JP3155837U - 枕 - Google Patents

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胡美惠
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禾千實業股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】外観性がよく、補助枕と枕カバーとの変形や損壊を回避することができる枕を提供する。【解決手段】メイン枕1と、二つの補助枕2と、枕カバー4と、を有し、枕カバーは、底布41と、サイド布42と、頂布43と、を縫って構成される枕において、頂布の左右側の長さは、底布の左右側の長さよりも大きく、頂布には、メイン枕と補助枕とに挟まれる折畳段が縫われる。【選択図】図8

Description

本考案は枕に関し、特に、外観の一致性を保持することができ、補助枕と枕カバーとの変形や損壊を回避することができる枕に関するものである。
睡眠を良くするために、枕が極めて重要である。しかし、市販している枕の材質の種類が極めて多い。例えば木綿で作製された枕の場合には、枕が極めて柔軟であり、変形し難く、洗濯することができるが、枕の厚さがより厚いので、薄い枕を好むユーザには不向きである。羽毛で作製された枕の場合には、保温効果が良く、弾性が良いが、二つの枕を使用しないと、ユーザの首部を支持できないので、呼吸道がアレルギーを起こし易くユーザには不向きである。エマルジョンで作製された枕の場合には、通気性が良く、支持力が高く、カビを抑制することができるが、太陽に長期間に照られると、エマルジョンが徐々に粉末になり、洗濯することができない。シリコンで作製された枕の場合には、人体の体温がシリコンに伝わると、シリコンが柔軟になり、そして支持力が高く、変形し難く、加えられる圧力を均一に分散することができるが、放熱効果が良くないので、夏時期の利用が不向きである。複数のバネで作製された枕の場合には、支持力が高いが、バネが錆び易いので、洗濯することができない。
上記の枕は、図9に示すように、メーン枕5を有する。前記メーン枕5の両側には、補助枕6がそれぞれ設けられ、前記補助枕6の高さが前記メーン枕5の高さよりも高い。これにより、ユーザの首部が何時でも良く支持され、且つ前記メーン枕5と二つの前記補助枕6とが枕カバー7に覆われ、前記枕カバー7により、前記メーン枕5と二つの前記補助枕6との清潔を守ることができる。
しかしながら、このような枕によれば、図10に示すように、ユーザの頭の重量により前記枕カバー7と前記メーン枕5とが凹み、且つ前記枕カバー7の上面が凹んでいるときには、二つの前記補助枕6が上へ変形する。そうすると、外観の一致性が破壊され、前記補助枕6と前記枕カバー7とが損壊し易い問題があった。
別の従来の枕は、図11に示すように、台湾特許第I238052号の「枕」が提案された。このような従来の枕は、メーン枕8と、二つの補助枕81と、複数のメーン枕パッド82と、枕カバー83と、から構成される。前記補助枕81の全体高さは、前記メーン枕8の高さよりも高い。前記二つの補助枕81は前記メーン枕8の両側に設けられる。前記メーン枕パッド82は、その厚さが前記メーン枕8の厚さと同じであり、前記メーン枕8の下に設けられる。前記枕カバー83には、開口831が設けられ、前記開口831により、前記メーン枕8と前記補助枕81と前記メーン枕パッド82とを前記枕カバー83に入れることができる。
しかしながら、このような枕によれば、ユーザの頭の重量により前記枕カバー83の上面が凹んでいるときには、二つの前記補助枕81が上へ変形し、そうすると、外観の一致性が破壊され、前記補助枕81と前記枕カバー83とが損壊し易い問題があった。
台湾特許第I238052号
本考案の主な目的は、外観の一致性を保持することができ、補助枕と枕カバーとの変形や損壊を回避することができる枕を提供することにある。
本考案の請求項1に記載の枕によると、メーン枕と、二つの補助枕と、枕カバーと、を有し、前記枕カバーは、底布と、サイード布と、頂布と、を縫って構成される枕において、
前記頂布の左右側の長さは、前記底布の左右側の長さよりも大きく、前記頂布には、前記メーン枕と前記補助枕とに挟まれる折畳段が縫われることを特徴とする枕である。
本考案の請求項2に記載の枕によると、前記補助枕の高さは、前記メーン枕の高さよりも高い。
本考案の請求項3に記載の枕によると、前記枕カバーの前記底布には、入れ穴が設けられる。
本考案の枕によれば、次のような効果がある。
(1)本考案の枕カバーは、頂布の左右側の長さが底布の左右側の長さよりも長いので、枕カバーの上面が凹んでいるときに、二つの補助枕が上へ変形しなく、そうすると、外観の一致性を保持することができ、補助枕と枕カバーとの変形や損壊を回避することができる。
(2)本考案の枕カバーの頂布の前側には、折畳段が縫われ、これにより、頂布の前側は、メーン枕と補助枕との円弧凸部に応じて円弧形状になり、且つ折畳段がメーン枕と補助枕とに挟まれるので、メーン枕と補助枕とを定位する効果を有する。
本考案の一実施形態の枕の分解斜視図である。 本考案の一実施形態のメーン枕と補助枕と調整パッドとの分解斜視図である。 本考案の枕カバーの拡大図である。 本考案の一実施形態の枕の使用状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の枕の使用状態を示す断面図である。 本考案の一実施形態の枕の使用状態を示す断面拡大図である。 本考案の一実施形態の枕の使用状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の枕の使用状態を示す断面図である。 従来のものの組合状態の断面図である。 従来のものの使用状態を示す断面図である。 別の従来のものの分解斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1及び図2を参照する。本考案の一実施形態の枕は、メーン枕1と、二つの補助枕2と、複数の調整パッド3と、枕カバー4と、を含む。
前記メーン枕1の上面の前側には、ユーザの首部を支持する円弧凸部11が形成され、前記円弧凸部11の後側には、ユーザの頭を支持する凹み部12が設けられる。
前記補助枕2の上面には、前記メーン枕1に応じて円弧凸部21と凹み部22とが形成される。前記補助枕2の高さは前記メーン枕1の高さよりも高いので、ユーザの首部を何時でも良く支持することができる。
前記調整パッド3の厚さは、前記メーン枕1の厚さよりも小さく、前記補助枕2の厚さよりも小さい。前記調整パッド3は、前記メーン枕1と前記補助枕2との下に設けられ、これにより、枕の高さを調整することができる。
前記枕カバー4は、底布41を有し、前記底布41の中央には、入れ穴411が設けられ、前記入れ穴411により、前記メーン枕1と前記補助枕2と前記調整パッド3とを前記枕カバー4に入れることができる。前記底布41の両側には、サイード布42が縫われ、前記サイード布42の上縁は、前記補助枕2の上面にある円弧凸部21と凹み部22とに応じて円弧形状を呈し、前記底布41と前記サイード布42とには、頂布43が縫われ、前記頂布43の左右側の長さは前記底布41の左右側の長さよりも長い。図3に示すように、前記頂布43の前側には、折畳段431が縫われ、そうすると、前記頂布43の前側は、前記メーン枕1と前記補助枕2との円弧凸部11、21に応じて円弧形状を呈し、且つ前記折畳段431が前記メーン枕1と前記補助枕2とに挟まれるので、前記メーン枕1と前記補助枕2とを定位する効果を有する。
次に、図1及び図4から図6を参照しながら本考案の組付方法を説明する。前記底布41に設けられた前記入れ穴411により、前記メーン枕1と前記二つの補助枕2とを枕カバー4に入れ、且つ前記メーン枕1の両側に前記補助枕2をそれぞれ設けて、前記入れ穴411から複数の前記調整パッド3を枕カバー4に入れて前記メーン枕1と前記二つの補助枕2との下に設ける。前記メーン枕1の下に設ける前記調整パッド3の数量は、前記補助枕2の下に設ける前記調整パッド3の数量よりも多いことにより、全体の高さが一致になる。前記頂布43の左右側の長さは前記底布41の左右側の長さよりも長いので、前記メーン枕1と前記補助枕2との間に隙間に余計な前記頂布43を押入れることができ、これにより、全体の見栄えが良くなる。
図1、図7及び図8を参照しながら本考案の使用状態を説明する。まず、前記メーン枕1の高さを前記補助枕の高さよりも低くするように、前記メーン枕1の下に設けられた若干個の前記調整パッド3を取り出すことにより、ユーザの首部を何時でも良く支持することができる。そしてユーザの頭の重量により前記枕カバー4の上面が凹んでいるときには、前記頂布43の左右側の長さが前記底布41の左右側の長さよりも長いので、二つの前記補助枕2が上へ変形しなく、そうすると、枕の外観の一致性を保持することができ、前記補助枕2と前記枕カバー4との変形や損壊を回避することができる。
このように、本考案が、特定の例を参照して説明されたが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の精神および範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本考案は、枕に適用することができる。
1:メーン枕、2:補助枕、3:調整パッド、4:枕カバー、5:メーン枕、6:補助枕、7:枕カバー、8:メーン枕、11:円弧凸部、12:凹み部、21:円弧凸部、22:凹み部、41:底布、42:サイード布、43:頂布、81:補助枕、82:メーン枕パッド、83:枕カバー、411:入れ穴、431:折畳段、831:開口。

Claims (3)

  1. メーン枕と、二つの補助枕と、枕カバーと、を有し、前記枕カバーは、底布と、サイード布と、頂布と、を縫って構成される枕において、
    前記頂布の左右側の長さは、前記底布の左右側の長さよりも大きく、前記頂布には、前記メーン枕と前記補助枕とに挟まれる折畳段が縫われることを特徴とする枕。
  2. 前記補助枕の高さは、前記メーン枕の高さよりも高いことを特徴とする、請求項1に記載の枕。
  3. 前記枕カバーの前記底布には、入れ穴が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の枕。
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