JP3157494U - 収納ケースの摺動制御構造 - Google Patents

収納ケースの摺動制御構造 Download PDF

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Abstract

【課題】収納ケース本体の底板にスライド溝を設けることなく、収納体の摺動範囲を拘束することができる収納ケースの摺動制御構造を提供する。【解決手段】収納ケースの摺動制御構造は、トップカバー11、底板12及び複数の支持ピラー13を有する収納ケース本体10と、収納体20とを備える。底板12は、2つの対称かつ中空状の孔部121を有する。孔部121は、両側の内側にスライド面122が形成され、前側の内側にストッパ面が形成されている。収納体20の底面には、スライド面122に対応するようにスライドブロック23が設けられてある。収納ケース本体10の開口部から収納体20を入れると、孔部121のスライド面122に、収納体20のスライドブロック23が当接して密着し、摺動範囲が限定されるため、収納体20を簡便に出し入れすることができる。【選択図】図2

Description

本考案は、収納ケース本体と該収納ケース本体に摺動により出入自在に収納される収納体からなる収納ケースの摺動制御構造に関するものであり、さらに詳しくは、収納ケース本体の孔部を利用し、収納体を当接して密着し、摺動範囲を拘束し、収納体を引き出すときに開方向の摺動を所定距離で規制することができる収納ケースの摺動制御構造に関するものである。
従来の収納ケースの構造は、図6、図7及び図7−1に示すように、収納ケース30及び収納体40からなるものである。
収納ケース30は、トップカバー31、底板32及び複数の支持ピラー33から構成される。底板32の上面両側にはスライド溝321がそれぞれ設けられてある。収納体40の底面には、スライド溝321に対応するようにスライドブロック41が設けられてあり、収納体40のスライドブロック41は、収納ケース30のスライド溝321により摺動するため、収納ケース30の開口部から収納体40を入れたり、収納ケース30から収納体40を引き出したりすることができる。
従って、従来の収納ケースは、収納体を出入自在に収納するには、収納ケース30の底板32上にスライド溝321を設ける必要があり、高い製造コストを要するものであった。
かかる状況において、各種の収納ケースの一例として、例えば、特許文献1によれば、スライド式の収納ケースが提案され、引出部は出入自在とされているが、底板に孔部がなく、スライド面とスライドブロックを利用した摺動制御構造については開示がない。
実用新案登録第2604912号公報
従って、本考案の課題は、前記の従来の収納ケースの問題点に鑑み、収納ケース本体と、該収納ケース本体に摺動して出入自在に収納される収納体とからなる収納ケースにおいて、収納ケース本体の底板にスライド溝を設けることなく、収納体の摺動範囲を制御可能な構造を有する収納ケースを提供する点にある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するために鋭意検討を重ねたところ、収納ケース本体の底板に空間部たる孔部を設け、該孔部の内側の側面にスライド面を設け、該スライド面に当接するスライドブロックを収納体の下部に設けることにより摺動範囲を拘束できることに着目し、かかる知見に基いて本考案に想到した。
すなわち、本考案の目的は、孔部のスライド面と、収納体のスライドブロックとを当接して密着させながら摺動させることにより摺動範囲を拘束することができるので、収納ケースの底板にスライド溝を設ける必要がないため製造コストを減らすことができる収納ケースの摺動制御構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、孔部のストッパ面と収納体のスライドブロックとの組み合わせにより開方向の摺動を所定距離で規制することができるので、収納ケースの底板にスライド溝を設ける必要がないため、製造コストを減らすことができる収納ケースの摺動制御構造を提供することにある。
かくして、請求項1に係る考案によれば、
トップカバー、底板及び複数の支持ピラーを有する収納ケース本体と、該収納ケース本体に摺動して出入自在に収納される収納体とを備えてなる収納ケースにおいて、
前記底板は、2つの対称かつ中空状の孔部を有し、前記孔部は、両側の内側にスライド面が形成され、前側の内側にストッパ面が形成され、
前記収納体の底面には、前記スライド面に対応するようにスライドブロックが設けられ、
前記収納ケース本体の開口部から前記収納体を入れると、前記孔部の前記スライド面に、前記収納体の前記スライドブロックが当接して密着し、摺動範囲が規制されるため、前記収納体は、前記収納ケース本体に対して良好な摺動効果を得て、前記収納体を簡便に出し入れし、前記収納体を引き出すときに、前記孔部の前記ストッパ面により、前記収納体の前記スライドブロックの開方向の摺動を所定距離で規制可能としてなることを特徴とする収納ケースの摺動制御構造が提供される。
請求項2に係る考案によれば、
前記収納ケース本体は方形状であることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造が提供される。
請求項3に係る考案によれば、
前記孔部は格子状であることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造が提供される。
請求項4に係る考案によれば、
前記底板上には、前記スライド面の前端に隣接した箇所に凸体が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造が提供される。
請求項5に係る考案によれば、
前記収納体は、プラスチック射出により一体成形されてなることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造が提供される。
請求項6に係る考案によれば、
前記収納体は、内部に収納空間が設けられ、前側に前面板が設けられ、前記前面板の両端には、上から下方向にかけて小さくなり、外側が円弧状に形成された積層部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造が提供される。
本考案の収納ケースの摺動制御構造は、以下(1)及び(2)の効果を奏する。
(1)孔部のスライド面と、収納体のスライドブロックとを当接して密着させながら摺動させることにより摺動範囲を拘束することができるので、収納ケースの底板にスライド溝を設ける必要がないため、製造コストを減少させることができる。
(2)孔部のストッパ面と収納体のスライドブロックとの組み合わせにより開方向の摺動を所定距離で規制することができるので、収納ケースの底板にスライド溝を設ける必要がないため、製造コスを減少させることができる。
本考案の一実施形態による収納ケースを示す斜視図である。 本考案の一実施形態による収納ケースを構成する収納ケース本体と収納体とを示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による収納ケースの収納ケース本体に収納体を収納した状態を示す側面断面図である。 本考案の一実施形態による収納ケースの収納ケース本体から収納体を引き出した状態を示す側面断面図である。 図4で示す摺動制御箇所の部分拡大図である。 本考案の一実施形態による収納ケースの収納ケース本体に収納体を収納した状態を示す正面断面図である。 図5で示す摺動制御箇所の部分拡大図である。 従来の収納ケースと収納体とを示す分解斜視図である。 従来の収納ケースに収納体を収納した状態を示す正面断面図である。 図7で示す収納ケースと収納体のスライド溝とスライドブロックの部分拡大図である。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態による収納ケース1の摺動制御構造は、収納ケース本体10及び収納体20を含む。収納ケース10は、トップカバー11、底板12及び複数の支持ピラー13からなるものであり、方形状ケースでもよい。底板12は、2つの対称かつ中空状の孔部121を有する。孔部121は、格子状でもよく、両側の内側にはスライド面122を形成してある。前側の内側にはストッパ面123を形成してある。
収納体20は、プラスチック射出により一体成形されたものでよく、内部に収納空間21が設けられ、前側に前面板22が設けられてある。前面板22の両端には、上から下方向にかけて小さくなっていて、外側が円弧状に形成された積層部221が設けられてある。収納体20の底面には、スライド面122に対応するようにスライドブロック23が設けられてある。
図2及び図3を参照する。図2及び図3に示すように、前記の構造の組み合わせにより、収納ケース本体10の開口部から収納体20を入れ、孔部121のスライド面122に収納体20のスライドブロック23を当接して密着させることにより摺動範囲を拘束する。これにより、収納体20は、収納ケース本体10に対して好ましい摺動効果を得て、簡便に出し入れすることができる。収納体20を引き出す際は、孔部121のストッパ面123により、収納体20のスライドブロック23の開方向の摺動を所定距離で規制することができる。
図4及び図4−1に示すように、実際に収納ケース本体10から収納体20を引き出す際は、孔部121のストッパ面123により収納体20のスライドブロック23の開方向の摺動を所定距離で規制することができるため、収納体20が収納ケース本体10から完全に外れ、収納体20の中に収納した物が不用意に落ちることを防ぐことができる。
図5及び図5−1に示すように、実際に収納ケース本体10から収納体20を引き出す際は、孔部121のスライド面122に収納体20のスライドブロック23が当接して密着し、摺動範囲が拘束されるため、収納体20は、収納ケース本体10に対して好ましい摺動効果を得て、収納体20を簡便に出し入れすることができる。
また、収納ケース本体10が重ねられて圧力が加わり、収納ケース本体10から収納体20を引き出すことができなくなることを防ぐために、図2に示すように、底板12上のスライド面122の前端に隣接した箇所に設けられた凸体124により、収納体20の底面を支持してもよい。即ち、収納体20を簡便に引き出すことができるように、凸体124により収納体20の底面を支える。そのため、本実施形態は、収納ケース本体10の孔部121を利用することにより、収納体20の摺動範囲を拘束し、開方向の摺動を所定距離で規制することができる。これにより、収納ケース本体10の底板12に、スライド溝を設ける必要がなくなり、製造加工コストを節減することができる。
前記の実施形態から分かるように、本考案の収納ケース1の摺動制御構造によれば、孔部のスライド面と、収納体のスライドブロックとを当接して密着させながら摺動させることにより摺動範囲を拘束することができるので、収納ケース本体の底板にスライド溝を設ける必要がないため、製造コストを低減させることができる。
また、本考案は、孔部のストッパ面と収納体のスライドブロックとの組み合わせにより開方向の摺動を所定距離で規制することができるので、収納ケースの底板にスライド溝を設ける必要がないため、製造コストを低減させることができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 収納ケース
10 収納ケース本体
11 トップカバー
12 底板
13 支持ピラー
20 収納体
21 収納空間
22 前面板
23 スライドブロック
30 収納ケース
31 トップカバー
32 底板
33 支持ピラー
40 収納体
41 スライドブロック
121 孔部
122 スライド面
123 ストッパ面
124 凸体
221 積層部
321 スライド溝

Claims (6)

  1. トップカバー、底板及び複数の支持ピラーを有する収納ケース本体と、該収納ケース本体に摺動して出入可能に収納される収納体とを備えてなる収納ケースにおいて、
    前記底板は、2つの対称かつ中空状の孔部を有し、前記孔部は、両側の内側にスライド面が形成され、前側の内側にストッパ面が形成され、
    前記収納体の底面には、前記スライド面に対応するようにスライドブロックが設けられ、
    前記収納ケース本体の開口部から前記収納体を入れると、前記孔部の前記スライド面に、前記収納体の前記スライドブロックが当接して密着し、摺動範囲が規制されるため、前記収納体は、前記収納ケース本体に対して良好な摺動効果を得て、前記収納体を簡便に出し入れし、前記収納体を引き出すときに、前記孔部の前記ストッパ面により、前記収納体の前記スライドブロックの開方向の摺動を所定距離で規制可能としてなることを特徴とする収納ケースの摺動制御構造。
  2. 前記収納ケース本体は方形状であることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造。
  3. 前記孔部は格子状であることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造。
  4. 前記底板上には、前記スライド面の前端に隣接した箇所に凸体が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造。
  5. 前記収納体は、プラスチック射出により一体成形されてなることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造。
  6. 前記収納体は、内部に収納空間が設けられ、前側に前面板が設けられ、前記前面板の両端には、上から下方向にかけて小さくなり、外側が円弧状に形成された積層部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の収納ケースの摺動制御構造。
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