JP3154922U - 係止片付ファイル - Google Patents

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杉本 正明
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Abstract

【課題】誰でも簡単に係止することができ、しかも、係止片を形成しても安価な提供が可能な係止片付ファイルを提供する。【解決手段】合成樹脂製のシート1を二つ折りにしてファイルを形成する。一方のシート1の開口部2近傍に係止片3を設ける。他方のシート1に形成された係止部4に係止片3を挿入して書類止めとする。係止部4に、係止片3を係止せしめる直線状の係止用スリットを設ける。該係止用スリットのシート1中央がわに、係止片3の先端部を係止用スリットに誘導せしめる誘導エリアを形成する。誘導エリアに、前記係止用スリットに対して略直交する向きに設けられた導入スリットを設ける。該導入スリットの両側に設けられ係止用スリットに対して略扇状に広がる折込部を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、合成樹脂シートを二つ折りにして形成されたファイルの改良に係り、特に、書類の脱落を防止する係止片を備えた係止片付ファイルに関するものである。
合成樹脂シートを二つ折り状に形成したファイルにおいて、書類の脱落を防止する手段が種々提案されている。例えば、特許文献1に記載されているプラスチック製ファイルでは、一方のシートの外側面にファイル係止用片を突設し、他方のシートに形成したラインカット部に、このファイル係止用片を挿入してファイルの開口部を閉じようとするものである。
また、特許文献2に記載されているファイルにおいても、一方のシートの外側面に舌状部を突設し、該舌状部の両側に耳片を形成すると共に、この耳片を挿入せしめる切り込みを他方のシートに設けたものである。このファイルにおいても、切り込みに耳片を挿入することで、舌状部がファイルの開口部を閉じるように構成されている。
特開2003−19888号公報 実用新案登録第3048399号公報
ところが、前記ファイルのいずれにおいても、一方のシートに形成したファイル係止用片や耳片からなる係止片を、他方のシートに形成したラインカット部や切り込みに挿し込み係止する操作が、思いのほか困難な操作になり、手間を要するものであった。
すなわち、いずれの係止片も、いわば線状を成した切り込み部分に係止片を挿し込む構成なので、係止片の先端を挿し込む最初のきっかけを見つけることが困難になっている。例えば、図7に示すように、係止片100の先端が切り込み部分200のラインに沿っていなければ、決してこの先端を差し込むことはできない。しかも、この先端が切り込み部分200のラインに沿った位置にあったとしても、係止片100の挿入角度が切り込みに対して略直交する角度で挿入しないと、係止片100の先端が切り込み部分のラインから外れてしまうおそれがある(図8参照)。
このように、従来の係止片を切り込み部分に挿入する場合、係止片の先端を切り込み部分のラインに沿った位置に保ち、且つ、切り込みに対して略直交する角度で挿入しなければならないことが、困難な操作になり、手間を要する原因になっていた。
また、従来のファイルの係止片100は、いずれも一方のシートの端部から突出するように形成したものであるから、係止片100のないファイルに比べて接着工程が増加したり歩止まりが悪くなったりする(図6参照)。したがって、書類の脱落を防止するファイルを製造する場合、製造コストが高くなる不都合があった。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、誰でも簡単に係止することができ、しかも、係止片を形成しても安価な提供が可能な係止片付ファイルの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、合成樹脂製のシート1を二つ折りにして形成され、一方のシート1の開口部2近傍に係止片3を設け、他方のシート1に形成された係止部4に係止片3を挿入して書類止めとするファイルにおいて、係止部4は、係止片3を係止せしめる直線状の係止用スリット4Aと、該係止用スリット4Aに隣接して係止片3の先端部を係止用スリット4Aに誘導せしめる誘導エリア4Bとからなる。
第2の手段の前記誘導エリア4Bは、前記係止用スリット4Aに対して略直交する向きに設けられた導入スリット4Baと、該導入スリット4Baの両側に設けられ係止用スリット4Aに対して略扇状に広がる折込部4Bbとで形成されている。
第3の手段の前記係止片3は、一方のシート1から切り起こされた係止本体3Aと、該係止本体3Aの先端部から切り起こされた係止突片3Bとで形成され、該係止突片3Bを前記係止用スリット4Aに係止するように設けたことを課題解消のための手段とする。
本考案の請求項1の如く、係止片3を係止せしめる直線状の係止用スリット4Aと、該係止用スリット4Aに隣接して係止片3の先端部を係止用スリット4Aに誘導せしめる誘導エリア4Bとで係止部4を構成したことにより、係止片3を係止用スリット4Aに係止する際に、係止片3の先端が誘導エリア4Bから係止用スリット4Aに導入されるので、係止片3の挿し込み操作が極めて簡単に行えるものになった。この結果、従来のように、係止片の先端を切り込み部分のラインに沿った位置を保ち、且つ、切り込みに対して略直交する角度で挿入しなければならないといった面倒な操作は一切必要なくなった。
請求項2のように、誘導エリア4Bは、前記係止用スリット4Aに対して略直交する向きに設けられた導入スリット4Baと、該導入スリット4Baの両側に設けられ係止用スリット4Aに対して略扇状に広がる折込部4Bbとで形成されているので、この誘導エリア4Bに係止片3の先端部を押し付けると、導入スリット4Baが開くと共に、折込部4Bbに沿って係止片3の先端部が導入スリット4Baに導入される。この結果、係止片3の先端角度や位置が一定でなくても簡単に導入スリット4Baに係止することができるものである。
請求項3のように、係止片3は、一方のシート1から切り起こされた係止本体3Aと、該係止本体3Aの先端部から切り起こされた係止突片3Bとで形成され、該係止突片3Bを前記係止用スリット4Aに係止するように設けているので、この係止片3は、シート1を形成する際に、特に別途貼り付けたり延長したりせずに形成することができる。したがって、従来のファイルのように、接着工程が増加したり歩止まりが悪くなったりしてファイルのコストが高くなるといった不都合は解消された。
本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案の使用状態を示す要部斜視図である。 本考案の使用状態を示す要部断面図である。 本考案の係止片の一実施例を示す斜視図である。 本考案の収納部の一実施例を示す平面図である。 従来のファイルの一実施例を示す斜視図である。 従来のファイルの使用状態を示す要部斜視図である。 従来のファイルの使用状態を示す要部断面図である。
このように本考案によると、誰でも簡単に係止することができ、しかも、係止片を形成しても安価な提供が可能になるといった目的を実現した。
以下、本考案の一実施例を説明する。本考案は、合成樹脂製のシート1を二つ折りにして形成されたファイルに関するものである。具体的には、二つ折りにしたシート1の底部1Cを接合し、上部1Aと側部1Bとが開口しているファイルである(図1参照)。
このようなファイルの一方のシート1の開口部2近傍に係止片3を設け、他方のシート1に形成された係止部4に係止片3を挿入する。通常この係止片3は、ファイルの側部1Bに位置する開口部2の近傍に設けられるが、上部1Aの開口部2に設けることも可能である。
係止片3は、係止本体3Aと係止突片3Bとから成る(図2参照)。係止本体3Aは、一方のシート1から切り起こされた部材で、図示例では略短冊状に形成している(図4参照)。そして、この係止本体3Aの先端部を切り起こして係止突片3Bを形成している。また、係止本体3Aの長手中央部分には、開口部2の形状に沿って屈曲する複数本の屈曲部3Cを形成している(図2参照)。
この係止突片3Bは、係止用スリット4Aに係止するもので、図示では略円弧形状の切り込みで形成され、この切り込み部分を係止本体3Aから起こして突出した部分が係止突片3Bとなる(図2参照)。このように係止突片3Bを突出した略円弧形状に形成することで、後述する誘導エリア4Bに誘導され易い形状となっている。
本考案の係止部4は、更に係止用スリット4Aと誘導エリア4Bとからなる(図5参照)。係止用スリット4Aは、係止片3の係止突片3Bを挿入せしめる直線状の切り込み部分で、この係止用スリット4Aに係止片3が係止されるものである。
一方、誘導エリア4Bは、係止用スリット4Aに隣接して係止片3の先端部を係止用スリット4Aに誘導せしめる部位をいう。この誘導エリア4Bは、更に、係止用スリット4Aに対して略直交する向きに設けられた導入スリット4Baと、該導入スリット4Baの両側に設けられ係止用スリット4Aに対して略扇状に広がる折込部4Bbとで形成されている(図5参照)。
図示例の係止部4は、係止用スリット4Aと誘導エリア4Bとで平面略二等辺三角形状に形成している(図5参照)。すなわち、二つの斜辺から底辺までを誘導エリア4Bとして形成し、二等辺三角形の底辺を係止用スリット4Aとして形成したものである。この場合、二つの斜辺を折込部4Bbとし、この折込部4Bbの頂点と底辺の係止用スリット4Aの中央部とを結ぶ位置に導入スリット4Baを形成したものである。
このような誘導エリア4Bによると、係止突片3Bが誘導エリア4Bに接触すると、係止突片3Bが導入スリット4Baから折込部4Bbを押し下げながら、次第に係止用スリット4Aに接近して行く(図3参照)。そして、折込部4Bbに沿って行き着いたところが係止用スリット4Aとなり、そのまま係止突片3Bを係止用スリット4A内に挿し込み係止させることができる。
したがって、本考案係止片3を係止部4に係止する操作としては、係止本体3Aの先端から係止突片3Bを起こした状態で、この係止突片3Bを誘導エリア4Bに近づけて押し込むだけの操作で自動的に係止用スリット4Aに当接し、そのまま係止用スリット4A内に差し込むことが可能になるのである(図3参照)。
尚、本考案は、図示例に限定されるものではなく、本考案の各構成は本考案の要旨を変更しない範囲において自由に変更できるものである。
本考案によると、係止片付ファイルのみならず、各種の表紙を係止するための係止片付表紙などとしても使用することができる。
1 シート
1A 上部
1B 側部
1C 底部
2 開口部
3 係止片
3A 係止本体
3B 係止突片
3C 屈曲部
4 係止部
4A 係止用スリット
4B 誘導エリア
4Ba 導入スリット
4Bb 折込部
100 係止片
200 切り込み部分

Claims (3)

  1. 合成樹脂製のシートを二つ折りにして形成され、一方のシートの開口部近傍に係止片を設け、他方のシートに形成された係止部に係止片を挿入して書類止めとするファイルにおいて、係止部は、係止片を係止せしめる直線状の係止用スリットと、該係止用スリットに隣接して係止片の先端部を係止用スリットに誘導せしめる誘導エリアとからなることを特徴とする係止片付ファイル。
  2. 前記誘導エリアは、前記係止用スリットに対して略直交する向きに設けられた導入スリットと、該導入スリットの両側に設けられ係止用スリットに対して略扇状に広がる折込部とで形成された請求項1記載の係止片付ファイル。
  3. 前記係止片は、一方のシートから切り起こされた係止本体と、該係止本体の先端部から切り起こされた係止突片とで形成され、該係止突片を前記係止用スリットに係止するように設けた請求項1記載の係止片付ファイル。
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