JP3157918U - 自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
Description
本考案の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。但し、以下の説明中、左右に関する称呼は車両を前面側から見た場合(車両前面視)を基準として行うものとする。
図1において、1は自動二輪車全体を示しており、車体フレーム2の前端部にはハンドル軸4を回転可能に挿通するヘッドパイプ3が設けられている。ハンドル軸4の上下両端にはアッパ・ロアのブラケット5,6が取り付けられ、これらには一対のフロントフォーク7が挿通されている。両フロントフォーク7の下端部には前輪8が取り付けられており、前輪8はアッパブラケット5に固定されたハンドル9によって操舵可能である。
クランクケース17内には、車幅方向に沿ってクランクシャフト29が回転可能に支持されている。クランクシャフト29には車幅方向に距離をおいた二箇所にコンロッド取り付け部30が設けられている(図3、図4ではその片側のもののみが示されている)。各コンロッド取り付け部30では、それぞれ一対のクランクウェブ31と両クランクウェブ31を連結するクランクピン32とが設けられている。このクランクピン32にはコンロッド33を介してピストン34が接続され、同ピストン34はシリンダボディ20,21内を摺動可能である。また、クランクシャフト29における左端部にはカムシャフト駆動スプロケット35が嵌着されている。
なお、58は伝達チェーン45の張力を調整可能なチェーンテンショナーであり、前後の両気筒18,19における伝達部材収容部B内にそれぞれ組み込まれている。
(1)気筒18,19は前後にV字状をなして配列されるとともに、通気用開口部27は少なくとも前側気筒18に設けられている。
このような構成によれば、次のような効果を奏する。
通常のV型エンジンであれば、後側の気筒に対しては自動二輪車の走行に伴って生じた走行風のうち前側気筒の側面を後方に回り込んだものだけが冷却用に有効であった。しかし、本実施形態では前後の気筒18,19に通気用開口部27,28を形成したことで、前側の通気用開口部27を通過した走行風を直接、後側気筒19に吹き当てることができる。したがって、従来に比較して後側気筒19に対する冷却性能を向上させることができる。
このような構成によれば、伝達部材収容部Bにおける通気用開口部27,28に対応する部分が別体化されているため、エンジン機能部Aにおける通気用開口部27,28に対応した部分の成形が簡単になる。
このような構成によれば、第1ケース部54,55がシリンダヘッド22,23と一体に形成されているため、気筒18,19の構成部品点数を減らして組付け作業性を向上させることができる。
このような構成によれば、第2ケース部56,57がヘッドカバー25,26と一体に形成されているため、気筒18,19の構成部品点数を減らして組付け作業性を向上させることができる。
このような構成によれば、前後の気筒18,19でエンジン機能部Aが車幅方向に相互に反対方向へずれているにも拘わらず、伝達部材収容部Bの車幅方向に関する位置が揃えられている。したがって、駆動力伝達部材(伝達チェーン45)を単一部材化することができるため、製造コストの削減とともに、組付け性にも優れる。
このような構成によれば、前側気筒18の通気用開口部27を通過した走行風は、そのまま後側気筒19の通気用開口部28を通過することができる。したがって、後側気筒19に対する冷却性能の向上に寄与する。
実施形態1では吸気カムシャフト38,39と排気カムシャフト40,41とを同期して回転させるために、排気スプロケット48,49と第2吸気スプロケット46,47との間にカムチェーン50,51を巻き掛けしていた。
本考案は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本考案の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
18…前側気筒
19…後側気筒
20,21…シリンダボディ
22,23…シリンダヘッド
25,26…ヘッドカバー
27,28…通気用開口部
29…クランクシャフト
34…ピストン
38,39…吸気カムシャフト
40,41…排気カムシャフト
45…伝達チェーン
52,53…サブケース
54,55…第1ケース部
56,57…第2ケース部
A…エンジン機能部
B…伝達部材収容部
Claims (7)
- ピストンが摺動可能に組み込まれたシリンダとこのシリンダに対する吸排気を行うためのバルブとを備えたエンジン機能部と、
このエンジン機能部に対し前後方向に貫通する通気用開口部を介して車幅方向に並んで配され、前記エンジン機能部とともにエンジンの気筒を構成し、かつ前記ピストンの摺動に伴って回転するクランクシャフトの駆動力を、前記吸排気バルブを作動させるカムシャフトに伝達するための駆動力伝達部材を収容する伝達部材収容部と、
を備えてなることを特徴とする自動二輪車。 - 前記気筒は前後にV字状をなして配列されるとともに、前記通気用開口部は少なくとも前側気筒に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
- 前記伝達部材収容部における少なくとも前記通気用開口部に対向する高さ領域は、前記エンジン機能部とは別体部材によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
- 前記エンジン機能部は、ピストンを摺動可能に組み込むシリンダボディとこのシリンダボディの上方に積層されるシリンダヘッドとを備え、
前記通気用開口部は前記シリンダボディに対応する高さ範囲に亘って設けられる一方、前記伝達部材収容部は、前記シリンダヘッドに対応する高さを有して別体化されたサブケースと、このサブケースの上部に配され前記シリンダヘッドから車幅方向へ一体に延設されて前記サブケースと連通する第1ケース部とを備えて構成されていることを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車。 - 前記シリンダヘッドの上部には同シリンダヘッド内部に連通するヘッドカバーが装着されるとともに、前記伝達部材収容部は、前記ヘッドカバーから車幅方向へ一体に延設されて前記第1ケース部の上部に内部を連通させた状態で配される第2ケース部を備えて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車。
- 自動二輪車の車幅方向に関する中心軸線に対し、前記両気筒における前記エンジン機能部が車幅方向に関して相互に反対方向へ偏位して配されるとともに、前記両気筒における前記伝達部材収容部は、前記中心軸線から車幅方向に沿った距離が等しく設定されることで、前記駆動力伝達部材は前記両気筒間に掛け渡されて単一部材を共用する構成となっていることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車。
- 自動二輪車の車幅方向に関する中心軸線に対し、前記両気筒のうち前記後側気筒における前記エンジン機能部が前記伝達部材収容部が配された側に偏位し、前記前側気筒における前記エンジン機能部が前記伝達部材収容部が配された側とは反対側へ偏位し、
かつ前記前側気筒における通気用開口部の開口幅は、前記後側気筒における通気用開口部の開口幅よりも幅広に形成され、前記両気筒における前記両通気用開口部は前後方向に関して一部が重複する構成であることを特徴とする請求項6記載の自動二輪車。
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