JP3155265U - 表示板 - Google Patents

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Abstract

【課題】視覚位置により異なる画像を示し、滑らかな画像切換えにより注視効果を高めた表示板を提供する。【解決手段】表示板は、第二の画像及び第三の画像の各画像を複数の縦方向の領域に区分し、区分された第二の画像を各区分毎に反転させて加工画像として形成され、第二の画像が描画された第二画板21と第三の画像が描画された第三画板22とを背中合わせに貼付けて形成された表示画板23をこの区分に対応して複数切断し、この切断で形成された帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の一方の端部を第一の画像が描画された第一画板11の一方の端部で固定し、帯状画板23a〜23eの他方の端部を帯状画板23a〜23eの長手方向を軸に捻るように180?回転し、帯状画板の他方の端部を第一画板11の他方の端部にて固定することで形成され、第一画板11を表示する正対表示部と第二画板21及び第三画板22を表示する斜視表示部から構成される。【選択図】図2

Description

本考案は、画板に描画された内容を表示する表示板に関する。
近年、見る角度に応じて異なる内容を表示させることで注視効果を高めた様々な表示板が考案されている。当該表示板は、視覚に強く訴えることによる高い宣伝効果から主に催し物会場や街頭などに設置され、広く利用されている。
従来の表示板には、1枚のパネルにジグザグ折り可能なように多数本の平行な折曲線を設けると共に、この折曲線で囲まれた多数の帯部に1本おきに夫々連続した絵柄を印刷し、更に隣接する各面が約90度を保つようにパネルをジグザグ折りして台板に取付固定したものがある(例えば、特許文献1参照)。また、従来の表示板には、縦方向に一定間隔に設けられた複数のプリーツを施したシートからなり、各プリーツの左側面・右側面、又は左側面・右側面・正面に異なる表示が施されるものがある(例えば、特許文献2、3参照)。
実開昭62−173788号公報 実用新案登録第3128099号公報 実用新案登録第3128909号公報
しかしながら、従来の表示板は、見る角度に応じて2つの異なる画像を表示させる場合には、画像が動的な変化に乏しいために十分な注視効果が得られないという課題を有する。また、従来の表示板は、見る角度に応じて3つの異なる画像を表示させる場合には、2つの異なる画像の場合よりも動的な画像の変化が得られるが、視覚位置に関わらず表示領域(表示範囲)が一定範囲に固定されることから画像の変化には乏しいという課題を有する。さらに、視覚位置の移動に伴って表示される画像がプリーツの見え隠れにより変化するために、視覚位置の移動に伴い離散的な動きとなってしまうことから、視覚位置の移動に伴い表示される画像が、急激に切替わったり、一旦途切れたり、他の画像と混ざり合ったりすることで視覚効果を阻害してしまうという課題を有する。
本考案は前記課題を解消するためになされたもので、視覚位置の移動に対する表示画像の連続性を維持しつつ、視覚位置に応じて画像の表示領域を動的に変化させることで、注視効果を高めた表示板の提供を目的とする。
本考案に係る表示板は、第一の画像が描画された画板から形成される正対表示部と、
第二の画像及び第三の画像の各画像を複数の縦方向の領域に区分し、当該区分された第二の画像又は第三の画像の一方を各区分毎に反転させて加工画像を形成し、当該加工画像と前記他方の第二の画像又は第三の画像とを表裏一体に表示される表示画板を、当該区分に対応して切断して帯状画板を形成し、当該各々の帯状画板を、長手方向を軸として捻るように180°回転し、当該各々の帯状画板の両端を第一の画像が描画された画板の上下端に各々固定して形成される斜視表示部とを備えるものである。
このように本考案によれば、正対表示部が、第一の画像が描画された画板から形成され、斜視表示部が、第二の画像及び第三の画像の各画像を複数の縦方向の領域に区分し、当該区分された第二の画像又は第三の画像の一方を各区分毎に反転させて加工画像を形成し、当該加工画像と前記他方の第二の画像又は第三の画像とを表裏一体に表示される表示画板を、当該区分に対応して切断して帯状画板を形成し、当該各々の帯状画板を、長手方向を軸として捻るように180°回転し、当該各々の帯状画板の両端を第一の画像が描画された画板の上下端に各々固定して形成されることから、異なる3つの画像を視覚角度に応じて表示できることとなり、外部からの外力に依存することなく3つの画像を視覚位置に応じて切替えて表示することができ、注視効果を高めることができる。
