JP3157712B2 - 係合二軸のストッパー - Google Patents

係合二軸のストッパー

Info

Publication number
JP3157712B2
JP3157712B2 JP11237496A JP11237496A JP3157712B2 JP 3157712 B2 JP3157712 B2 JP 3157712B2 JP 11237496 A JP11237496 A JP 11237496A JP 11237496 A JP11237496 A JP 11237496A JP 3157712 B2 JP3157712 B2 JP 3157712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
biaxial
shaft
cam
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11237496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09296813A (ja
Inventor
厚三 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawajun Co Ltd
Original Assignee
Kawajun Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawajun Co Ltd filed Critical Kawajun Co Ltd
Priority to JP11237496A priority Critical patent/JP3157712B2/ja
Publication of JPH09296813A publication Critical patent/JPH09296813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3157712B2 publication Critical patent/JP3157712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
トやドラッグストア等において、陳列商品のポップ表示
板を支持するスタンドあるいはビーチパラソル等に使用
する係合二軸のストッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやドラッグストア等
において、陳列商品のポップ表示板を支持する支持棒、
ビーチパラソルのシャフト又は釣りざお等は、使用目的
に応じた長さを得たい場合、2つの異なる径を有する二
軸を互いに係合(継なぎ合わせ)させて使用することが
ある。従来、係る係合する二軸を係止するストッパーと
しては、リングパッキンと袋ナットにより締め付けるも
の、シャフト若しくはさおのテーパーを利用し、摩擦力
により係止するもの又は上部に位置するシャフト等の重
量及びサイズ(径)を考慮し、高度に加工されたパッキ
ン材により係止するもの等が使用されている。
【0003】しかしながら、これらは、シャフト(パイ
プ)自体に加工する必要があったり、任意の位置で係止
することが不可能であったり又は精度の高いパッキン材
を使用するため、材料費や加工費が上昇する等の問題点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、軸
又はパイプ等のシャフト自体を加工することなく、指で
プッシュする操作により任意の長さ位置で係止できる係
合二軸のストッパーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、2つの異なる径の同軸穴を有し、小径の
軸穴側面に切欠き部を有する本体部、前記切欠き部に遊
嵌し、挿入軸の円周面に当接するゴム状の弾性体からな
り、かつスイッチ部のカムが係止解除位置で当接するこ
とのない深さの溝を備えた圧接部、前記圧接部を押圧又
は押圧解除するカムを備えたスイッチ部、を有する係合
二軸のストッパーに存するものである。斯かる構成をと
ることにより、圧接部を押圧する側にスイッチをプッシ
ュすれば、カムの作用により当接部が挿入軸(小径軸)
の円周面に当接し、挿入軸の動きを固定(係止)する。
また逆に、圧接部を押圧解除する側にスイッチをプッシ
ュすれば、挿入軸の動きが制限されず、この状態で挿入
軸を下方に動かせば短く、上方に動かせば長くでき、係
合する二軸を所望の長さに調節できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図1
〜図7を用いて説明する。図1及び図2は、係止状態
(ストップ状態)にある本発明の係合二軸のストッパー
であって、図1は図2のB−B線に沿ってみた断面図で
ある。図2は図1のA−A線に沿ってみた断面図であ
る。図3及び図4は、係止解除状態(ストップ解除状
態)にある本発明の係合二軸のストッパーであって、図
3は図4のB−B線に沿ってみた断面図である。図4は
図3のA−A線に沿ってみた断面図である。図5は圧接
部の斜視図である。図6は、図2のC−C線に沿ってみ
た本発明の正面図である。図7は本発明の係合二軸のス
トッパーを使用したポップ(POP)表示具の概略図で
