JP3157415U - 作業機用ステップ装置 - Google Patents

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村瀬 忍
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登 西内
登 西内
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勇太 矢野
勇太 矢野
衛 安藤
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喜久次 山村
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耕二 太田
耕二 太田
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政功 山田
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【課題】 作業者が乗降し易い使用状態と、移動時に邪魔にならない格納状態とを簡単かつ迅速に切り換えることができる作業機用ステップ装置を提供する。【解決手段】 作業機に乗降するための作業機用ステップ装置1Aであって、一対のサイドフレーム21,21の間に複数のステップ22が階段状に固定されてなり、その上端部が作業機本体10に回転自在に連結されるステップユニット2と、一端がステップユニット2と回転自在に連結されるとともに、他端が作業機本体10に回転自在に連結され、ステップユニット2を作業機本体10から張り出させる使用状態と、ステップユニット2を作業機本体10側へ格納する格納状態とで固定可能な切換手段3とを有している。【選択図】 図1

Description

本考案は、使用状態と格納状態とを簡単かつ迅速に切り換えることができる作業機用ステップ装置に関するものである。
従来、トラクタ等によって牽引される収穫機や、自走式の農業機械等の作業機においては、農作物の選別作業や作業機の保守作業等を行う必要性から、作業機上に乗降するためのステップが設けられている。例えば、実用新案登録第3026911号公報に記載の収穫機においても、作業機の作業ステージへ乗降するためのステップが作業機本体に固定されている(特許文献1)。
この固定式のステップには、上記特許文献1のように、作業機本体からはしご状のステップを垂下させた状態で固定するものが存在する。また、図8に示すように、作業機本体10から斜めに張り出した状態で固定するものも存在する。後者の固定式ステップ100を使用する場合、図8(a)に示すように、固定式ステップ100の上端部にある使用時差込部101を作業機本体10に設けられた差込穴102に差し込んで固定する。一方、固定式ステップ100を格納する場合、図8(b)に示すように、固定式ステップ100の下方に設けられた格納時差込部103を差込穴102に差し込んで固定するようになっている。
実用新案登録第3026911号公報
しかしながら、上述した固定式のステップのうち前者のステップは、作業機本体から垂下されているため、乗り降りが容易でなく安全性の面で問題がある。一方、後者のステップは、作業機本体から斜めに張り出した状態で固定され、ステップが階段状を構成する。このため、乗り降りし易くなる一方、機体幅が広くなるため移動時には邪魔になる場合がある。したがって、乗り降りする度や移動する度に、ステップを作業機から取り外し、使用状態と格納状態とに差し換えなければならず、手間と時間がかかるという問題がある。
本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであって、作業者が乗降し易い使用状態と、移動時に邪魔にならない格納状態とを簡単かつ迅速に切り換えることができる作業機用ステップ装置を提供することを目的としている。
本考案に係る作業機用ステップ装置は、作業機に乗降するための作業機用ステップ装置であって、一対のサイドフレームの間に複数のステップが階段状に固定されてなり、その上端部が作業機本体に回転自在に連結されるステップユニットと、一端が前記ステップユニットと回転自在に連結されるとともに、他端が作業機本体に回転自在に連結され、前記ステップユニットを作業機本体から張り出させる使用状態と、前記ステップユニットを作業機本体側へ格納する格納状態とで固定可能な切換手段とを有している。
また、本考案において、前記ステップを乗降する作業者が把持するための伸縮自在な手すりフレームを有しており、前記手すりフレームの上端部が、前記ステップユニットの連結位置よりも上方位置で前記作業機本体に回転自在に連結されるとともに、前記手すりフレームの下端部が、前記サイドフレームに回転自在に連結されていてもよい。
さらに、本考案において、前記切換手段は、互いにスライドして伸縮自在な一対のスライドフレームと、前記使用状態および前記格納状態にスライドさせたときに前記一対のスライドフレームを貫通する挿通孔と、この挿通孔に挿通され、前記使用状態および前記格納状態の長さで前記一対のスライドフレームを固定するロックピンとを有していてもよい。
また、本考案において、前記切換手段は、回転ジョイントによって屈曲可能な一対のリンクフレームと、前記一対のリンクフレームを直線状になるまで回転させたとき、一対のリンクフレームを係止して直線状態を保持する使用時ストッパと、一方の前記リンクフレームの側面に回転自在に設けられ、前記一対のリンクフレームを屈曲させたとき、他方の前記リンクフレームの側面に設けられた係止突起に係止する係止フックを備えた格納時ストッパとを有していてもよい。
本考案によれば、作業者が乗降し易い使用状態と、移動時に邪魔にならない格納状態とを簡単かつ迅速に切り換えることができる。
本考案に係る作業機用ステップ装置の第1実施形態を示す斜視図である。 本第1実施形態の作業機用ステップ装置を示す正面図である。 本第1実施形態の作業機用ステップ装置を示す側面図である。 本第1実施形態の作業機用ステップ装置の格納状態を示す側面図である。 本第1実施形態の作業機用ステップ装置において、格納状態から使用状態へと移行する様子を示す側面図である。 本第2実施形態の作業機用ステップ装置の使用状態を示す側面図である。 本第2実施形態の作業機用ステップ装置の格納状態を示す側面図である。 従来の固定式ステップの例を示す図である。
以下、本考案に係る作業機用ステップ装置の第1実施形態について図面を用いて説明する。図1から図3は、本第1実施形態の作業機用ステップ装置1Aを示す斜視図、正面図および側面図である。なお、本考案において、作業機とは、トラクタ等によって牽引される収穫機や、自走式の農業機械等のように、農作業等を行う全ての作業機を含む概念である。また、作業機本体10とは、作業機を構成する作業ステージ等の全ての構成部を含む概念である。
図1から図3に示すように、本第1実施形態の作業機用ステップ装置1Aは、主として、作業者が乗降するためのステップユニット2と、ステップユニット2を使用状態と格納状態とに切り換える切換手段3と、作業者が乗降時に把持する手すりフレーム4とから構成されている。以下、各構成部について詳細に説明する。
ステップユニット2は、作業者が作業機へ乗降するためのものである。本第1実施形態において、ステップユニット2は、図1から図3に示すように、平行に配置された一対のサイドフレーム21,21の間に複数のステップ22が階段状に固定されている。また、ステップユニット2の上端部は、作業機本体10に回転自在に連結されており(以下、回転支点Aという)、作業機本体10に対して前後方向に揺動自在に構成されている。そして、サイドフレーム21,21を作業機本体10に対して所定の角度で張り出させたとき、各ステップ22の乗降面が略水平となるように構成されている。
切換手段3は、ステップユニット2を使用状態と格納状態とに切り換えるためのものである。本第1実施形態において、切換手段3は、図3に示すように、互いにスライドして伸縮自在な外フレーム31aと内フレーム31bとからなる一対のスライドフレーム31と、この一対のスライドフレーム31に形成された挿通孔32と、この挿通孔32に挿通され、スライドフレーム31を所定の長さで固定するロックピン33とを有している。
具体的には、図3に示すように、外フレーム31aの基端部と先端部、および内フレーム31bの基端部のそれぞれに、ロックピン33を貫通させる挿通孔32が形成されている。そして、図3に示すように、内フレーム31bの挿通孔32を外フレーム31aの先端部の挿通孔32に一致させてロックピン33を挿通すると、ステップユニット2が作業機本体10から張り出した使用状態で固定されるようになっている。
一方、図4に示すように、内フレーム31bの挿通孔32を外フレーム31aの基端部の挿通孔32に一致させてロックピン33を挿通すると、ステップユニット2が作業機本体10側へ格納された格納状態で固定されるようになっている。なお、本第1実施形態では、ロックピン33としてリンチピンを使用しているが、これに限定されるものではなく、スライドフレーム31を所定長さで固定可能であれば、どのようなものでもよい。
また、本第1実施形態では、図3に示すように、スライドフレーム31の一端をなす内フレーム31bの先端部が、ステップユニット2を構成する略中段のステップ22の背面と回転自在に連結されている(以下、回転支点Bという)。一方、スライドフレーム31の他端をなす外フレーム31aの基端部は、作業機本体10から垂下された固定フレーム11と回転自在に連結されている(以下、回転支点Cという)。この構成により、スライドフレーム31による伸縮動作と合わせて、回転支点Aに関する回転支点Bの回転軌跡と、回転支点Cに関する回転支点Bの回転軌跡とのズレを吸収するようになっている。
手すりフレーム4は、作業者が作業機へ乗降する際に把持するためのものである。本第1実施形態において、手すりフレーム4は、図1から図3に示すように、側面視で略L字状に形成され、ステップユニット2の左右両側に設けられている。また、手すりフレーム4の下端部は、二重管構造となっており、互いにスライドさせると、手すりフレーム4の全体の長さが伸縮しうるようになっている。
そして、図1および図3に示すように、手すりフレーム4の上端部は、作業機本体10に対してステップユニット2の上端部が連結されている位置(回転支点A)よりも上方位置で、作業機本体10に回転自在に連結されている(以下、回転支点Dという)。一方、手すりフレーム4の下端部は、サイドフレーム21,21の略中央部から突出された連結片23と回転自在に連結されている(以下、回転支点Eという)。
なお、本第1実施形態では、手すりフレーム4をステップユニット2の左右両側に設けているが、この構成に限定されるものではなく、左右いずれか一方のみでもよい。また、乗降時の安全性と製造コストとのバランスを考慮して、手すりフレーム4を設けなくてもよい。
つぎに、以上の構成を備えた本第1実施形態の作業機用ステップ装置1Aによる作用について、図4を参照しつつ説明する。
まず、本第1実施形態の作業機用ステップ装置1Aを備えた作業機によって、圃場間等を移動する場合や、当該作業機をトラック等によって搬送する場合について説明する。この場合、作業者は、スライドフレーム31の挿通孔32からロックピン33を外し、ステップユニット2を作業機本体10側へ軽く押し入れる。
このとき、図4に示すように、ステップユニット2が回転支点A回りに作業機側へ回転するため、内フレーム31bが外フレーム31a内へスライドしつつ嵌入される。また、スライドフレーム31の両端が、ステップユニット2および作業機本体10のそれぞれに対して回転し、回転支点Aに関する回転支点Bの回転軌跡と、回転支点Cに関する回転支点Bの回転軌跡とのズレを吸収する。このため、スライドフレーム31がスムーズに短縮し、ステップユニット2を作業機側へ格納する。
つづいて、内フレーム31bの挿通孔32を外フレーム31aの基端部の挿通孔32に一致させた状態で、ロックピン33を挿通孔32に挿通させる。これにより、ロックピン33が、スライドフレーム31を当該長さで保持するため、ステップユニット2を作業機本体10側へ格納された格納状態で固定する。したがって、作業機を移動させたり搬送する場合に、ステップユニット2が作業機本体10から張り出すことがなく、邪魔にならない。
また、本第1実施形態では、ステップユニット2を押し入れる動作に追従して、手すりフレーム4が、伸長しながら回転支点Dおよび回転支点E回りに回転する。このため、回転支点Aに関する回転支点Eの回転軌跡と、回転支点Dに関する回転支点Eの回転軌跡とのズレを吸収する。したがって、手すりフレーム4がスムーズに伸長し、作業機本体10側へ移動する。これにより、手すりフレーム4が作業機本体10から張り出すことがなく、移動時や搬送時の邪魔にならない。
つぎに、本第1実施形態の作業機用ステップ装置1Aを用いて作業機に乗降する場合について説明する。この場合、スライドフレーム31の挿通孔32からロックピン33を外し、ステップユニット2を手前側へ引き出す。このとき、図5に示すように、内フレーム31bがスライドしつつ外フレーム31aから延出する。また、スライドフレーム31の両端が、ステップユニット2および作業機本体10のそれぞれに対して回転し、回転支点Aに関する回転支点Bの回転軌跡と、回転支点Cに関する回転支点Bの回転軌跡とのズレを吸収する。このため、スライドフレーム31がスムーズに伸長し、ステップユニット2を作業機から張り出す。
つづいて、内フレーム31bの挿通孔32を外フレーム31aの先端部の挿通孔32に一致させた状態で、ロックピン33を挿通する。これにより、ロックピン33が、スライドフレーム31を当該長さで保持するため、ステップユニット2を作業機本体10から張り出した使用状態で固定する。したがって、作業者が作業機に乗降する場合、ステップユニット2が簡単かつ迅速に作業機本体10から張り出し、乗降しやすいステップ22を構成する。
また、本第1実施形態では、ステップユニット2を引き出す動作に追従して、手すりフレーム4が、縮みながら回転支点Dおよび回転支点E回りに回転する。このため、回転支点Aに関する回転支点Eの回転軌跡と、回転支点Dに関する回転支点Eの回転軌跡とのズレを吸収する。したがって、手すりフレーム4がスムーズに短縮し、作業機本体10から張り出す。これにより、作業者が作業機に乗降する場合、手すりフレーム4が作業者の把持しやすい位置に配置され、作業者の乗り降りを効果的に補助する。
以上のような本第1実施形態の作業機用ステップ装置1Aによれば、以下のような効果を奏する。
1.ステップユニット2を作業機から取り外すことなく、使用状態と格納状態とを簡単かつ迅速に切り換えることができる。
2.使用状態における乗り降りのし易さおよび安全性を向上することができ、しかも格納状態においてもステップが邪魔にならないようにできる。
3.手すりフレーム4をステップユニット2の動作にスムーズに追従させて格納と取り出しを切り換えることができ、乗降時の安全性の確保と移動時のコンパクト性を確保することができる。
つぎに、本考案に係る作業機用ステップ装置1Bの第2実施形態について図面を用いて説明する。なお、本第2実施形態のうち、前述した第1実施形態の構成と同一若しくは相当する構成については同一の符号を付して再度の説明を省略する。
本第2実施形態の特徴は、図6および図7に示すように、スライドフレーム31の代わりにリンクフレーム34によって切換手段3を構成している点にある。本第2実施形態では、一対のリンクフレーム34,34が、回転ジョイント35によって屈曲可能に構成されている。また、リンクフレーム34の先端部は、ステップユニット2を構成する略中段のステップ22の背面と回転自在に連結されている(以下、回転支点Fという)。一方、リンクフレーム34の基端部は、作業機本体10の固定フレーム11と回転自在に連結されている(以下、回転支点Gという)。
また、本第2実施形態では、図6および図7に示すように、基端部側のリンクフレーム34には、回転ジョイント35による屈曲方向と反対側の面となる下面に使用時ストッパ36が回転自在に設けられている。この使用時ストッパ36には、先端部側のリンクフレーム34の下面に設けられた係止突起36bに係止する係止フック36aが形成されている。そして、図6に示すように、一対のリンクフレーム34を略直線状にしたとき、使用時ストッパ36の係止フック36aが係止突起36bに係止するようになっている。
なお、使用時ストッパ36は、上記の構成に限定されるものではなく、一対のリンクフレーム34,34を直線状になるまで回転させたとき、一対のリンクフレーム34,34を係止して直線状態を保持するものであれば、どのような構成であってもよい。例えば、回転ジョイント35の回転方向を一方向にのみ規制する使用時ストッパ36を採用し、使用時には、当該方向に回転する負荷がかからない程度に若干屈曲させてもよい。
一方、図6および図7に示すように、基端部側のリンクフレーム34の側面には、格納時ストッパ37が回転自在に設けられている。この格納時ストッパ37には、先端部側のリンクフレーム34の側面に設けられた係止突起37bに係止する係止フック37aが形成されている。そして、図7に示すように、一対のリンクフレーム34を屈曲させたとき、格納時ストッパ37の係止フック37aが係止突起37bに係止するようになっている。
つぎに、以上の構成を備えた本第2実施形態の作業機用ステップ装置1Bを備えた作業機の作用について説明する。
まず、収穫機によって圃場間等を移動する場合や、当該収穫機をトラック等によって搬送する場合、使用時ストッパ36の係止フック36aを係止突起36bから外して、ステップユニット2を作業機本体10側へ軽く押し入れる。このとき、ステップユニット2が、リンクフレーム34を屈曲させながら回転支点A回りに作業機側へ回転する。また、リンクフレーム34の両端が、ステップユニット2および作業機本体10のそれぞれに対して回転し、回転支点Aに関する回転支点Fの回転軌跡と、回転支点Gに関する回転支点Fの回転軌跡とのズレを吸収する。このため、リンクフレーム34がスムーズに屈曲し、ステップユニット2を作業機側へ格納する。
そして、図7に示すように、格納時ストッパ37の係止フック37aを係止突起37bに引っ掛ける。これにより、リンクフレーム34が屈曲状態で保持されてステップユニット2を格納状態で固定する。また、第1実施形態と同様、ステップユニット2を押し入れる動作に追従して、手すりフレーム4が、伸長しながら回転支点Dおよび回転支点E回りに回転し、作業機本体10側へ移動する。
一方、本第2実施形態の作業機用ステップ装置1Bを用いて作業機に乗降する場合、格納時ストッパ37の係止フック37aを係止突起37bから外して、ステップユニット2を手前側へ引き出す。このとき、ステップユニット2が、リンクフレーム34を伸長させながら回転支点A回りに作業機の外方へ回転する。また、リンクフレーム34の両端が、ステップユニット2および作業機本体10のそれぞれに対して回転し、回転支点Aに関する回転支点Fの回転軌跡と、回転支点Gに関する回転支点Fの回転軌跡とのズレを吸収する。このため、リンクフレーム34がスムーズに伸長し、ステップユニット2を作業機から張り出す。
そして、図6に示すように、使用時ストッパ36の係止フック36aを係止突起36bに引っ掛ける。これにより、リンクフレーム34が略直線状態で保持されてステップユニット2を使用状態で固定する。また、第1実施形態と同様、ステップユニット2を引き出す動作に追従して、手すりフレーム4が、短縮されながら回転支点Dおよび回転支点E回りに回転し、作業者が把持しやすい位置に配置される。
以上のような本第2実施形態によれば、取り扱いが容易で簡素な構成でありながら、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、本考案に係る作業機用ステップ装置1A,1Bは、上述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、上述した各実施形態では、切換手段3として、スライドフレーム31やリンクフレーム34を用いた構成を例示しているが、この構成に限定されるものではなく、例えば、油圧シリンダの先端部と基端部とをそれぞれステップユニット2と作業機本体10とに回転自在に連結し、油圧シリンダを伸縮させることで、ステップユニット2を使用状態と格納状態とに切り換えるようにしてもよい。
また、上述した各実施形態では、回転支点Bにおいて、スライドフレーム31やリンクフレーム34の先端部が、ステップユニット2における略中段位置のステップ22と回転自在に連結されている。しかしながら、この構成に限定されるものではなく、スライドフレーム31やリンクフレーム34の先端部は、サイドフレーム21に回転自在に連結されていてもよい。
1A,1B 作業機用ステップ装置
2 ステップユニット
3 切換手段
4 手すりフレーム
10 作業機本体
11 固定フレーム
21 サイドフレーム
22 ステップ
23 連結片
31 スライドフレーム
31a 外フレーム
31b 内フレーム
32 挿通孔
33 ロックピン
34 リンクフレーム
35 回転ジョイント
36 使用時ストッパ
36a 係止フック
36b 係止突起
37 格納時ストッパ
37a 係止フック
37b 係止突起
100 固定式ステップ
101 使用時差込部
102 差込穴
103 格納時差込部

Claims (4)

  1. 作業機に乗降するための作業機用ステップ装置であって、
    一対のサイドフレームの間に複数のステップが階段状に固定されてなり、その上端部が作業機本体に回転自在に連結されるステップユニットと、
    一端が前記ステップユニットと回転自在に連結されるとともに、他端が作業機本体に回転自在に連結され、前記ステップユニットを作業機本体から張り出させる使用状態と、前記ステップユニットを作業機本体側へ格納する格納状態とで固定可能な切換手段と
    を有している作業機用ステップ装置。
  2. 前記ステップを乗降する作業者が把持するための伸縮自在な手すりフレームを有しており、
    前記手すりフレームの上端部が、前記ステップユニットの連結位置よりも上方位置で前記作業機本体に回転自在に連結されるとともに、前記手すりフレームの下端部が、前記サイドフレームに回転自在に連結される請求項1に記載の作業機用ステップ装置。
  3. 前記切換手段は、
    互いにスライドして伸縮自在な一対のスライドフレームと、
    前記使用状態および前記格納状態にスライドさせたときに前記一対のスライドフレームを貫通する挿通孔と、
    この挿通孔に挿通され、前記使用状態および前記格納状態の長さで前記一対のスライドフレームを固定するロックピンと
    を有している請求項1または請求項2に記載の作業機用ステップ装置。
  4. 前記切換手段は、
    回転ジョイントによって屈曲可能な一対のリンクフレームと、
    前記一対のリンクフレームを直線状になるまで回転させたとき、一対のリンクフレームを係止して直線状態を保持する使用時ストッパと、
    一方の前記リンクフレームの側面に回転自在に設けられ、前記一対のリンクフレームを屈曲させたとき、他方の前記リンクフレームの側面に設けられた係止突起に係止する係止フックを備えた格納時ストッパと
    を有している請求項1または請求項2に記載の作業機用ステップ装置。
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