また、本考案に係る表示板は必要に応じて、前記斜視表示部が、前記帯状画板の各々が前記一方の端部の近傍を90°回転させると共に前記他方の端部の近傍を90°回転させて形成されるものである。このように本考案によれば、前記斜視表示部が、前記帯状画板の各々が前記一方の端部の近傍を90°回転させると共に前記他方の端部の近傍を90°回転させて形成されることから、正対表示部において帯状画板の固定位置近傍で生じる表示領域の減少を抑えることとなり、より広範囲に画像を表示することができ、表示画像の品質をさらに向上させて注視効果を高めることができる。
また、本考案に係る表示板は必要に応じて、前記斜視表示部が、第一の画像、第二の画像及び第三の画像のうち少なくともいずれかが遠近法における近傍及び遠方の相互関係で描画されるものである。このように本考案によれば、前記斜視表示部が、第一の画像、第二の画像及び第三の画像のうち少なくともいずれかが遠近法における近傍及び遠方の相互関係で描画されることから、視覚位置の移動に応じて画像が接近してくること又は遠ざかることを表現できることとなり、外力に依存しない動的な画像表現を安定的に行うことができ、注視効果をさらに高めることができる。
また、本考案に係る表示板は必要に応じて、前記斜視表示部が、端部が屈曲形状を有する前記帯状画板から形成されるものである。このように本考案によれば、前記帯状画板の端部が屈曲形状を有することから、前記帯状画板に描画された画像の固定の際の表示領域の減少を抑えることとなり、より広範囲な画像表現を可能にして注視効果をさらに高めることができる。
本考案の第1の実施形態に係る表示板の概要図である。 本考案の第1の実施形態に係る表示板の作成手順を示す説明図である。 本考案の第1の実施形態に係る表示板の斜視表示部の作成手順を示す説明図、平面図及び表示方法を示す説明図である。 本考案の第1の実施形態に係る表示板の表示画像の一例を示す説明図である。 本考案の第2の実施形態に係る表示板の作成手順を示す説明図である。 本考案の第3の実施形態に係る表示板の表示像の一例を示す説明図である。 本考案の第3の実施形態に係る表示板の表示像の一例を示す説明図である。 本考案の第4の実施形態に係る表示板の斜視表示部を構成する帯状画板の一例を示す説明図である。
(本考案の第1の実施形態)
以下、本考案の第1の実施形態について図1から図4に基づいて説明する。
図1は本考案の第1の実施形態に係る表示板の概要図、図2は図1に記載された表示板の作成手順を示す説明図、図3は図1に記載された表示板の斜視表示部の作成手順を示す説明図、平面図及び表示方法を示す説明図、図4は図1に記載された表示板の表示画像の一例を示す説明図を示す。
(構成)
図1及び図2(a)に示すように、本考案の表示板10は、正面から見た場合の画像を表示する正対表示部1と、斜めもしくは側面から見た場合の画像を表示する斜視表示部2とを備えて形成される。この正対表示部1は、第一の画像が描画された第一画板11から形成される。また、この斜視表示部2は、第二の画像が描画された第二画板21と第三の画像が描画された第三画板22とを備えて形成される。
第一画板11、第二画板21及び第三画板22の各画板は、各々の表面に画像が描画されており、裏面は無地のものを使用する。この描画される各画像の原画像は、図2(a)に示すように、絵画の他に、写真、文字などであってもよい。また、第二画板21の画像(または第三画板22の画像でもよい)は、同図(b)に示すように、同図(a)で示された第二画板21の画像の原画像を、複数の縦方向の領域に区分し、この区分された第二画板21の画像を図中のAに示すように各区分毎に反転させて加工画像として形成される。また、各画板は、紙製であってもよいし、樹脂製又は金属製のパネルであってもよく、各々同サイズの画板を使用する。
(表示板の作成手順)
以上の構成において、以下、表示板10の作成手順について説明する。
まず、図2(a)に示された各原画像のうち、同図(b)に示すように、第二画板21の画像を上記の加工画像とし、第三画板22に対して画像が背中合わせになるように接着剤を使用して貼り付ける(または、第三画板22の裏面に第二画板21の画像を印刷してもよい)。この貼り付けにより、同図(c)に示すように、第二画板21及び第三画板22の各画像が背中合わせに貼り付けられた表示画板23が形成される。
次に、同図(d)に示すように、この表示画板23をこの区分された複数の縦方向の直線に沿って複数に(この場合には一例として5つに)切断する。この切断により、第三画板22側における帯状画板23a〜23e(各々の裏面は第二画板21側における帯状画板23E〜23A)が形成される。
次に、図3(a)に示すように、これらの帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の上端を、第一画板11の上端にて、第二画板21が第一画板11と対向するように固定し、この固定状態にて各々の帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の下端を、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の長手方向を軸として捻るように180°回転し、この回転した各々の帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の下端を第一画板11の下端にて固定し、表示板10を形成する。
なお、上記では、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の上端を第一画板11の上端に固定した後に180°回転したが、180°回転した後に帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の上端を第一画板11の上端に固定してもよい。
帯状画板23a〜23e(23E〜23A)は、捻るようにして180°回転して固定されることで、同図に示すように、第一画板11に対して平坦に接地する平坦接地部2Aと、捻ることで生じる捻り部2Bを形成する。
この捻り部2Bが滑らかな立体面を形成することから、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)は、視覚位置に応じた画像の連続性を維持することで画像の滑らかに変化させるグラデーション効果が得られることとなり、視覚位置の移動に伴い表示される正対表示部1及び斜視表示部2の各々の画像が、急激に切替わったり、一旦途切れたり、他の画像と混ざり合ったりすること無く画像を連続的に滑らかに表示する過渡表示部2Cを形成することができる。この過渡表示部2Cは、同図に示すように、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の両端側にそれぞれ1箇所ずつ形成されるものであり、この過渡表示部2Cの領域は各々全体の2/9を占める程度の領域Nの範囲とすることができる。
このようにして形成された表示板10は、図3(b)に示すように、上面から見た場合には、第一画板11の画像が描画された面に対して、第二画板21と第三画板22から形成された帯状画板23a〜23e(23E〜23A)が凸状に貼り付けられた状態となる。
また、この表示板10は、同図(c)に示すように、位置Aから見た場合には、斜視表示部2の表面(第二画板21)の画像を帯状画板23E〜23Aのうち側部から可視可能な領域Pの範囲を表示し、位置Bから見た場合には、正対表示部1(第一画板11)を帯状画板23a〜23e(23E〜23A)のうち中央部分の可視可能な領域Qの範囲を表示し、位置Cから見た場合には、斜視表示部2の裏面(第三画板22)の画像を帯状画板23a〜23eのうち側部から可視可能な領域Rを表示する。
このように、視覚位置が位置A,B,Cと移動することに伴い、画像の表示領域として、異なる領域P、Q、Rを順に表示することから、従来のような視覚位置が移動する場合にも画像の表示領域が一定の固定領域となる技術では得られないダイナミックな画像の動きを表現できることとなり、注視効果を高めることができる。例えば、領域P、Q、Rの各々の画像が、人々の行列の画像である場合には、この行列が、視覚位置が位置A,B,Cへ移動するにつれて、人々が付いて来るように移動する様子や、人々が近くに迫ってくる様子を動的に表現することができ、高い注視効果を得ることができる。
また、斜視表示部2は、図4(a)に示すように、帯状画板23a〜23eが見える側の視覚位置において、表示画板23の表面側である第三画板22を表示する。さらに、斜視表示部2は、第二画板21の画像が複数の縦方向の領域に区分され、その原画像を各区分毎に反転させた加工画像として形成されることから、帯状画板23A〜23Eが見える側の視覚位置にて、表示画板23の裏面側である第二画板21の画像においても画像としての繋がりを損なうことなく第二画板21の原画像を再現できることとなり、自然な画像表示により注視効果を高めることができる。
また、具体的には、図4(b)に示すように、表示板10の正面を、位置D、E、Fの順に横切る人に対して、第二画板21、第一画板11、第三画板22の順序で切換わる画像を表示板10に表示する。また、第二画板21の画像を上部寄りに、第三画板22の画像を下部寄りに描画する場合には、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)が180°回転して固定されることにより表示されない端部領域には画像を描写しないことから、どの位置からでもより明瞭に全体の画像を表示することができ、表示画像の品質をさらに向上させることができる。
また、表示板10は、表示画板23を5つの縦方向の直線に沿って複数に切断することにより、5つの帯状画板23a〜23e(23E〜23A)を形成したが、この切断数に限定されず、表示画板23をより多くの縦方向の直線に沿って複数に切断することにより、表示画像の動きをさらにきめ細かく滑らかに表現することができる。
なお、表示画板23は、第二画板21及び第三画板22を、各々の画像が背中合わせになるように接着剤を使用して貼り付ける構成としたが、この構成に限定されず、1枚の画板の表裏に画像を印刷して構成することも可能である。この場合には、表示画板23は、接着剤を使用して貼り付ける場合に比べてより薄い画板を使用できることから、正対表示部1が帯状画板23a〜23e(23E〜23A)にて隠れる領域を減少させることとなり、正対表示部1においてより広範囲の画像を表示することができ、注視効果をさらに高めることができる。
(本考案の第2の実施形態)
以下、本考案の第2の実施形態について図5に基づいて説明する。
図5は本考案の第2の実施形態に係る表示板の作成手順を示す説明図を示す。本考案の第2の実施形態は、上記の第1の実施形態において180°回転させた帯状画板の回転方法に関する変形例である。
まず、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)は、上述の180°回転に関して、各々の帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の全体の1/3より上下端に近い領域で捻るようにする。具体的には、図中において、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の長手方向に3等分した領域Lよりも端部に近い位置で、各々の端部側で同方向に90°捻り、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)全体として合計180°回転させる。
この固定により、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)がより端部に近い位置で捻られることで、正対表示部1を正面から見た場合に帯状画板23a〜23e(23E〜23A)に阻害されずに帯状画板23a〜23e(23E〜23A)近傍で第一画板11が表示される長手方向の領域Mは、上記の領域L以上の大きさを確保することができる。すなわち、正対表示部1は、正面から見られた場合に、第一画板11の全領域に対して1/3以上の表示領域を確保できることとなり、より広範に画像を表示することができることで注視効果をさらに高めることができる。
(本考案の第3の実施形態)
以下、本考案の第3の実施形態について図6および図7に基づいて説明する。
図6は本考案の第3の実施形態に係る表示板の表示像の一例を示す説明図、図7は図6に記載された表示板の表示像の一例を示す説明図を示す。本考案の第2の実施形態は、上記の実施形態において遠近法を利用した画像を組み合せて用いることで注視効果をさらに高めるものである。
図6に示すように、第二画板21及び第三画板22に、遠近法における近傍及び遠方の関係で描画された画像を用いることができる。ここではその一例として、第二画板21には遠方に咲く花の画像が描画され、第三画板22には近くに咲く花の画像が描画される。
この遠近法を用いた画像により、表示板10は、歩行者が位置Aから位置Bに移動するにつれて、歩行者に対して花が矢印Zの方向に近づいてくるように表現できることとなる。また、矢印Zと反対方向に歩行者が進む場合には、表示板10は、歩行者が位置Bから位置Aに移動するにつれて、花が矢印Zと逆方向に、遠ざかるように表現できることとなる。
