JP3156262U - 野外調理用コンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】オーブン的りようと、コンロ的利用が図られると言うような多機能性を具有すると共に、その携行の便を図るために組立て自在な形態に形成した野外調理用コンロを提供する。【解決手段】相対向する正面板部1と、背面板部2と、当該両板部1,2をその側面に於いて着脱自在に連結するための側面板部3,3とから成り、当該各板部1,2,3で組立てられる角筒状のコンロ主体M内に、中央部分に所要の燃料を燃焼させるための燃焼室形成用プレートを着脱自在に架設し、その下段には調理用材料を焼くための調理室とするための第1床板4を着脱自在に架設し、当該コンロ主体Mの上面開口部分には、これを閉鎖するように所要の調理用天板を着脱自在に載置するように構成した。【選択図】図2

Description

本考案は、レジャー地でのキャンプ生活用、或いは非常時の野外避難生活用として使用するための野外調理用コンロに関する。
従来のこの種のコンロとしては、カセットボンベを使用しかつ携行時にはトランク状にコンパクト化可能とするように構成したもの(例えば、特許文献1参照。)、テーブル状コンロ面の各隅角部下面に折畳み自在の足を取付けたバーベキューコンロ(例えば、特許文献2参照。)、更には、キャスターを有する台車上に、灯油タンクと当該灯油を燃料とするバーナー本体を積載するように構成した野外炊食車(例えば、特許文献3参照。)が存在する。
実用新案登録第3024245号公報 実用新案登録第3036673号公報 特開2001―88706号公報
前記したカセットボンベを使用しかつ携行時にはトランク状にコンパクト化可能とするように構成したもの(特許文献1参照。)にあっては、その全体が小型なものであるため、多人数用としては不適当であるばかりでなく、カセットボンベを燃料とするため、長時間にわたる継続的な利用を図ることが出来なかった。
また、前記したテーブル状コンロ面の各隅角部下面に折畳み自在の足を取付けたバーベキューコンロ(特許文献2参照。)の場合、その利用はバーベキューに限定化され、例えば炊飯用、パン焼き用、若しくはオーブン的利用を図ることが出来ないものであった。
更に、前記したキャスターを有する台車上に、灯油タンクと当該灯油を燃料とするバーナー本体を積載するように構成した野外炊食車(特許文献3参照。)の場合、コンパクト化のための折畳み機能が存在せず、その移動は台車ごとトラック等に積載しなければならず、従って、レジャー用としての利用には全く不適当とされた。
本考案は、上述したような従来の問題点を解消し、オーブン的利用と、コンロ的利用が図られるというような多機能性を具有すると共に、その携行の便を図るために組立て自在な形態に形成した新規の野外調理用コンロの提供を図ったものである。
本考案は、請求項1に記載のように、相対向する正面板部1と、背面板部2と、当該両板部1,2をその側面に於いて着脱自在に連結するための側面板部3,3とから成り、当該各板部1,2,3で組立てられる角筒状のコンロ主体M内に、中央部分に所要の燃料を燃焼させるための燃焼室形成用プレートを着脱自在に架設し、その下段には調理用材料を焼くための調理室とするための第1床板4を着脱自在に架設し、当該コンロ主体Mの上面開口部分には、これを閉鎖するように所要の調理用天板を着脱自在に載置するように構成した野外調理用コンロに係る。
そして、本考案は請求項2に記載のように、相対向する正面板部1と、背面板部2と、当該両板部1,2をその側面に於いて着脱自在に連結するための側面板部3,3とから成り、当該各板部1,2,3で組立てられる角筒状のコンロ主体M内に、調理用材料を焼くための焼き棚として用いられ第1床板4を最下段に、その上方に、薪のような自然燃焼熱源を収容するための第2床板5と、炭のような加工燃焼熱源を収容してこれの燃焼を図るための燃焼材料載置用プレート7とを、取外し自在な棚状に設けると共に、上記角筒状のコンロ主体Mの上面開口部分には、これを閉鎖するように所要の調理用天板を載置するように構成し、更に、前述した第1床板4と、第2床板5と、燃焼材料載置用プレート7との前面には、それぞれ開閉可能とする蓋部材を設けるように構成した野外調理用コンロに係る。
更に、本考案は請求項3に記載のように、中央部にオーブン用及び燃料供給用たる第1開口部1aを大きく開設すると共にその下方にオーブン用第2開口部1bを開設し、当該第1開口部1aには扉板Aを開閉自在に蝶着すると共に、当該扉板Aの下半部寄りには、部分的開閉を司る火口用開閉蓋Bを開閉自在に取付け、更に、当該オーブン用第2開口部1bにはカマド扉Fを開閉自在に取付けて成る正面板部1と、上記正面板部1と同一外周縁を具えかつ煙突10を着脱自在に取付けた背面板部2と、相対向する正面板部1と背面板部2とをその側面に於いて着脱自在に連結することによって、その全体が角筒状を呈するコンロ主体Mに組立てるための側面板部3,3とから成り、 上記角筒状の組立て状態においてその内部に棚状にしてかつ着脱自在に架設するための、最下位に位置させる第1床板4と、これのやや上方にして前記第1開口部1aの下縁寄りに位置させると共に薪のような自然燃焼熱源を収容するための第2床板5と、当該第2床板5の上方部分に架設しかつ炭のような加工燃焼熱源を載置してこれの燃焼を図るための燃焼材料載置用プレート7とを具え、更に、上記角筒状の組立て状態においてその上面開口部を閉鎖するように差換え自在に載置するための調理用金属製天板8と調理用陶板製天板9とを具えたことを特徴とする野外調理用コンロに係る。
そして、本考案は請求項4に記載のように、背面板部2の所要箇所に着脱自在な煙突10を取付けるように構成した請求項1乃至請求項4の何れかに記載の野外調理用コンロを実施態様とする。
また、請求項5に記載のように、角筒状を呈するコンロ主体Mを組立てるための手段として、正面板1及び背面板2の両側縁に夫々内側方向に直角に折り曲げた縁状折曲げ片1c及び2cを折設すると共に、その所要箇所に矩形状を呈する係止用開設口Gを開設し、両側板部3,3の両側部寄り対応位置には、上記係止用開設口Gを掛け止めるために、上半部分を引掛け用鈎状突起部とする鈎状片Hを固設し、当該開設口Gを当該鈎状片Hに対して上方から引掛けることにより、正面板1及び背面版2に対する両側板部3,3の固定化が図られるように構成した請求項1乃至請求項4の何れかに記載の野外調理用コンロを実施の態様とする。
更に、本考案は請求項6に記載のように、第1床板4の上面に石盤6を載置するように構成した請求項1乃至請求項5の何れかに記載の野外調理用コンロを実施の態様とする。
更に、本考案は請求項7に記載のように、石盤6として笠間焼きのようなセラミック製のものを用いて成る請求項6に記載の野外調理用コンロを実施の態様とする。
本考案は請求項1に記載のような構成を採用したから、下段を調理用材料を焼くための調理室とし、上面を調理用天板とする組立て自在な野外調理用コンロの提供が図られる。 そして、このような組立ての自在性に基づき、本考案はオーブン的利用と、コンロ的利用が図られ、かつ組立ての自在性を具えた野外調理用コンロの提供が可能化される。 従って、本考案はレジャー用としての使用は勿論、非常時等における野営用としての使用等、その利用価値は極めて高いものである。
本考案は請求項2に記載のような構成を採用したから、上記した請求項1の場合に記載したのと同様な作用効果が奏されると共に、薪のような自然燃焼熱源を収容するための第2床板5と、炭のような加工燃焼熱源を収容してこれの燃焼を図るための燃焼材料載置用プレート7を設けるように構成したから、燃焼用材料の多様性が図られ、例えば用意していた炭が無くなっても、適宜拾い集めた薪材による燃焼を図ることが出来る。 そして、炭材を使用する場合であっても、当該第2床板5を用いて火種と成る薪を燃すことにより、その上段にある炭材に対する良好かつ簡便なる点火目的が達成される。
本考案は請求項3に記載のような構成を採用したから、上記した請求項2の場合と同様な作用効果が奏されると共に、当該組み立て等の具体的実施が果たされる。 同時に、角筒状を呈するコンロ主体Mの上面開口部を閉鎖するように、調理用金属製天板8と調理用陶板製天板9とを、差換え自在に載置するように構成したから、当該調理用金属製天板8を用いたフライパン料理的使用と、調理用陶板製天板9を用いた所謂陶板焼き料理的使用の二通りの調理手段を採ることが出来、料理の多様化が図られる。
