JP3156293B2 - 液晶表示装置およびビデオカメラ装置 - Google Patents
液晶表示装置およびビデオカメラ装置Info
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- JP3156293B2 JP3156293B2 JP24576091A JP24576091A JP3156293B2 JP 3156293 B2 JP3156293 B2 JP 3156293B2 JP 24576091 A JP24576091 A JP 24576091A JP 24576091 A JP24576091 A JP 24576091A JP 3156293 B2 JP3156293 B2 JP 3156293B2
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- crystal display
- fluorescent lamp
- cold cathode
- cathode fluorescent
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置およびビ
デオカメラ装置に関する。
デオカメラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近、ＶＴＲのカラービューファインダ
として小形の液晶表示装置が開発されており、このもの
はハウジング内に小さな液晶表示パネルを設けるととも
に、この液晶表示パネルの背面にけい光ランプからなる
バックライトを設置し、このバックライトから液晶表示
パネルを照射するようになっている。
として小形の液晶表示装置が開発されており、このもの
はハウジング内に小さな液晶表示パネルを設けるととも
に、この液晶表示パネルの背面にけい光ランプからなる
バックライトを設置し、このバックライトから液晶表示
パネルを照射するようになっている。
【０００３】バックライトとして直管形けい光ランプや
Ｕ字形あるいはＷ字形のけい光ランプを用いると大き過
ぎて使用することができないため、きわめて小さな偏平
形の冷陰極けい光ランプが使用されている。
Ｕ字形あるいはＷ字形のけい光ランプを用いると大き過
ぎて使用することができないため、きわめて小さな偏平
形の冷陰極けい光ランプが使用されている。
【０００４】偏平形の冷陰極けい光ランプであれば、上
記液晶表示パネルと同等の面積をもつ偏平な発光面を作
ることができ、拡散板や反射板を用いなくても液晶表示
パネルを略均等に照射することができる。またランプを
薄形にすることができるので、表示装置全体の厚みを薄
形にすることもできる利点がある。
記液晶表示パネルと同等の面積をもつ偏平な発光面を作
ることができ、拡散板や反射板を用いなくても液晶表示
パネルを略均等に照射することができる。またランプを
薄形にすることができるので、表示装置全体の厚みを薄
形にすることもできる利点がある。
【０００５】このような液晶表示装置においては、液晶
表示パネルおよび冷陰極けい光ランプをハウジング内に
収容して使用するのが通例である。ハウジングは遮光性
の合成樹脂により形成されており、このため、冷陰極け
い光ランプは、ハウジング内の暗黒空間に収容されるこ
とになる。
表示パネルおよび冷陰極けい光ランプをハウジング内に
収容して使用するのが通例である。ハウジングは遮光性
の合成樹脂により形成されており、このため、冷陰極け
い光ランプは、ハウジング内の暗黒空間に収容されるこ
とになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、けい光
ランプを暗黒空間に収容した場合、始動性が低下するこ
とがある。すなわち、一般にけい光ランプを始動させる
時には放電空間内に放電のきっかけとなる初期電子が存
在していることが必要である。一般照明用けい光ランプ
の場合は、外部光が入り込んでいるから光電子が放電の
きっかけとなり、また自然に飛び込んでくる宇宙線など
も放電のきっかけとなる。
ランプを暗黒空間に収容した場合、始動性が低下するこ
とがある。すなわち、一般にけい光ランプを始動させる
時には放電空間内に放電のきっかけとなる初期電子が存
在していることが必要である。一般照明用けい光ランプ
の場合は、外部光が入り込んでいるから光電子が放電の
きっかけとなり、また自然に飛び込んでくる宇宙線など
も放電のきっかけとなる。
【０００７】これに対し、遮光されたハウジング内に収
容されるけい光ランプの場合、外部光の進入が阻止され
ており、宇宙線などの進入も遮断されているので、放電
のきっかけとなる初期電子が存在しなく、たとえ存在し
ても極めて微量であり、このため始動に時間がかかる不
具合がある。
容されるけい光ランプの場合、外部光の進入が阻止され
ており、宇宙線などの進入も遮断されているので、放電
のきっかけとなる初期電子が存在しなく、たとえ存在し
ても極めて微量であり、このため始動に時間がかかる不
具合がある。
【０００８】そして、フィラメント電極を備えた所謂熱
陰極けい光ランプの場合は、フィラメントを予熱して熱
電子を放出させるので熱電子が放電のきっかけとなり、
始動性は良好であるが、冷陰極けい光ランプの場合は、
始動時に熱電子の放出を期待できないため始動性が低下
し、電源投入から始動までに１０〜２０秒程度の待ち時
間が必要なこともある。本発明は冷陰極けい光ランプの
始動性を向上させることのできる液晶表示装置およびビ
デオカメラ装置を提供することを目的とするものであ
る。
陰極けい光ランプの場合は、フィラメントを予熱して熱
電子を放出させるので熱電子が放電のきっかけとなり、
始動性は良好であるが、冷陰極けい光ランプの場合は、
始動時に熱電子の放出を期待できないため始動性が低下
し、電源投入から始動までに１０〜２０秒程度の待ち時
間が必要なこともある。本発明は冷陰極けい光ランプの
始動性を向上させることのできる液晶表示装置およびビ
デオカメラ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の液晶表示
装置は、一端側にビューポートを有するハウジング内に
ビューポートから見て表示面が直交するように配設され
る液晶表示パネルと；液晶表示パネルの背面側から照射
する冷陰極けい光ランプを含んでなる照明手段と；ハウ
ジングの側面からハウジング内の冷陰極けい光ランプに
外部光を導入可能に構成された導光手段と；を具備して
いることを特徴とする。
装置は、一端側にビューポートを有するハウジング内に
ビューポートから見て表示面が直交するように配設され
る液晶表示パネルと；液晶表示パネルの背面側から照射
する冷陰極けい光ランプを含んでなる照明手段と；ハウ
ジングの側面からハウジング内の冷陰極けい光ランプに
外部光を導入可能に構成された導光手段と；を具備して
いることを特徴とする。
【００１０】請求項２記載の液晶表示装置は、請求項１
の導光手段は、透明樹脂であることを特徴とする。請求
項３記載の液晶表示装置は、一端側にビューポートを有
するハウジング内にビューポートから見て表示面が直交
するように配設される液晶表示パネルと；液晶表示パネ
ルの背面側から照射する冷陰極けい光ランプを含んでな
る照明手段と；ハウジングのビューポートから採光し、
ハウジング内の冷陰極けい光ランプに外部光を導入可能
な光ファイバを有する導光手段と；を具備していること
を特徴とする。
の導光手段は、透明樹脂であることを特徴とする。請求
項３記載の液晶表示装置は、一端側にビューポートを有
するハウジング内にビューポートから見て表示面が直交
するように配設される液晶表示パネルと；液晶表示パネ
ルの背面側から照射する冷陰極けい光ランプを含んでな
る照明手段と；ハウジングのビューポートから採光し、
ハウジング内の冷陰極けい光ランプに外部光を導入可能
な光ファイバを有する導光手段と；を具備していること
を特徴とする。
【００１１】請求項４記載のビデオカメラ装置は、ビデ
オカメラ装置本体と；装置本体に設けられた請求項１な
いし３のいずれか一記載の液晶表示装置と；を具備して
いることを特徴とする。
オカメラ装置本体と；装置本体に設けられた請求項１な
いし３のいずれか一記載の液晶表示装置と；を具備して
いることを特徴とする。
【００１２】
【作用】請求項１及び２記載の発明によれば、ハウジン
グ内の冷陰極けい光ランプに外部光を導入するので、冷
陰極けい光ランプが暗黒雰囲気にあっても、始動時に外
部の光が導入されてこの光電子が初期電子となって始動
放電を誘起する。したがって、速やかな始動が可能とな
り、始動性が向上する。さらに、導入された外部光は液
晶表示パネルを照射することができるので画像がさらに
明るくなる。さらにまた、その外部光はハウジングの側
面から導入される構成であるので、ハウジングが大形化
することなく、比較的簡単な構成で導光手段を設けるこ
とができる。 請求項３の発明によれば、ハウジングの覗
き窓（ビューポート）から光ファイバを通じて外部光が
ハウジング内の冷陰極けい光ランプに導入されるので、
光電子が放電のきっかけをつくり、冷陰極けい光ランプ
の始動性が向上する。さらに、導入された外部光も液晶
表示パネルを照射することができるので画像がさらに明
るくなる。さらに、その外部光はハウジングの覗き窓
（ビューポート）から採光し、ハウジング内に光ファイ
バを通じて導入される構成であるので、ハウジングが大
形化することなく、比較的簡単な構成で導光手段を設け
ることができる。請求項４記載の発明によれば、ビデオ
カメラ装置に用いた液晶表示装置において、請求項１な
いし３の作用と同じように作用する。
グ内の冷陰極けい光ランプに外部光を導入するので、冷
陰極けい光ランプが暗黒雰囲気にあっても、始動時に外
部の光が導入されてこの光電子が初期電子となって始動
放電を誘起する。したがって、速やかな始動が可能とな
り、始動性が向上する。さらに、導入された外部光は液
晶表示パネルを照射することができるので画像がさらに
明るくなる。さらにまた、その外部光はハウジングの側
面から導入される構成であるので、ハウジングが大形化
することなく、比較的簡単な構成で導光手段を設けるこ
とができる。 請求項３の発明によれば、ハウジングの覗
き窓（ビューポート）から光ファイバを通じて外部光が
ハウジング内の冷陰極けい光ランプに導入されるので、
光電子が放電のきっかけをつくり、冷陰極けい光ランプ
の始動性が向上する。さらに、導入された外部光も液晶
表示パネルを照射することができるので画像がさらに明
るくなる。さらに、その外部光はハウジングの覗き窓
（ビューポート）から採光し、ハウジング内に光ファイ
バを通じて導入される構成であるので、ハウジングが大
形化することなく、比較的簡単な構成で導光手段を設け
ることができる。請求項４記載の発明によれば、ビデオ
カメラ装置に用いた液晶表示装置において、請求項１な
いし３の作用と同じように作用する。
【００１３】
【実施例】以下本発明について、図１に示す第１の実施
例にもとづき説明する。図面はＶＴＲのカラービューフ
ァインダを示し、１はハウジングである。このハウジン
グ１は遮光性の樹脂や金属からなり、一端面に覗き窓
（ビューポート）２を有しており、内部にカラー液晶表
示パネル３および冷陰極けい光ランプ４を収容してなる
バックライト（照明手段）が設けられている。なお、液
晶表示パネル３がハウジング１の一部を構成しても良
い。
例にもとづき説明する。図面はＶＴＲのカラービューフ
ァインダを示し、１はハウジングである。このハウジン
グ１は遮光性の樹脂や金属からなり、一端面に覗き窓
（ビューポート）２を有しており、内部にカラー液晶表
示パネル３および冷陰極けい光ランプ４を収容してなる
バックライト（照明手段）が設けられている。なお、液
晶表示パネル３がハウジング１の一部を構成しても良
い。
【００１４】液晶表示パネルは、２３mm×１８mmの矩形
平板をなし、上記覗き窓２から見て表示面が直交するよ
うに配設されている。冷陰極けい光ランプ４は上記液晶
表示パネル３の背面に接触または近接して設けられてお
り、この液晶表示パネル３の背面の大きさに相当する発
光面を有している。つまり、冷陰極けい光ランプ４は、
断面が偏平形をなすバルブ内に互いに対向して冷陰極
５、５を設けるとともに、このバルブの内面にけい光体
被膜を設け、さらにバルブ内には所定量の水銀とアルゴ
ンなどの希ガスを封入して構成されている。
平板をなし、上記覗き窓２から見て表示面が直交するよ
うに配設されている。冷陰極けい光ランプ４は上記液晶
表示パネル３の背面に接触または近接して設けられてお
り、この液晶表示パネル３の背面の大きさに相当する発
光面を有している。つまり、冷陰極けい光ランプ４は、
断面が偏平形をなすバルブ内に互いに対向して冷陰極
５、５を設けるとともに、このバルブの内面にけい光体
被膜を設け、さらにバルブ内には所定量の水銀とアルゴ
ンなどの希ガスを封入して構成されている。
【００１５】このランプ４を点灯させると、バルブから
発光し、その偏平な一側面から放出される光で液晶表示
パネル３の背面を照射するようになっている。なお、ハ
ウジング１内には、上記液晶表示パネル３および冷陰極
けい光ランプ４を駆動するための駆動電気回路６が収容
されている。なお、ランプの点灯回路は高周波点灯回路
である。
発光し、その偏平な一側面から放出される光で液晶表示
パネル３の背面を照射するようになっている。なお、ハ
ウジング１内には、上記液晶表示パネル３および冷陰極
けい光ランプ４を駆動するための駆動電気回路６が収容
されている。なお、ランプの点灯回路は高周波点灯回路
である。
【００１６】本実施例においては、ハウジング１の側壁
に上記冷陰極けい光ランプ４に通じる外光導入口７を形
成してあり、この外光導入口７は雨や埃の浸入を防止す
るために透明な樹脂で閉塞しておくことが望ましいが、
透明な樹脂による詰め物は無くてもよい。このような外
光導入口７はハウジング１の側面から外部の光を冷陰極
けい光ランプ４に導くものであり、孔径が２mm程度の小
孔でよい。
