JP3158367U - ペット用携帯簡易トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】嵩張ることなく収納、携帯に便利なペット用携帯簡易トイレを提供する。【解決手段】トイレ本体2は各角部の係合部分にあるハトメリング5に通された紐を引き、紐ストッパー7で固定するだけで、底壁面2aより側壁面2bが自然に起立し、側壁を形成する。トイレ本体2の底面に不織布等の液体透過性表面シート3aとポリエチレンフィルム等の液体不透過性シート3bの間にパルプや高分子吸水ポリマー等を挟んだ一般的な吸水シート3を敷き、使用し、使用後はこの吸水シートを廃棄するという構成とする。また、このペット用携帯簡易トイレ1は、巻き取り、収納用紐8で固定して、収納及び保管する事ができる。【選択図】図1

Description

本考案はペット用携帯簡易トイレに関するもので、更に詳しくは、犬、猫等の小型4つ足動物から大型、超大型の犬等に適したペット用携帯簡易トイレに関するものはある。
犬、猫等の小型4つ足動物の排泄用簡易トイレはある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3201716号(図1〜7)
ところが、上記特許文献1に開示されているペット用簡易トイレは側壁部分の係合手段がホックを使用して側壁部分を形成している。
犬や猫は排泄行動の際にトイレ内で円を描くように回る習性があり、その際に側壁面を足で踏む事もある。
小型犬(チワワ・ポメラニアン等)や猫の場合は体重が軽いため、側壁面を踏んでもホックが外れにくいかもしれないが、体重の重い、大型犬・超大型犬(ラブラドールレトリバー・セントバーナード等)が踏むとホックが外れる恐れがあった。
又、側壁面と底壁面を縫製、接着してあるので、そこから汚れが浸透したり、収納時には嵩張るという恐れがある。
そこで、本考案は、上記実情に鑑みて、側壁面の係合をより強固なものにし、設置場所を選ばず、収納時には嵩張らず、携帯に便利なペット用簡易トイレを提供する。
上記した課題を解決するため、請求項1のペット用携帯簡易トイレでは、柔軟で耐水性のあるシートによって、底壁と側壁を皿状に形成することを特徴としている。
ここで、上記シートの材料は柔軟で防水性に富んだ塩化ビニールを使用。また、形状は、円形、三角形、四角形、その他多角形など、その形状はなんら限定されない。さらに側壁、底壁は完全に一枚のシートであり、必ずしも起立していない部分があっても良い。
請求項2のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項1の考案において、完全に1枚の多角形のシートであり、その各角部において、外角部を2つ折りにした場合の相対向する面に係合手段をそれぞれ配置し、該係合手段をお互いに係合させることによって、シートの底壁に対して周辺部を起立させ上記トイレ本体の側壁を形成するようにした事を特徴としている。
ここで、上記多角形のシートとは、三角形、四角形、五角形等の三角形以上の角形シートをいい、また、上記係合手段として、ハトメリングと防水性の紐を使用することを特徴としている。
請求項3のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項2の考案において、上記トイレ本体の底壁上部に防水性シートと敷き、使用する事を特徴としている。
請求項4のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項2又は3の考案において、上記係合手段がハトメリングと防水性の紐であることを特徴としている。
請求項5のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項3又は4の考案において上記係合手段のハトメリングを各角部に相対して2個設置し、その中に防水紐を通し、紐を引き締める事によって側面を起立させる事を特徴としている。
請求項6のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項5の考案において、上記防水性の紐には紐ストッパーを配した事を特徴としている。
請求項7のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項6の考案において、上記紐ストッパーで引き締めた紐を固定する事によって、トイレ本体の起立した側壁面の形状を固定し且つ安定させる特徴としている。
請求項8のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項7の考案において、上記紐ストッパーを外す事によって完全に1枚のシートになるので、収納時には自由な形に折り畳み、巻くことが出来る事を特徴としている。
請求項9のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項1〜7の考案において、上記トイレ本体の素材を塩化ビニールにする事によって、完全なる耐水性を保持した事を特徴としている。
請求項10のペット用携帯簡易トイレでは、トイレ本体を縫製部分、接着部分の無い完全な1枚の塩化ビニールにする事によって、縫製部分、接着部分等からの破損が無い事特徴としている。
請求項11のペット用携帯簡易トイレでは、上記トイレ本体を縫製部分、接着部分の無い完全な1枚の塩化ビニールにする事によって、水洗いが容易な事を特徴としている
請求項12のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項1〜11の考案において、上記トイレ本体に収納時使用する紐を付けた事を特徴としている。
請求項13のペット用携帯簡易トイレでは、上記請求項12の考案において、トイレ本体を筒状に巻き収納した場合、その形態を保持するよう上記紐によって縛り固定出来る事を特徴としている。
上記した請求項1のペット用携帯簡易トイレによれば、柔軟で耐水性のあるシートによって形成されているので、凸凹のある面上にも安定的に置く事ができ、また、任意の形に折り畳んだり巻くことができるため、収納する際に嵩張る事がなく、携帯に便利なものとなる。
上記した請求項2のペット用携帯簡易トイレによれば、使用しない時は各係合部分を外す事により、完全に1枚のシートになるので、自由な形に折り畳み、巻くことができ、よりコンパクトになる。
上記した請求項3のペット用携帯簡易トイレによれば、上記トイレ本体の底壁上部に防水性シートと敷き、ペットが排泄後は防水シートを廃棄することによって衛生的に処理できる。
上記した請求項4のペット用携帯簡易トイレによれば、上記係合手段にハトメリングと防水性の紐を使用する事によって、側壁面を起立させた時、その形態を保持しやすくする。
上記した請求項5のペット用携帯簡易トイレによれば、請求項3又は4の考案において上記係合手段のハトメリングを各角部に相対して2個設置し、その中に防水紐を通し、紐を引き締める事によって容易に側面を起立させることができる。
上記した請求項6のペット用携帯簡易トイレによれば、上記請求項5の考案において、上記防水性の紐に配した紐ストッパーで紐を止める事ができる。
上記した請求項7のペット用携帯簡易トイレによれば、上記紐ストッパーで引き締めた紐を固定する事によって、トイレ本体の起立した側壁面の形状を固定し且つ安定させることができる。
上記した請求項8のペット用携帯簡易トイレによれば、上記紐ストッパーを外す事によって完全に1枚のシートになるので、収納時には自由な形に折り畳み、巻くことができる。
上記した請求項9のペット用携帯簡易トイレによれば、上記トイレ本体の素材を塩化ビニールにする事によって、完全な耐水性を保持できる。
上記した請求項10のペット用携帯簡易トイレによれば、上記トイレ本体を縫製部分、接着部分の無い完全な1枚の塩化ビニールにする事によって、縫製部分、接着部分等からの破損が無い。
上記した請求項11のペット用携帯簡易トイレによれば、上記トイレ本体を縫製部分、接着部分の無い完全な1枚の塩化ビニールにする事によって、水洗いが容易にできる。
上記した請求項12のペット用携帯簡易トイレによれば、上記トイレ本体に収納時使用する紐を付けたことにより収納が容易になった。
上記した請求項13のペット用携帯簡易トイレによれば、上記トイレ本体を筒状に巻き収納した場合、収納用紐で本体を縛り、その形態を保持できる。
本考案に係るペット用携帯簡易トイレの好適な実施の形態を示した斜視図である。 図1に示したペット用携帯簡易トイレの側、底面を展開した場合の斜視図である。 図1に示したペット用携帯簡易トイレを巻いた状態の斜視図である。
