JP2006034523A - 薬袋 - Google Patents

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静子 小林
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Abstract

【課題】複数の薬をそれぞれの服用時期に応じて正確に服用できるようにした薬袋を提供する。
【解決手段】長手方向に連続して区画して設けた薬剤を収納する複数の収納部1、各収納部1間に設けた切り取り手段4、各収納部1の一側に設けた開口部3、剥離可能かつ再接合可能な接着剤6により該開口を開閉可能にする蓋部材5および各収納部1の表面に設けた情報記入欄7を有する薬袋。
【選択図】 図1

Description

本発明は、服用情報の表示部を有する複数の収納部が連続して設けられた薬袋に関するものである。
病院等の医療機関から処方された多種類の薬を決められた時期に服用する患者にとって、服用を忘れたり、服用する薬の種類および服用時期を間違えないようにすることが肝要である。医療機関または薬局で服用時期の異なる複数の薬を小分けしてもらうには長時間を要し、混雑した窓口で行うには適していないので、そのような便宜を得ることは難しい。家庭用の薬容器として、曜日および朝、昼、夕等の表示をした小室に区分してあり、それぞれの小室に当該服用時に服用すべき薬を収納するようにした箱型容器が市販されている。しかし、このような箱型容器は携帯に不便であるし、1週間以上の長期間の薬を収納するには回数分の小室を設けるために容器が大きくなりすぎるし、箱型容器を倒した場合などに内容物が散乱するおそれがあるなどの問題がある。
あるいは、薬局で患者に手渡す薬袋として、1服用分ごとに区分けして密封包装された複数の小袋が切り取り可能に連接された薬袋ロールになっており、各小袋の表面に、「朝食後」、「昼食後」、「夕食後」のように、服用時期を表示するようにした薬袋が提案されている(例えば特許文献1参照)。しかし、上述した時間効率の問題のほかに、複数の薬を服用しなければならない場合には、複数の薬袋ロールを用意しなければならないし、誤って薬袋を開封してしまえば、再封できないので、その薬を捨てざるを得ないなどの問題がある。
特開2004−57776号公報
本発明は、上述のような問題を解決することを課題とし、複数の薬をそれぞれの服用時期に応じて正確に服用できるようにした薬袋を提供することを課題とするものである。
本発明は、長手方向に連続して区画して設けた薬剤を収納する複数の収納部、各収納部間に設けた切り取り手段、各収納部の一側に設けた開口部、剥離可能かつ再接合可能な接着剤により該開口を開閉可能にする蓋部材および各収納部の表面に設けた情報記入欄を有することを特徴とする薬袋に関する。
多種類の薬を一回の服用分ごとにまとめて一つの収納部に収納して、服用忘れと誤服用を防止できる。各収納部の開口部を蓋部材で封止できるので、内容物が外部にこぼれ出すことがない。剥離可能かつ再接着可能な接着剤を用い、蓋部材によって収納部の開口部が封止されているので、開封および再封止が自由に行え、収納部へ薬を入れ間違えたときに入れ替えが容易である。各収納部を切り取り線で切り取ることができるので、旅行や外出に際して必要回数分切り取って携帯できる。
以下、図面に沿ってさらに詳細に本発明を説明する。図1および図2は本発明の薬袋の2種類の実施態様を示す。図1および2の(a)において、各収納部1は開口部3および情報記入欄7を有しており、区画部2によって区画されて長手方向に連続して設けられている。区画部2内に切り取り手段4が設けられている。図1においてはこの切り取り手段は蓋部材5にも延長されている。図2では蓋部材5は先端が細くなっているので切り取り手段が不要である。蓋部材5には剥離可能かつ再接着可能な接着剤層6が設けられている。少なくとも情報記入欄7は印刷又は筆記可能な表面性状を有している。なお、情報記入欄7は収納部1の表側または裏側のいずれの表面に設けてもよい。図1、図2は説明の便を考慮して、薬袋の裏側に相当する表面に情報記入欄を設けた例を示しているが、反対側の表面(薬袋の表側)に設ける方が、蓋部材により隠される部分が少ないので好ましい。
薬袋の製造は次のようにして行うのが好ましい。薬袋の材料としては、長尺のプラスチックフィルム(またはシート)、紙、布または紙の裏面にプラスチックフィルム層を積層したもの等が好ましく使用できる。これを収納部の底面に該当する線で所定幅に二つに折って、収納部の裏側になる部材と収納部の表側になる部材およびこれと連続している蓋部材に該当する部分を形成する。プラスチックフィルム(またはシート)は、透明、不透明、半透明、着色物のいずれでも好ましく使用できる。図2の態様の場合は、折り曲げる前又は後で蓋部分を所定の形状にカットする。長尺物を二つ折りにするほかに、薬袋の裏側部材用と表側部材用+蓋部材用の二枚のシートを用意して重ね合わせ、収納部底部に当たる部分をヒートシール、縫製、接着等によって接合することも本発明の実施態様である。
プラスチックフィルム・シートとしては、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロンなどのポリアミド、ポリスチレン等の各種の公知のプラスチックが好ましく使用できる。またこれらのブレンド物も使用できる。プラスチックフィルム・シートは公知の製造方法にて得られる。例えば強度を考慮して一軸又は二軸延伸フィルムが好ましい。プラスチックは一般に印刷特性、接着特性に劣るので、少なくとも接着剤層を設ける部分および情報記入欄は、粗面化したり、コロナ放電処理などの表面処理をして表面性状を改質するのが好ましい。あるいは、印刷適正、接着性に優れた、ポリエステル樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体樹脂およびその鹸化物等の、プラスチックを積層形成しても良い。
ついで、区画部2によって各収納部1および開口部3を形成する。プラスチックフィルム(またはシート)またはプラスチック層を積層した紙を材料にした場合、区画部2をヒートシールで簡単に形成できる。紙、布を用いた場合は適宜縫うか糊を用いるのが好ましい。このようにして、得られた区画部内に設ける切り取り手段4は、ミシン目等の公知の手段で形成する。図1の場合は蓋部材にも同時に切り取り手段を設ける。
上記の実施態様では接着剤層を蓋部材に設けているが、所望により収納部の表面に設けても良い。しかし、薬の出し入れのたびに開封・封止を行う便を考慮すれば蓋部材側に接着剤層を設けるのが好ましい。接着剤層を長尺の薬袋に設けるのはロールコーター等で塗布することによって容易に行える。
蓋部材の形状は開口部が確実に封止できる形状であれば、適宜の形状を採用し得る。蓋部材の端部を着色したり、あるいは該端部に着色テープを貼付することによって、着色部9を設ければ、封止された収納部を開封する際のきっかけの見分けが容易になる。この手段は、透明なフィルム(シート)で薬袋を構成する場合に特に有効である。また、接着剤を着色することによっても同様な効果が得られる。
本発明の薬袋の使用例について説明する。服用すべき薬の種類および服用時期に応じて情報記入欄に、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前、あるいはさらに曜日等の服用時期に関する情報を記入する。服用時期情報はあらかじめ印刷してもよいし、筆記具で記入してもよい。各収納部に、当該服用時期に服用すべき薬を収容する。医療機関で渡される薬は2週間または1ヶ月など長期期間の服用分であるから、本発明の薬袋としては、収納部が多数連結したものが好ましい。収納に際しては、医療機関から入手した一回の服用分ごとに包装を開封することなく収納部に入れるのが好ましい。収納後に、図1および2の(b)に示すように、蓋部材5を折線8で折り曲げて収納部1の表面に接着して封止する。封止は手で押し付けるだけで十分である。服用に際しては、服用する薬が入っている収納部を蓋ごと切り取り線から切り離して使用する。外出や旅行などの場合は、必要分の収納部を蓋ごと切り取って携行する。
本発明の薬袋は、複数の薬を服用する場合に有益であるが、医療機関・薬局などで一人の患者に複数の薬を処方する場合には服用情報の印刷・記入を機械化すれば、医療機関・薬局の業務の効率化および誤投与を避けることができる。
本発明の薬袋の1実施態様を示す図面である。(a)は封止前、(b)は封止後の状態を示す。 本発明の薬袋の他の実施態様を示す図面である。(a)は封止前、(b)は封止後の状態を示す。
符号の説明
1 収納部
2 区画部
3 開口部
4 切り取り手段
5 蓋部材
6 接着剤層
7 情報記入欄
8 折線
9 着色部

Claims (2)

  1. 長手方向に連続して区画して設けた薬剤を収納する複数の収納部、各収納部間に設けた切り取り手段、各収納部の一側に設けた開口部、剥離可能かつ再接合可能な接着剤により該開口を開閉可能にする蓋部材および各収納部の表面に設けた情報記入欄を有することを特徴とする薬袋。
  2. 前記蓋部材に着色部を設けたことを特徴とする請求項1記載の薬袋。
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