に上記冷陰極けい光ランプ４に通じる外光導入口７を形
成してあり、この外光導入口７は雨や埃の浸入を防止す
るために透明な樹脂で閉塞しておくことが望ましいが、
透明な樹脂による詰め物は無くてもよい。このような外
光導入口７はハウジング１の側面から外部の光を冷陰極
けい光ランプ４に導くものであり、孔径が２mm程度の小
孔でよい。
【００１７】このような構成のカラービューファインダ
の作用を説明する。上記外光導入口７を形成しない従来
の場合は、液晶表示パネル３を作動させない状態では液
晶が光を透過しないのでハウジング１に収容された冷陰
極けい光ランプ３には、ハウジング１の一端面に形成し
た覗き窓２からさえも外光が届かず、上記冷陰極けい光
ランプ４は暗黒空間に位置している。
の作用を説明する。上記外光導入口７を形成しない従来
の場合は、液晶表示パネル３を作動させない状態では液
晶が光を透過しないのでハウジング１に収容された冷陰
極けい光ランプ３には、ハウジング１の一端面に形成し
た覗き窓２からさえも外光が届かず、上記冷陰極けい光
ランプ４は暗黒空間に位置している。
【００１８】これに対し、本実施例のようにハウジング
１の側壁に外光導入口７を形成した場合は、外部の光が
外光導入口７を通じて冷陰極けい光ランプ４に達し、放
電空間に光電子を存在させる。
１の側壁に外光導入口７を形成した場合は、外部の光が
外光導入口７を通じて冷陰極けい光ランプ４に達し、放
電空間に光電子を存在させる。
【００１９】このため、始動時にはこの光電子が初期電
子となって放電のきっかけとなるので、始動が容易にな
る。図２は、外部から導入した光の強さと、放電開始時
間の関係を測定した結果を示す特性図である。同図から
理解できる通り、放電開始時間は外部光の強さに反比例
し、外部光が強ければ強い程放電開始時間は短くなる。
子となって放電のきっかけとなるので、始動が容易にな
る。図２は、外部から導入した光の強さと、放電開始時
間の関係を測定した結果を示す特性図である。同図から
理解できる通り、放電開始時間は外部光の強さに反比例
し、外部光が強ければ強い程放電開始時間は短くなる。
【００２０】なお、本発明の導光手段は上記実施例のよ
うな外光導入口７に制約されるものではない。つまり、
図３においては本発明の第２の実施例の示し、本実施例
の導光手段は光ファイバ１０を使用してある。光ファイ
バ１０は一端をハウジング１の外部に臨ませ、他端を冷
陰極けい光ランプ４に対向させれば外部の光をどこから
でも導くことができ、例えば図の場合は光ファイバ１０
の一端を液晶表示パネル３を迂回させて覗き窓２に導い
てある。
うな外光導入口７に制約されるものではない。つまり、
図３においては本発明の第２の実施例の示し、本実施例
の導光手段は光ファイバ１０を使用してある。光ファイ
バ１０は一端をハウジング１の外部に臨ませ、他端を冷
陰極けい光ランプ４に対向させれば外部の光をどこから
でも導くことができ、例えば図の場合は光ファイバ１０
の一端を液晶表示パネル３を迂回させて覗き窓２に導い
てある。
【００２１】本実施例の場合、光ファイバ１０により覗
き窓２１の外の光を冷陰極けい光ランプ４に導くことが
できる。また、本発明はカラービューファインダに制約
されるものではなく、図４に示すビデオカメラ２０にも
適用可能である。この場合、光ファイバ１０はボディの
前面または前面レンズ２１の部分から外光を導入するこ
ともできる。
き窓２１の外の光を冷陰極けい光ランプ４に導くことが
できる。また、本発明はカラービューファインダに制約
されるものではなく、図４に示すビデオカメラ２０にも
適用可能である。この場合、光ファイバ１０はボディの
前面または前面レンズ２１の部分から外光を導入するこ
ともできる。
【００２２】さらに、本発明の導光手段は上記各実施例
のほかに、以下のような手段を採用することもできる。
すなわち、カラービューファインダにおける液晶表示パ
ネル３は、液晶に電圧を印加して液晶配列を制御するこ
とにより所定の光を透過させるようになっており、何等
に制御をしない場合、つまりカラービューファインダを
使用しない時は液晶表示パネル３が光を透過しないよう
になっている。このため、ハウジング１の一端面に形成
した覗き窓２から進入する光が液晶表示パネル３で遮断
され、冷陰極けい光ランプ４に達しないので暗黒空間に
なる。
のほかに、以下のような手段を採用することもできる。
すなわち、カラービューファインダにおける液晶表示パ
ネル３は、液晶に電圧を印加して液晶配列を制御するこ
とにより所定の光を透過させるようになっており、何等
に制御をしない場合、つまりカラービューファインダを
使用しない時は液晶表示パネル３が光を透過しないよう
になっている。このため、ハウジング１の一端面に形成
した覗き窓２から進入する光が液晶表示パネル３で遮断
され、冷陰極けい光ランプ４に達しないので暗黒空間に
なる。
【００２３】そこで、冷陰極けい光ランプ４を始動する
場合、ランプに始動電圧を印加するに先立って、液晶表
示パネル３の液晶に電圧を印加して液晶配列を制御し、
この液晶表示パネル３が光を透過するように制御する。
場合、ランプに始動電圧を印加するに先立って、液晶表
示パネル３の液晶に電圧を印加して液晶配列を制御し、
この液晶表示パネル３が光を透過するように制御する。
【００２４】例えば図５に示す作動回路のように、電源
をオンすると遅延回路５１が作動して液晶駆動回路５２
およびバックライト駆動回路５３を作動させるための信
号を出力刷る。この場合、遅延回路５１は液晶駆動回路
５２への出力をバックライト駆動回路５３への出力より
早くし、つまりバックライト駆動回路５３の始動を若干
遅らせる。これにより、液晶に電圧が印加され液晶配列
が変わることにより光を透過するようになる。
をオンすると遅延回路５１が作動して液晶駆動回路５２
およびバックライト駆動回路５３を作動させるための信
号を出力刷る。この場合、遅延回路５１は液晶駆動回路
５２への出力をバックライト駆動回路５３への出力より
早くし、つまりバックライト駆動回路５３の始動を若干
遅らせる。これにより、液晶に電圧が印加され液晶配列
が変わることにより光を透過するようになる。
【００２５】よって、覗き窓２から進入した光が液晶表
示パネル３を透過して冷陰極けい光ランプ４に達するの
で外光が導かれ、冷陰極けい光ランプ３の始動が速やか
に誘起される。
示パネル３を透過して冷陰極けい光ランプ４に達するの
で外光が導かれ、冷陰極けい光ランプ３の始動が速やか
に誘起される。
【００２６】また、本発明の冷陰極けい光ランプは、図
示の偏平形に限らず、平板形冷陰極けい光ランプや、細
径冷陰極けい光ランプ、屈曲形冷陰極けい光ランプ等に
も実施可能である。
示の偏平形に限らず、平板形冷陰極けい光ランプや、細
径冷陰極けい光ランプ、屈曲形冷陰極けい光ランプ等に
も実施可能である。
【００２７】請求項１及び２記載の発明によれば、ハウ
ジング内の冷陰極けい光ランプに外部光を導入するの
で、冷陰極けい光ランプが暗黒雰囲気にあっても、始動
時に外部の光が導入されてこの光電子が初期電子となっ
て始動放電を誘起する。したがって、速やかな始動が可
能となり、始動性が向上する。
ジング内の冷陰極けい光ランプに外部光を導入するの
で、冷陰極けい光ランプが暗黒雰囲気にあっても、始動
時に外部の光が導入されてこの光電子が初期電子となっ
て始動放電を誘起する。したがって、速やかな始動が可
能となり、始動性が向上する。
【００２８】さらに、導入された外部光は液晶表示パネ
ルを照射することができるので画像がさらに明るくな
る。さらにまた、その外部光はハウジングの側面から導
入される構成であるので、ハウジングが大形化すること
なく、比較的簡単な構成で導光手段を設けることができ
る。 請求項３の発明によれば、ハウジングの覗き窓（ビ
ューポート）から光ファイバを通じて外部光がハウジン
グ内の冷陰極けい光ランプに導入されるので、光電子が
放電のきっかけをつくり、冷陰極けい光ランプの始動性
が向上する。さらに、導入された外部光も液晶表示パネ
ルを照射することができるので画像がさらに明るくな
る。さらに、その外部光はハウジングの覗き窓（ビュー
ポート）から採光し、ハウジング内に光ファイバを通じ
て導入される構成であるので、ハウジングが大形化する
ことなく、比較的簡単な構成で導光手段を設けることが
できる。請求項４記載の発明によれば、請求項１ないし
３の発明と同様の効果を備えたビデオカメラ装置を提供
することができる。
ルを照射することができるので画像がさらに明るくな
る。さらにまた、その外部光はハウジングの側面から導
入される構成であるので、ハウジングが大形化すること
なく、比較的簡単な構成で導光手段を設けることができ
る。 請求項３の発明によれば、ハウジングの覗き窓（ビ
ューポート）から光ファイバを通じて外部光がハウジン
グ内の冷陰極けい光ランプに導入されるので、光電子が
放電のきっかけをつくり、冷陰極けい光ランプの始動性
が向上する。さらに、導入された外部光も液晶表示パネ
ルを照射することができるので画像がさらに明るくな
る。さらに、その外部光はハウジングの覗き窓（ビュー
ポート）から採光し、ハウジング内に光ファイバを通じ
て導入される構成であるので、ハウジングが大形化する
ことなく、比較的簡単な構成で導光手段を設けることが
できる。請求項４記載の発明によれば、請求項１ないし
