JP3157910U - 複数の発光回路を具える発光ダイオード - Google Patents
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Abstract
【課題】光線の均一な放射を達成するともに、簡易な構造でLEDチップから発生する光線の色を異なる色に変化させることのできる、複数の発光回路を具える発光ダイオードを提供する。【解決手段】複数のLEDチップの表面を被覆する複数の蛍光層と、光透過性を具える材質によってなり、基板1、複数のLEDチップ、複数の導電線、正極と負極とが対をなす導電支持体5,6、複数の蛍光層とをモールドするモールド部8とによって構成し、該基板の両側に一対の正極と負極とが対をなす導電支持体が設けられ、該複数のLEDチップを該複数の導電線で直列に接続した直列構造の両端を正極の導電支持体と負極の導電支持体にそれぞれ電気的に接続し、該各LEDチップの表面は該蛍光層によって被覆され、それにより、両面のそれぞれの直列回路を同時に発光させることができるとともに、LEDチップから放射される光線の色を変化させることができる。【選択図】図1
Description
本考案は発光ダイオードに関し、特に複数の発光制御回路を具え、均一な光線の放射を達成する発光ダイオードのパッケージ構造に関する。
近年、電子産業の革新が進み、環境保護の意識が高まる中、図15に示すような省電力LEDランプは、ビデオカメラ、液晶ディスプレイ、ノート型パソコン、交通信号灯、街灯等の各種電子製品に幅広く応用されており、従来のタングステン電球に取って代わってきている。しかし、その高効率で単一のLEDチップを長時間通電させ発光させると、発光の際に伴う高い熱エネルギーによってLEDチップの使用寿命が短くなってしまう。又、そのLEDランプの原理では、導電ピン上方のカップ内にLEDチップを設置するため光線が屈折して前方向に集光し、実際使用する上で単一方向の発光効果しか得ることができず、多方向に均一に発光することはできないため、このLEDランプ構造は理想的な実用化に向けてまだ改善の余地があるといえる。
本考案は、光線の均一な放射を達成するともに、簡易な構造でLEDチップから発生する光線の色を異なる色に変化させることのできる、複数の発光回路を具える発光ダイオードを提供することを目的とする。
また、本考案は、使用寿命の長い、複数の発光回路を具える発光ダイオードを提供することを目的とする。
そこで、この考案による複数の発光回路を具える発光ダイオードは、矩形の導電性を有する材質によってなる基板と、半導体素子である発光ダイオードチップであり、該基板の両面に設けられる複数のLEDチップと、導電性を有す材質によってなり、該複数のLEDチップを電気的に接続して、LEDチップの直列接続を複数組形成する複数の導電線と、導電性を有する材質によってなる相互に対称な一対の支持体であり、それぞれ基板の両側に設けられ、一対の支持体の一方の下方は正極となるとともに、対をなす他方の下方は負極となり、一対の支持体の各上方は、複数のLEDチップを直列接続した導電線の両端とそれぞれ接続される、正極と負極とが対をなす導電支持体と、蛍光粉を含むフィルム層であって、該複数のLEDチップの表面を被覆する複数の蛍光層と、光透過性を具える材質によってなり、該基板、該複数のLEDチップ、該複数の導電線、該正極と負極とが対をなす導電支持体、該複数の蛍光層とをモールドするモールド部とによって構成し、該基板の両側に一対の正極と負極とが対をなす導電支持体が設けられ、該複数のLEDチップを該複数の導電線で直列に接続した直列構造の両端を正極の導電支持体と負極の導電支持体にそれぞれ電気的に接続し、該各LEDチップの表面は該蛍光層によって被覆され、それにより、両面のそれぞれの直列回路を同時に発光させることができるとともに、LEDチップから放射される光線の色を変化させることができるように構成する。
この考案による複数の発光回路を具える発光ダイオードは、均一な光線の放射を達成することができるので、均一な照明を必要とする各種照明具に広く応用することができ、利便性が得られるとともに、LEDチップの光線の色を変化させ多様な用途に対応させることができるため、産業への応用に係る高い対応性と、広い多様性が得られるという効果を具える。
さらに、この考案による複数の発光回路を具える発光ダイオードは、使用寿命を従来に比して大幅に延長することができ、使用者にとって経済的利益が得られるという利点を有する。
