JP3157633U - 電子歯ブラシ - Google Patents

電子歯ブラシ

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【課題】歯牙部とブラシ部を流れる電流の方向を自動的に切り替えることができ、電池の消耗を防ぐため使用時以外は低電流となした電子歯ブラシを提供する。【解決手段】ヘッド部1に埋め込まれた電極7と、絶縁性物質からなるフィラメント5を束ねてヘッド部1に植毛され、束ねたフィラメント同士の少なくとも毛細管現象により水分が通過できる隙間を有し、該隙間が前記電極7とヘッド部1外に連通しているブラシ部分と、上記ヘッド部1に埋め込まれた電極7と把持部2の電極9間に流れる電流を検知して使用状態を検出する電流検知回路と、電流検知回路が検知した検知信号で動作し、上記ヘッド部に埋め込まれた電極と把持部の電極間に交番電圧を印加する切替スイッチ回路とを有する。【選択図】図3

Description

本考案は電子歯ブラシに係り、特に複数の機能を具備すると共に自動的に電源をON−OFFできる電子歯ブラシに関するものである。
口腔内に化膿などの損傷が認められない正常な人の口腔内は中性から弱酸性を示す。このような口腔内の状態であって、電池のマイナス極をブラシ部に接続しプラス極を柄部分に表出させ、使用時にはフッ素を含有させた歯磨き剤と併用し、電流をプラス極の手−身体−歯牙部−ブラシ部の方向に流してマイナスのフッ素イオンを歯牙中に電気的に浸透させるようにしたものが次に示す特許文献1に開示されている。
また、歯槽膿漏などの化膿部分が酸性であり、この部分の蛋白質がプラスイオンとして存在するので、このように歯牙部をプラスにし、ブラシ部をマイナスにして歯牙部からブラシ部方向に電流を通すとこのプラスイオンを電気的に取り去ることができて、病巣部分を清潔に保つことができる。
一方、中性の歯磨き剤を使用し、口腔内の化膿部分が微細な場合には、口腔中の蛋白質の多くはマイナスイオンとして存在しているため、電池のプラス極をブラシ部に接続し、マイナス極を柄の部分に表出させ、使用時には電流をプラス極のブラシ部−歯牙部−身体−マイナス極の手の方向に流して口腔中の蛋白質をブラシ方向に駆動し、プラークの蓄積を防止するようにした電子歯ブラシが次に示す特許文献2に記載されている。
また、上記の二態様に適応できるようにするため、歯ブラシのフィラメント付近及び柄の部分に電極を設け、両極の極性(+、−)を切換えて、歯牙部とブラシ部間を流れる電流の方向を切り替えるようにした電子歯ブラシが次に示す特許文献3に記載されている。
特公昭48−27390号公報 特開平2−283310号公報 特開昭63−296703号公報
上記のように、歯牙部とブラシ間に微少電流を流す電子歯ブラシは既に知られているが、特許文献1に記載されているもの、あるいは特許文献2に記載されている電子歯ブラシにおいては、いずれか一方向にしか電流を流すことができないようになっている。また、特許文献3に記載されているものは、極性の切り換えをダイヤル等により手動で切り換えるため、歯磨き中に流れる電流の方向を頻繁に切り替えようとした場合大変煩わしく、また数秒以下の短い時間での切換えは実際上不可能であった。
さらに、電極としてフィラメントに金属を使用したり、歯ブラシのヘッド部付近に金属電極を設けたものは、金属が歯ブラシヘッド部の表面に露出している為使用中に金属が皮膚に触れることになる。このため金属に過敏な人には使用不可能であった。本考案は上記のような従来の不都合を解消しようとするものであり、その目的とするところは、歯牙部とブラシ部を流れる電流の方向を自動的に切り替えることができ、電池の消耗を防ぐため使用時以外は低電流とするとともに、歯ブラシのヘッド部に金属の電極が表出しないような電子歯ブラシを提供することにある。
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、把持部とヘッド部に設けたブラシ部分に電極を有し、使用時に前記2つの電極間に微少電流を通電する電子歯ブラシにおいて、ヘッド部に埋め込まれた電極と、絶縁性物質からなるフィラメントを束ねてヘッド部に植毛され、束ねたフィラメント同士の少なくとも毛細管現象により水分が通過できる隙間を有し、該隙間が前記電極とヘッド部外に連通しているブラシ部分と、上記ヘッド部に埋め込まれた電極と把持部の電極間に流れる電流を検知して使用状態を検出する電流検知回路と、電流検知回路が検知した検知信号で動作し、上記ヘッド部に埋め込まれた電極と把持部の電極間に交番電圧を印加する切替スイッチ回路とを有することを特徴とする電子歯ブラシである。
また、請求項2に係る考案は、上記ヘッド部は把持部に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の電子歯ブラシである。
さらに、請求項3に係る考案は、請求項1に係る考案において、上記ヘッド部に埋め込まれた電極の一部は歯牙に接触しない部分でヘッド部外に表出していることを特徴とする電子歯ブラシである。
本願の請求項1に係る考案においては、二つの電極の間を一定時間毎に電気的に+、−を交番する事ができる電子歯ブラシを安価に提供することができる。また、フィラメントが口内に入っているか否かを自動認識できることにより交番電流は歯磨き中のみ消費され待機中は極めて低消費電流となる。
このような自動認識により電子回路の切り忘れによる無駄な電流消費を防止し、電池寿命を大幅に伸ばすことができる。また、フィラメントと金属電極を歯ブラシヘッド部内部で当接させることにより金属をブラシヘッド部表面に露出させないため、金属に過敏な人でも電子歯ブラシを使用することができる。
請求項2に係る考案では、請求項1に係る考案の効果に加えて、ヘッド部を着脱自在に構成したので、ヘッド部の寿命がつきても、また新しいヘッド部を装着すれば電子歯ブラシとしての機能を果たすことができる。
また、請求項3に係る考案では、請求項1に係る考案の効果に加えて、上記ヘッド部に埋め込まれた電極の一部は歯牙に接触しない部分でヘッド部外に表出しているので、電界の作用点が歯牙の近傍となるため作用点に液路を介在した場合に比較し歯の近傍に電流が集中するためより大きな効果を得ることができるものである。
本考案に係る電子歯ブラシの一実施形態を示す正面図である。 図1に示す電子歯ブラシの正面断面図である。 図1に示す電子歯ブラシの縦断面図である。 図2のAーA線断面図である。 先端部に植毛されたフィラメントと埋め込まれた導電性バネの構造を詳細に示す説明図である。 制御基板の正面図である。 中ケースの正面断面図である。 中ケースの側断面図である。 本考案に係る電子歯ブラシの回路図である。 本考案に係る電子歯ブラシの動作を示すフロー図である。 本考案に係る電子歯ブラシの動作を示すタイムチャート図である。 本考案に係る電子歯ブラシのスイッチング素子の動作を示すフロー図である。
以下、本考案に係る電子歯ブラシの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本考案に係る電子歯ブラシの正面図である。図1から分かるように、本考案に係る電子歯ブラシは、ヘッド部1と把持部2を有する。図1には示されていないが、把持部2の上端にネック部3が形成されていて、ヘッド部1の下部はこのネック部3の部分に覆い被さるようにはめ込まれ、ヘッド部1はネック部3より着脱自在に構成されている。
ヘッド部1の構成を、図2、図3を用いて更に説明すると、ヘッド部1の先端部4にはフィラメント5が植毛されている。フィラメント5は、細い合成樹脂の繊維を束ねたものである。先端部4には導電性バネ7も埋め込まれている。先端部4に植毛されたフィラメント5の根部は導電性バネ7と接触しているか、フィラメント5の根部に導電性バネ7の一部が少し食い込んでいる。
図5は、先端部に植毛されたフィラメント5と埋め込まれた導電性バネ7の構造を詳細に示す図であり、且つ図3のA部分の部分拡大図である。
フィラメント5の材料は絶縁性の合成樹脂であるが、歯磨き実行中は、唾液等の水分が毛細管現象によりフィラメントの間19を伝わり、さらに植毛されたフィラメント5の根部で束ねられた合成樹脂繊維の隙間を唾液等の水分が毛細管現象で染み込み、導電性バネ7まで達する。このため、導電性バネ7と歯牙部とは唾液等の水分を介して電気的に接続される。なお、フィラメント5に導電性物質を使用すれば、導電性バネ7と歯牙部は、フィラメント5を介して電気的に接続されることとなる。
ヘッド部1と把持部2の詳細な構造を、図2,図3および図4を用いて説明する。
図2は電子歯ブラシを紙面と平行な面で切断した縦断面図であり、図3はヘッド部1を把持部2から抜き去り、紙面と直交する面で切断した縦断面図であり、図4は図2のA−A線に沿って切断した横断面図である。
ヘッド部1の先端部4下部には、ネック部33が設けられ、ネック部33に続いてカバー部34が形成されている。ネック部33の中心には、先端部4に埋め込まれた導電性バネ7が挿通しており、当該導電性バネ7の先端部は、カバー部34の内側天井に表出している。
把持部2は絶縁性樹脂よりなる把持部ケース8,把持部電極9,電極ピン6,制御基板10,中ケース11を有する。把持部2の先端に設けられたネック部3には、ヘッド部1がこれに嵌合されたとき、水分が外部から電極ピン6方向に浸入せず電極ピン6近辺の水密性を保つためのOリング12を嵌める。またネック部3の頭部41には電極ピン6が圧入されている。
図2および図4から分かるように、把持部2の下端近くにこの内外面を貫通する2個の接続ピン18が貫通している。また、把持部2の下端両側には、把持部電極9がはめ込まれており、接続ピン18の外端と把持部電極9の内側とが接触して、これらは電気的に接続されている。
次に、把持部2の下端からこれの内部に挿入する、制御基板10を備えた中ケース11の構造について、図6,図7,図8を用いて説明する。先ず、中ケース11は、図7,図8に示すように、下端部にボトム部14を有する。ボトム部14には、把持部2の内部を水密に保つためのOリング15がはめられている。ボトム部14の上端から上方に断面コ字状の制御基板収納部13がボトム部14と一体に形成されている。制御基板収納部13には電池31を収納する電池収納部16が形成されている。
次に、制御基板収納部13に収納される制御基板10について、主に図6を用いて説明する。制御基板10は、電子歯ブラシの電流を制御するLSI20と表示用発光体21,出力抵抗22,発振用抵抗23,電池31の一方の極との接続用端子24,電池31との他方の極との接続用バネ25,電極ピン接続用バネ26,把持部電極接続バネ17を有する。
また、制御基板10からは、図7,図8に示すように、電池収納部16内に電池バネ30が延びている。接続用バネ25と電池バネ30との間に電池31を挟み、制御基板10を制御基板収納部13に収納し、ねじ32を用いて制御基板10を制御基板収納部13内に固定する。この固定動作により、電池31の両電極は接続用バネ25と電池バネ30との間に確実に接触して電池31は制御基板10に電源を供給することができるようになる。
このようにして制御基板10を組み込んだ中ケース11は、把持部ケース8の低端部からその内部に挿入され、最後にボトム部14が把持部ケース8の低端部に堅くはめ込まれ、中ケース11は把持部ケース8に固定される。
このように中ケース11を把持部ケース8に固定することにより、電極ピン接続バネ26が電極ピン6の端部と当接し、把持部電極バネ17が接続ピン18と接触する。そして、中ケース11を把持部ケース8の中へ固定することにより制御基板10→把持部電極接続バネ17→電極ピン18→把持部電極9まで電気的に接続する。また他方制御基板10→電極ピン接続バネ26→電極ピン6の経路により制御基板10〜電極ピン6まで電気的に接続する。さらに、制御基板10を内蔵した把持部2のネック部3へヘッド部1を嵌合すれば電子歯ブラシとして動作可能となる。
また把持部2を手に持ちフィラメントで歯を磨くことにより人体を電気回路の一部とする閉回路が形成され可変極電子歯ブラシとして機能する。
次に、本考案の電子歯ブラシに使用される電子回路の具体的構成を図9の回路図に基づき説明する。図9において、50はクロックを発振する発振回路である。発振回路50は、抵抗値Rを持つ外付の発振用抵抗23と共に内部のコンデンサCと組み合わされて時定数発信器を構成し、その発信周波数は、(τ=CR)にて表される。なお、発振回路50からは、パルス状に整形されたクロック信号が出力される。
51は制御回路であり、電池31から電子歯ブラシに供給される電流を制御する。52は、電子歯ブラシが使用されようとしているか否かをチェックするチェック信号を発生するチェック信号発生器であり、53はチェック信号電流を検知する電流検知回路である。55は電池31から電子歯ブラシに供給される電流の流れる方向を切り換える切替スイッチ回路であり、無接点型の電子スイッチング素子56、57、58、59から構成される。そして、発振回路50、制御回路51、チェック信号発生器52、電流検知回路53、切替スイッチ55は集積化されて、LSI20を構成する。
次に、図10のフロー図および図11、図12のタイミング図を参照しながら、図9を用いて本願考案の動作を説明する。
電池31から発振回路50には常時電源が供給されている。このため、発振回路50からは、図10の(a)に示すように、一定の間隔t2をもって常時クロックパルスが出力されている。そして、この発振回路50は、非常に短い時間パルス状に電流が消費されるのみであるので、常時動作していても、電池31に大きな負担を掛けない。
制御回路51の入力端には、図11のa)および図12のa)に示すようなクロック信号が印加されたとき、このパルスの印加により自動的にオンとなり図11のb)および図12のb)に示すような一定時間幅tcをもったパルス状のチェック信号を発生するチェック信号発生器52が組み込まれている。

このチェック信号発生器52がオンとなると、この回路から図12のc)、d)に示すように、切替スイッチ回路55の電子スイッチング素子56、59に、前記チェック信号を基としたオン信号が与えられ、これらをオンとする。
このため、電子歯ブラシのヘッド部1の導電性バネ7と把持部電極9に電池31の電圧が印加されるが、チェック信号が発生している期間中に電子歯ブラシが使用されない場合には、電子歯ブラシのヘッド部の導電性バネ7と把持部電極9間がオープンであるので電子歯ブラシに電流が流れない。よって、電流検知回路53から電流検知信号は発生しない。所定時間が経過すると、チェック信号は立ち下がって、チェック信号発生器52はオフとなり、電子スイッチング素子56、59もオフとなる。この動作は、図10のステップ1、6において示したように、表示用発光体21をオフとする動作を含めて繰り返して行われる。
電子歯ブラシの把持部ケース8の把持部電極9を使用者が握り、ヘッド部1を口腔中に挿入し、水分が導電性バネ7に到達すると、端子Aと端子B間に人体抵抗からなる負荷抵抗が接続されたこととなる。この状態になってから最初のクロックパルスが発生して、チェック信号発生器52がオンとなり、このチェック信号発生器52から図12のc)、d)に示すように、切替スイッチ回路55の電子スイッチング素子56、59に前記チェック信号を基としたオン信号が与えられ、これらをオンとする。
このため、電子歯ブラシのヘッド部1の導電性バネ7と把持部電極9に電池31の電圧が印加され電池31から電子歯ブラシに電源が供給される。電子歯ブラシが使用されようとしているので、端子Aと端子B間には電流が流れ、これを電流検知回路53が検知すると、図11c)に示すように、電流検知信号が発生し、この信号は制御回路51に送られる。制御回路51がこの信号を受けると、図11のf)に示すようなイネーブル信号が発生し、制御回路51全体が動作状態となる。なお、このイネーブル信号の長さt1は、クロックパルス間隔t2よりも少し短い。
制御回路51がイネーブル状態になると、動作は図10のステップ2に移り、電池31の電圧eが所定値より大きいか否かを判断する。電池31の電圧eが所定値よりも低い場合には、電子歯ブラシが正常に動作しないことであるから、ステップ3に移り、電池31がなくなるまで表示用発光体21を点滅して、使用者に対して電池の消耗を知らせる。
電池31の電圧が所定値よりも大きい場合には、動作はステップ4に移り、表示用発光体21を連続点灯させる。この表示用発光体21は、クロックパルス間隔内で制御回路51がイネーブル状態となりさえすれば連続点灯する。
次いで、制御回路51の動作はステップ5に移る。図11c)に示す電流検知信号が制御回路51に送られると、制御回路51から切替スイッチ回路55に切り換え信号が送られる。この切替信号により、図11d)に示すように、イネーブル信号の前半の(t1 /2)期間では、A端子を正、B端子を負に、また後半の(t1/2)期間では、A端子を負、B端子を正に切り換える。
この切替を行なうために、イネーブル信号の前半の(t1 /2)期間、図12のd)、g)に示すパルスが電子スイッチング素子56、59に印加されてこれらをオンとし、さらに後半の(t1/2)期間、図12のe)、f)に示すパルスが電子スイッチング素子57、58に印加されてこれらをオンとする。このため、歯牙と電子歯ブラシの導電性バネ7間には、制御回路51がイネーブル期間内に逆転した電流が流れる。また、図11c)に示すように、電流検知信号も人体中を流れる。結果的には、図11e)に示すように、図11のc)とd)の合成波形で示すような電流が歯牙乃至歯根に流れることとなる。
これまでの一連の動作が終了すると、ステップ1に戻って、次のクロック信号の発生を待つ。そして、歯磨きを継続しており、図11のc)に示す電流検知信号が発生している限り、前述のステップ2以降動作に従って制御装置51の動作は継続され、歯牙乃至歯根への電流供給は続けられる。
歯磨きを中止してヘッド部1を口腔内から排出すると、電子歯ブラシのA端子、B端子間の抵抗値は無限大に近い値となり、制御装置51の動作は休止となり、歯牙乃至歯根への電流供給は停止された状態を継続する。従って、ステップ1では、“N”のルートをたどり、ステップ6において表示用発光体21を消灯させてステップ1に戻る。そして、ステップ1−ステップ6−ステップ1のループを動作が循環している間中、歯牙乃至歯根への電流供給は停止された状態を継続することとなる。
以上、本考案を上述の実施形態により説明したが、本考案の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可能であり、これらの変形や応用も本考案の範囲に含まれるのは云うまでもない。
1:ヘッド部
2:把持部
3:ネック部
4:先端部
5:フィラメント
6:電極ピン
7:導電性バネ
8:把持部ケース
9:把持部電極
10:制御基板
11:中ケース
12:Oリング
13:制御基板収納部
14:ボトム部
15:Oリング
16:電池収納部
17:把持部電極接続バネ
18:接続ピン
20:LSI
21:表示用発光体
22:出力抵抗
23:発信用抵抗
24:接続用端子
25:接続用バネ
26:電極ピン接続用バネ
30:電池バネ
31:電池
33:ネック部
34:カバー部
41:頭部
50:発振回路
51:制御回路
52:チェック信号発生器
53:電流検知回路
55:切替スイッチ回路
56:電子スイッチング素子
57:電子スイッチング素子
58:電子スイッチング素子
59:電子スイッチング素子

Claims (3)

  1. 把持部とヘッド部に設けたブラシ部分に電極を有し、使用時に前記2つの電極間に微少電流を通電する電子歯ブラシにおいて、ヘッド部に埋め込まれた電極と、絶縁性物質からなるフィラメントを束ねてヘッド部に植毛され、束ねたフィラメント同士の少なくとも毛細管現象により水分が通過できる隙間を有し、該隙間が前記電極とヘッド部外に連通しているブラシ部分と、上記ヘッド部に埋め込まれた電極と把持部の電極間に流れる電流を検知して使用状態を検出する電流検知回路と、電流検知回路が検知した検知信号で動作し、上記ヘッド部に埋め込まれた電極と把持部の電極間に交番電圧を印加する切替スイッチ回路とを有することを特徴とする電子歯ブラシ。
  2. 上記ヘッド部は把持部に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の電子歯ブラシ。
  3. 上記ヘッド部に埋め込まれた電極の一部は歯牙に接触しない部分でヘッド部外に表出していることを特徴とする請求項1に記載の電子歯ブラシ。
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