JP3158012U - 製剤品を収納する箱 - Google Patents

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恵種 柴田
恵種 柴田
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Abstract

【課題】予め箱内に薬、健康食品、サプリメントが収容された状態で、箱自体に朝、昼、夜の表示をして飲み間違いを防ぐとともに、患者が薬を朝、昼、夜に分ける煩雑な作業を無くすことができる箱を提供する。【解決手段】3つの部屋に仕切られた箱本体2と、該箱本体と一体的にまたは別体として設けられ、当該3つの部屋を塞ぐ蓋体3とを備え、前記3つの部屋を区別するための着色剤層が、前記箱本体または蓋体に接着剤層を介して設けられてなることを特徴として、該箱1を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は製剤品を収納する箱に関する。
現在市販されている薬として、薬が収容された箱内に複数のカプセルがパッケージに収容され、昼用・夜用でパッケージの色を2色に分けて、昼と夜とで飲みわけができるようにしたものがある。しかしながら、朝、昼、夜とで色分けをしたものや、薬が収容された箱自体が色分けされたものはない。
また、特許文献1には、朝、昼、夜の表示がされた布製のパネルが1週間分設けられたカレンダーが記載され、特許文献2には、朝、昼、夕、夜を複数の色と文字で表示された引き出しが設けられた薬箱が記載されている。
実用新案登録第3068666号 実用新案登録第3143329号
しかしながら、製薬会社から販売されている薬として、予め薬の箱が朝、昼、夜とで色分けされ、分包されて市販されているものはない。また、特許文献1および2に記載されたカレンダーや薬箱は、薬局や病院などから薬を持ち帰り、患者自身や患者の家族、患者のヘルパーなどが薬を自分で取りだし、朝、昼、夜に分けて入れなければならず、非常に面倒である。しかも、たとえば狭心症、糖尿病、胃潰瘍など複数の疾患を持つ患者は、1回に服用する薬の数だけで、10錠を越える場合もあり、朝、昼、夜とに分けるだけでも非常に煩雑であり、薬を分ける際に間違ってしまう虞がある。薬を分けるのを誤ってしまうと、薬の相互作用によって死に至る場合すらある。
そこで、本考案はかかる事情に鑑みて、予め箱内に薬、健康食品、サプリメントが収容された状態で、箱自体に朝、昼、夜の表示をして飲み間違いを防ぐとともに、患者が薬を朝、昼、夜に分ける煩雑な作業を無くすことができる箱の提供を目的とする。
本考案の製剤品を収納する箱は、3つの部屋に仕切られた箱本体と、該箱本体と一体的にまたは別体として設けられ、当該3つの部屋を塞ぐ蓋体とを備え、前記3つの部屋を区別するための着色剤層が、前記箱本体または蓋体に接着剤層を介して設けられてなることを特徴とする。
本考案によれば、予め箱内に薬、健康食品、サプリメントが収容された状態で、箱自体に朝、昼、夜の表示があるので、薬、健康食品、サプリメントの他の時間帯のものとの飲み間違いを防ぐことができる。また、患者自身が薬を朝、昼、夜に分ける煩雑な作業を無くすことができる。また、薬局や病院などで、薬を分包した状態でシールが貼られるので、薬の分け間違いなどを気にせずに済み、薬の相互作用などを気にせずに薬を服用することができる。
本考案の箱を説明するための説明図である。 本考案の箱の蓋体を開いた状態を説明するための説明図である。 本考案の箱の蓋体を説明するための説明図である。 本考案の箱の蓋体と箱本体との関係を説明するための説明図である。 本考案の箱に用いられる蓋体およびシールを説明するための説明図である。 本考案の箱に用いられる箱本体の着色剤を説明するための説明図である。 本考案の箱の他の実施の形態を説明するための説明図である。 本考案の箱の部屋を説明するための説明図である。 本考案の箱に用いられるシールを説明するための説明図である。
添付図面を参照し、本実施の形態にかかわる、散剤を紙またはフィルムで分包したもの、錠剤やカプセル錠をPTP(Press Through Package)包装された状態の薬剤、健康食品またはサプリメント(以下、単に製剤品という)が収納された状態で薬品メーカから一般消費者に供給されたり、薬品メーカより医師または調剤薬局に供給された前記薬剤を医師の処方箋に従って朝昼晩に服用すべき薬剤を詰め合わせた状態で患者に供給される包装用箱(以下、単に箱という)について、以下に詳細に説明する。