図1から図6に示すように、本考案による複数の発光回路を具える発光ダイオードは、基板1、複数のLEDチップ2、複数の導電線3、正極と負極とが対をなす導電支持体5、6、複数の蛍光層7、及びモールド部8を含む。
前記基板1は導電性を有する材質によってなり、かつ矩形を呈する板材であって、実施例においては銅板を用いる。前記複数のLEDチップ2は半導体素子である発光ダイオードチップであり、基板1の両面の表面部分に分散して固定される。前記複数の導電線3は導電性を有する線材であり、実施例においては、その両端は各LEDチップ2に電気的に接続して、複数のLEDチップ2を直列に接続し、かつ直列の両端に位置する導線線3は、その各端が正極と負極とが対をなす導電支持体5、6にそれぞれ接続されて直列接続を形成する。
前記正極と負極とが対をなす導電支持体5、6は、導電性を有する材質によってなる相互に対称な支持体であり、基板1の両側に設置される。一方の導電支持体の下方は正極となるとともに、対をなす他方の導電支持体の下方は負極となり、各導電支持体の上方は、複数のLEDチップ2を直列接続した導電線3の両端とそれぞれ接続される。
複数の蛍光層7は蛍光粉を含むフィルム層であり、各LEDチップの表面を被覆する。よって、それぞれのLEDチップ2から放射される光線は、蛍光層7を通過することによって色が変化する。
モールド部8は樹脂やシリカゲル等の光透過性を具える材質によってなり、基板1、複数のLEDチップ2、複数の導電線3、正極と負極とが対をなす導電支持体5、6、複数の蛍光層7の全てをモールドしてなる。以上が本考案の主な構造の特徴である。
即ち、実施例における本考案の複数の発光回路を具える発光ダイオードは、図3から図5に示すように、前記基板1の両側に正極と負極とが対をなす導電支持体5、6が設けられ、前記基板1の表裏両面には複数のLEDチップ2を複数の導電線3で直列に接続した直列構造が一組ずつ構成され、その各直列構造の両端は前記正極の導電支持体と前記負極の導電支持体の上方にそれぞれ電気的に接続する。また、前記各LEDチップの表面は蛍光層7によって被覆される。それにより、両面のそれぞれの直列回路を同時に発光させることができるとともに、LEDチップから放射される光線の色を変化させることができる。
図7及び図8に示すように、別の実施例における本考案の複数の発光回路を具える発光ダイオードは、前記基板1の両側には正極と負極とが対をなす導電支持体5、6が設けられ、前記基板1の表裏両面には複数のLEDチップ2を複数の導電線3で直列に接続した直列構造が二組ずつ構成され、その各直列構造の両端は、前記正極の導電支持体と前記負極の導電支持体の上方にそれぞれ電気的に接続する。それにより、表裏各二組ずつの直列回路のLEDチップを同時に発光させることができる。
図9及び図10に示すように、別の実施例における本考案の複数の発光回路を具える発光ダイオードは、前記基板1の両側には少なくとも二対の正極と負極とが対をなす導電支持体5、5A、6、6Aが設けられ、前記基板1の表裏両面には複数のLEDチップ2を複数の導電線3で直列に接続した直列構造が上下段に分けて二組以上ずつ構成され、表裏両面の上段の直列構造の両端は、一対の正極の導電支持体と負極の導電支持体の上方にそれぞれ電気的に接続し、表裏両面の下段の直列構造の両端は、もう一対の前記正極の導電支持体と前記負極の導電支持体の上方にそれぞれ電気的に接続する。それにより上下段に並列された二つの直列回路が形成される。また、ICで各正極と負極とが対をなす導電支持体を制御することで、各直列回路を交替で発光させることができるようになる。複数のLEDチップ2を交替で発光させることによって、個々のLEDチップ2の発光時間を短縮することができ、LEDチップ2の使用寿命を延長させることができる。
図11及び図12に示すように、別の実施例における本考案の複数の発光回路を具える発光ダイオードは、四角フレームB及び四角台座Cを用いて、四組の基板1を併せた四角形の支持体を構成することができる。その四角形の支持体の各端には各正極と負極とが対をなす導電支持体5、6、5A、6Aが嵌置され、各正極と負極とが対をなす導電支持体5、6、5A、6Aのそれぞれは正極、負極、正極、負極となる。四組の基板1の表面には複数のLEDチップ2を複数の導電線3で直列に接続した直列構造が一組ずつ構成され、その各直列構造の両端は前記正極の導電支持体と前記負極の導電支持体の上方にそれぞれ電気的に接続する。それにより、四直列二回路が形成され、四面のLEDチップを同時に発光させることができる。