このように、表示板10は、第二画板21及び第三画板22の各々の画像が、遠近法における近傍及び遠方の関係で描画されることから、視覚位置の移動に応じて画像が近づいてくること又は遠ざかることを表現できることとなり、外力と必要とせずに視覚位置の移動のみで、動きのある画像を安定的に表現することができ、注視効果をさらに高める効果が得られる。なお、遠近法における近傍及び遠方の関係で描画される画像の組み合わせは、この他に、第一画板11及び第二画板21でもよいし、第一画板11及び第三画板22でもよく、いずれの場合でも上述した効果と同等の効果を得ることができる。
さらに、図7に示すように、第一画板11、第二画板21及び第三画板22の全てに対して、遠近法の関係で描写された画像を使用することも可能である。このように、全ての画像に対して遠近法で描写されることから、視覚位置の移動による画像間の連続性をさらに高めて画像間の動きを円滑化できることとなり、動きのある画像表現によって注視効果をさらに高めることができる。特に、列をなして移動する人々や自動車などの動きのある画像が描画される場合には、視覚位置の移動に応じて動きのあるものが近づいたり遠ざかったりするダイナミックな動き表現が得られることとなり、その動きを効果的に表現することができ、注視効果を高めることができる。
(本考案の第4の実施形態)
以下、本考案の第4の実施形態について図8に基づいて説明する。
図8は図1に記載された表示板の斜視表示部を構成する帯状画板の一例を示す説明図を示す。本考案の第4の実施形態は、上記の実施例において、図8(a)に示すように、表示画板23を縦方向に沿って端部が屈曲した形状となるように複数に切断して帯状画板を形成する変形例である。
本実施例では、図8(b)に示すように、これらの帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の上端を、第一画板11の上端にて、第二画板21が第一画板11と対向するように固定し、この固定状態にて各々の帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の下端を、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の長手方向を軸として捻るように180°回転する。また、各々の帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の下端を第一画板11の下端にて固定し、表示板10を形成する。
斜視表示部2は、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)がその端部が屈曲した形状となることにより、上述の180°回転による固定時に、その側面面積が図中の矢印f及び矢印gの方向に拡大する。このように、帯状画板23a〜23e(23E〜23A)の固定位置近傍で生じる正対表示部1の表示領域の減少を抑えることとなり、正対表示部1においてより広範囲の画像を表示することができ、注視効果を高めることができる。
1 正対表示部
11 第一画板
2 斜視表示部
2A 平坦接地部
2B 捻り部
2C 過渡表示部
21 第二画板
22 第三画板
23 表示画板
23a〜23e 帯状画板
23A〜23E 帯状画板
10 表示板

Claims (4)

  1. 第一の画像が描画された画板から形成される正対表示部と、
    第二の画像及び第三の画像の各画像を複数の縦方向の領域に区分し、当該区分された第二の画像又は第三の画像の一方を各区分毎に反転させて加工画像を形成し、当該加工画像と前記他方の第二の画像又は第三の画像とを表裏一体に表示される表示画板を、当該区分に対応して切断して帯状画板を形成し、当該各々の帯状画板を、長手方向を軸として捻るように180°回転し、当該各々の帯状画板の両端を第一の画像が描画された画板の上下端に各々固定して形成される斜視表示部とを備えることを特徴とする
    表示板。
  2. 請求項1に記載の表示板において、
    前記斜視表示部が、前記帯状画板の各々が前記一方の端部の近傍を90°回転させると共に前記他方の端部の近傍を90°回転させて形成されることを特徴とする
    表示板。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示板において、
    前記斜視表示部が、第一の画像、第二の画像及び第三の画像のうち少なくともいずれかが遠近法における近傍及び遠方の相互関係で描画されることを特徴とする
    表示板。
  4. 請求項1ないし請求項3に記載の表示板において、
    前記斜視表示部が、端部が屈曲形状を有する前記帯状画板から形成されることを特徴とする
    表示板。
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