ある。
【0007】係合二軸のストッパー10の本体部13
は、互いに係合する二軸1、2が挿入される2つの異な
る径の同軸穴11、12を両端よりほぼ同じ深さで有
し、小径の軸穴11の側面には、圧接部20を遊嵌する
切欠き部14を有している。更にスイッチピン32を軸
支するため、円筒部の中心線より延出された支持部15
a、15bを有している。上記切欠き部14は当該スト
ッパーの正面からみて長方形を示す。
【0008】圧接部20は、挿入軸に当接するように凹
部の円周面の一部を形成するエラストマーからなる当接
材21と該エラストマーと一体成型された硬質樹脂から
なる当接材支持部22から成るゴム状弾性体であり、上
下側には、上記切欠き部14と遊嵌し、かつ位置決めの
ための部材23a、23bが形成されている。更に、圧
接部20のスイッチ30側には、該圧接部20の上下の
中心位置より下方にスイッチ30の係止解除位置でカム
33と当接することのない深さの溝22bが形成されて
いる(図5)。
【0009】スイッチ部30は、カム部33、押圧作用
部31a、押圧解除作用部31b及びカムピン32で構
成され、いわゆる押すだけで切換えが可能なシーソ型ス
イッチ構造となっている。係止位置とするためには、例
えば親指で31a部を図2中のイの方向にプッシュすれ
ばよく、逆に係止解除位置とするためには、同様に図4
中のロの方向に31b部をプッシュすればよい。
【0010】すなわち、係止位置では、図2のようにカ
ム33がカム作用位置22aに当接し、挿入軸1を押圧
するのに対し、係止解除位置では、図4のようにカム3
3が圧接部20と実質的に当接しないため、圧接部20
が挿入軸1の上下方向の動きを制限することはない。従
って、挿入軸(小径軸)を他方の挿入軸(大径軸)に対
し、上下方向に摺動させ、任意の位置で停止させれば二
軸の長さを自由に設定できる。また、圧接部20は切欠
き部14に遊嵌しているため、係止解除状態であって
も、挿入軸にわずかに当接している。このため、ポップ
表示具のような軽量軸の場合、手等の外力が加わらない
限り静止状態にあり、長さの調節を更に容易にしてい
る。
【0011】上記挿入軸1、2としては中空のパイプ状
のものが好ましいが、挿入軸1(小径軸)は、中空でな
くともよい。また、上記エラストマーとしては、特に制
限されず、天然ゴム又は合成ゴムが挙げられる。上記硬
質樹脂22としては、特に制限されず、エラストマー2
1と一体成型が可能であり、かつカム33の押圧力をエ
ラストマー21に伝達しうる程度の強度又は硬度を有す
るものが好ましい。
【0012】
【0013】本発明の係合二軸のストッパーの用途とし
ては、図7に示すようなスーパーマーケットのポップ表
示具40の支持棒、ビーチパラソルの柄、釣りざお、ス
タンドマイクロホンの支持棒等が挙げられ、係合する二
軸(パイプ)を調節して所望の長さを得るものであれば
如何なるものに対しても使用できる。
【0014】
【発明の効果】本発明を用いれば、軸又はパイプ等のシ
ャフト自体を加工することなく簡単な構造のストッパー
とすることができ、指でプッシュする操作で係合する二
軸を所望の長さで係止又は解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係止状態にある係合二軸のストッパー
であって、図2のB−B線に沿ってみた断面図である。
【図2】本発明の係止状態にある係合二軸のストッパー
であって、図1のA−A線に沿ってみた断面図である。
【図3】本発明の係止解除状態にある係合二軸のストッ
パーであって、図4のB−B線に沿ってみた断面図であ
る。
【図4】本発明の係止解除状態にある係合二軸のストッ
パーであって、図3のA−A線に沿ってみた断面図であ
る。
【図5】本発明の係合二軸のストッパーに使用する圧接
部の斜視図である。
【図6】図2のC−C線に沿ってみた本発明の係合二軸
のストッパーの正面図である。
【図7】本発明の係合二軸のストッパーを使用したポッ
プ表示具の概略図である。
【符号の説明】 1 大径軸 2 小径軸 10 係合二軸のストッパー 11 小径軸穴部 12 大径軸穴部 13 係合二軸のストッパーの本体 14 切欠き部 20 圧接部 21 当接材 30 スイッチ 31a 押圧作用部 31b 押圧解除作用部 33 カム 40 ポップ表示具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの異なる径の同軸穴を有し、小径の
    軸穴側面に切欠き部を有する本体部、前記切欠き部に遊
    嵌し、挿入軸の円周面に当接するゴム状の弾性体からな
    り、かつスイッチ部のカムが係止解除位置で当接するこ
    とのない深さの溝を備えた圧接部、前記圧接部をプッシ
    ュ操作により押圧又は押圧解除するカムを備えたシーソ
    型スイッチ部、を有する係合二軸のストッパー。
  2. 【請求項2】 前記圧接部において、挿入軸の円周面に
    当接する部材が、エラストマーからなる請求項1記載の
    係合二軸のストッパー。
JP11237496A 1996-05-07 1996-05-07 係合二軸のストッパー Expired - Fee Related JP3157712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11237496A JP3157712B2 (ja) 1996-05-07 1996-05-07 係合二軸のストッパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11237496A JP3157712B2 (ja) 1996-05-07 1996-05-07 係合二軸のストッパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09296813A JPH09296813A (ja) 1997-11-18
JP3157712B2 true JP3157712B2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=14585093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11237496A Expired - Fee Related JP3157712B2 (ja) 1996-05-07 1996-05-07 係合二軸のストッパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3157712B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101344779B1 (ko) 2013-02-26 2013-12-24 주식회사 우신이엠시 전동 공구의 배터리 관리 시스템 및 그 방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100016536A (ko) * 2007-04-16 2010-02-12 넥센 그룹 인코포레이티드 모션 제어 장치
KR101652748B1 (ko) * 2015-08-26 2016-09-01 유지수 파이프 길이조절장치
WO2022031656A1 (en) * 2020-08-04 2022-02-10 Milwaukee Electric Tool Corporation Extendable wrench
CN116234662A (zh) 2020-08-04 2023-06-06 米沃奇电动工具公司 可延伸扳手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101344779B1 (ko) 2013-02-26 2013-12-24 주식회사 우신이엠시 전동 공구의 배터리 관리 시스템 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09296813A (ja) 1997-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6869112B2 (en) Device for locking two telescopic elongated elements
US5950281A (en) Hinge mechanism
US8550013B2 (en) Locking electronics platform
US6202663B1 (en) Stick-used stageless adjusting device
JP3157712B2 (ja) 係合二軸のストッパー
US7203978B1 (en) Swivel handle structure for a bathtub
US5460393A (en) Extendable handle for a luggage
US7093809B2 (en) Tool used for removing and fitting a transmission gear box
JP2015173699A (ja) 浴槽用手摺り
US7652720B2 (en) Opening structure of portable apparatus
JPH10288811A (ja) カメラ用雲台
GB2241995A (en) Round tube locking device under compression
JP2995183B1 (ja) ワンタッチ固定器具及びこれに用いる脱着機構体
JP3961557B1 (ja) 蓋開け器具
JP6348398B2 (ja) 浴槽用手摺り
KR960008094A (ko) 관형의 잠금 조립체
JP4518649B2 (ja) 椅子の肘掛け装置
JPS6332405Y2 (ja)
KR950025293A (ko) 지지장치의 요동축
JP7333046B2 (ja) ラッチ錠のハンドルの台座ユニット
KR100372483B1 (ko) 도어록의 도어손잡이 구조
EP0739806A3 (en) Vehicle steering column with axially slidable coupling
KR200268427Y1 (ko) 신축 지팡이
JP3013578U (ja) キーボード操作用補助具
JP6471925B2 (ja) 浴槽用手摺り

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees