JP3155330B2 - 光プリンタヘッド - Google Patents

光プリンタヘッド

Info

Publication number
JP3155330B2
JP3155330B2 JP9773392A JP9773392A JP3155330B2 JP 3155330 B2 JP3155330 B2 JP 3155330B2 JP 9773392 A JP9773392 A JP 9773392A JP 9773392 A JP9773392 A JP 9773392A JP 3155330 B2 JP3155330 B2 JP 3155330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
printer head
emitting element
optical printer
scanning direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9773392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05294007A (ja
Inventor
茂樹 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9773392A priority Critical patent/JP3155330B2/ja
Publication of JPH05294007A publication Critical patent/JPH05294007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3155330B2 publication Critical patent/JP3155330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光プリンタヘッドに係
わり、更に詳しくは階調表示が容易な光プリンタヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より発光ダイオード(LED)アレ
イチップを多数並べてなる光プリンタヘッドが開発され
ている。LED発光素子は高輝度が得られるため、光プ
リンタヘッドとして充分使用可能な光量を有し、且つL
EDアレイチップを多数並べることで、長尺の光プリン
タヘッドが容易に得られる。また、レーザービームプリ
ンタと比較して大きな光学系が不用となるため、遥かに
小型のプリンタが得られる。これらの理由により、LE
Dアレイチップを用いた光プリンタヘッドの実用化が進
められている。
【0003】図2は従来のLEDアレイチップの部分上
面図である。図2において、基板1上には正方形の形状
をしたLED発光素子2が形成され、更に、LED発光
素子2上にはパッド部3と一体になった上部電極4が形
成されている。
【0004】図3は従来の光プリンタヘッドの構成例を
示す図である。図3において、LED発光素子2から放
出された光はやや拡がりながらセルフォックレンズ5に
到達し、セルフォックレンズ5を通過後は、回転する感
光ドラム6上に印字1ドット分を照射し、感光ドラム6
に潜像を形成する。例えば精細度12ドット/mmの印
字では、感光ドラム6上に約80μm×80μmの大き
さの面積を照射し、この場合のLED発光素子2の面積
は光の拡がりを考慮して約50μm×50μmである。
【0005】なお、LED発光素子は極めて発光輝度が
高く、12ドット/mmの印字ドットサイズで印刷を行
う場合では、A4サイズの用紙では1分間に100枚以
上印刷できる能力を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにLEDアレ
イチップを用いた光プリンタヘッドは、優れた点を有し
ているが、次のような問題があり、解決が望まれてい
る。
【0007】近年、カラーの複写機がディスプレイ等と
ともに急速に普及しており、パソコンの端末においても
カラー印刷が可能なプリンタが望まれている。電子写真
方式によるカラー印刷は普通紙に印刷できるという優れ
た特長があり、また、印刷速度も速く、実用化が期待さ
れている。レーザービームを用いた電子写真方式では、
レーザービームの絞りを変えて、1ドットごとに階調を
もたせることが可能なため、印刷品質が高い優れたカラ
ー印刷が行なえる。その反面、カラー印字では、4色の
トナーを用いるために、レーザービーム用光学系が4つ
必要となり、プリンタが極めて大きくなってしまう欠点
があった。
【0008】一方、LEDアレイチップを用いた光プリ
ンタでは、4組の電子写真装置を備えても、2値のモノ
カラー印字プリンタに比較して僅かに大きくなる程度で
済む。しかしながら、LEDアレイチップを用いた光プ
リンタでは、印字の大きさが1ドット単位であるため、
1ドットでの階調を得るには、LED発光素子の発光輝
度の制御及び現像プロセスでの制御によって階調性を得
ることになる。ところが、この制御は極めて複雑で、実
用化は極めて困難であった。この発明はこのような従来
の事情に鑑みなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、LEDアレ
イチップを複数個並べてなる光プリンタヘッドについて
のものであり、LEDアレイチップ内の発光素子の形状
は主走査方向の辺の長さと副走査方向の辺の長さの一方
をL1、他方をL2としたときにL1:L2=1:0.
1〜0.4とする。ここで、主走査方向とはLEDアレ
イチップが並ぶ長手方向であるのに対し、副走査方向と
は主走査方向に直交する方向で感光ドラムの感光面が進
行する方向である。
【0010】
【作用】この発明では、LED発光素子が長方形になっ
ており、正方形の1ドットを印字するためには、数回に
分けて発光させ、1ドット分の面積を感光ドラム上に潜
像として得ることになる。この結果、印字1ドット内で
階調表示が行え、レーザービームプリンタと同様の高品
位のカラー印刷が行える。
【0011】なお、この発明では、副走査方向に1ドッ
トを数回に分割して印字することになり、全体の印字速
度は従来のLEDアレイチップを用いたプリンタに比較
して数分の1と遅くなるが、それでもA4サイズで1分
間に20枚程度でレーザービームプリンタと同等か或い
はそれ以上の印字速度であり、速度面では何ら問題はな
い。
【0012】
【実施例】以下、この発明の詳細を図面を参照して説明
する。
【0013】図1はこの発明の一実施例におけるLED
アレイチップの部分上面図であり、図2と対応する部分
には同一の符号を付してある。図1において、例えばシ
リコンからなる基板1上にはLED発光素子2が形成さ
れ、更に、LED発光素子2上には例えば金からなるパ
ッド部3及びこれと一体の上部電極4が形成されてい
る。ここで、LED発光素子2の形状は主走査方向の辺
の長さをL1、副走査方向の辺の長さをL2としたとき
に、L1=50μm、L2=10μmであり、L1:L
2=1:0.2となっている。
【0014】この実施例では、感光ドラム上に1ドット
80μm×80μmの潜像を得るために、副走査方向に
4回発光させることになる。1ドットの階調は発光回数
で制御できる。そして、白黒の2値で4階調の印字が行
え、4色の電子写真印刷装置を設けることで、高品位の
カラー印刷が可能であることがわかった。また、白黒の
印刷において、A4サイズの紙を1分間に20枚程度印
刷でき、印字速度としても充分な性能を有していること
を確認できた。更に、LED発光面積が小さくなったた
めに、消費電流が少なくて済み、駆動ICコストが低減
される。
【0015】なお、この実施例において、副走査方向の
辺の比を主走査方向の辺に対して0.1〜0.4と限定
したのは、辺の比が0.4を超えた場合は、1回の発光
により1ドットの半分以上を発光してしまうことにな
り、階調表現が実際上行えなくなる。また、辺の比を
0.1より小さくした場合には、1ドット印字するのに
主走査方向に10回近く繰り返してLED発光素子を発
光させることになり、現状の輝度のLED発光素子を用
いた場合、印字速度が極めて遅くなり、やはり実用上問
題である。更に、今まではLED発光素子が主走査方向
に細長い長方形の形状である場合について述べたが、こ
れは副走査方向に細長い長方形の形状であってもよく、
この場合も階調表示が可能である。
【0016】
【発明の効果】この発明は、LEDアレイチップ内のL
ED発光素子の形状を長方形とすることにより、小型で
且つ階調印字が行える優れた性能を有する光プリンタヘ
ッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるLEDアレイチッ
プの部分上面図である。
【図2】従来のLEDアレイチップの部分上面図であ
る。
【図3】従来の光プリンタヘッドの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2……LED発光素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光ダイオードアレイチップを複数個並
    べてなる光プリンタヘッドにおいて、前記発光ダイオー
    ドアレイチップ内の発光素子の形状は主走査方向の辺の
    長さと副走査方向の辺の長さの一方をL1、他方をL2
    としたときにL1:L2=1:0.1〜0.4とするこ
    とを特徴とする光プリンタヘッド。
JP9773392A 1992-04-17 1992-04-17 光プリンタヘッド Expired - Fee Related JP3155330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9773392A JP3155330B2 (ja) 1992-04-17 1992-04-17 光プリンタヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9773392A JP3155330B2 (ja) 1992-04-17 1992-04-17 光プリンタヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05294007A JPH05294007A (ja) 1993-11-09
JP3155330B2 true JP3155330B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=14200100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9773392A Expired - Fee Related JP3155330B2 (ja) 1992-04-17 1992-04-17 光プリンタヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3155330B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05294007A (ja) 1993-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5241324A (en) Image printing method for edge emission type el printer
US6184971B1 (en) Exposure apparatus and image formation apparatus
US20100060704A1 (en) Light-emitting device, exposure device, image forming apparatus and light-emission control method
JP3155330B2 (ja) 光プリンタヘッド
JPH0691929A (ja) 光学プリンタの解像度変換方法
EP0413529B1 (en) Edge emission type electroluminescent (EL) printer
EP0393981B1 (en) Line printer
EP0393983B1 (en) Edge emission type EL printer and the printing method thereof
JPH07156442A (ja) Ledプリンタ
JP3251448B2 (ja) 画像形成装置のled書込み装置
JPS63104859A (ja) Ledアレイ
JPS60175065A (ja) 記録装置
JP2001158128A (ja) Ledプリンターヘッドとledプリンター
JP2728705B2 (ja) Elアレーヘッド
JPH02274569A (ja) ラインプリンタ
JPH0749221B2 (ja) 光プリンタ装置
JP3117771B2 (ja) カラー画像形成方法
JPH03101366A (ja) ラインヘッドの駆動方法
JPH0691931A (ja) 画像記録装置
JP3105090B2 (ja) 画像形成装置
JP2010045602A (ja) 画像形成装置
JP2002103680A (ja) 画像形成装置
JP2001080114A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH0516422A (ja) 端面発光型elプリンタ
JPH10166652A (ja) Ledプリントヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees