JP3155181B2 - 生ごみ処理機 - Google Patents

生ごみ処理機

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JP3155181B2 JP28164095A JP28164095A JP3155181B2 JP 3155181 B2 JP3155181 B2 JP 3155181B2 JP 28164095 A JP28164095 A JP 28164095A JP 28164095 A JP28164095 A JP 28164095A JP 3155181 B2 JP3155181 B2 JP 3155181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭の台所及び飲
食店の厨房などのシンク排水口に取り付け、生ごみを下
水などへ排水処理する生ごみ処理機に関し、特に、加水
分解酵素の触媒作用を利用した生ごみ処理機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭の台所及び飲食店の厨房な
どのシンク排水口に取り付けられた生ごみ処理機が使用
されている。図5は、この生ごみ処理機の従来例を示
す。図5において、水道管43の蛇口44がバルブ45
で開閉されるように形成され、家庭の台所や飲食店の厨
房のシンク41が蛇口44から給水される。排水口42
がシンク41の底部に形成されている。生ごみ処理機6
0の主要部は、分離槽61及び破砕機68である。破砕
機68の入口は排水口42に接続され、破砕機68の出
口はパイプP11を介して分離槽61の入口に接続され
ている。分離槽61内には、フィルター62が前記入口
の下側に配設され、加圧板64が前記入口の上側に配設
されている。加圧軸63が加圧板64の上側に固定さ
れ、モーター65が加圧軸63を上下に動かすように配
設されている。制御回路66が電源51に接続され、モ
ーター65及び破砕機68を制御するように接続されて
いる。スイッチ67は制御回路66のオン・オフ用であ
る。分離槽61の下部排出口は、パイプP12を介して
排出口46に接続されている。
【0003】このため、シンク41内の生ごみは、水と
ともに破砕機68内に流し込まれ、破砕機68により細
かく破砕される。破砕生ごみ並びに水溶性物質及び微細
に破砕した不水溶性の物質を含み混濁した破砕水は、パ
イプP11を経て分離槽61内に送られる。分離槽61
内では、破砕生ごみがフィルター62と加圧板64との
間で加圧される。フィルター62は、前記破砕水を透過
し、該破砕生ごみの透過を阻止する。該破砕水は、分離
槽61の排出口から排出管P12を経て排出口46に排
出される。このため、分離槽61内には該破砕生ごみの
みが残渣として残る。破砕機68に取り付けた破砕刃に
よる切断による破砕であるため、排出した破砕水には、
細かくなった生ごみの破砕面及び該破砕面近傍に含まれ
ていた水分と水溶性物質及び微細に破砕した生ごみが含
まれることになる。このため、生ごみの体積及び重量の
減量は、該水分と該水溶性物質及び微細に破砕した生ご
みの和となる。即ち、該残渣の体積及び重量は、生ごみ
の体積及び重量より前記和を減じた値となる。これよ
り、生ごみの体積及び重量の減量は、破砕面を多くする
こと、即ち、破砕機68での生ごみの破砕をより細かく
することに比例することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、破砕機
68での生ごみの破砕は機械的であり、破砕の細かさに
は限界があった。したがって、この破砕の細かさの限界
は、生ごみの体積及び重量の減量を制限していた。ま
た、破砕機の生ごみ破砕時に水を流し込みながら生ごみ
を投入することにより、操作者が誤って破砕機に手を入
れ、手の裂傷などの事故を起こし大変危険であった。し
たがって、本願発明の目的の一つは、上述の従来例の欠
点をなくし、生ごみの体積及び重量を上記従来例よりも
著しく減量することができる生ごみ処理機を提供するこ
とである。更に、本願発明の他の目的は、生ごみの破砕
時に操作者が手を入れることができない構造とし、事故
を防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、分解槽と、薬注槽と、
エアコンプレッサーと、破砕機と、貯溜槽と、加熱手段
と、水を流し込む手段とを有し、前記貯留槽が前記破砕
機の入口に付加され、前記破砕機の入口の蓋が前記貯留
槽内に配置され、排水用管が前記貯留槽に接続され、フ
ィルターがこの排水用管の入口を被うように前記貯留槽
内に配設され、前記破砕機が生ごみを破砕時に前記水を
流し込む手段が前記破砕機に水を流し込み、前記分解槽
が前記加熱手段により所定温度に保たれ、前記破砕機で
破砕された生ごみが前記分解槽内に送られ、前記薬注槽
内に収納されている加水分解酵素が前記分解槽内に送ら
れ、前記エアコンプレッサーの圧縮空気が前記分解槽内
にて噴出し、前記分解槽内にてこの圧縮空気により前記
生ごみと前記加水分解酵素と水とが攪拌されて、前記生
ごみが分解処理されることを特徴とする生ごみ処理機で
ある。
【0006】上記第1の発明の構成により、分解槽内に
おいて、生ごみと加水分解酵素と水とが圧縮空気の噴出
により攪拌されるので、生ごみと加水分解酵素と水とが
均一に混合する。このため、加水分解酵素の触媒作用に
より生ごみの加水分解処理が促進される。更に、破砕機
で破砕された生ごみが分解槽に送られるので、生ごみの
表面積が著しく増加し、生ごみの加水分解が一層促進さ
れる。更に、分解槽内の温度が生ごみの加水分解に適し
た温度(加水分解酵素活性の最適温度)に保たれるの
で、生ごみの加水分解が一層促進される。更に、破砕機
で生ごみを破砕する時に破砕機の入口の蓋を閉じた状態
にし、該入口とは別の水を流し込む手段により破砕時に
破砕機に水を流し込むことができるので、破砕時に操作
者の手が誤って破砕機に入って、操作者の手が裂傷する
事故の発生を防ぐことができる。更に、排水用管が前記
貯留槽に接続され、フィルターがこの排水用管の入口を
被うように前記貯留槽内に配設されているので、前記蓋
を破砕機の入口に取り付けた状態で、このフィルターが
生ごみの通過を阻止し水を通過させるので、前記貯留槽
の水切りをすることができる。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の実施の形態の
一部分を予備的に説明している。図1において、上述の
従来例と同様に水道管43の蛇口44はバルブ45によ
り開閉され、家庭の台所や飲食店の厨房等のシンク41
は蛇口44から給水される。生ごみ処理機1はシンク4
1の排水口42に接続されている。生ごみ処理機1の主
要部は、破砕機3、薬注槽4、分解槽5およびエアコン
プレッサー9である。
【0010】破砕機3の入口(投入口を含む)はシンク
41の排水口42に接続され、破砕機3の出口はパイプ
P1により分解槽5の入口に接続されている。破砕機3
は後述する制御回路35により制御される。分解槽5内
には、上部フィルター6及び下部フィルター8が配設さ
れ、更に、散気管7が下部フィルター8の上側に配設さ
れている。エアコンプレッサー9は、制御回路35によ
り制御され、電磁開閉バルブ11及びパイプP2を介し
て薬注槽4内に圧縮空気を送り、電磁開閉バルブ12及
びパイプP2を介して散気管8に圧縮空気を送るように
配設されている。なお、電磁開閉バルブ11、12及び
後述する電磁開閉バルブ13〜15は後述する制御回路
35により制御される。なお、エアフィルター10は、
エアコンプレッサー9に吸い込まれる空気のごみ等を除
去するものである。薬注槽4内に収容されている加水分
解酵素は、前記圧縮空気により電磁バルブ14及びパイ
プP3により分解槽5の上部フィルター6と下部フィル
ター8との間に送り込まれるようになっている。
【0011】分解槽5内のうち上部フィルター6より上
の部分は、パイプP4により台所や厨房の排水口46に
接続され、分解槽5内のうち下部フィルター8より下の
部分は、ドレイン開閉用電磁開閉バルブ(ドレイン電磁
バルブ)13及びパイプP5、P4により排水口46に
接続されている。制御回路35は、電源51に接続さ
れ、スイッチ36、37によりオン・オフされる。
【0012】以上の構成により、図3に示すように動作
する。即ち、図3は、上記図1に示すもの及び後述する
実施の形態の動作を説明するタイミングチャートであ
る。図3に示すように、制御回路35が、破砕3、エ
アコンプレッサー9、温度調節回路32及び電磁開閉バ
ルブ11〜15(電磁開閉バルブ15は図2に記載され
ている。)を制御して、生ごみ処理機1及び後述する生
ごみ処理機2が所定の手順にしたがって動作するように
する。スイッチ36をオンとし、時間t1後に破砕機3
が動作する。この時間t1の間に、水道のバルブ45を
開とし、蛇口44より水道水を出す。該水道水はシンク
41内に置かれた生ごみを排水口42を通し破砕機3に
流し込む。そして、生ごみが破砕機3により破砕され、
破砕生ごみとなる。また、流し込んだ水道水は破砕生ご
みの水溶性物質及び不水溶性物資を含み混濁した破砕水
となる。生ごみが破砕した後、スイッチ36をオフにす
る。
【0013】該生ごみと該破砕水はともに、パイプP1
を通り、分解槽5内の上部フィルター6と下部フィルタ
ー8との間に流し込まれる。上部フィルター6は該破砕
生ごみを阻止し、分解に不要な該破砕水を透過する。こ
の破砕水は、上部フィルター6の上部でパイプP4を通
り排水口46に排出される。エアコンプレッサー9は、
エアフィルター10でごみを濾過した空気を圧縮する。
該破砕生ごみと該破砕水との混合水が分解槽5の上部フ
ィルター6と下部フィルター8との間に流し込まれた
後、電磁開閉バルブ12を閉とし、電磁開閉バルブ11
を開として、圧縮空気を薬注槽4におくり、薬注槽4内
の加水分解酵素を押し出す圧力をかける。電磁開閉バル
ブ11を開とし、薬注槽4の加水分解酵素を押し出す圧
力が十分かかる時間t4を経過した後に、電磁開閉バル
ブ14を時間t6の間だけ開とする。該加水分解酵素は
この時間t6の間、電磁開閉バルブ14を通り、分解槽
5の底部近傍に注入される。この注入が行われた後に、
時間t5を経過し、電磁開閉バルブ11を閉とし、その
後、電磁開閉バルブ12を開とする。
【0014】これにより、圧縮空気は電磁開閉バルブ1
2を通り散気管7へ送られ、散気管7から分解槽5内に
噴出(吹き出る意味を含む)する。散気管7から噴出し
た圧縮空気は、泡状となり、前記破砕生ごみと前記破砕
水及び注入された前記加水分解酵素を攪拌して均一に混
合して反応水とする。破砕生ごみと加水分解酵素は、反
応水中で一様に分布する。加水分解酵素の触媒作用が破
砕生ごみと破砕水との加水分解を促進する。この状態を
保持することにより、破砕生ごみの加水分解が促進され
る。破砕生ごみは、加水分解により低分子化した水溶性
及び不水溶性の生成物、分解できなかった物質及び生ご
みの各ごみが含んだ水分とに分解される。該加水分解が
十分促進された後に、スイッチ37をオンとする。この
スイッチ37のオンにより、エアコンプレッサー9の圧
縮動作を停止し、電磁開閉バルブ12を閉とし、そし
て、電磁開閉バルブ13を開とする。これにより、分解
槽5の下部フィルター8を透過した、分解された前記水
分と前記水溶性及び不水溶性の生成物とは該破砕水とと
もに、電磁開閉バルブ13とパイプP4、P5とを通り
排水口46に排出される。
【0015】この結果、分解槽5の上部フィルター6と
下部フィルター8との間には分解できなかった物質のみ
が残渣として残る。生ごみの各ごみに含まれる水分は、
最小90パーセント(重量比)である。したがって、該
残渣は、分解による生ごみの水分と水溶性及び不水溶性
の生成物との和に比し微量となる。これにより、生ごみ
の体積及び重量から分解された水分と水溶性及び不水溶
性の生成物の体積及び重量との和を減じた体積及び重量
は微量となる。この結果、生ごみの体積及び重量を従来
例より減量することが実現できる。この残渣は、破砕す
る前の生ごみ略1,000グラムに対し略10グラムか
ら略15グラムとなる。したがって、減量は略990グ
ラムから略985グラムとなる。これより、残量率は略
1.0〜1.5パーセントとなる。従来の生ごみ処理機
60による残渣は生ごみ略1,000グラムに対し略1
00〜300グラムである。したがって、減量は略70
0〜900グラムとなる。これより、残量率は略10〜
30パーセントとなる。この結果、生ごみ処理機1は、
従来の生ごみ処理機60に比し、更に残渣を略9〜29
パーセント減量したことになる。
【0016】図2は、本願発明の実施の形態を示す。図
2において、図1と同一部分は同一符号を付して説明を
省略する。貯留槽20がシンク41と破砕機3との間に
配設されている。即ち、貯留槽20の入口はシンク41
の排水口42に接続され、貯留槽20の出口は破砕機3
の入口に接続されている。貯留槽20はパイプP6によ
りパイプP4に接続されている。なおフィルター21が
パイプP6の入口を被うように貯留槽20内に配設され
ている。更に、蓋22が破砕機3の入口を被うように貯
留槽20内に配置されている。水道管43はパイプP7
及び電磁開閉バルブ15により破砕機3に接続されてい
る。熱電対等の温度検出器31が、分解槽5内の上部フ
ィルター6と下部フィルター8との間に配置され、温度
調節回路32に接続されている。加熱手段としての電気
抵抗体34が、分解槽5の外側の周囲に分解槽5に接し
て(但し、電気抵抗体34は分解槽5と電気的に絶縁さ
れている。)取り付けられ、分解槽5を加熱するように
なっている。
【0017】設定器33が電気抵抗体34の発熱量を調
節して、分解槽5内の温度を所定値に保つようにするよ
うに温度調節回路32に接続されている。温度調節回路
32は、設定器33の信号(基準信号)と温度検出回路
31の信号と比較演算し、分解槽5内の温度が設定器3
3で設定した温度になるように、電気抵抗体34の発熱
量を調節する。更に、温度調節回路32は、制御回路3
5及び電源51に接続され、制御回路35により制御さ
れ、スイッチ36がオフとなってからスイッチ37がオ
ンとなるまで動作する(図3参照)。設定器33で設定
する温度は、加水分解酵素活性の最適温度(35℃±5
℃)である。分解槽5内の温度が加水分解酵素活性の最
適温度となると、加水分解酵素の触媒作用が活発とな
り、加水分解速度が速くなる。この結果、生ごみの分解
処理時間が短くなる。なお、前記加熱手段としては、電
気抵抗体34に限定されず、温風又は熱風の送風手段等
の分解槽5を加熱できるものであればよい。
【0018】以上の構成により、先ず、破砕機3の入口
に蓋22を取り付け、生ごみを貯留槽20にため、水切
りをする。このとき、貯留槽20内にてフィルター21
が生ごみの透過を阻止し、水道水や洗浄水などがフィル
ター21を透過してパイプP6、P4を経て排水口46
に排出される。次に、蓋22を破砕機3の入口より外
し、貯留槽20に貯留した生ごみを破砕機3に入れ、破
砕機3の入口に蓋22を取り付ける。この後、スイッチ
36をオンにする。スイッチ36のオンにより電磁開閉
バルブ15が開となり水道水が破砕機3に流れ込む。こ
の結果、生ごみの破砕時に破砕機3の入口は閉じてお
り、人の手が誤って破砕時の破砕機3に入ることによる
該人の手の裂傷などの事故を防止することができる。更
に、前記加熱手段により分解槽5内の温度が加水分解反
応に適した温度(35℃±5℃)に保たれるので、生ご
みの加水分解が一層促進される。
【0019】図4(a)、(b)は生ごみ処理機2の性
能を従来例と比較した結果を示す。図4(a)は、生ご
み処理機2の分解処理後の生ごみの重さと分解処理前の
生ごみの重さと減量分を示す。図4(b)は、生ごみ処
理機2の残存率の測定結果と従来の生ごみ処理機の残量
率との比較を示す。家庭の台所から出る生ごみを無作為
に1kg抽出し、本発明の生ごみ処理機2で分解処理を
実行した。サンプル数は3回とした。また、計測は、バ
ネ式のフルスケール1kgの秤で計量し、分解処理前の
生ごみの重さと、分解処理後の生ごみの重さ、即ち、残
渣の重さを測定した。その測定結果を図4(a)に示
し、測定結果による分解処理後の生ごみの重さを分解処
理前の生ごみの重さで除し100を乗じ、単位をパーセ
ントをした残量率と、図5に示す従来の生ごみ処理機6
0の残量率から測定結果に基づく残量率を減じた改善率
を図4(b)に示す。なお、従来の生ごみ処理機60の
残量率は市販された製品のカタログを参考として記載し
た。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願の第1
の発明によれば、生ごみの加水分解が促進されるため、
生ごみの処理作業が著しく改善される。このため、加水
分解処理後の生ごみの体積及び重量を従来例よりも著し
く減量することができる。更に、破砕機で破砕された生
ごみが分解槽に送られるので、生ごみの表面積が著しく
増加し、生ごみの加水分解が一層促進される。更に、分
解槽内の温度が生ごみの加水分解に適した温度(加水分
解酵素活性の最適温度)に保たれるので、生ごみの加水
分解が一層促進される。このため、生ごみの処理が一層
改善され、加水分解処理後の生ごみの体積及び重量を一
層減量することができる。このため、生ごみの処理後の
生ごみの残存率を著しく低下させることができる。更
に、破砕機で生ごみを破砕する時に破砕機の入口の蓋を
閉じた状態にし、該入口とは別の水を流し込む手段によ
り破砕時に破砕機に水を流し込むことができるので、破
砕時に操作者の手が誤って破砕機に入って、操作者の手
が裂傷する事故の発生を防ぐことができる。このため、
生ごみ処理機の操作者の手の裂傷等を防ぎ、該操作者の
安全を図ることができる。更に、排水用管が前記貯留槽
に接続され、フィルターがこの排水用管の入口を被うよ
うに前記貯留槽内に配設されているので、前記蓋を破砕
機の入口に取り付けた状態で、このフィルターが生ごみ
の通過を阻止し水を通過させるので、前記貯留槽の水切
りをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の一部分を予備的に説明
している説明図である。
【図2】本願発明の実施の形態の説明図である。
【図3】前記実施の形態の動作説明図である。
【図4】前記実施の形態の特性の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1、2 生ごみ処理機 3 破砕機 4 薬注槽 5 分解槽 9 エアコンプレッサー 15 電磁開閉バルブ 20 貯留槽 22 蓋 31 温度検出器 32 温度調節回路 33 設定器 34 電気抵抗体 35 制御回路 P7 パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−236983(JP,A) 特開 平6−126291(JP,A) 特開 平7−171545(JP,A) 特開 平6−210260(JP,A) 特開 平2−40299(JP,A) 特開 平7−148478(JP,A) 特開 平7−155734(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 - 5/00 E03C 1/266 A47B 77/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分解槽と、薬注槽と、エアコンプレッサ
    ーと、破砕機と、貯溜槽と、加熱手段と、水を流し込む
    手段とを有し、 前記貯留槽が前記破砕機の入口に付加され、 前記破砕機の入口の蓋が前記貯留槽内に配置され、排水用管が前記貯留槽に接続され、フィルターがこの排
    水用管の入口を被うように前記貯留槽内に配設され、 前記破砕機が生ごみを破砕時に前記水を流し込む手段が
    前記破砕機に水を流し込み、 前記分解槽が前記加熱手段により所定温度に保たれ、 前記破砕機で破砕された生ごみが前記分解槽内に送ら
    れ、 前記薬注槽内に収納されている加水分解酵素が前記分解
    槽内に送られ、 前記エアコンプレッサーの圧縮空気が前記分解槽内にて
    噴出し、前記分解槽内にてこの圧縮空気により前記生ご
    みと前記加水分解酵素と水とが攪拌されて、前記生ごみ
    が分解処理されることを特徴とする生ごみ処理機。
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