JP3157535U - 支柱固定付き根腐防止植木鉢 - Google Patents

Abstract

【課題】支柱の固定が安定し、かつ植栽物の根腐れを防止する植木鉢を提供する。
【解決手段】植木鉢本体１と内部中央部底面から突起した円錐形状（メッシュが施してある）の頂点部分から支柱を差込む穴３を一体形成して支柱倒れを防止する。周囲にも３カ所支柱差込み用穴を設け、植物の栽培の例えばアサガオ等のツル性とか、種類の多様性に対応する。円錐形状下部のメッシュ構造と、鉢底部を嵩上げ及び支柱差込み円錐形状を一対に形成することにより、底部面積を大とする。従って底石の不要及び、土壌を大気にふれる面積を広げることになり、植物の根腐れ防止及び植物の根の促進をはかることが出来る。
【選択図】図１

Description

本考案は、内部底面の中央部分に突起した円錐形状にメッシュした通気穴及び、その円錐形状頂点部分から支柱を差し込める穴を設けた、植木鉢に関するのもである。

土に埋めただけの支柱に植物の茎を支えて栽培していたが、風雨等により支柱が倒れたり、鉢底部の通気性が悪いと根腐れして、栽培植物がだめになっていた。

登録実用新案第３１１６６２９号公報

栽培植物の背が、高ければ高い程土中に差しただけの支柱では植物の茎を支えるのは、不安定である。植物が成長するにつれ根張りをする。やがて底面に於いては通気性を欠き植腐れを生じやすい。
従って、内部底面の中央部分に突起した円錐形状にメッシュを施し、通気性を持たせ、更に円錐頂点部分から支柱を差込む穴を設けることにより固定と根の成長を促進させる円錐形状メッシュ構造が、前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、植木鉢内部底面の中央部分に突起した円錐形状にメッシュを施し、通気性を持たせ、円錐頂点部分から支柱を差込む穴を設ける。また鉢としての多様性を持たせる為に、内部数カ所に、支柱を差込める穴を設け、それらを本体と一体形成することにより、問題を解決している。

上述の様に、本考案の植木鉢は、突起した円錐形状頂点から支柱を差込む穴を設け、差込んだ時固定することによって、風雨等による支柱倒れの防止に効果がある。
また、円錐形状にメッシュ設ける事により鉢底部の通気性、排水性を確保することが出来るので、植物の根腐れ防止と成長を促進する効果がある。

本考案の植木鉢の平面図である。 本考案の植木鉢の断面図である。 本考案の円錐形状の支柱差込みと円錐形状にメッシュを施した構造の詳細図である。 本考案の植木鉢の底部平面図である。 本考案の円錐形状の支柱差込み穴の断面詳細図である。

考案の実施するための形態

内部底面の中央部分に突起した円錐形状にメッシュを施し、円錐形状の頂点部分から支柱を差込む穴を設けた植木鉢に培養土を入れ、植物の茎を支柱に固定し植栽する。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
１のポリエチレンや塩化ビニール製の本体植木鉢内部底面の中央部に突起した円錐形状頂点部分から支柱穴（３）を設け、支柱を立て鉢に培養土を入れる。
尚、植物の成長につれ支柱に結びながら、倒れを防止する。

（１） 植木鉢本体
（２） 円錐形状（メッシュを施したもの）の通気穴
（３） 円錐形状頂点からの支柱差込み穴

Claims (1)

1. 植木鉢本体（１）の内部底面に突起した円錐形状（２）を一体形成する。
   尚、円錐形状の頂点部分から支柱を差込む穴（３）を設ける。
   また突起した円錐形状は、メッシュ構造（２）とするので、通気性・排水性を高め、根腐れ防止の役目をする支柱固定付根腐れ防止植木鉢。

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