JP3158266U - 安定高座椅子 - Google Patents

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山本 一郎
一郎 山本
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Abstract

【課題】清浄な着座時から背板を水平に近い位置までリクライニングする際、広範囲にわたって安定した着座状態を維持できる椅子を提供する。【解決手段】左右の2脚ずつの下端部を固定した脚板11、21を、背板5の長さの3分の1から2分の1の長さ後部に延伸することによって、背板を水平に近く傾斜した際にも座椅子が後方へ転倒することを防止する。【選択図】図1

Description

本考案は、座椅子に関するものである。現代の洋式化した生活においても、寒い季節になると座卓式のコタツを使う家庭がまだまだ多く見られるものであり、コタツを囲んでの語らいが最も一般的な団らん風景として思い浮かぶものである。座卓式のコタツは一般的に畳の上に置かれ、その四方に座椅子を配置して使用するものである一方、座卓式のコタツに限らず、座椅子はいろいろな機会に使用されるものである。宴会の長机、仏事、慶事のお膳の席等にも配置される他、正座が困難な人にも使用される。足腰が弱い人が座椅子を使用する際には、座の部分に厚手の座布団を敷き、足の位置よりも腰骨を高い位置にして体重の負荷が腰骨だけに集中するのを防止する。このような目的で、最近では座面を所定高さに設定した座椅子が普及してきている。いわゆる高座椅子である。
高座椅子の構造は種々であり、座面自体の厚さを分厚く構成して高さを得るもの、座面を両脚の間で当初より高い位置に固定し、座面下に空間を構成するもの、両脚に設けた所定間隔の溝あるいは穴の選択した位置で座板を固定し、座面の高さを選択固定可能に構成したものなどがある。また、このような座椅子には背板のリクライニング機構、つまり段階的あるいは無段階的に背板の角度を調節できるものが多く見られる。
このような構成の高座椅子であるが、その使用時において背板の傾き状態を変えることが望まれる場合があった。長時間の座椅子の使用は腰への負担が増大するものであり、またコタツでの使用などの場合ではついウトウトとしがちなものである。このような時、背板の角度を調節して出来るだけ水平状態に近づけ、体勢を変えて腰への負担を減らすこと、あるいは仮眠をするのに適切な体勢を得る必要が生じることがある。この際、着座者の上体が脚の後方へはみ出し、普通の着座位置より重心が後方へ移動するため、高座椅子が後方へ転倒する危険性があった。
本願では以上のような課題を解決するため、脚を後方へ延長してそのような事態を防ぐものである。本願の採用する手段は、主として畳の上での使用を想定して、4脚それぞれへの集中荷重による床部の損傷を分散すると共に、安定した設置状態を得るため、4脚のうちそれぞれ左右の2脚を脚板で連結したものであるが、この左右の脚板の後方、つまり背板側の部分を延長して、背板のリクライニング時の重心移動に対処するものである。
以上のように、本考案の高座椅子は、脚部に重心の後方移動に対処する構成を採用したため、正常な着座時から背板を水平に近い位置までリクライニングした際まで、広範囲にわたって安定した着座状態を維持できるものである。
本考案の最良の実施形態は、左右それぞれ2脚ずつの下端部を脚板上に固定し、上端部を手摺り板で固定して左脚、右脚を構成し、両脚の中間高さ位置に連結板を橋絡して脚部とする。前後の連結板には座面を固定する。また座面後部には背板が連結され、背板は座面に対しその傾斜が選択可能に、ラチェット機構を利用したいわゆるリクライニング機能が装備される。リクライニングのレバーは着座した状態の右位置の座面側に配置され、左の手摺り板には物入れが吊される。本願の主旨とする着座者が背板を水平に倒した場合の転倒防止として、左右脚の脚板後部はそれぞれ後方に向け延伸される。
本考案に係る高座椅子の実施例を示す。1は左脚、2は右脚、11,21はそれぞれ左脚板、右脚板、12,22はそれぞれ左手摺り板、右手摺り板、31,32はそれぞれ前連結板、後連結板、4は座面、5は背板、6はリクライニングレバー、7は物入れである。
左右の脚1,2を構成する部材は、木目調の複合材で構成され、脚板11,21、手摺り板12,22との接合はほぞ組に接着剤で強固に組み立てられている。左右の脚1,2を連結する前後の連結板31,32の両端には2本のボスが突出しており、脚板11,21の座面位置近辺には縦に4個の穴が設けられており、隣接する穴が2本のボスと対応するピッチで構成されているため、連結板31,32の高さ位置は3段階に選択固定可能である。これにより、つまり、座面4の高さが3段階に選択可能となる。
同高さになるよう脚部1,2に固定された前後の連結板31,32上には芯材を含んだウレタンフォームを布で包んだ座面4が据えられる。座面4下部には前後の連結板31,32との固定を行うための固定手段が設けられている。座面4の後端部には座面同様のウレタンフォームを布で包皮した背板5がラチェット機構により回動自在に連結されている。このラチェット機構のレバーは座面4の右側に突出してリクライニングレバー6となる。以上の構成により、背板5は座面に対しほぼ直立の状態より、水平状態まで約90度回動可能となる。左脚部1の手摺り板12には布製の物入れ7が吊り下げられる。
以上の構成の本願であるが、本願の特徴とする脚板11,21の後方への延伸構成について述べる。通常の着座姿勢、つまり背板5が直立より後方へ10〜20度傾斜した状態では、着座者の重心は前後方向で、後連結板32の近辺に位置する。着座者が背板5を水平状態に倒した際には、これが脚部より後方へはみ出し、背板5の高さのうち、座面4より3分の1ほどの位置まで移動する。よって仮に脚板11,21の後方への延伸がなければ、脚板11,21よりはみ出し、着座者の後方への転倒が懸念されるものである。
本願の構成では、背板5の長さの3分の1以上に脚板11,21を後方へ延伸しているため、着座者の重心移動は脚板11,21の長さ内に収まり、転倒は生じないものである。なお、本願の目的を達成するためには、脚板11,21の長さは長いほど好ましいものであるが、あまりにも長くすることは、設置時、収納時のことを考慮すると好ましくない。よって、背板5の長さの2分の1から3分の1と限定するものである。
以上本願で開示する高座椅子を使用することにより、背板を種々の角度に変化させても、転倒することなく、安定した使用が可能となるものである。
本考案の実施例を示したものである。 実施例のリクライニング状態を示したものである。 実施例の物入れ部の詳細を示したものである。 実施例の背板を水平状態にした状態を示したものである。
1 左脚
2 右脚
4 座面
5 背板
6 リクライニングレバー
7 物入れ
11 左脚板
21 右脚板
12 左手摺り板
22 右手摺り板
31 前連結板
32 後連結板

Claims (1)

  1. 左右の2脚ずつの下端部を脚板上に固定し、上端部を手摺り板で固定した左右の脚間の前後部をそれぞれ連結板で橋絡し、連結板上に固定した座面の後部にはラチェット機構を配して連結した背板を設け、背板の長さの3分の1から2分の1の長さを左右の脚板後部に延伸したことを特徴とする安定高座椅子。
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