JP3155382U - 素振り練習用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】素振り練習用具に笛を内蔵し、ヘッドスピードの変化を笛の音で判断出来、更に上達するとピストンの衝撃を感じ、実際の打撃をしたような臨場感を感じるようにした素振り練習用具を提供する。【解決手段】正規のバット1と比較すると全長を半分程度の寸法に素振り練習用具を構成し、先端部に受金3を取付け、内部が中空体の素振り練習用具の内壁をシリンダ10とし、該シリンダ内壁を前後方向に摺動自在に動くピストン2を挿入し、該ピストンと受金との間でバネ6を若干圧縮する状態で取付け、前記受金には軸心に沿う貫通穴を穿設して、該貫通穴に笛4を取り付けると共に、前記受金には調整錘5を着脱自在に装着し、前記シリンダの外周には衝撃緩衝材8を被着し、前記素振り練習用具のグリップエンド7には軸心に沿う空気穴を穿設して素振り練習用具を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、スポーツ用品の中で特に野球用バット、ゴルフクラブ、テニス用ラケットなどに用いる打撃練習用品に関するものである。
色々な形態でスポーツのチームがある中で、ここでは特に地域や学校単位の少年野球チーム等に絞って、本考案の背景を説明する。
野球の打撃練習のなかで重要な素振り練習がある。この練習はチームとしての練習にもメニューとして場所と時間を割いて実施するが、個人としての自主練習で、自宅の庭や或いは屋内など狭いスペースで行う場合も多い。
素振り練習の目的は、バットを振るときのヘッドスピードの向上とバッティングフォームの確認及び改善である。
素振り練習に使用するバットは実際に試合で使用するバットか、サイズは前記バットと変わらないが多少重量の重いマスコットバットとよばれる素振り用のバットを使用するのが普通である。
チームでの練習は、広いグラウンドで複数の人数が同時に並んで実施するため、人と人の間隔に注意し怪我や事故などを防止する安全面での配慮が必要である、この点に注意すれば問題はない。
素振り練習では、広いスペースで充分な間隔を確保でき出来ない場合、周囲の人や物が気になって思い切った練習ができず萎縮した素振りになってしまいフォームを崩すなど逆効果になる心配がある。
また、自宅などで自主練習をする場合は庭や室内で実施することが多いが、障害になる植木や物干し、室内では家具や照明、調度品等々があり思い切った素振り練習はできない。
このような状況で練習すると、事故などの可能性が高く非常に危険であるし、打撃時のフォームを崩してしまうなど逆効果の心配もあるが、気持ちよくのびのびとした楽しい練習は到底出来ない。
更に、現在の素振り練習法では実際に試合で打席に立ったような臨場感がなく、目標回数つまりノルマを果たすだけで満足するだけの状況であり、効果を得にくくその成果もよくわからない。
上記のような練習方法では、本人の集中力次第という部分が大きく係わることではあるが、現実的に目標を持ちにくく集中力も保てない。
上記のように従来から使用している正規の試合用バットや、素振り用バットでの素振り練習には疑問を感じていた。
このような背景から、どうすれば安全で効果的に長時間意識を集中した状態で楽しく練習出来るのか考え研究した。
その結果、練習できる環境や場所をバットの改善によって獲得し、同時にそのバットが練習効果を客観的に何らかの現象によって本人に伝えることが出来、しかも実際に打席に立って球を打ち返すような臨場感を感じる素振り用バットの開発を目指すことにした。
つまり、一振りごとに楽しく、安全に、効果的に、意識集中を維持させるのがよいと考えた。
バットを改善することによって狭い練習場所という環境での効果的な練習を可能にする。
漫然と振り続けるだけのバットではなく、一振り毎にヘッドスピードを客観的に身体で確認しながら、実際に球を打った感覚も感じることによって、練習に興味がわき自然に素振りに意識を集中させることができるバットを開発する。
以上のようなバットを提供することによって、安全に効果的な練習が出来るようになり、野球も含めて色々なスポーツのレベルアップに貢献できると考え開発した。
