JP3157646U - 電気柵本器盗難防止ユニット - Google Patents

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隆司 尾田
隆司 尾田
英登 尾田
英登 尾田
相達 阿呉夢
相達 阿呉夢
一木 小林
一木 小林
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タイガー株式会社
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Abstract

【課題】電気柵は害獣が生息する場所である山間部や森林に近接した場所に設置されることが一般的であり、人気がないため特に電気柵本器は盗難の被害にあいやすいので、電気柵本器の盗難を可及的に防止可能な、電気柵本器盗難防止ユニットを提供する。【解決手段】略T字型を呈すると共に長辺に孔部を有する棒体と、棒体の短辺が通過できない形状の係止孔を有する電気柵本器と、棒体を差し込むための孔部を有する支柱と、棒体が支柱から抜けることを防ぐための錠とにより構成した。【選択図】図1

Description

本考案は農耕地や果樹園などに害獣が侵入することを防止するために用いられる電気柵
に関し、より詳しくは電気柵に電圧を印加するための装置たる電気柵本器の盗難を防止するための器具に関する。
農耕地や果樹園などではイノシシやシカ、その他の小動物(以下、害獣と称する)が侵
入し、作物等を食い荒らすことを防止するために電気柵が用いられることがある。
ここに電気柵とは支柱に取り付けられた碍子によって支えられた、それぞれがプラスあるいはマイナスの電極に接続された裸電線に、パルス状の高電圧を印加するか、あるいはプラス極を裸電線に接続し、マイナス極を地面(アース)に接続して、動物が裸電線に触れると電気ショックによる痛みを感じて退散することで、動物の侵入を防ぐものである。
すなわち、害獣の身体の電気を通しやすい部位がプラス線と地面(又はマイナス線)の両方に同時に触れると感電が起こり、以後、怖がり避けるようになる心理的効果を利用するものである。
図3は一般的な電気柵の設置状態を示すものである。支柱1には、碍子等の絶縁性部材2を介して、裸電線等の導電性部材3が張設される。導電性部材3は電気柵本器4の出力端子に接続される。他方で、電気柵本器4のアース端子と地中に埋設されたアース棒5が接続されるものである。
上述の、裸電線に高電圧を印加するための電源ユニットである電気柵本器の、盗防止装置の先行技術として、例えば実用新案登録第3149862号公報(特許文献1)記載の考案や、特開2009−22246号公報(特許文献2)記載の発明などがある。
特許文献1記載の盗難防止具は、地中に杭を埋め込み、該杭と電気柵本器とをワイヤで連結すると共に、電気柵本器とワイヤを錠で固定するというものである。
特許文献2記載の装置は、支柱内に電気柵本器を内蔵させるものである。
また、電気柵本器の盗難を防ぐために、運転開始のためにキーを必要とすると共に、当該キーを抜取り可能としたり、あるいは運転開始のために暗証番号の入力を要するものも市販されている。
実用新案登録第3149862号公報 特開2009−22246号公報
電気柵は害獣が生息する場所、つまりは山間部や森林に近接した場所に設置されることが一般的である。そして、かかる場所は一般に人気が少ない場所が多いことから、電気柵殊に電気柵本器は盗難の被害にあいやすい。
そこで本考案は、電気柵本器の盗難を可及的に防止可能な、電気柵本器盗難防止ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は以下のように構成した。
請求項1:略T字型を呈すると共に長辺に孔部を有する棒体と、棒体の短辺が通過でき ない形状の係止孔を有する電気柵本器と、棒体を差し込むための孔部を有す る支柱と、棒体が支柱から抜けることを防ぐための錠とにより構成する。
請求項2:請求項1記載の考案において、係止孔の形状を略方形又は略円形に構成す る。
図1に示されるように、本考案にかかる電気柵本器盗難防止ユニットは、棒体10、電気柵本器20、支柱30及び錠40とにより構成される。
図2は本考案の具体的設置状態を示すものである。すなわち棒体10の長辺12を、電気柵本器20の係止孔21及び、支柱30の孔部31を貫通させる。そのうえで、長辺12に設けた孔部13に、錠40のツル41をはめ込み施錠するものである。
棒体10の短辺11は電気柵本器20の係止孔21を通過できないことから、電気柵本器20は支柱30から取り外せない。また、棒体10は錠40により施錠されていることから、支柱30から抜くことは出来ない。かようにして電気柵本器20の盗難が可及的に防止できるのである。
本考案の具体的且つ重要な効果として、安価という点がある。米農家の1反当たりの収穫は全国平均530Kgであり、1俵の値段は10.000円(全国平均)である。とすると、売上は1反当たり8万円以下となる。そして電気柵の設置農家の耕地面積は3〜5反が多く、収入は30万程度に過ぎない。
他方で汎用されている電気柵の値段は、標準品で43.000円程度、電源としてソーラーパネルを利用するもので83.000円程度である。一般的に鳥獣害等の防止部材にかけられる費用は収入の10分の1程度であり、電気柵の値段は、使用耐用年数と年度収入の10分の一の掛け算内に抑えることが望まれる。電気柵本器の値段が装置全体内に占める割合は高く、その盗難は深刻な問題であると共に、頻発もしている。上述の運転開始のためにキーや暗証番号を要するものは、電気柵本器の価格が2〜3万円程度高くなるという難点がある。これに比し、本考案にかかる盗難防止ユニットは、その主な構成要素が棒体と錠であり、非常に安価に抑えることが可能となる。このことは、前記農家の収入状況に鑑み、非常に大きな効果といえる。
本考案の概略構成図。 同実施状態を示す説明図。 一般的な電機柵の設置状態を示す説明図。
以下、好ましい考案の実施形態につき図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本考案は棒体10、電気柵本器20、支柱30及び錠40より構成されるものである。
棒体10は略T字型を呈するものであり、短辺11及び長辺12より成るものである。図1において短辺11は板材、長辺12は棒材を用いているが、かかる限定を受けるものではなく、短辺11を棒材その他の形材、長辺12を板材その他の形材を用いても構わない。
また、長辺12には錠40のツル41を差し込み貫通させるための孔部13が設けられている。棒体10の材質は、硬質の樹脂あるいは硬質の金属等、容易に破損できない材料で形成される。
電気柵本器20は、その電源として交流電源、蓄電器、乾電池、ソーラー電池などいずれも使用可能であり、プラス極(出力端子)、マイナス極(アース端子)、その他電源スイッチや電源ランプ等を備えるものである。そして、前記プラス極に、衝撃電圧を間歇的に印加するものである。
電気柵本器20の筐体上部には、取っ手をかねた係止孔21が設けてある。係止孔21の形状は図1では方形であるが、多角形状(略方形)でも、円形や楕円形等の略円形でも構わない。ただし、係止孔21の形状、大きさは、棒体10の短辺11が通過できないものにする必要がある。さもなければ短辺11側から電気柵本器10を取り外すことが可能となり、盗難を防ぎ得ないからである。
支柱30は合成樹脂製であり、比較的軽量で強度に優れ、耐食性や耐久性を有すると共に、外周部から通電しにくくなされているのが好適に用いられる。尚、この形態に限られるものではなく、木材製の支柱でもよく、鋼管に合成樹脂を被覆したものでもよく、電気柵本気10を懸架するために充分な強度を有したものを適宜使用することができる。支柱30には、棒体10の長辺12を貫通可能な孔部31が設けられている。
錠40は、箱状の本体42と、U字型の金属の足たるツル41から成るものである。本体41内に装備されるシリンダーを動かすことにより、ツル41が持ち上がり、一方の足を棒体10の孔部13に貫通させ、さらに本体41の元の位置に押し込むことでロックするものである。尚、この形態の錠に限られるものではなく、閂錠でも、和錠でも、その他棒体10が支柱30より抜けることを防ぐことが可能な錠前であれば、任意のものを使用することが出来る。
10・・棒体
11・・短辺
12・・長辺
13・・孔部
20・・電気柵本器
21・・係止孔
30・・支柱
31・・孔部
40・・錠

Claims (2)

  1. 略T字型を呈する共に、長辺12に孔部13を有する棒体10と、
    棒体10の短辺11が通過できない形状の係止孔21を有する電気柵本器10と、
    棒体10を差し込むための孔部31を有する支柱30と、
    棒体10が支柱30から抜けることを防ぐための錠40と、
    により成る電気柵本器盗難防止ユニット。
  2. 係止孔21の形状が略方形又は略円形である請求項1記載の電気柵本器盗難防止ユニット。
JP2009008732U 2009-12-09 2009-12-09 電気柵本器盗難防止ユニット Expired - Lifetime JP3157646U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013047898A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Denso Wave Inc 据置型非接触通信端末

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