JP3156397U - 伸縮自在となる中棒を備えた傘 - Google Patents

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池田 信孝
信孝 池田
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株式会社すみや電器
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【課題】伸縮自在となる中棒を備えた傘に係り、特に傘の中棒の下端に取り付けられたハンドル(手元)を手で握って使用する傘において、そのハンドルを握る腕側のひじを折り曲げた状態と、ひじを伸ばした状態とのいずれの状態においても、傘の傘布が常に使用者の頭部にぶつからない位置に配設されるようにした伸縮自在となる中棒を備えた傘を提供する。【解決手段】ハンドル3から延びる中棒2の先端に親骨と受け骨を介して傘布を張設してなる傘において、ハンドル又はハンドル位置に近い中棒に操作スイッチ7を設け、この操作スイッチ7で中棒2が伸張するように構成する事により、該伸縮自在となる中棒を備えた傘を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、伸縮自在となる中棒を備えた傘に係り、特に傘の中棒の下端に取り付けられたハンドル(手元)を手で握って使用する傘において、そのハンドルを握る腕側のひじを折り曲げた状態と、ひじを伸ばした状態とのいずれの状態においても、傘の傘布が常に使用者の頭部にぶつからない位置に配設されるようにした伸縮自在となる中棒を備えた傘に関する。
一般的に普及している傘は、傘の中棒の長さが固定状に設置されたものであり、その中棒の下端に取り付けられたハンドルを握って傘を保持して使用している。また折り畳み傘にあっては、当然ながら中棒自体は伸縮自在に構成されてはいるが、中棒を最大限に伸張させた状態に合わせてハンドル位置が決められており、それは傘を持つ腕側のひじを折り曲げた状態でハンドルを握るように中棒の長さを設計したものとなっている。
さらにこの中棒に、屈曲可能部を設けて中棒を屈曲させて傘布と中棒の取付角を変化させる工夫を凝らしたものも存在する。
特開2006−51326号公報 実用新案登録第3098325号公報
ところで、上記した従来の傘は、ハンドルを持つ腕側のひじを折り曲げた状態で使用することが原則で、ひじを伸ばした状態で使用することは想定されていないため、その傘をひじを伸ばした状態で使用すると傘布部分が下方に下がって、傘布が使用者の頭部に引っ掛かってしまい、傘の使用ができなくなるという実情があった。
このため、傘のハンドルを持つ手にカバンなどの荷物を一緒に持ったような場合に、例えば他方の手で携帯電話などの操作をしようとしたときには、傘を持つ側の腕のひじを伸ばして傘を差したいという要望が生まれるが、従来の傘では常に傘を持つ側の腕のひじを曲げた状態にしていなければならず、それは大変不自然な体勢であり、腕に相当の荷重が掛かって使いにくくなるという問題があった。
本考案の目的は、上記の問題を解消するために、必要時には簡単な操作で傘の中棒をワンタッチで伸張させ、傘を持つ側の腕のひじを伸ばした状態でも傘を差すことができるようにした伸縮自在となる中棒を備えた傘を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、ハンドルから延びる中棒の先端に親骨と受け骨を介して傘布を張設してなる傘において、ハンドル又はハンドル位置に近い中棒に操作スイッチを設け、この操作スイッチで中棒が伸張するように構成したことを特徴とする伸縮自在となる中棒を備えた傘である。
請求項2に記載の考案は、操作スイッチが押しボタンである請求項1記載の伸縮自在となる中棒を備えた傘である。
請求項3に記載の考案は、中棒が二重軸で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の伸縮自在となる中棒を備えた傘である。
請求項4に記載の考案は、二重軸で形成される中棒の、内軸にバネ部材を備え、そのバネ部材の出没軸部を前記操作スイッチに係合自在になるように配設したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の伸縮自在となる中棒を備えた傘である。
上記の請求項1乃至4の考案によれば、操作スイッチを片手の指先で操作するだけで、ワンタッチで中棒が伸張し、使用者の腕のひじを伸ばした状態で傘のハンドルを握っても、傘の傘布が使用者の頭部に当接しないようになるという効果を発揮する。
また一般的な使用形態であるひじを曲げた状態で傘を差す場合には、傘の中棒を少し押し込むだけで伸張前の状態に簡単に戻せるという効果を発揮する。
本考案に係る伸縮自在となる中棒を備えた傘の要部を示す部分断面正面図(中棒の伸張前の状態)である。 本考案に係る伸縮自在となる中棒を備えた傘の要部を示す部分断面正面図(中棒の伸張後の状態)である。 本考案に係る伸縮自在となる中棒を備えた傘の使用状態を示す参考斜視図(中棒の伸張後の状態)である。
以下添付図面に基づいて、本考案に係る伸縮自在となる中棒を備えた傘の一実施の形態を詳説するが、本考案はこれらの実施の形態に制限されるものではない。
図1〜図3に示す傘1は、中棒2、ハンドル3、傘布4、親骨5、石突6で形成されている。
ハンドル3には操作スイッチ7が取り付けられており、この操作スイッチ7を指先で押し込むことにより、中棒2の二重軸の内軸8と外軸9間に掛け渡されたバネ部材10の出没軸11を、第一係止孔12から第二係止孔13にスライド移動させる。内軸8は、図示しない弾発部材により、ハンドル3側から石突6方向に向かって常時付勢力が付与されている。
これにより外軸9から内軸8が石突6方向に伸張し、中棒2の全長を伸張させることになる。この中棒の伸張幅Lは適宜定められるが、通常150〜170mmが好ましいく、特に160mm程度がより好ましい。
一旦伸張した中棒2を元の伸張前の状態に戻すには、図2の状態で出没軸11を内軸の内方に押し込み、その状態で出没軸11が第二係止孔13を抜けて第一係止孔12位置に嵌合するまで、内軸8をハンドル3方向に押し戻すことで、中棒2は図1の状態に復帰し、伸張前の中棒2の状態に戻る。
本考案の、伸縮自在となる中棒を備えた傘1は、上記したようにハンドル3を持つ側の腕のひじを伸ばして傘1を差したい場合には、中棒2を伸張させた状態で使用し、一方腕のひじを曲げた状態で傘1を差したい場合には、中棒2を伸張させない状態で使用することになる。
本考案の伸縮自在となる中棒を備えた傘は、傘の製造現場、並びに傘を使用する現場において重宝に利用することが可能である。
1 …傘
2 …中棒
3 …ハンドル
4 …傘布
5 …親骨
6 …石突
7 …操作スイッチ
8 …内軸
9 …外軸
10…バネ部材
11…出没軸
12…第一係止孔
13…第二係止孔
L…中棒の伸張幅

Claims (4)

  1. ハンドルから延びる中棒の先端に親骨と受け骨を介して傘布を張設してなる傘において、ハンドル又はハンドル位置に近い中棒に操作スイッチを設け、この操作スイッチで中棒が伸張するように構成したことを特徴とする伸縮自在となる中棒を備えた傘。
  2. 操作スイッチが押しボタンである請求項1記載の伸縮自在となる中棒を備えた傘。
  3. 中棒が二重軸で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の伸縮自在となる中棒を備えた傘。
  4. 二重軸で形成される中棒の、内軸にバネ部材を備え、そのバネ部材の出没軸部を前記操作スイッチに係合自在になるように配設したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の伸縮自在となる中棒を備えた傘。

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