をA2、同、一方の側部(1a)又は
(1b)とこれと反対側の突起部(4b)又は(4a)との間
の幅をA3、蓋体(22)のカセット保持部(27)における
両側壁(27a)と(27b)の内面間の幅をB1、同、両側の
凸部(28a)と(28b)間の幅をB2とすると、各部間の寸
法関係は、B2>A1,B1>A2で、かつA3>B2に設定されて
おり、このためカセット保持部(27)にテープカセット
(1)を挿入した状態ではテープカセット(1)は突起
部(4a)(4b)において凸部(28a)(28b)に確実に係
合保持される。
部(1a)と(1b)間の幅をA1、同、両側の突起部(4a)
と(4b)を含んだ幅をA2、同、一方の側部(1a)又は
(1b)とこれと反対側の突起部(4b)又は(4a)との間
の幅をA3、蓋体(22)のカセット保持部(27)における
両側壁(27a)と(27b)の内面間の幅をB1、同、両側の
凸部(28a)と(28b)間の幅をB2とすると、各部間の寸
法関係は、B2>A1,B1>A2で、かつA3>B2に設定されて
おり、このためカセット保持部(27)にテープカセット
(1)を挿入した状態ではテープカセット(1)は突起
部(4a)(4b)において凸部(28a)(28b)に確実に係
合保持される。
そして本例の構成においても前記第1の実施例と同様
に、B1−A2>B2−A1に設定されており、このためカセッ
トケース(20)が落下した場合、テープカセット(1)
は突起部(4a)又は(4b)がカセット保持部(27)の側
壁(27a)又は(27b)の内面側に当たるより先に側部
(1a)又は(1b)が凸部(28a)又は(28b)によって受
けられる状態となり、従って突起部(4a)(4b)には何
らの衝撃も加わらないので、突起部(4a)(4b)にクラ
ックや欠けが生じることはない。
に、B1−A2>B2−A1に設定されており、このためカセッ
トケース(20)が落下した場合、テープカセット(1)
は突起部(4a)又は(4b)がカセット保持部(27)の側
壁(27a)又は(27b)の内面側に当たるより先に側部
(1a)又は(1b)が凸部(28a)又は(28b)によって受
けられる状態となり、従って突起部(4a)(4b)には何
らの衝撃も加わらないので、突起部(4a)(4b)にクラ
ックや欠けが生じることはない。
また本例のカセットケースにおいては、ケーシング
(21)及び蓋体(22)の夫々の内面側に、テープカセッ
ト(1)の台形状の膨出部(3)が収まる凹部(29)及
び(30)が形成されている。
(21)及び蓋体(22)の夫々の内面側に、テープカセッ
ト(1)の台形状の膨出部(3)が収まる凹部(29)及
び(30)が形成されている。
上記の如き構成を採ることにより本例のカセットケー
スは、従来一般のカセットケースに比して薄型に形成す
ることができ、これに加えてカセットケース落下時にテ
ープカセットの突起部にクラック等が生じることはな
く、従って薄型でかつテープカセットの安全性の高いカ
セットケースを実現できるものである。
スは、従来一般のカセットケースに比して薄型に形成す
ることができ、これに加えてカセットケース落下時にテ
ープカセットの突起部にクラック等が生じることはな
く、従って薄型でかつテープカセットの安全性の高いカ
セットケースを実現できるものである。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は
上記実施例の構成に限ることなく種々の実施形態を採り
得るものであることは言うまでもない。
上記実施例の構成に限ることなく種々の実施形態を採り
得るものであることは言うまでもない。
以上の説明によって明らかな如く本発明のカセットケ
ースは、蓋体の左右の側壁の内面に突起が当たらない状
態でテープカセットの両側部を受ける凸部を設けたこと
により、従来カセットケースが落下した場合にテープカ
セットの突起に発生していたクラックや欠けを防止する
ことができ、従ってテープカセットの安全性の高いカセ
ットケースを提供することができる。そしてさらに本発
明のカセットケースは、上記凸部にテープカセットの突
起が係合してテープカセットが蓋体側に保持される構造
とし、かつケーシングと蓋体の夫々の内面側にテープカ
セットの膨出部が収まる凹部を形成したことにより、カ
セットケースの厚みを従来に比べて薄く形成することが
でき、即ちカセットケースの薄型化を図ることができ
る。
ースは、蓋体の左右の側壁の内面に突起が当たらない状
態でテープカセットの両側部を受ける凸部を設けたこと
により、従来カセットケースが落下した場合にテープカ
セットの突起に発生していたクラックや欠けを防止する
ことができ、従ってテープカセットの安全性の高いカセ
ットケースを提供することができる。そしてさらに本発
明のカセットケースは、上記凸部にテープカセットの突
起が係合してテープカセットが蓋体側に保持される構造
とし、かつケーシングと蓋体の夫々の内面側にテープカ
セットの膨出部が収まる凹部を形成したことにより、カ
セットケースの厚みを従来に比べて薄く形成することが
でき、即ちカセットケースの薄型化を図ることができ
る。
第1図は本発明によるカセットケースの第1の実施例を
示す斜視図、第2図A及びBはそのテープカセットとカ
セットケースの寸法関係の説明図、第3図はテープカセ
ット収納状態の説明図、第4図はケーシングと蓋体の分
解図、第5図は本発明によるカセットケースの第2の実
施例を示す斜視図、第6図A及びBはそのテープカセッ
トとカセットケースの寸法関係の説明図、第7図はテー
プカセット収納状態の説明図、第8図は従来のカセット
ケースの斜視図、第9図はそのテープカセット収納状態
の説明図である。 図中、(1)はテープカセット、(1a)(1b)はその側
部、(4a)(4b)は突起部、(20)はカセットケース、
(21)はケーシング、(22)は蓋体、(27)はカセット
保持部、(27a)(27b)はその側壁、(28a)(28b)は
凸部である。
示す斜視図、第2図A及びBはそのテープカセットとカ
セットケースの寸法関係の説明図、第3図はテープカセ
ット収納状態の説明図、第4図はケーシングと蓋体の分
解図、第5図は本発明によるカセットケースの第2の実
施例を示す斜視図、第6図A及びBはそのテープカセッ
トとカセットケースの寸法関係の説明図、第7図はテー
プカセット収納状態の説明図、第8図は従来のカセット
ケースの斜視図、第9図はそのテープカセット収納状態
の説明図である。 図中、(1)はテープカセット、(1a)(1b)はその側
部、(4a)(4b)は突起部、(20)はカセットケース、
(21)はケーシング、(22)は蓋体、(27)はカセット
保持部、(27a)(27b)はその側壁、(28a)(28b)は
凸部である。
フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭59−131059号(実開 昭61− 45369号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭53−83901号(実開 昭55− 3410号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭59−50297号(実開 昭60− 163279号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭60−148247号(実開 昭61− 93485号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】左右両側部に突起を有すると共に前部に前
面開口部を構成する膨出部を有してなるテープカセット
が収納されるケーシングと、このケーシングを開閉する
蓋体とが回動可能に連結されてなるカセットケースにお
いて、 上記蓋体の左右の側壁に、この側壁の内面に上記突起が
当たらない状態で上記テープカセットの側部を受けると
共に、上記突起と係合して上記テープカセットを上記蓋
体側に保持する凸部を設け、 かつ、上記ケーシングと上記蓋体の夫々の内面側に、上
記テープカセットの膨出部が収まる凹部を形成したこと
を特徴とするカセットケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14068790A JP3159313B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | カセットケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14068790A JP3159313B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | カセットケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0444980A JPH0444980A (ja) | 1992-02-14 |
JP3159313B2 true JP3159313B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=15274421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14068790A Expired - Fee Related JP3159313B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | カセットケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3159313B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP14068790A patent/JP3159313B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444980A (ja) | 1992-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080216 Year of fee payment: 7 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090216 Year of fee payment: 8 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |