JP3156011U - ステー部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓枠への取り付けが容易なステー部材を、特にスライダ部材の後付けが可能なステー部材を備えた回動窓を提供する。【解決手段】窓枠に摺動自在に取り付けたスライド部材20に一端部が回動自在に取り付けられるとともに、他端部が障子に回動自在に取り付けられたアーム部材13に開放角度を規制され、端部を中心に回動させることにより開放されるステー部材12を設ける。スライド部材20は窓枠両側面部に設置されたレール部に嵌め込み、アーム部材13を嵌めこむための突起部を有する。アーム部材13の一端部は障子部に固定され、他端部は先端部に穴部を設け、穴部はスライド部材20突起部に挿入し、さらに突起部に外れ止部材を挿入し、スライド部材20突起部への挿入部端部のアーム部材13の形状は折曲し、スライド部材20の突起部は外れ止部材挿入溝が形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、ステー部材に開放角度を規制されて開放される内倒し窓、外倒し窓および回転窓などの回動窓に関するものである。
従来の回動窓として、例えば実開昭60−73784号公報に記載の内倒し窓が知られている。この内倒し窓は、窓枠に障子の下端部が回動自在に取り付けられており、窓枠と障子との間に渡した内倒しアーム部材で開放角度を規制して、障子を手前に引き倒すようにして開放される。内倒しアーム部材の一端は、障子の中間側部に回動自在に固定され、他端は、窓枠に摺動自在に取り付けられたスライダに取り付けられている。スライダ部材は、窓枠の上下方向に形成した溝条に摺動自在に取り付けられている。
この場合、スライダ部材は、先付けで窓枠に取り付けられており、また、内倒しアーム部材は、障子を窓枠に取り付ける際に取り付けられる。すなわち、建物の開口部に取り付けた窓枠に対し、内倒しアーム部材をビス止めした障子をヒンジ接合しておいて、内倒しアーム部材の他端をスライダ部材にビス止めする施工方法、あるいは内倒しアーム部材を先にスライダ部材にビス止めもしくはピン止めした後、障子に組み付ける施工方法が用いられている。
実開昭60−73784号
このような従来の回動窓では、内倒しアーム部材をスライダ部材に後からビス止めする前者の施工方法を用いると、開放した障子の隙間からビス止めする作業となり、特に高さ方向が小さい窓などでは、窓を大きく開放できないため、極めて作業がし難いものとなる。また、内倒しアーム部材を障子に後からビス止めする後者の施工方法を用いると、窓枠が取り付けられている建物の壁や基枠が邪魔になって、作業がし難いばかりでなく、壁や基枠が手前に大きく張り出しているような場合には、ビス止めが不可能になるなどの不具合がある。
また、上記の内倒し窓は、いずれの施工方法を用いた場合でも、スライダ部材が窓枠に先付けされるため、窓枠を建物に施工した後には、スライダ部材の交換が不可能になる。このため、スライダ部材が破損してしまうと、窓自体が機能しなくなってしまう問題がある。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、窓枠への取り付けが容易なステー部材を、特にスライダ部材の後付けが可能なステー部材を備えた回動窓を提供することをその目的としている。
窓枠と障子を室内・室外側方向に傾動自在に取付け、その障子を室内・室外側に傾動することで窓枠と障子の上部の間を開放する内倒し窓又は外倒し窓および回転窓などの回動窓であって、
窓枠に摺動自在に取り付けたスライド部材に一端部が回動自在に取り付けられるとともに、他端部が障子に回動自在に取り付けられたアーム部材に開放角度を規制され、端部を中心に回動させることにより開放されるステー部材を設け、
該ステー部材のスライド部材は窓枠両側面部に設置されたレール部に嵌め込み、アーム部材を嵌め込むための突起部を設け、
アーム部材の一端部は障子部に固定され、他端部は先端部に穴部を設け、該穴部はスライド部材突起部に挿入し、さらに該突起部に外れ止部材を挿入し、スライド部材突起部への挿入部端部のアーム部材の形状は折曲し、スライド部材の突起部は外れ止部材挿入溝が形成されていることを特徴とする内倒し窓又は外倒し窓のステー部材である。
本考案のステー部材は、スライド部材の係止突起とアーム部材の係止穴は回動自在かつ着脱自在に係止されるので、ビス止め作業を必要としない。また、スライド部材は窓枠の内方から着脱自在に取り付けられるので、スライド部材の後付けや交換が容易である。また、スライド部材挿入部端部のアーム部材の形状は折曲しているので、障子の内倒しを規制する爪など障子に取り付けられている様々な部品との干渉を回避することができる。さらに、スライド部材とアーム部材の取り外しを行う際、スライド部材にある抜止め爪部を何らかの道具を用いて押さえつつ外さなければならない場合があるが、本考案では外れ止部材があるためスライド部材とアーム部材の取り外しに道具は一切必要としないなどの効果を有するものである。
本考案は各種回動窓、例えば上げ下げ窓には好適に適用される。
本考案が適用される内倒し窓を室内側から見た図である。 本考案に係るステー部材全体図である。 ステー部材、アーム部材全体図である。 アーム部材、スライダ部材取付部分の拡大図である。 スライダ部材を示す図である。 スライダ部材 突起部拡大図である。 外れ止部材を示す図である。 スライダ部材とアーム部材を固定した図である。 本考案に係るステー部材のスライダ部材を内倒し窓に挿入する手順を示す図である。 本考案に係るステー部材のスライダ部材を内倒し窓に挿入する手順を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本考案に係るステー部材について説明する。
図1は本考案が適用される内倒し窓1を室内側から見た図である。
窓枠2は、樹脂又はアルミニウムの押出形材などで構成された上枠4、下枠5および両縦枠6、6を枠組みして構成され、上障子3−1及び下障子3−2が配置されている。下障子3−2は、樹脂又はアルミニウムの押出形材などで構成された上框7、下框8および両竪框9、9を框組みし、これにガラスなどのパネル体10を組み込んで構成されている。窓枠2と障子3−2とは、窓枠2の下枠5の一部と障子3−2の下框8の一部とで構成したヒンジ部11により連結されると共に、窓枠2の各縦枠6、6と障子3の各竪框9、9との間に渡した左右一対のステー部材12、12で連結されることにより、障子3−2は、ヒンジ部11を中心に回動し、ステー部材12にその開放角度を規制されて、室内側に引き倒されるようにして開放される。
図2は本考案に係るステー部材12である。
スライダ部材20、アーム部材13及び固定部材16で構成される。
図3はステー部材のアーム部材の全体図であり、ステンレス製である。
アーム部材13は細長い板状のアーム本体14とスライダ部材取付部分15と障子部3−2への固定部材16とで構成されている。
障子部3−2への固定部材16は、中央部が突出した板状のものであり、中央部がアーム本体14にピン17で止められると共に、固定部材16の両端部が下障子3−2の竪框9の中間部位にビス止めされている
図4はアーム部材のスライダ部材取付部分15の拡大図である。スライド部材挿入部端部のアーム部材の形状は折曲19し、端部にはスライド部材20突起部への挿入用の穴部18が設けられている。
折曲19の折曲角度は板状のアーム本体14の軸線に対して、40°から135°、60°から120°、70°から115°、80°から110°、望ましくは85°から105°、さらに望ましくは88°から102°である。
これにより、ステー部材12は、ピン17を中心として、障子3−2に対して回動可能である。
穴部18は、障子部3−2への固定部材16と反対側に設けられており、後述するように、スライダ部材20の突起部22に回動自在かつ着脱自在に固定される。
スライダ部材20は、ポリアミドなどのプラスチックで一体に構成されており、図5に示すように、全体がほぼ直方体形のものである。
スライダ部材20は、側面部下部の摺動溝挿入部21が窓枠2の摺動溝33に挿入され摺動溝33に沿って上下方向に摺動できるようになっている。
さらにスライダ部材20はアーム部材13を固定するための突起部22を設けている。
図6は突起部22の拡大図であるが、突起部底部23部分にアーム部材13のスライダ部材取付部分15の折曲19に明けられた穴部18を挿入する。突起部先端25と突起部底部23は同径でアーム部材13の穴部18を挿入し、かつ障子部3−2の回動に支障なきよう突起部先端25と突起部底部23及びアーム部材13の穴部18それぞれの径寸法は考慮されている。
突起部22は外れ止部材挿入溝24が備えられている。外れ止部材挿入溝24は突起部先端25と突起部底部23より小さい径寸法である。後述の外れ止部材26を固定するためである。
図7は外れ止部材26を示す図である。外れ止部材26は、ポリアミドなどのプラスチックで一体に構成されている。
穴部27を有しこれが突起部22に装着される部分である。
切り欠き部分(1)28と切り欠き部分(2)29を有し切り欠き部分(1)28及び切り欠き部分(2)29は外れ止部材挿入溝24に挿入され確実に固定される。切り欠き部分(2)29は外れ止部材挿入溝24に確実に装着させるため切り欠き部分(1)28より切り欠き幅を広くしている。
底面にヒンジ部30を有し、本箇所はアーム本体14との固定を施す箇所である。
切り欠き部分(1)28及び欠き部分(2)29の対象位置に切り欠き31、さらに貫通部分32が設けられているがこれは突起部22に簡易に挿入できるようにするためである。
場合によってはなくてもよい。
図8はスライド部材とアーム部材13を固定した状態を示す図である。
スライダ部材20の突起部22にアーム部材13のスライダ部材取付部分15の穴部18を挿入し、突起部22の突起部底部23部分に固定する。次に外れ止部材挿入溝24に外れ止部材26を挿入する。挿入は切り欠き部分28より挿入する。挿入後ヒンジ部30により外れ止部材26とアーム部材13のスライダ部材取付部分15を固定する。
図9は本考案に係るステー部材のスライダ部材を内倒し窓に挿入する手順である。(アーム部材13は図示せず)
本考案に係るステー部材12は、スライダ部材20はアーム部材13のスライダ部材取付部分15が挿入され、他端面は障子部3への固定部材16が装着されている。
固定部材16の両端部が障子3の竪框9の中間部位にビス止めする。
(a)に示すように、ステー部材12のスライダ部材20を配置する。
(b)に示すように、スライダ部材20は窓枠2の両縦枠6、6に配置されているスライダ部材移動用の摺動溝33の中に挿入する。摺動溝33はくり抜き部分34としてスペースが広くなっていている。スライダ部材20はこのくり抜き部分34から摺動溝33に挿入する。
図10に示すようにスライダ部材20は摺動溝33をスライドする。
スライダ部材20挿入後このくり抜き部分34は上げ下げ窓の上下移動する下側窓の上下移動を制御し、さらにくり抜き部分34に半開き状態で制止させるバネ等の制御部材を装着固定するので、一度挿入したスライド部材20はくり抜き部分34から外れることはない。
スライダ部材20は摺動溝33を随時移動し、該制御部材とスライダ部材20の間には衝撃防止用の緩衝材を嵌めこむ。
本件は上記機能を有する上げ下げ窓において、制御部材を装着固定のくり抜き部分を利用してスライダ部材20を装着したが、前記以外の場合はスライダ部材20挿入用くり抜き部分はスライダ部材20挿入後何らかの固定具でくり抜き部分を塞ぎスライド部材20がくり抜き部分34から外れないような処置を施すことができる。
なお、本考案は、説明した実施例に限定されることなく、適宜、変更して実施することが可能である。内倒し窓に限らず、外倒し窓や回転窓などに適用できる。
1 内倒し窓
2 窓枠
3−1 上障子
3−2 下障子
4 上枠
5 下枠
6 縦枠
7 上框7
8 下框8
9 竪框9
10 パネル体
11 ヒンジ部
12 ステー部材
13 アーム部材13
14 アーム本体
15 スライダ部材取付部分
16 固定部材
17 ピン
18 穴部
19 折曲
20 スライダ部材
21 摺動溝挿入部
22 突起部
23 突起部底部部分
24 外れ止部材挿入溝
25 突起部先端
26 外れ止部材
27 穴部
28 切り欠き部分(1)
29 切り欠き部分(2)
30 ヒンジ部
31 切り欠き
32 貫通部分
33 摺動溝
34 くり抜き部分
















Claims (1)

  1. 窓枠と障子を室内・室外側方向に傾動自在に取付け、その障子を室内・室外側に傾動することで窓枠と障子の上部の間を開放する内倒し窓又は外倒し窓および回転窓などの回動窓であって、
    窓枠に摺動自在に取り付けたスライド部材に一端部が回動自在に取り付けられるとともに、他端部が障子に回動自在に取り付けられたアーム部材に開放角度を規制され、端部を中心に回動させることにより開放されるステー部材を設け、
    該ステー部材のスライド部材は窓枠両側面部に設置されたレール部に嵌め込み、アーム部材を嵌め込みための突起部を設け、
    アーム部材の一端部は障子部に固定され、他端部は先端部に穴部を設け、該穴部はスライド部材突起部に挿入し、さらに該突起部に外れ止部材を挿入し、スライド部材突起部への挿入部端部のアーム部材の形状は折曲し、スライド部材の突起部は外れ止部材挿入溝が形成されていることを特徴とする内倒し窓又は外倒し窓のステー部材。







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