以下、上記した本考案に係るペット用携帯簡易トイレの好適な実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここで、図1は本考案に係るペット用携帯簡易トイレの好適な実施の形態を示した斜視図、図2は図1のトイレの側面、底面を展開した斜視図、図3は巻いた状態のトイレ本体の斜視図である。
図1による、トイレ本体は図2の様に各角部の係合部分にあるハトメリングに通された紐を引き、紐ストッパーで固定するだけで、底壁面より側壁面が自然に起立し、側壁を形成する。形態を単純化することによってトイレ設置の手順を簡単にした。
図2のトイレ本体の底面に不織布等の液体透過性表面シートとポリエチレンフィルム等の液体不透過性シートの間にパルプや高分子吸水ポリマー等を挟んだ一般的な吸水シートを敷き、使用し、使用後はこの吸水シートを廃棄するという構成のものである。
また、このペット用携帯簡易トイレでは、図3の様に巻き取り、収納用紐で固定して、収納及び保管する事ができる。
以上、本考案に係るペット用携帯簡易トイレの好適な実施の形態を説明したが、本考案は記述の実施の携帯に限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の技術的思想の範囲内において、種々の変形及び変更が可能であることは当然である。
1 ペット用携帯簡易トイレ
2 トイレ本体
2a 底壁
2b 側壁
3 吸水シート
3a 液体透過性表面シート
3b 液体不透過性裏面シート
3c 吸水体
4a 折り曲げ部
4b 折り曲げ部
4c 折り曲げ部
4d 折り曲げ部
5 ハトメリング
6 側壁起立用紐
7 紐ストッパー
8 収納用紐

Claims (13)

  1. 柔軟で耐水性のあるシートによって、底壁と側壁を皿状に形成することを特徴とする、ペット用携帯簡易トイレ。
  2. 上記シートは完全に1枚の多角形のシートであり、その各角部において、外角部を2つ折りにした場合の相対向する面に係合手段をそれぞれ配置し、該係合手段をお互いに係合させることによって、シートの底壁に対して周辺部を起立させ上記トイレ本体の側壁を形成するようにした事を、請求項1に記載したペット用携帯簡易トイレ。
  3. 上記トイレ本体の底壁上部に防水性シートを敷き、使用する事を特徴とした、請求項2に記載したペット用携帯簡易トイレ。
  4. 上記係合手段がハトメリングと防水性の紐であることを特徴とする、請求項3に記載したペット用携帯簡易トイレ。
  5. 上記係合手段のハトメリングを各角部に相対して2個設置し、その中に防水紐を通し、紐を引き締める事によって側面を起立させる事を特徴とした、請求項3又は4に記載した、ペット用携帯簡易トイレ。
  6. 上記防水性のひもには紐ストッパーを配した事を特徴とした、請求項5に記載した、ペット用携帯簡易トイレ。
  7. 上記紐ストッパーで引き締めた紐を固定する事によって、トイレ本体の起立した側壁面の形状を固定し且つ安定させる事を特徴とした、請求項6に記載した、ペット用携帯簡易トイレ。
  8. 上記紐ストッパーを外す事によって完全に1枚のシートになるので、収納時には自由な形に折り畳み、巻くことが出来る事を特徴とした、請求項7に記載した、ペット用携帯簡易トイレ。
  9. 上記トイレ本体の素材を塩化ビニールにする事によって、完全な耐水性を保持した事を特徴とした、請求項1〜8のいずれかに記載のペット用携帯簡易トイレ。
  10. 上記トイレ本体を縫製部分、接着部分の無い完全な1枚の塩化ビニールにする事によって、縫製部分、接着部分等からの破損が無い事を特徴とした、請求項9に記載のペット用携帯簡易トイレ。
  11. 上記トイレ本体を縫製部分、接着部分の無い完全な1枚の塩化ビニールにする事によって、水洗いが容易な事を特徴とした、請求項10に記載のペット用携帯簡易トイレ。
  12. 上記トイレ本体に収納時使用する紐を付けた事を特徴とした、請求項1〜11に記載のペット用携帯簡易トイレ。
  13. トイレ本体を筒状に巻き収納した場合、その形態を保持するよう上記紐によって縛り固定出来る事を特徴とした請求項12記載のペット用携帯簡易トイレ。
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