図1および2に示すように、本考案にかかわる箱1は、上部が開放した略直方体状の箱本体2と、開放した上部を覆う蓋体3とから構成されている。箱本体2は、2つの仕切り部P1、P2により、3つの部屋C1、C2、C3に分離され、それぞれの部屋C1、C2、C3に朝用、昼用、夜用の製剤品D1、D2、D3が収容されている。
箱本体2および蓋体3は、本実施の形態においては、紙を用いているが、合成樹脂、木などを用いることもできる。箱本体2および蓋体3が合成樹脂または木を用いた場合、箱本体2と蓋体3は、公知のヒンジなどの連結手段により開放可能に連結することができる。
蓋体3は、図1における箱本体2の参照符号21によって示される側面21の上端21aから延設し、当該蓋体3は、側面21の上端21aを中心に上部に開放可能である。蓋体3には、2つの仕切り部P1、P2に対応したカ所にミシン目L1、L2が形成されている。図3に示すように、ミシン目L1、L2に沿って蓋体3を3つの蓋体3a、3b、3cに分けることができ、当該3つの蓋体3a、3b、3cを朝用、昼用、夜用の製剤品D1、D2、D3の部屋C1、C2、C3のそれぞれの蓋とすることができる。また、蓋体3にミシン目L1、L2を設けず、部屋C1、C2、C3全体を覆う1枚の蓋体3でもよいし、予め分離された蓋体3a、3b、3cとしてもよい。
また、蓋体3は、図2に示すように、箱本体2の開口した上部を覆う蓋部31と、蓋体3を閉じたときに図1における箱本体2の参照符号22によって示される側面22の内側に入り込む折り曲げ片32とから構成される。
図1、4および5に示すように、箱本体2の側面22は、ミシン目L3により分断される略台形状の舌片22aを有し、舌片22aは、蓋体3の折り曲げ片32と接着剤4を介して部分的に接着されている。箱1の開封前は、図4および5の2点鎖線で示すように、舌片22aのミシン目L3(図1参照)が切断されておらず、舌片22aは側面22の一部であり、舌片22aと折り曲げ片32が接着剤4により接着されているので、側面22と蓋体3は舌片22aを介して接合されている。図4および5に示すように、舌片22aをミシン目L3に沿って側面22から分離すると、蓋体3が開放可能になる。箱1の開封後は、側面22から舌片22aが分断して取り除かれて、切り欠き部22bが形成される。当該切り欠き部22bにより、箱本体2内の製剤品D1、D2、D3を当該切り欠き部22bから指を入れて取り出すことができ、箱本体2内の製剤品D1、D2、D3を取り出しやすい。
図1に参照符号Aで示す蓋体3の上面(以下、A面という)には、3種類の異なる色のシールS1、S2、S3が貼付されている。図5に示すように、シールS1、S2、S3はそれぞれ接着剤層Sa、フィルム層Sb、着色剤層Scが順次積層されて構成され、蓋体3のA面上に接着剤層Scにより貼付される。蓋体3上のシールS1、S2、S3は、部屋C1、C2、C3に対応して、たとえば朝用の製剤品D1が収納される部屋C1上のシールS1は緑色で、昼用の製剤品D2が収納される部屋C2上のシールS2は黄色で、夜用の製剤品D3が収納される部屋C3上のシールS3は青色で表示することができる。部屋C1、C2、C3ごとに異なる色の表示をすることにより、朝、昼、夜とで飲まなければならない薬を間違う危険性を減らすことができる。なお、シールS1、S2、S3の色は、異なる色を用いれば特に限定されるものではない。また、シールS1、S2、S3は、それぞれ色が異なるだけでもよいし、異なる模様や絵柄によって区別しても構わない。
また、シールS1、S2、S3に代えて、箱本体2や蓋体3が紙の場合は、図6に示すように、紙の箱本体の側面22または蓋体3に着色剤層Coを直接印刷することにより部屋C1、C2、C3ごとに表示する色を変えることもできる。箱本体2および蓋体3が合成樹脂や木の場合は、塗装することにより部屋C1、C2、C3ごとの色を変えることができる。
また、蓋体3には、シールS1、S2、S3の他、図1〜3に示すように、用法が記載された用法表示部U1、U2、U3が設けられている。当該用法表示部U1、U2、U3は、シールにより貼付することもできるし、用法表示部U1、U2、U3には、たとえば朝用の製剤品D1が収納される部屋C1用の用法表示部U1に「1日、1回、1袋をティータイムにコップ1杯(約200mL)の水またはお湯に溶かしお召し上がり下さい。」と表示し、朝用の薬とは用法が異なる、昼、夜用の製剤品D2、D3が収納される部屋C2、C3用の用法表示部U2、U3に「1日、1回、1袋を食事とともにお召し上がり下さい。」と表示することにより、間違った用法で薬を飲むことを防止することができる。
上記シールS1、S2、S3、および用法表示部U1、U2、U3は、図1に示す蓋体3の上面の他、図2に示すように参照符号Bで示す蓋体3の裏面や、箱本体2の側面22などに設けてもよい。
また、たとえば、部屋C1を覆う蓋体3aに貼付されたシールS1が緑色の場合、部屋C1に収容される製剤品D1にも緑色のシールS1を貼付し、部屋C2を覆う蓋体3bに貼付されたシールS2が黄色の場合、部屋C2に収容される製剤品D2にも黄色のシールS2を貼付し、製剤品D1、D2、D3に、当該製剤品D1、D2、D3が収容される部屋C1、C2、C3を覆う蓋体3に付されたシールS1、S2、S3と同色のシールを貼付することにより、間違って薬を飲む危険性をさらに低下させることができる。また、同様に製剤品D1、D2、D3に用法表示部U1、U2、U3を貼付してもよい。
また、本考案の箱1を用いて、薬品メーカより医師または調剤薬局に供給された前記薬剤を医師の処方箋に従って朝昼晩に服用すべき薬剤を詰め合わせた状態で患者に供給することもできる。図7および9に示すように、薬局や病院の名前が印刷された封印層(シール)S4により箱1のそれぞれの蓋体3a、3b、3cを箱本体2にとめ、図8に示すように、薬局や病院等で処方される薬D4〜D11が、朝、昼、夜ごとに予め分けて、部屋C1、C2、C3に入れる。
図9に示すように、封印層S4は、接着剤層Sa、フィルム層Sb、インク層Sdが積層されたシールであり、たとえばフィルム層Sb上にインク層Sdが印刷されることにより薬局や病院の名前が表示される。薬局や病院から患者の手に薬が渡されるときは、朝、昼、夜ごとの薬D4〜D11のうち、朝用の薬D4〜D6が部屋C1に入れられ、昼用の薬D7およびD8が部屋C2に入れられ、夜用の薬D9〜D11が部屋C3に入れられ、それぞれの蓋体3a、3b、3cが、薬局や病院の名前が印刷された封印層S4により箱本体2にとめられた状態である。当該1日分の箱1を複数日分患者に手渡すか、部屋をさらに増やし、朝、昼、夜の分が分けて入れられた1週間分の薬を1つの箱1に入れて患者に手渡してもよい。
患者は、家庭で薬を飲む際、蓋体3に貼付された封印層S4を破いて中の薬を飲むので、患者以外の家族やヘルパーが当該箱1を見ただけで、患者が薬を飲んだかどうかの確認をすることができ、飲み忘れを防止することができる。また、薬局や病院で薬が分包された状態で、封印層S4が貼られるので、薬局や病院などから薬を持ち帰り、その後に朝、昼、夜用の薬に分ける必要がない。したがって、患者自身や患者の家族、患者のヘルパーが、薬を分ける必要がないうえ、薬を分けるときに朝用の薬を夜用の薬として分けてしまう、といったミスを無くすことができるので、患者や患者の家族、患者のヘルパーの負担を大幅に軽減することができる。
1 箱
2 箱本体
22b 切り欠き部
3 蓋体
3a、3b、3c 蓋体
C1、C2、C3 部屋
D1、D2、D3 製剤品
L1、L2、L3 ミシン目
P1、P2 仕切り部
S1、S2、S3 シール
S4 封印層
Sa 接着剤層
Sb フィルム層
Sc 着色剤層
Sd インク層

Claims (4)

  1. 3つの部屋に仕切られた箱本体と、
    該箱本体と一体的にまたは別体として設けられ、当該3つの部屋を塞ぐ蓋体と
    を備え、
    前記3つの部屋を区別するための着色剤層が、前記箱本体または蓋体に接着剤層を介して設けられてなる
    ことを特徴とする、製剤品を収納する箱。
  2. 前記蓋体が3つの部屋毎に独立してなる請求項1記載の箱。
  3. 前記蓋体が3つの部屋全体を塞ぐことを特徴とする請求項1記載の箱。
  4. 前記蓋体と箱本体とを跨いで貼付された封印層が設けられてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107260551A (zh) * 2017-06-14 2017-10-20 清镇市第人民医院 一种具有自动提示功能的分药器
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