JP3158337U - 発泡材成型装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一体成型で、高い耐圧強度及び保護性能を兼ね備えた複数の異なる密度の層を有する発泡材を迅速に製造できる、発泡材成型装置を提供すること。【解決手段】第1駆動ユニット12に接続された第1底板11に複数の第1金型13を設置し、第2駆動ユニット16に接続された第2底板15に第2金型14を設置し、第1金型13に、互いに異なる密度の発泡材原料を注入する原料注入管131を設け、第1駆動ユニット12が作動した時、第1底板11が移動して第1金型13が順次第2金型14と対向し、第2駆動ユニット16が作動した時、第2底板15が移動して第2金型14が対向する第1金型13に係脱し、プレス成型を行なう。【選択図】図1

Description

本考案は、複数の異なる密度の層を有する発泡材を一体成型する発泡材成型装置に関する。
様々な形状に成型された発泡材は、使用材料を節約できて安価であるとともに、緩衝能力が高くて多種類の物品(電子装置、果物、その他物品)を収納するのに適しているため、梱包材として広く使用されている。
しかしながら、このような梱包用に成型された発泡材は、その全体が均一な密度を有し、保護性能(緩衝性能)を優先させると耐圧強度が低下するため、収容した物品が運送中に破損する虞があった。
このため、高い耐圧強度と保護性能とを備えた2つの異なる密度の層を有する梱包用の発泡材が研究開発の末に誕生した。このような2つの異なる密度の層を備えた梱包材は、それまでの単一密度の発泡材に代わって、精密機器等の高い保護能力が要求される物品を収容するのに広く用いられるようになった。
従来、2つの異なる密度の層を備えた発泡材は、まず1つの密度の材料で発泡を行って第1層を完成した後、第1層の一側に仕切り板を挟んで異なる密度の発泡材料を注入し、その後前記仕切り板を取り出すことにより製造していた。
しかしながら、このような密度の異なる2つの層を有する発泡材は、製造に非常に手間がかかり、一体成型でないため複雑な形状に成型することができず、その保護効果も完全でなく、且つ仕切り板で分けて2種類の異なる密度の発泡を行うため、耐圧性能にも疑念が残る。
本考案が解決しようとする課題は、一体成型で、高い耐圧強度及び保護性能を兼ね備えた複数の異なる密度の層を有する発泡材を迅速に製造できる、発泡材成型装置を提供することにある。
本考案の発布材成型装置は、第1駆動ユニットに接続された第1底板、該第1底板に設置された複数の第1金型、第2駆動ユニットに接続された第2底板、及び、該第2底板に設置された第2金型を備え、前記複数の第1金型には、互いに異なる密度の発泡材原料を注入する原料注入管が設けられ、前記第1駆動ユニットが作動した時、前記第1底板が移動して前記複数の第1金型が順次前記第2金型と対向し、前記第2駆動ユニットが作動した時、前記第2底板が移動して前記第2金型が対向する前記第1金型に係脱し、係合時に前記第2金型が前記第1金型に向かって押圧される。
前記第1金型は、メス金型またはオス金型とし、前記第2金型は、前記第1金型と係合可能なオス金型またはメス金型としても良い。
最後に前記第2金型と対向する前記第1金型に前記発泡材原料を離型する押し出しユニットを設けることが望ましい。
前記第1駆動ユニット及び前記第2駆動ユニットが制御ニットに電気的に接続され、制御ユニットからの信号により、前記第1駆動ユニット及び前記第2駆動ユニットがそれぞれ前記第1底板及び第2底板を移動させることがある。
前記第1底板に前記第1金型を固定するための複数の第1固定部を設けると良い。
また、前記第2底板に前記第2金型を固定するための複数の第2固定部を設けると良い。
前記発泡材原料は、EPS、EPO、EPE、EPPのいずれかとすることができる。
本考案によれば、耐圧強度と緩衝性能を兼ね備えた密度の異なる複数の層を有する発泡材を、一体成型により様々な形状に、迅速、且つ簡単に製造できる。
実施例1を示す発泡材成型装置の断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第1段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第2段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第3段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第4段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第5段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第6段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第7段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第8段階における断面図である。 実施例1に係る第1金型及び第2金型の成型工程第9段階における断面図である。 実施例1を示す発泡材成型装置の要部分解斜視図である。 実施例2を示す発泡材成型装置の断面図である。 実施例3を示す発泡材成型装置の要部斜視図である。 実施例4を示す発泡材成型装置の断面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図11は、本考案の実施例1を示す。
図1に示すように、本考案の発泡材成型装置1は、第1底板11、複数の(図に示す例では2つの)第1金型13、第2金型14、及び、第2底板15を備える。
第1底板11と第2底板15とは対向して平行に設置され、第1底板11は、駆動モータを有する第1駆動ユニット12に接続されると共に、第2底板15は、駆動モータを有する第2駆動ユニット16と接続されている。
第1駆動ユニット12及び第2駆動ユニット16は、発泡材成型装置1全体の作動を制御する制御ユニット17に電気的に接続されている。
複数の第1金型13は、メス金型であり、第1底板11の第2底板15との対向面に設置される。図11に示すように、第1底板11の金型取付位置には複数の第1固定部111が形成され、この第1固定部111を利用して第1金型13を脱落しないよう強固に固定できるようになっている。
第1金型13には、EPS、EPO、EPE、EPP等の発泡材原料を注入する原料注入管131が設置される。
また、下方の第1金型13には、原料の離型を行う押し出しユニット132が設置される。
さらに、複数の第1金型13は、下のものほど内径が大きくなるよう、上下方向に沿って一列に並べてある。
そして、第1駆動ユニット12を駆動すると第1底板11が上下方向に移動し、この結果、複数の第1金型13は、上方のものから順次第2金型14と対向し、成型が終了したら、逆方向に移動してもとの位置に復帰するようになっている。
第2金型14は、第1金型13と相互に対応するオス金型であり、第2底板15の第1底板11との対向面に設置される。図11に示すように、第2底板15の金型取付位置には複数の第2固定部151が形成され、この第2固定部151を利用して第2金型14が脱落しないよう強固に固定される。
そして、第2駆動ユニット16を駆動すると、第2底板15が第1底板に対して接近・離間するよう水平に移動し、この結果、第2金型14が対向した位置にある第1金型13に嵌合したり、第1金型13から離脱するようになっている。
次に、この発泡材成型装置1の作動順序を図2〜10に基づいて説明する。
まず、第1底板11と第2底板15とが離れた状態、即ち、第1金型13と第2金型14とが離れた状態で、上方の第1金型13を第2金型14と対向させる。
次いで、第2駆動ユニット16が作動して、第2底板15が第1底板11に接近し、第2金型14が第1金型13に嵌合する。
なお、第2金型14を第1金型13に押圧する前に、対向した第1金型13内に発泡材原料20を原料注入管131から注入する(図2)。
その後、第2金型14を第1金型13に押し付けて、発泡材原料20のプレス成型を行う(図3)。
成型後、第2駆動ユニット16が作動して第2底板15が第1底板11から遠ざかり、第2金型14が第1金型13から離脱する。この時、発泡材原料20から成型された発泡材が第2金型上14に付着する(図4)。
その後、第1駆動ユニット12が作動して第1底板11を上方へ移動させ、下方の第1金型13と第2金型14とを対向させる(図5)。
さらに、第2底板15が再度第1底板11に接近し、発泡材原料20が付着した第2金型14を下方の第1金型13に嵌合する。
プレスする前に、原料20とは異なる発泡密度の発泡材原料20’を原料注入管131から下方の第1金型13内に注入しておく(図6)。
次いで、第2金型14と下方の第1金型13を閉じ合わせてプレスし(図7)、その後、第2金型14を第1金型13から離脱させる。
このとき、発泡材原料20がこれと異なる密度の発泡材原料20’の内側に付着して、第1金型13内に残る(図8)。
最後に第2金型14と対向する最終プレス用の下方の第1金型13には押し出しユニット132を設けてあるので、成型された発泡材原料20,20’を押し出しユニット132で第1金型13の外へ押し出す(図9)。これにより、2つの異なる密度の層を有する発泡材が完成する。
プレス成型が終了したら、第1駆動ユニット12が作動して第1底板11を下方へ移動させ、上方の第1金型13が第2金型14と対向するよう、元の位置に復帰させる(図10)。
なお、第1駆動ユニット12及び第2駆動ユニット16による第1金型13及び第2金型14の移動、発泡材原料20,20’の注入、並びに、押し出しユニット132の作動は、制御ユニット17からの信号によって制御される。
また、発泡材原料20を第2金型14着させ、発泡材原料20’を第1金型13に付着させるには、上下の第1金型13の材質を変えたり、温度を変化させることによって行なう。
図12は、本考案の実施例2を示す。
複数の第1金型13aがオス金型より成り、第1金型13aと対応する第2金型14aはメス金型より成る。
その他の構成及び使用方法は実施例1と同様なので、詳細な説明を省略する。
図13は、本考案の実施例3を示す。
第1駆動ユニット12aと接続された第1底板11aに、複数の第1金型13bが水平方向に沿って一列に並べてあり、第1駆動ユニット12aが作動すると、第1底板11aが第1金型13bの配列方向と平行に水平に移動するようになっている。
また、第2金型14bは第2駆動ユニット16aと接続された第2底板15aに設置され、第2駆動ユニット16aが作動すると、第2底板15aが第1底板11aの移動方向と交差するよう水平に移動して、第2底板15aが第1底板11aに接離する。
成型を行なう際には、第1金型13bと前記第2金型14bの作動が開始すると、前記第1駆動ユニット12aが水平に第1底板11aを移動させて、複数の第1金型13bが順次第2金型14bと対向し、第2駆動ユニット16aが水平に第2底板15aを移動させて、第2金型14bが第1金型13bと係脱する。
その他の構成は、実施例1と変わるところはない。
図14は、本考案の実施例4を示す。
水平面材よりなる第1底板11bに第1駆動ユニット12bが接続され、第1駆動ユニット12bが作動すると第1底板11bが水平面内を移動する。
また、第1底板11bの上面に複数の第1金型13cが設置されている。
水平面材よりなる第2底板15bが第1底板11bの上方に配置され、第2底板15bと接続された第2駆動ユニット16bが作動すると、前記第2底板15bが垂直に移動する。
また、第2底板15bの下面に第2金型14cが設置されている。
第1駆動ユニット12bが作動すると、第1底板11bが水平方向に移動して、複数の第1金型13cが順次第2金型14cと対向する。
また、第2駆動ユニット16bが作動すると第2底板15bが垂直に移動して、第2金型14cが対向する第1金型13cと係脱し、プレス成型を行なう。
その他の構成及び使用方法は、実施例1と同様である。
なお、3個以上の第1金型を設置し、密度が異なる3つ以上の層を有する発泡材を成型することもできる。この場合も、各第1金型の材質を変化させたり、温度を制御することにより、途中のプレス成型では発泡材原料を第2金型に付着させ、最終のプレス成型で第1金型に付着させることができる。
1 発泡材成型装置
11、11a、11b 第1底板
111 第1固定部
12、12a、12b 第1駆動ユニット
13、13a、13b、13c 第1金型
131 原料注入管
132 押し出しユニット
14、14a、14b、14c 第2金型
15、15a、15b 第2底板
151 第2固定部
16、16a、16b 第2駆動ユニット
17 制御ユニット
20,20’ 発泡材原料

Claims (7)

  1. 第1駆動ユニットに接続された第1底板、該第1底板に設置された複数の第1金型、第2駆動ユニットに接続された第2底板、及び、該第2底板に設置された第2金型を備え、前記複数の第1金型には、互いに異なる密度の発泡材原料を注入する原料注入管が設けられ、前記第1駆動ユニットが作動した時、前記第1底板が移動して前記複数の第1金型が順次前記第2金型と対向し、前記第2駆動ユニットが作動した時、前記第2底板が移動して前記第2金型が対向する前記第1金型に係脱し、係合時に前記第2金型が前記第1金型に向かって押圧されることを特徴とする、発泡材成型装置。
  2. 前記第1金型が、メス金型またはオス金型であり、前記第2金型が、前記第1金型と係合可能なオス金型またはメス金型であることを特徴とする、請求項1に記載の発泡材成型装置。
  3. 最後に前記第2金型と対向する前記第1金型に、前記発泡材原料を離型する押し出しユニットを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の発泡材成型装置。
  4. 前記第1駆動ユニット及び前記第2駆動ユニットが制御ユニットに電気的に接続され、制御ユニットからの信号により、前記第1駆動ユニット及び前記第2駆動ユニットがそれぞれ前記第1底板及び第2底板を移動させることを特徴とする、請求項1に記載の発泡材成型装置。
  5. 前記第1底板に前記第1金型を固定するための複数の第1固定部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の発泡材成型装置。
  6. 前記第2底板に前記第2金型を固定するための複数の第2固定部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の発泡材成型装置。
  7. 前記発泡材原料が、EPS、EPO、EPE、EPPのいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載の発泡材成型装置。
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