JP3158854U - 半導体チップ収納用の放熱パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDチップ等の半導体チップの発熱を効率良く放熱することができる半導体チップ収納用の放熱パッケージを提供する。
【解決手段】樹脂より成り、孔16が形成された略リング状の枠体18と、枠体18の底面の略全面を覆う略円板状の先端部20a及び枠体18を貫通して外方へ向かって水平方向に取り出される後端部20bを有し、熱伝導性が良好な導電材料より成る第1のリードフレーム20を有する。
【選択図】図1

Description

この考案は、発光ダイオードチップ(LEDチップ)、レーザーダイオードチップ等の半導体チップの発熱を効率良く放熱することができる半導体チップ収納用の放熱パッケージに関する。
図24は、従来の半導体素子としてのLED(発光ダイオード)を示すものであり、このLED60は、絶縁基板62の表面に、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成してリフレクタ64を形成して成る。
上記絶縁基板62の表面には、第1の導体パターン66と第2の導体パターン68とが相互に絶縁状態で被着形成されており、上記リフレクタ64の底面において、半導体チップとしてのLEDチップ70を第1の導体パターン66にダイボンドすることにより、上記第1の導体パターン66と、LEDチップ66底面の一方の電極(図示せず)とを電気的に接続している。また、第2の導体パターン68と、上記LEDチップ70上面の他方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ72を介して電気的に接続して成る。
上記第1の導体パターン66には第1のリードフレーム74が接続され、第2の導体パターン68には第2のリードフレーム76が接続されている。第1のリードフレーム74及び第2のリードフレーム76は、絶縁基板62の表面から側面を通って絶縁基板62の外方へ延設されている。
また、上記絶縁基板62の表面は、先端に凸レンズ部78を有する透光性の蓋部材80によって封止されている。
而して、上記第1のリードフレーム74及び第2のリードフレーム76を介してLEDチップ70に電圧が印加されると、LEDチップ70から所定波長の光が発光し、蓋部材80の凸レンズ部78によって集光されて外部へ放射されるようになっている。
上記した従来のLED60にあっては、LED60を長時間駆動させたり、発光輝度を高めるために高電流駆動させた場合には、LEDチップ70が著しく発熱して高温状態となり、LEDチップ70の熱劣化を生じていた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、LEDチップ等の半導体チップの発熱を効率良く放熱することができる半導体チップ収納用の放熱パッケージを実現することにある。
上記の目的を達成するため、本考案に係る半導体チップ収納用の放熱パッケージは、孔が形成された枠体と、該枠体の底面の略全面を覆う熱伝導性が良好な導電材料より成る第1のリードフレームを有することを特徴とする。
上記枠体を貫通して孔内に露出する第2のリードフレームを有する構造と成しも良く、この場合、第2のリードフレームと、上記第1のリードフレームとは、上下方向に所定の間隙を設けて対向配置されることにより絶縁される。
上記第1のリードフレームは、銅合金で構成するのが適当である。
また、本考案に係る他の半導体チップ収納用の放熱パッケージは、孔が形成された枠体と、該枠体の底面の略全面を覆う熱伝導性が良好な材料より成る放熱板と、上記枠体を貫通して孔内に露出するリードフレームを有することを特徴とする。
上記放熱板は、銅合金、アルミニウム、セラミックの何れかで構成するのが適当である。
本考案の半導体チップ収納用の放熱パッケージにあっては、LEDチップやレーザーダイオードチップ等の半導体チップを熱伝導性が良好な導電材料より成る第1のリードフレーム上に配置することにより、半導体チップの発熱を、第1のリードフレームを介して外部へと放熱できるようになっており、しかも、第1のリードフレームが、枠体底面の略全面を覆う形状と成されているので、放熱面積を大きく確保することができ、放熱効果が高い。
また、本考案の他の半導体チップ収納用の放熱パッケージにあっては、LEDチップやレーザーダイオードチップ等の半導体チップを熱伝導性が良好な材料より成る放熱板上に配置することにより、半導体チップの発熱を、放熱板を介して外部へと放熱できるようになっており、しかも、放熱板が、枠体底面の略全面を覆う形状と成されているので、放熱面積を大きく確保することができ、放熱効果が高い。
以下、図面に基づき、本考案に係る半導体チップ収納用の放熱パッケージの実施形態を説明する。
図1は、本考案に係る第1の放熱パッケージ10を模式的に示す平面図、図2は、本考案に係る第1の放熱パッケージ10を模式的に示す概略断面図、図3は、本考案に係る第1の放熱パッケージ10を模式的に示す底面図である。
本考案の第1の放熱パッケージ10は、樹脂より成り、孔16が形成された略リング状の枠体18と、熱伝導性が良好な導電材料で構成された第1のリードフレーム20及び第2のリードフレーム22を備えて成る。これらリードフレーム20,22の板厚は0.3mm程度と成されている。
第1のリードフレーム20は、上記枠体18の底面18aの略全面を覆う略円板状の先端部20aと、枠体18を貫通して外方へ向かって水平方向に取り出される後端部20bを有している。第1のリードフレーム20の先端部20aの一部は上記孔16内に露出している。
また、第2のリードフレーム22は、上記枠体18を貫通して孔16内に露出する先端部22aと、枠体18の外方へ向かって水平方向に取り出されている後端部22bを有している。
上記第1のリードフレーム20の先端部20aと、第2のリードフレーム22の先端部22aは、上下方向に所定の間隙を設けて対向配置されることにより、相互に絶縁されている。
而して、第1の放熱パッケージ10にあっては、第1のリードフレーム20の先端部20aと、第2のリードフレーム22の先端部22aを同一平面上に配置せず、上下方向に所定の間隙を設けて対向配置したことにより、第1のリードフレーム20の先端部20で枠体18の底面18aの略全面を覆っても、第1のリードフレーム20と第2のリードフレーム22間の絶縁性を確保できるのである。
図4は、第1の放熱パッケージ10に半導体チップとしてのLEDチップ24を収納して半導体素子としてのLED(発光ダイオード)11を構成した状態を示す平面図、図5は概略断面図である。
LEDチップ24は、上記孔16内に露出した第1のリードフレーム20の先端部20aにダイボンドすることにより、第1のリードフレーム20とLEDチップ24底面の一方の電極(図示せず)とを電気的に接続している。
また、第2のリードフレーム22の先端部22aと、上記LEDチップ24上面の他方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ26を介して電気的に接続して成る。
上記LEDチップ24は、電圧が印加されると所定波長の光を発光し、例えば、窒化ガリウム系半導体結晶で構成されている。
また、上記枠体18の孔16内には、エポキシ樹脂等より成る透光性のコーティング材28を充填してLEDチップ24を封止して成る。
而して、上記LED11は、第1のリードフレーム20及び第2のリードフレーム22を介してLEDチップ24に電圧が印加されると、LEDチップ24から所定波長の光が発光し、コーティング材28を透過して外部へ放射されるようになっている。
上記した本考案の第1の放熱パッケージ10にあっては、第1のリードフレーム20の先端部20aに配置したLEDチップ24の発熱を、第1のリードフレーム20を介して第1の放熱パッケージ10外部へと放熱できるようになっており、しかも、LEDチップ24が配置された第1のリードフレーム20の先端部20aが、枠体底面18aの略全面を覆う形状と成されているので、放熱面積を大きく確保することができ、放熱効果が高い。
上記第1のリードフレーム20は、熱伝導性が良好な導電材料である銅合金で構成することができる。
上記においては、第1のリードフレーム20の上方に、所定の間隙を設けて対向配置される第2のリードフレーム22が1本の場合を例示したが、これに限定されるものではなく、第2のリードフレーム22は複数本あっても良い。
図6は、本考案に係る第2の放熱パッケージ53を模式的に示す平面図、図7は、本考案に係る第2の放熱パッケージ53を模式的に示す概略断面図、図8は、本考案に係る第2の放熱パッケージ53を模式的に示す底面図である。
本考案の第2の放熱パッケージ53は、樹脂より成り、孔54が形成された略リング状の枠体55と、第1のリードフレーム56及び第2のリードフレーム57と、放熱板58を備えて成る。
上記放熱板58は、枠体55の底面55aの略全面を覆う略円板状と成されており、その一部は上記孔54内に露出している。該放熱板58は、熱伝導性が良好な各種材料、例えば、銅合金、アルミニウム等の導電材料、或いは、セラミック等の絶縁材料で構成することができる。
また、第1のリードフレーム56及び第2のリードフレーム57は、それぞれ、上記枠体55を貫通して孔54内に露出する先端部56a,57aと、枠体55の外方へ向かって水平方向に取り出されている後端部56b,57bを有している。
第1のリードフレーム56の先端部56aと、第2のリードフレーム57の先端部57aは、水平方向に所定の間隙を設けて対向配置されることにより、相互に絶縁されている。
図9は、第2の放熱パッケージ53にLEDチップ24を収納してLED59を構成した状態を示す平面図、図10は概略断面図である。
LEDチップ24は、上記孔54内に露出した放熱板58上に配置され、また、第1のリードフレーム56の先端部56aと、上記LEDチップ24上面の一方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ26を介して電気的に接続して成ると共に、第2のリードフレーム57の先端部57aと、上記LEDチップ24上面の他方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ26を介して電気的に接続して成る。
さらに、上記枠体55の孔54内には、エポキシ樹脂等より成る透光性のコーティング材28を充填してLEDチップ24を封止して成る。
而して、上記LED59は、第1のリードフレーム56及び第2のリードフレーム57を介してLEDチップ24に電圧が印加されると、LEDチップ24から所定波長の光が発光し、コーティング材28を透過して外部へ放射されるようになっている。
上記した本考案の第2の放熱パッケージ53にあっては、放熱板58上に配置したLEDチップ24の発熱を、該放熱板58を介して第2の放熱パッケージ53外部へと放熱できるようになっており、しかも、LEDチップ24が配置された放熱板58が、枠体底面55aの略全面を覆う形状と成されているので、放熱面積を大きく確保することができ、放熱効果が高い。
上記第1の放熱パッケージ10及び第2の放熱パッケージ53は、プラスチック材料を加熱溶融し、金型内に加圧注入し、固化させて成形を行うインジェクションモールド(射出成形)により製造することができる。
すなわち、第1の放熱パッケージ10の場合、第1のリードフレーム20の先端部20aと、第2のリードフレーム22の先端部22aを、所定の位置関係で金型内に配置し、その後、加熱溶融したプラスチック材料を金型内に加圧注入した後固化させれば良い。
また、第2の放熱パッケージ53の場合は、第1のリードフレーム56、第2のリードフレーム57及び放熱板58を、所定の位置関係で金型内に配置し、その後、加熱溶融したプラスチック材料を金型内に加圧注入した後固化させれば良い。
尚、第1の放熱パッケージ10にLEDチップ24を収納して構成した上記LED11、第2の放熱パッケージ53にLEDチップ24を収納して構成した上記LED59は、LEDチップ24が配置された第1のリードフレーム20の先端部20a(LED11の場合)、LEDチップ24が配置された放熱板58(LED59の場合)を、他の放熱部材に接続することにより、更に放熱効果を高めることができる。
図11〜図13は、上記LED11を、他の放熱部材に接続して使用する場合を示したものであり、上記LED11と、枠部材14と、放熱部材15とを一体化して構成されている。図11において、42は高熱伝導性絶縁接着材42であり、該高熱伝導性絶縁接着材42を介してLED11と放熱部材15とが接続されている。該高熱伝導性絶縁接着材42の厚さは20〜30μmと成されている。
図14〜図17は、放熱部材15を示すものであり、図14は正面図、図15は平面図、図16は側面図、図17は図15のB−B断面図である。
放熱部材15は、熱伝導性が良好なアルミニウム等の導電材料で構成されており、本体部30と、一対の切欠部32(図15)を有している。
図18〜図20は、枠部材14を示すものであり、図18は平面図、図19は側面図、図20は図18のC−C断面図である。
枠部材14は、樹脂等の絶縁材料で構成されており、導電材料で構成された上記放熱部材15と、第1の放熱パッケージ10の第1のリードフレーム20、第2のリードフレーム22との絶縁性を確保するために用いられるものである。
上記枠部材14は、上記第1の放熱パッケージ10の枠体18の側周面18b(図2参照)に当接して囲繞する略リング状の本体部34と、該本体部34の下端に形成され、上記放熱部材15の切欠部32形成位置の本体部の側周面30a(図13参照)に当接して覆う一対の垂下部36と、本体部34上端から垂下部36下端に至るまで形成された一対の切欠部38を有している。 また、上記垂下部36には、LED11を載置する段部40が形成されており、該段部40にLED11を載置した際、第1の放熱パッケージ10の第1のリードフレーム先端部20aと放熱部材15との間に20〜30μmの間隙が形成されるよう設計されている。
さらに、上記切欠部38の幅は、第1の放熱パッケージ10の第1のリードフレーム20及び第2のリードフレーム22の幅と略同一と成されている。
上記LED11、枠部材14、放熱部材15は、図21に示す要領で一体化される。すなわち、表面に高熱伝導性絶縁接着材42を20〜30μmの厚さで被着した放熱部材15に枠部材14を嵌合し、以て、放熱部材15の切欠部32形成位置の本体部側周面30aを、枠部材14の垂下部36で覆う。
次に、LED11を、枠部材14の垂下部36の段部40上に載置し、LED11を構成する第1の放熱パッケージ10の枠体18の側周面18bを、枠部材14の本体部34で囲繞することにより、LED11と枠部材14との嵌合を行う。
この結果、LED11の枠体底面の18aの略全面を覆う第1のリードフレーム先端部20aと放熱部材15とが高熱伝導性絶縁接着材42を介して接続される。
上記の通り、枠部材14の切欠部38の幅が、第1の放熱パッケージ10の第1のリードフレーム20及び第2のリードフレーム22の幅と略同一と成されているので、第1のリードフレーム20及び第2のリードフレーム22を上記切欠部38内に挿通することにより、LED11と枠部材14との嵌合時の位置決めを容易に行うことができると共に、第1のリードフレーム20及び第2のリードフレーム22が切欠部38内でガタツキを生じることがなく、LED11と枠部材14とを強固に固定できる。
上記高熱伝導性絶縁接着材42としては、例えば、熱伝導性が良好な金属粉末を、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂中に混合して成る高熱伝導性樹脂が該当する。
尚、高熱伝導性絶縁接着材42の厚さが大きいと、熱伝導性を阻害するため、100μm以下の厚さとするのが適当であり、より好ましくは、上記の通り20〜30μmの厚さとするのが良い。
上記においては、LEDチップ24が配置された第1のリードフレーム20の先端部20aが、高熱伝導性絶縁接着材42を介して放熱部材15と接続されているので、LEDチップ24の発熱は、第1のリードフレーム20及び高熱伝導性絶縁接着材42を介して放熱部材15へと伝導し、LED11外部へ効率良く放熱することができる。
上記枠部材14及び放熱部材15に、それぞれ一対の切欠部38,32を形成したのは、LEDチップ24に接続されたリードフレーム20,22の取出し方向の自由度を高めるためである。
すなわち、枠部材14及び放熱部材15の切欠部38,32は、リードフレーム20,22の枠体18からの取出箇所と対応する位置に形成されると共に、枠部材14の切欠部38の幅はリードフレーム20,22の幅と略同一、放熱部材15の切欠部32の幅はリードフレーム20,22より幅広と成されていることから、切欠部38,32内において、リードフレーム20,22を屈曲させて所望の方向へ取出すことができる。
例えば、図22に示すように、リードフレーム20,22を、枠部材14及び放熱部材15の切欠部38,32内において、枠部材14の垂下部36の外面36aに沿うよう下方に屈曲させた後、放熱部材15の本体部底面30bと略面一となるよう放熱部材15外方へ90度屈曲させれば、リードフレーム20,22を回路基板等(図示せず)へ表面実装することが可能となる。
また、放熱部材15の本体部底面30bを、他の放熱部材(図示省略)上に表面実装することにより、本体部底面30bを他の放熱部材に接触させれば、LEDチップ24の発熱を、放熱部材15を介して、更に他の放熱部材へと効率良く放熱することができる。
また、図23に示すように、リードフレーム20,22を、枠部材14及び放熱部材15の切欠部38,32内において、枠部材14の垂下部36の外面36aに沿うよう屈曲させて垂直下方向に取り出せば、放熱パイプ50(他の放熱部材)の筒状体52内部に収納して使用することができる。
この場合、枠部材14の垂下部36で覆われいない放熱部材15の本体部30の側周面30aを、放熱パイプ50の筒状体52の内周面と接触させることにより、LEDチップ24の発熱を、放熱部材15を介して、更に放熱パイプ50へと効率良く放熱することができる。
尚、上記した通り、絶縁材料で構成された枠部材14は、導電材料で構成された放熱部材15と、LED11を構成する第1のリードフレーム20、第2のリードフレーム22との絶縁性を確保するために用いられるものである。
すなわち、LED11を枠部材14の垂下部36の段部40上に載置した際、LED11の第1のリードフレーム先端部20aと放熱部材15間に20〜30μmの間隙が形成されるので、LED11を構成する第1のリードフレーム先端部20aと放熱部材15との物理的な接触が阻止され絶縁性が確保される。
また、図22及び図23に示すように、リードフレーム20,22を、枠部材14及び放熱部材15の切欠部38,32内において、枠部材14の垂下部36の外面36aに沿うよう下方に屈曲させた場合においても、放熱部材15の切欠部32形成位置の本体部側周面30aが枠部材14の垂下部36で覆われているので、リードフレーム20,22と放熱部材15との物理的な接触が阻止され絶縁性が確保される。
而して、導電材料で構成された放熱部材15と、LED11の第1のリードフレーム20、第2のリードフレーム22との絶縁性を確保するのは、例えば、図22に示した構造の表面実装用のLED11を、他の導電性の放熱部材(図示省略)上に多数個配置して使用する場合等、複数個のLED11を同一の導電部材上に配置して使用する場合があるためである。
尚、他の放熱部材として、表面に絶縁被膜を形成したアルミニウム基板(図示省略)を用い、該アルミニウム基板上に、上記LED11を載置するようにしても良い。この場合、LEDチップ24が配置された第1のリードフレーム20の先端部20aが、アルミニウム基板に接続されるため、LEDチップ24の発熱は、第1のリードフレーム20を介してアルミニウム基板へと伝導し、LED11外部へ効率良く放熱することができる。
上記においては、半導体チップとしてLEDチップ24、半導体素子としてLED11,59を例示したが、これに限定されるものではなく、半導体チップとしてレーザーダイオードチップ等、半導体素子としてレーザーダイオード等を用いることもできる。
本考案に係る第1の放熱パッケージを模式的に示す平面図である。 本考案に係る第1の放熱パッケージを模式的に示す概略断面図である。 本考案に係る第1の放熱パッケージを模式的に示す底面図である。 本考案に係る第1の放熱パッケージにLEDチップを収納してLEDを構成した状態を示す平面図である。 本考案に係る第1の放熱パッケージにLEDチップを収納してLEDを構成した状態を示す概略断面図である。 本考案に係る第2の放熱パッケージを模式的に示す平面図である。 本考案に係る第2の放熱パッケージを模式的に示す概略断面図である。 本考案に係る第2の放熱パッケージを模式的に示す底面図である。 本考案に係る第2の放熱パッケージにLEDチップを収納してLEDを構成した状態を示す平面図である。 本考案に係る第2の放熱パッケージにLEDチップを収納してLEDを構成した状態を示す概略断面図である。 本考案に係る第1の放熱パッケージにLEDチップを収納して構成したLEDを放熱部材に接続した場合を模式的に示す概略断面図である。 本考案に係る第1の放熱パッケージにLEDチップを収納して構成したLEDを放熱部材に接続した場合を模式的に示す平面図である。 図11のA−A概略断面図である。 放熱部材を模式的に示す正面図である。 放熱部材を模式的に示す平面図である。 放熱部材を模式的に示す側面図である。 図15のB−B概略断面図である。 枠部材を模式的に示す平面図である。 枠部材を模式的に示す側面図である。 図18のC−C概略断面図である。 LED、枠部材、放熱部材の一体化の方法を示す説明図である。 リードフレームの取出し方向を変化させた状態を模式的に示す概略断面図である。 リードフレームの取出し方向を変化させた状態を模式的に示す概略断面図である。 従来の発光ダイオード(半導体素子)を模式的に示す概略断面図である。
10 第1の放熱パッケージ
11 発光ダイオード
16 孔
18 枠体
18a枠体の底面
18b枠体の側周面
20 第1のリードフレーム
20a第1のリードフレームの先端部
20b第1のリードフレームの後端部
22 第2のリードフレーム
22a第2のリードフレームの先端部
22b第2のリードフレームの後端部
24 LEDチップ
26 ボンディングワイヤ
28 コーティング材
53 第2の放熱パッケージ
54 孔
55 枠体
56 第1のリードフレーム
57 第2のリードフレーム
58 放熱板
59 発光ダイオード

Claims (5)

  1. 孔が形成された枠体と、該枠体の底面の略全面を覆う熱伝導性が良好な導電材料より成る第1のリードフレームを有する半導体チップ収納用の放熱パッケージ。
  2. 上記枠体を貫通して孔内に露出する第2のリードフレームを有しており、該第2のリードフレームと、上記第1のリードフレームとは、上下方向に所定の間隙を設けて対向配置されることにより絶縁されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体チップ収納用の放熱パッケージ。
  3. 上記リードフレームが、銅合金で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体チップ収納用の放熱パッケージ。
  4. 孔が形成された枠体と、該枠体の底面の略全面を覆う熱伝導性が良好な材料より成る放熱板と、上記枠体を貫通して孔内に露出するリードフレームを有する半導体チップ収納用の放熱パッケージ。
  5. 上記放熱板が、銅合金、アルミニウム、セラミックの何れかで構成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体チップ収納用の放熱パッケージ。
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JP2016127281A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 日亜化学工業株式会社 発光装置及びその製造方法

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