３の発明と同様の効果を備えたビデオカメラ装置を提供
することができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示すカラービューファ
インダの断面図。
インダの断面図。
【図２】照射照度と放電開始時間の関係を示す特性図。
【図３】本発明の第２の実施例を示すカラービューファ
インダの断面図。
インダの断面図。
【図４】本発明の第３の実施例を示すビデオカメラの側
面図。
面図。
【図５】本発明の第４の実施例を示す駆動回路の構成
図。
図。
１…ハウジング、２…覗き窓、３…液晶表示パネル、４
…冷陰極けい光ランプ、５…冷陰極、７…外光導入口、
１０…光ファイバ。
…冷陰極けい光ランプ、５…冷陰極、７…外光導入口、
１０…光ファイバ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01J 61/30 G02B 6/00 331 G02F 1/13357 H05B 41/00 H04N 5/225
Claims (4)
- 【請求項１】 一端側にビューポートを有するハウジン
グ内にビューポートから見て表示面が直交するように配
設される液晶表示パネルと； 液晶表示パネルの背面側から照射する冷陰極けい光ラン
プを含んでなる照明手段と；ハウジングの側面から ハウジング内の冷陰極けい光ラン
プに外部光を導入可能に構成された導光手段と； を具備していることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 導光手段は、透明樹脂であることを特徴
とする請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 一端側にビューポートを有するハウジン
グ内にビューポートから見て表示面が直交するように配
設される液晶表示パネルと； 液晶表示パネルの背面側から照射する冷陰極けい光ラン
プを含んでなる照明手段と； ハウジングのビューポートから採光し、ハウジング内の
冷陰極けい光ランプに外部光を導入可能な光ファイバを
有する導光手段と； を具備していることを特徴とする 液晶表示装置。 - 【請求項４】 ビデオカメラ本体と； 装置本体に設けられた請求項１ないし３のいずれか一記
載の液晶表示装置と；を具備していることを特徴とする
ビデオカメラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24576091A JP3156293B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 液晶表示装置およびビデオカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24576091A JP3156293B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 液晶表示装置およびビデオカメラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582091A JPH0582091A (ja) | 1993-04-02 |
| JP3156293B2 true JP3156293B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17138395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24576091A Expired - Fee Related JP3156293B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 液晶表示装置およびビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3156293B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4586883B2 (ja) * | 2008-05-23 | 2010-11-24 | ソニー株式会社 | 液晶表示装置およびその駆動方法 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP24576091A patent/JP3156293B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0582091A (ja) | 1993-04-02 |
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