図13及び図14に示すように、別の実施例における本考案の複数の発光回路を具える発光ダイオードは、六角フレームB及び六角台座Cを用いて、六組の基板1を併せた六角形の支持体を構成することができる。その六角形の支持体の各端には各正極と負極とが対をなす導電支持体5、6、5A、6A、5B、6Bが嵌置され、各正極と負極とが対をなす導電支持体5、6、5A、6A、5B、6Bのそれぞれは正極、負極、正極、負極、正極、負極となる。六組の基板1の表面には複数のLEDチップ2を複数の導電線3で直列に接続した直列構造が一組ずつ構成され、その各直列構造の両端は前記正極の導電支持体と前記負極の導電支持体の上方にそれぞれ電気的に接続する。それにより、六直列三回路が形成され、六面のLEDチップを同時に発光させることができる。
1 基板
2 LEDチップ
3 導電線
5、6、5A、6A、5B、6B 導電支持体
7 蛍光層
8 モールド部
2 LEDチップ
3 導電線
5、6、5A、6A、5B、6B 導電支持体
7 蛍光層
8 モールド部
Claims (2)
- 矩形の導電性を有する材質によってなる基板と、
半導体素子である発光ダイオードチップであり、該基板の両面に設けられる複数のLEDチップと、
導電性を有す材質によってなり、該複数のLEDチップを電気的に接続して、LEDチップの直列接続を複数組形成する複数の導電線と、
導電性を有する材質によってなる相互に対称な一対の支持体であり、それぞれ基板の両側に設けられ、一対の支持体の一方の下方は正極となるとともに、対をなす他方の下方は負極となり、一対の支持体の各上方は、複数のLEDチップを直列接続した導電線の両端とそれぞれ接続される、正極と負極とが対をなす導電支持体と、
蛍光粉を含むフィルム層であって、該複数のLEDチップの表面を被覆する複数の蛍光層と、
光透過性を具える材質によってなり、該基板、該複数のLEDチップ、該複数の導電線、該正極と負極とが対をなす導電支持体、該複数の蛍光層とをモールドするモールド部と、によって構成し、
該基板の両側に一対の正極と負極とが対をなす導電支持体が設けられ、該複数のLEDチップを該複数の導電線で直列に接続した直列構造の両端を正極の導電支持体と負極の導電支持体にそれぞれ電気的に接続し、該各LEDチップの表面は該蛍光層によって被覆され、それにより、両面のそれぞれの直列回路を同時に発光させることができるとともに、LEDチップから放射される光線の色を変化させることができるように構成することを特徴とする複数の発光回路を具える発光ダイオード。 - 該基板の外側に少なくとも一対の正極と負極とが対をなす導電支持体を更に増設することができ、複数の直列回路のLEDチップが同時に発光する多面発光構造を構成することができることを特徴とする、請求項1に記載の複数の発光回路を具える発光ダイオード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009086U JP3157910U (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 複数の発光回路を具える発光ダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009086U JP3157910U (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 複数の発光回路を具える発光ダイオード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3157910U true JP3157910U (ja) | 2010-03-04 |
Family
ID=54861529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009086U Expired - Lifetime JP3157910U (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 複数の発光回路を具える発光ダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157910U (ja) |
-
2009
- 2009-12-22 JP JP2009009086U patent/JP3157910U/ja not_active Expired - Lifetime
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