JP3156118U - ステッカーフック - Google Patents

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Abstract

【課題】 何度でも貼り剥がし可能で、平滑な壁面との固定強度が高く、また耐水性に優れるため濡れても再使用でき、さらに本体表面へ自在な印刷を施す事によりデザイン性、インテリア性を高めた物掛け具を提供する。【解決手段】 熱可塑性エラストマー樹脂を壁面等との付着用の部材とし、これに鉤状の物掛け用フックを取り付けたことを特徴とする物掛け具。【選択図】図1

Description

本考案は、熱可塑性エラストマーの加工シートを壁面との付着用の部材とし、これに鉤状の物掛け部を取り付けることで、ガラス、プラスチック、金属、陶器、タイルなど平滑な壁面等に使用できる、繰り返し貼り剥がし可能で水に強いステッカータイプであることを特徴とする、物掛けフックに関するものである。
従来、壁面に物を掛けるためのフックは、釘や金具などで傷を付けることなくこれを行う場合は、主に吸盤による吸着、磁石による固定または両面テープにより接着する方式であった。
特開平11−241717 特開2007−303666
従来の、吸盤を壁面との吸着方法とするフックは、長時間吸着していると、吸盤体の周囲からの空気の進入が生じ、吸盤が壁面などから剥がれ落ちる不便さがあった。
また、磁石により壁面に固定するフックは、当該壁面が鉄またはステンレスなどの材質でなければ使用できず、また磁石の強度およびつり下げる物の重量によっては、その重さに耐えきれずに滑り落ちる場合がある不便さがあった。
さらに、壁面との固定に両面テープを利用するものの場合、容易に固定場所を移動させることはできず、また一度剥がすとフック本体の固定面及び固定していた壁面に両面テープの接着剤が残るなどの不便さがあった。
また、両面テープによる固定は、固定場所が浴室や雨にさらされる屋外の場合は、水分が当該両面テープに染み込むことによりその粘着性が弱まり、剥がれ落ちてしまう不便さがあった。
これらの固定方法による物掛けフックにおける固定用の部材は、基本的にその固着機能をのみを目的として装着されている物で、従って固定用の部材自体に外見上の装飾性やインテリア性はなく、機能本意の無味乾燥な形態である。
本考案は、物掛け用フックにおける壁面等への付着の手段として、熱可塑性エラストマーを主原料とする合成樹脂をシート状に加工した物(以下、「本樹脂シート」という。)を付着面とするステッカーシートに鉤状の物掛け部を取り付けることで前記の課題を解決する。熱可塑性エラストマーはゴム状の弾力性を持つ素材であり、これを薄いシート状に加工することにより平滑面への強度の付着を可能としている。
本樹脂シートを付着面としたステッカーシートは、ガラス、プラスチック、金属、陶器、タイルなどの平滑面に対して密着させた場合、付着強度が水平的にも垂直的にも極めて高く、時間経過が原因で、また重力方向への荷重が原因で剥がれることはなく、また耐水性に優れるため、濡れても渇けば付着強度に影響がない。
本樹脂シートを付着面としたステッカーシートは、これを剥がす際に本樹脂シートの材質の分離などによりシート自体が断裂・損傷することはなく、また接着剤などを使用していないため壁面に跡が残ることもないため、きれいに剥がす事ができ、また剥がしてもその粘着性に変化がないため、再度使用する事ができる。
本樹脂シートを付着面としたステッカーシートは、表面側にさまざまなイラストやデザインの印刷を施すことで、インテリア装飾用ステッカーとして極めて有効であり、物掛け具の固定用部材として利用する場合も、その付着面の大きさを活用したデザイン印刷を施す事により、固定用の部材自体に外観としての装飾性を併せ持たせる事が可能である。
さらに、フックは複数個を取り付けてもよく、また鉤状に限らず、シャワーヘッド用のホルダー、紙挟み用のクリップ等を取り付けることなども可能である。
本考案のステッカーフックは付着手段に樹脂を利用しているため、壁面などの垂直面に付着させ固定したときに重力方向の摩擦抵抗が極めて高く、荷重をかけることにより付着面が剥がれることはなく、物掛けフックとしての機能性は極めて高い。
本考案は熱可塑性エラストマー樹脂を付着面としたステッカーシートの応用加工物であり、ステッカーとしての機能を減殺することがないため、表面に様々なイラストや写真、デザインの印刷を施すことが可能で、また平面的な形状もいかなる形にも裁断することができるので、単に物をつり下げる機能だけでなくインテリア性の極めて高い物掛け具とすることが可能である。
本考案は、本樹脂シートを付着層として、これに補強層及びPET等のフィルム層をこの順で接着した、三層に積層させたステッカー状のシートに物掛け用のフックを取り付ける事で、貼り剥がし自在・強粘着の物掛け具を実現する。このステッカー状のシートは、その形状をどのように裁断することも可能である。またその面積の大きさに比例して、粘着強度は増す。
樹脂シートによる付着層と表面層の2層構造の場合、一旦壁面等に貼り付けたシートを剥がす際に、シートの形状によってはシート自体が裂けてしまう場合がある。補強層は、ポリプロピレン(以下、「PP」という。)またはポリ塩化ビニル(以下、「PVC」という。)等の素材で構成することにより本体の縁を補強する効果があり、これによりシート全体の強度を高め、繰り返しの貼り剥がしに耐えられる構造となる。
以下、添付図面に従って実施例を説明するが、これにより本考案が限定されるものではない。
1は樹脂シートによる付着層である。2は補強層であり、鉤状に成型したフック部3を接合する。4は表面層であるが、フック部3を接合した補強層2に接着できるように、補強層2のフック部3との接合面と同形状をくりぬいている。付着層1、補強層2、表面層4をこの順序で接着させる。5はこの3層構造のステッカーシートである。
(実施例1)
表面層4に印刷を施すことにより、単なる物掛け具ではなく装飾性、インテリア性に優れた物掛けフックとすることができる。またこの際に、透明の表面層4の裏面(補強層2との接着面)に反転させたデザインを印刷すれば、印刷面が外部にさらされることがなくなる。これにより、表面が汚れた際に本体を洗浄した場合や、本体表面が擦過などによる軽微な損傷を受けた場合でも、印刷されたデザインが消えたり剥がれたりすることがなく、装飾性、インテリア性を維持することができる。
図3は、裏面から正印刷を施した表面層4(図では便宜上、表面からは反転しているが、表面側には透過しない印刷も可能である)、透明の補強層2及び透明の付着層1で構成された実施例である。透明のガラス面Aに付着させたとき、表面層4に施した印刷が、ガラス面の外側からそのまま透過して見えると同時に、フック部に紐等Bによりつり下げた物Cもガラス面の内側から外側に対して見せることができる。
(実施例2)
図4は、フック部に代えて浴室などのシャワー設備のための、シャワーヘッドのホルダーを装着した実施例である。
図5は、フック部に代えてクリップを装着した実施例である。
本考案は、従来の物掛けフックの壁面との接着強度を増した上で、インテリアの指向性にあったデザインの印刷を施すなどの付加価値を提供することで、産業上の利用可能性を有する。
実施例3においては、店舗のショーウィンドウなどにおいて、屋内側から装飾と商品やメッセージ等のディスプレイを同時に実現することなどにより、産業上の利用可能性を有する。
本考案のステッカーフックの立体図である。 本項案のステッカーフックの分解図である。 付着層及び補強層を透明にした本考案のステッカーフックを窓等のガラス面に付着させた場合の分解図である。 本考案の応用としてのシャワーヘッドホルダーの立体図である。 本考案の応用としてのペーパークリップの立体図である。
1 樹脂加工シートによる付着層
2 PP、PVC等による補強層
3 もの掛け部
4 PET等による表面層
5 1,2,4を積層させたステッカーシート
6 シャワーヘッドホルダー部
7 バネ式のペーパークリップ部
A ガラス面
B つり下げようの紐
C つり下げる物

Claims (5)

  1. シート状に加工した熱可塑性エラストマー樹脂を付着部材とし、イラストやデザインの印刷を施したPET等による表面層と、この2層の間にこれらの断裂を防止する補強層を挟んで圧着・積層させたステッカーシートに、鉤状に成形した物掛け部を装着したことによる、接着強度の高さ、耐水性と繰り返し貼剥可能であることを特徴とする物掛け用フック。
  2. 補強層に物掛け部を接着し固定させる事により、物掛け部がステッカーシートから容易に剥離することを防止し、物掛け部にかかる重力方向への荷重強度を増加させた、請求項1記載の物掛け用フック。
  3. 表面層の補強層との接着面側にイラストやデザインの印刷を施す事により、水濡れや洗浄、軽微な擦過傷によっても印刷に影響がなく、表面層への印刷による装飾性を維持できることを特徴とした、請求項1または2いずれか1項に記載の物掛け用フック。
  4. 少なくとも表面層以外の層を透明に加工することにより、透明ガラス等へ付着させた際に、表面層の接着面側に施した印刷が透過し視認可能であるため、付着面側から見て装飾性を持たせることができることを特徴とする、請求項1〜3いずれか1項に記載の物掛け用フック。
  5. 浴室、台所または屋外など、水気の多い場所で使用することを特徴とする、請求項1〜4いずれか1項に記載の物掛け用フック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3182078U (ja) * 2012-12-21 2013-03-07 何徳栄 トレースレスフック
JP7523769B2 (ja) 2019-06-14 2024-07-29 ダール,アイメリク 楽器の再構成方法、及びこれに関連したステッカー

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