本考案は請求項4に記載のように、背面板部2の所要箇所に着脱自在な煙突10を取付けるように構成することにより、良好なる排煙作用が奏され、もしこれを用いなかった場合のように、薪を燃す場合にはコンロ主体Mの上面開口部を開けておかなければならないと言うような使用上の煩雑性が解消されると共に、良好なる空気循環が果たされ、燃焼の安定性が図られることとなる。
本考案は請求項5に記載のように、角筒状を呈するコンロ主体Mに組立てるための手段として、正面板1及び背面板2の両側縁に夫々内側方向に直角に折り曲げた縁状折曲げ片1c及び2cを折設すると共に、その所要箇所に矩形状を呈する係止用開設口Gを開設し、両側板部3,3の両側部寄り対応位置には、上記係止用開設口Gを掛け止めるための上半部分を引掛け用鈎状突起部とする鈎状片Hが固設し、当該開設口Gを当該鈎状片Hに対して上方から引掛けることにより、正面板1及び背面版2に対する両側板部3,3の固定化が図られるように構成したから、組立てのための構成部分のシンプル化が図られると共に、その操作もワンタッチ的に達成されるため、極めて至便なものとされる。
本考案は請求項6に記載のように、第1床板4の上面に石盤6を載置するように構成することにより、当該第1床板4で構成される調理室は石釜の様な作用効果を奏し、従って、ピザ焼き、パン焼き等の料理が極めて良好に調理されることとなる。
本考案は請求項7に記載のように、石盤6として笠間焼きのようなセラミック製のものを用いることにより、その優れた遠赤外線効果に基づき、調理の良好性が果たされる。 同時に、必要とする形状及び寸法のものの形成が極めて簡便かつ容易に果たされるため、大量生産的見地からも使用石盤として極めて最適なものとされる。
図1及び図2は本考案に係る野外調理用コンロの組立て状態を表したものである。 同図に於いて、1は正面板部、2は背面板部、3,3は側面板部であって、相対向する正面板部1と背面板部2とをその側面に於いて側面板部3,3を介して着脱自在に連結することによって、角筒状を呈するコンロ主体Mが組立てられるように構成してある。
図3及び図4は組立て前の上記正面板部1を表したものであって、その正面中央部にはオーブン用及び燃料供給用たる第1開口部1aを大きく開設すると共に、その下半部寄りには、オーブン用第2開口部1bが開設してある。 なお、前記した背面板部2の形態は、上記オーブン用開口部1aと燃料供給用窓口1bに該当する部分が不存在以外は、上記正面板部1と同一な外周縁を具えたものである。
ところで、上記正面板部1の開口部1bには開閉自在な扉板Aが図1に示すように蝶着されているが、図3及び図4においてはこれを省略してある。 そして、当該扉板Aの下方寄りには、部分的開閉を行うための火口用開閉蓋Bが設けられており、これを開けることによって後述する第2床板5に対する薪の出し入れが果たされるように構成してある。 図1においてCは扉板Aの蝶番、Dは当該扉板Aに対する閉鎖用掛止め鈎、Eは上記火口用開閉蓋Bを横方向に摺動自在に支持するための支持枠である。
Fは上記した扉板Aの下方に開閉自在に設けたカマド扉であって(図1参照)、後述する第1床板4によって構成されるカマド部分に対する開閉扉としての役割を担うものである。
図5及び図6は組立て前の上記側面板部3,3を表したものであって、対向状態にある前記正面板部1と背面板部2の間に、側壁として介在させるためのものである。
そして、上記した各板部1,2,3の組立て手段であるが、これは次のように構成してある。 すなわち、前記した正面板1及び背面板2の両側縁には、夫々内側方向に直角に折り曲げた縁状折曲げ片1c及び2cが折設してある。 そして、両側板部3,3は当該縁状折曲げ片1c及び2c内に位置させて接触させると共に、下記するような手段に基づき分解可能に組立てられている(図2参照)。
すなわち、各縁状折曲げ片1c及び2cの所要箇所には(図示の実施例にあっては上部、中央部、下部の3箇所)、矩形状を呈する係止用開設口Gを開設し、両側板部3,3の両側部寄り対応位置には、上半部分を引掛け用鈎状突起部とする鈎状片Hが固設してある。 そして、当該開設口Gを当該鈎状片Hに対して上方から引掛けることにより、正面板1及び背面版2に対する両側板部3,3の固定化が図られるように構成してある。(図7及び図8参照)
図9は組立て状態における内部構成を表した略図である。 同図に於いて、4及び5は底部及びそのやや上方に所定間隔を保って棚状に架設した第1床板及び第2床板、であって、第1床板4は調理用材料を焼くための焼き棚として用いられ、また、その上方にある第2床板5は薪のような自然燃焼熱源を収容するための燃焼棚として用いられるように構成してある。 6は第1床板4の上面に載置した石盤であって(図2及び図9参照)、当該石盤6の存在に基づき、ピザを焼く等に最適とする石釜効果が奏されることとなる。なお、石盤6としては御影石、或いは笠間焼きのようなセラミックの使用が最適とされる。
然し乍、このような石盤6の存在は絶対的な要件ではなく、これを省略して、第1床板4上に直接食品材料を載置して調理目的を図るようにして使用する場合もある。
図10及び図11は上記した第2床板5を表した平面図及び断面図であって、当該床板5は四周に垂下させて折設した縁状折曲げ片5aを設けることにより、強度的向上性を図ると共に、当該縁状折曲げ片5aを、側面板部3の内面所要箇所に付設してある係止用鈎片Jに引掛けることによって、その着脱自在の架設を図っている。
なお、前記した第1床板4も、当該第2床板5と同様な構成を具えているものである。 そして、当該第1床板4の支持形態は、図2及び図9に示すように正面板部1、背面板部2、側板部3の下端縁に内向きに折り曲げた受け片K上に載置して行う。
7は前記した第2床板5の上方部分に架設した燃焼材料載置用プレートであって、炭のような加工燃焼熱源を載置してこれの燃焼を図るためのものである。
すなわち、その下段に位置する第2床板5による薪の炎が、燃焼材料載置用プレート7上にある炭のような固形燃料に対する点火作用が奏され、当該固形燃料に基づく安定した熱源の発生が図られるように構成してある。 然し乍、このような薪による熱源と、炭のような熱源の両者を同時に利用する以外に、本考案に係るコンロの使用形態応じて、何れかの熱源を一つ利用して調理を行うようにする場合もある。 すなわち、燃料として薪、或いは炭と言うような選択的利用を図ることも可能である。
図12及び図13は上記した燃焼材料載置用プレート7を表した平面図及び断面図であって、その上面には多数の空気流通兼熱気降下用透孔7aを穿設すると共に、その側面には四周に垂下させて折設した縁状折曲げ片7bを設けることにより、強度的向上性を図ってある。 そして、当該縁状折曲げ片7bを、側面板部3の内面所要箇所に付設してある係止用鈎片Jに引掛けることによって(図9参照)、その着脱自在の架設を図っている。
8は調理用金属製天板であって、既述したように、正面板部1と、背面板部2と、側面板部3,3とで、内部を空洞とする角筒状に組立てられた状態において、その上面開口部分に蓋をするように載置するためのものである。 そして、当該金属製天板8は図14及び図15に示すように、両側部に把持柄8a,8aを有し、当該把持柄8a,8aを持って自由に着脱できるように構成してある。 すなわち、当該金属製天板8は調理器フライパンのような利用を図ることが出来るように構成してある。
9は調理用陶板製天板であって、上記した調理用金属製天板8と置き換え的に使用するためのもの、すなわち、調理対象食品に応じて適宜置き換えて使用するものである。 そして、当該調理用陶板製天板9は、図16及び図17に示すように、その上面には所要の突条9aを形成することにより、例えばステーキを焼く場合の余剰の油を当該突条9aの存在に基づき形成される各突条9a間に形成される溝内に流され、焼き上がりの良好性を図ることが出来ると同時に、陶板製であることに基づく焼き上がりの良好性(遠赤外線効果に基づく所謂陶板焼き料理のような良好なる焼き上がり状態)
を図ることができる。