特開2003−260157号公報
従来から素振り練習で使用しているバットは、実際に試合で使用する正規のバットか若しくは、これと同じサイズに作られ重量が若干重いマスコットバットと呼ばれるものがある。
1・このバットは正規の長さであり金属性などの硬いものであるため、これを振り回す素振り練習では、事故や怪我の危険が常に存在するので周囲に対する安全面での配慮から、より広くスペースを確保することが非常に重要である。
2・狭い庭や室内での素振り練習は避けた方がよいが、小学生、中学生ぐらいの年頃では練習熱心、ライバル意識などからのやる気や焦りなどがあり、ライバルには内緒の練習なども含め、どうしても人目を避けられる自宅の自室などでやりたいという気持ちになるが、通常、少年の自室は狭く思い切ったスイングはできず効果的な練習にはなりにくい。
3・上記バットでは、練習の成果を客観的に知ることは困難であり、なんとなく力がついたなという程度の漠然としたものを感じる程度である。
4・素振り練習は重要であることは分かっていても、通常楽しいと感じることは少なく、目標回数を漫然と振っただけでなんとなく満足してしまったり、目標回数まで振れなかったりと、練習効果は非常に疑問である。
つまり課題としては、狭い場所で、安全に、楽しく、のびのびと、効果的に、客観的な練習成果を感じながら、素振り練習ができるバットの開発である。
本考案は、正規のバットと比較すると全長が半分程度である素振り練習用具の、先端部に受金を取付け、内部が中空体の素振り練習用具の内壁をシリンダとし、該シリンダ内壁を前後方向に摺動自在に動くピストンを挿入し、該ピストンと受金との間でバネを若干圧縮する状態で取付け、前記受金には軸心に沿う貫通穴を穿設して、該貫通穴に笛を取り付けると共に、前記受金には調整錘を着脱自在に装着し、前記シリンダの外周には衝撃緩衝材を被着し、前記素振り練習用具のグリップエンドには軸心に沿う空気穴を穿設した素振り練習用具である。
上記のような考案であるから、以下の効果が得られた。
1・従来のマスコットバットや正規の試合用バットに比べて、全長寸法が半分程度であり広い練習スペースは必要とせず、狭い場所での安全な練習ができた。
2・全長が短い分、狭い場所や障害物の多い場所でも練習可能となり、自宅での自主練習が容易となるので効果的な素振り練習がのびのびとできた。
3・笛の音の変化でヘッドスピードを耳で確認しながら練習するので、一振り一振り集中しながら練習するので効率的に且つ効果的な練習となった。その結果、短時間の練習であっても上達が早くなった。
4・素振りの実力が向上することによって、笛の音だけではなく実際に球を打ったような感触を身体で感じられるようになってくるので、ますます楽しく、やりがいと目標をもって練習ができた。
5・上記のように、ヘッドスピードの向上によって段階的に、バットの方から客観的な練習成果を現象として伝えるので、自らの実力の向上を実感できた。
6・このような考案であるから、レベルに応じて具体的な目標も立てやすく上達も早くなった。
7・万が一振ったバットが人や物に当たっても、バット外径に被着している衝撃緩衝材の効果によって被害を最小限度に抑えることができた。
図1は本考案に係る一実施例のバットを説明する縦断面図である。
本考案の特長は、全長が従来の素振り用バットに比べ半分程度でありながら従来のマスコットバットを持ったように感じる重さとバランスにしている。
また、一振り毎に、笛の音がなってヘッドスピードの変化によって音が変化して、実際に球を打ち返したような手ごたえを体で感じとれるようにしたことで、練習に臨場感を味わえるものである。
図1に図示するように、バット(1)の内部にピストン(2)を前後に摺動自在に動けるように挿入し、ピストン(2)受金(3)の間でバネ(6)を若干圧縮するようにして取付け、素振りによる遠心力によってバネの力に打ち勝ちながらピストンが受金の方に移動するようにしておき、一定以上の遠心力になるとピストンの先端が受金に激突し、その衝撃がバットを持つ手に伝わる。
受金(3)の中心部に貫通穴を設けておき、その穴に笛(4)を取り付けた。
受金の先端側に調整錘(5)を取付けてナット(9)で固定した。
バット(1)のグリップ側にグリップエンド(7)を螺合しグリップエンドには空気穴を設けた。
バット(1)の外径部を衝撃緩衝材(8)で覆った。
全体の重量及び重量バランスは、従来のマスコットバットと同じになるように、調整錘(5)受金(3)ピストン(2)、グリップエンド(7)の夫々の重量調整によって合わせた。
衝撃緩衝材は、スポンジやゴムをなどの軟らかい物を使い、素振り中に外れないように接着剤や両面テープで固定した。
本構成で、グリップを握った状態でバットを適度な速さで振ると遠心力が働き、バネの力に打ち勝ってピストン(2)がバット前先端側に押し出された。
これによって、空気が笛(4)の穴から押し出されることになり、その結果笛がなった。
同じく、バットをより強く振ると、ピストンはバネの力に打ち勝ち、ピストンの先端は受金(3)の端面に激突し、その衝撃はグリップを通じて手に伝わり、実際に球を打ったような手ごたえを感じた。
上記の通り、バネの力に打ち勝ってピストンが受金の方に移動しないような、弱い遠心力では何の現象も出ないが、徐々に遠心力を強くすると、小さい笛の音から始まり徐々に音は大きく鋭くなる、つまりヘッドスピードによって笛の音が変化するのである。
更に、強い遠心力を与えると、バネの力に打ち勝ったうえピストンが受金に激突する、遠心力が強いほど激しく激突して手に伝わる衝撃も強く感じる。
本考案の具体的な実施例は、基本的には前述の課題を解決するための手段で説明したとおりであるが、更に詳細に説明する。
ピストン(2)は軸方向に空気穴を設けておき、先端には弁を取付けた。
この弁は、遠心力が働くとピストンがバットの先端方向に移動しながら、シリンダ(10)内部の空気を押し出して笛の穴を通すため閉じた状態になり空気がグリップエンドの方に流れないようにした。
逆にピストンが後退するときには、グリップエンド(7)の空気穴を通って、シリンダ内に空気を取り込むように開いた状態になるように取付けた。
バット(1)先端に繋がっている保護パイプ(11)は、万が一人や物に当たっても衝撃緩衝材(8)で衝撃を吸収するが、バットの先端は最も早いスピードとなるため、更に衝撃を吸収させる目的のものであり、比較的軟弱な材質を使用したほうがよい。
笛は、音域が広い方がヘッドスピードの変化を判断しやすい、つまり、ヘッドスピードが遅ければ小さくて低い音、逆に早い場合は大きくて高い音を出す笛のほうが、音の変化を耳で感じヘッドスピードを確認し易い。
以上、野球のマスコットバットで説明しているが、テニスラケットやゴルフクラブ用に応用する場合でも、基本的には同じである。
本考案は、素振りをしながらヘッドスピードを耳で確認でき、実際に球を打ったような手ごたえを感じることによって、一振り一振りに意識を集中できる、臨場感のある練習が可能な素振り用バットである。
従って、漫然とした練習とはならず意識を集中させることになるから、更に効果的な練習となる。
上達するにつれて徐々に強く身体で感じ、自身の上達を実感しながら練習できる素振り用のバットである。
従って、この機能は、実際の試合の打席に立ったときのイメージトレーニングにもなる。
具体的な次の目標も持てる効果的な素振り用バットである。
上記実施例では、野球用バットについて説明したが、ゴルフクラブやテニス用ラケット等、または剣道の打撃練習用としても利用可能である。
1 バット
2 ピストン
3 受金
4 笛
5 調整錘
6 バネ
7 グリップエンド
8 衝撃緩衝材
9 ナット
10 シリンダ
11 保護パイプ

Claims (1)

  1. 素振り練習用具の先端部に受金を取付け、同素振り用具本体の内部を中空体のシリンダとし、該シリンダ内に前後方向に摺動自在に動くピストンを挿入し、該ピストンと前記受金との間にバネを圧縮させた状態で挿着し、前記受金には軸心に沿う貫通穴を穿設して、該貫通穴に笛を取り付けると共に、前記受金には調整錘を着脱自在に装着し、前記シリンダの外周には衝撃緩衝材を被着し、前記素振り練習用具のグリップエンドには軸心に沿う空気穴を穿設したことを特徴とする素振り練習用具。

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