ところで、角筒状に組立てられる正面板部1、背面板部2、側面板部3,3の各上端縁は、それぞれ内向き方向に折り曲げられた斜状折返し縁Sが形成されており、前記した調理用金属製天板8は当該斜状折返し縁Sにはめ込まれるような斜状溝が周縁部に形成されており、両者の合致に基づく当該調理用金属製天板8の安定的載置が図られるように構成してある。(図15参照)
そして、上記した調理用陶板製天板9の場合は、下面の側縁寄り部分に縁部9bを形成し、前記した内向き方向に折り曲げられた斜状折返し縁Sが当該縁部9b内に突入させることによって、当該調理用陶板製天板9の安定的載置が図られるように構成してある。(図17参照)
10は煙突であって、背面板部2に対して着脱自在に取付けられている。 そして、その取付け形態であるが、図18に示すように、背面板部2の所要箇所に取付け用口2dを開設するとともに、フランジ部10aを備えた突入用筒部10bを煙突10の基端部に連設し、当該突入用筒部10bを取付け用口2dに差し込むことによってその取り付けが図られるように構成してある。 そして、当該取付け状態での安定化確保のための手段としては、当該フランジ部10aに設けた係合用突起10cを、取付け用口2dの上方に穿設した係止用くびれ孔2eに対して差し込むと共にこれを押し下げることにより、その取付けの固定化が図られるように構成してある。 なお、当該固定化のための手段はこのような形態以外、例えば螺子込み等他の手段に基づき行うことも可能である。
本考案は、通常は正面板部1、背面板部2、側板部3,3、第1床板4、第2床板5、燃焼材料載置用プレート7、調理用金属製天板8、そして、必要に応じて石盤6、調理用陶板製天板9、煙突10を分解状態で携行し、目的地において、これらを図1及び図2に示すように組立てた状態で調理用コンロとして使用に供するものである。
そして、既述したように薪、炭等を適宜収容して点火すると共に、第1床板4においてオーブン的調理を、また、調理用金属製天板8または調理用陶板製天板9により肉を焼く等の焼き物、炒め物、更には別途用意した鍋、薬缶等を乗せることによる煮物、湯沸し等の調理目的を果たすことができる。
また、不使用時に於いては、再び分解することにより、コンパクト状態での輸送及び管理目的が達成される。
組立て状態にある本考案の正面図である。 同上一部切欠側面図である。 本考案における正面板部だけを表した正面図である。 同上側面図である。 本考案における側面板部だけを表した正面図である。 図5におけるV−V線断面図である。 背面板部に対する側面板部の組立て形態を表した説明用斜視図である。 同上掛止め部分の説明用斜視図である。 本考案の内部構成を表した説明用略図である。 本考案における第1床板(第2床板)を表した平面図である。 図10におけるW―W線断面図である。 本考案における燃焼材料載置用プレートを表した平面図である。 図12におけるX―X線断面図である。 本考案における調理用金属製天板を表した平面図である。 図14におけるY―Y線断面図である。 本考案における調理用陶板製天板を表した平面図である。 図16におけるZ―Z線断面図である。 本考案における煙突の取り付け形態を表した説明用略図である。
1 正面板部
1a 第1開口部
1b オーブン用第2開口部
1c 縁状折曲げ片
2 背面板部
2c 曲げた縁状折曲げ片
2d 取付け用口
2e 係止用くびれ孔
3 側面板部
3a 受け片
M コンロ主体
A 扉板A
B 火口用開閉蓋
C 蝶番
D 閉鎖用掛止め鈎
E 支持枠
F カマド扉
G 係止用開設口
H 鈎状片
J 係止用鈎片
K 受け片
S 斜状折返し縁
4 第1床板
5 第2床板
5a 縁状折曲げ片
6 石盤
7 燃焼材料載置用プレート
7a 空気流通兼熱気降下用透孔
7b 縁状折曲げ片
8 調理用金属製天板
8a 把持柄
9 調理用陶板製天板
9a 突条
9b 縁部
S 斜状折返し縁
10 煙突
10a フランジ部
10b 突入用筒部
10c 係合用突起

Claims (7)

  1. 相対向する正面板部(1)と、背面板部(2)と、当該両板部(1,2)をその側面に於いて着脱自在に連結するための側面板部(3,3)とから成り、当該各板部(1,2,3)で組立てられる角筒状のコンロ主体(M)内に、中央部分に所要の燃料を燃焼させるための燃焼室形成用プレートを着脱自在に架設し、その下段には調理用材料を焼くための調理室とするための第1床板(4)を着脱自在に架設し、当該コンロ主体(M)の上面開口部分には、これを閉鎖するように所要の調理用天板を着脱自在に載置するように構成した野外調理用コンロ。
  2. 相対向する正面板部(1)と、背面板部(2)と、当該両板部(1,2)をその側面に於いて着脱自在に連結するための側面板部(3,3)とから成り、当該各板部(1,2,3)で組立てられる角筒状のコンロ主体(M)内に、調理用材料を焼くための焼き棚として用いられる第1床板(4)を最下段に、その上方に、薪のような自然燃焼熱源を収容するための第2床板(5)と、炭のような加工燃焼熱源を収容してこれの燃焼を図るための燃焼材料載置用プレート(7)とを、取外し自在な棚状に設けると共に、上記角筒状のコンロ主体(M)の上面開口部分には、これを閉鎖するように所要の調理用天板を載置するように構成し、更に、前述した第1床板(4)と、第2床板(5)と、燃焼材料載置用プレート(7)との前面には、それぞれ開閉可能とする蓋部材を設けるように構成した野外調理用コンロ。
  3. 中央部にオーブン用及び燃料供給用たる第1開口部(1a)を大きく開設すると共にその下方にオーブン用第2開口部(1b)を開設し、当該第1開口部(1a)には扉板(A)を開閉自在に蝶着すると共に、当該扉板(A)の下半部寄りには、部分的開閉を司る火口用開閉蓋(B)を開閉自在に取付け、更に、当該オーブン用第2開口部(1b)にはカマド扉(F)を開閉自在に取付けて成る正面板部(1)と、
    上記正面板部(1)と同一外周縁を具えかつ煙突(10)を着脱自在に取付けた背面板部(2)と、
    相対向する正面板部(1)と背面板部(2)とをその側面に於いて着脱自在に連結することによって、その全体が角筒状を呈するコンロ主体(M)に組立てるための側面板部(3,3)とから成り、
    上記角筒状の組立て状態においてその内部に棚状にしてかつ着脱自在に架設するための、最下位に位置させる第1床板(4)と、これのやや上方にして前記第1開口部(1a)の下縁寄りに位置させると共に薪のような自然燃焼熱源を収容するための第2床板(5)と、当該第2床板(5)の上方部分に架設しかつ炭のような加工燃焼熱源を収容してこれの燃焼を図るための燃焼材料載置用プレート(7)とを具え、
    更に、上記角筒状の組立て状態においてその上面開口部を閉鎖するように差換え自在に載置するための調理用金属製天板(8)と調理用陶板製天板(9)とを具えたことを特徴とする野外調理用コンロ。
  4. 背面板部(2)の所要箇所に着脱自在な煙突(10)を取付けるように構成した請求項1乃至請求項3の何れかに記載の野外調理用コンロ。
  5. 角筒状を呈するコンロ主体(M)に組立てるための手段として、正面板(1)及び背面板(2)の両側縁に夫々内側方向に直角に折り曲げた縁状折曲げ片(1c)及び(2c)を折設すると共に、その所要箇所に矩形状を呈する係止用開設口(G)を開設し、両側板部(3,3)の両側部寄り対応位置には、上記係止用開設口(G)を掛け止めるために、上半部分を引掛け用鈎状突起部とする鈎状片(H)を固設し、当該開設口(G)を当該鈎状片(H)に対して上方から引掛けることにより、正面板(1)及び背面板(2)に対する両側板部(3,3)の固定化が図られるように構成した請求項1乃至請求項4の何れかに記載の野外調理用コンロ。
  6. 第1床板(4)の上面に石盤(6)を載置するように構成した請求項1乃至請求項5の何れかに記載の野外調理用コンロ。
  7. 石盤(6)として笠間焼きのようなセラミック製のものを用いて成る請求項6に記載の野外調理用コンロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018179324A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 有限会社昭和プレス 焚き火台

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