JP3154903U - 美容用コラーゲン入り手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】手袋に接する肌の保湿を保つ事で手の美容に役立ち、手袋の内表面や手がぬれているか否かにかかわらず常に着脱がしやすく、しかも手袋内がぬれても装着感が悪くならない、新規な手袋を提供する。【解決手段】手袋の内表面に、コラーゲンを含む繊維を凹凸状に編んだ略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る手袋であって、その地編糸にコラーゲンを含ませている繊維からなっている美容用コラーゲン入り手袋である。【選択図】図1

Description

本考案は、美容用コラーゲン入り手袋に関するものである。
従来、家庭などで幅広く使用される手袋としては、少なくとも1層のゴム、樹脂などの基体層のみにて形成されたアンサポートタイプの手袋や、あるいは上記基体層を、薄い布性の手袋体などで補強したサポートタイプの手袋などが知られているが、美容としての繊維手袋は余り普及されていない。
またこれら従来の美容用手袋が、使用者の手の大きさや形状を一切、考慮しない一定の形状と大きさで形成され、使用者の手にぴったりフィットするように基体層を肌に有効な成分を含浸させたフィルムにて形成した手袋なども提案されている(特許文献1参照)。
所定の糸を地編糸として平編により編成し、伸縮性の糸を添え糸として添え糸編することにより嵌めた手Hの関節に沿って略平行で且つ該嵌めた表面に接触し得る凸条を内周面に列設したものも提案されているが(特許文献2参照)、美容としての効果を示していない。
土や汚れたものを扱い、細かな作業を行う場合に手になじみ、作業性に優れるとともに肌荒れを生じにくい農園芸作業用手袋として天然繊維や化学繊維によって編み立てた手袋本体の表面に、ポリウレタン樹脂を塗布する作業用手袋において、手袋本体に塗布するポリウレタン樹脂にコラーゲンを含有させる。表面に微粉末とした動物性コラーゲンを4〜8重量%程度混合したポリウレタン樹脂を塗布したものも提案されているが(特許文献3参照)、美容としては使用されていない。
特開平5−247704号公報 特開2008−63702号公報 特開2007−169848号公報
そこで手袋の、手に対する美容性を向上するために、その繊維内の表面に、手の肌に対して有効な成分を含有させた手袋が提案された。
上記の参考文献に含む従来の手袋はいずれも、作業性を考慮したものであり、手袋に接する肌全面の保湿性を保ち、手の美容に効果のある手袋ではなかった。
本考案の目的は、手の美容に対して手袋の内表面でしっとり感があって、蒸れにくく、しかも手首を締めつけることもない、新規な美容用手袋を提供することにある。
上記課題を解決するために、考案者らは、手袋の内表面に形成する構成について種々、検討した。その結果、繊維にコラーゲンを含有させると、当該コラーゲンの作用によって保湿性にもすぐれ、しかも洗濯してもコラーゲンの有効成分が持続し、さらに手袋内がぬれても装着感が悪くならない手袋を構成できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
所定の糸を地編糸と添え糸として添え糸編することにより略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る凸条を列設して、手の平の最下部にゴム糸編み部を設けて、さらに隣接して凸条を列設した添え糸編の袖部にしている手袋であって、その地編糸に、コラーゲンを含む繊維からなっている美容用コラーゲン入り手袋である。
地編糸からなる繊維100重量部に対して、コラーゲンを1〜10重量部の割合で含有している。好ましくは2〜8%である。
所定の糸を地編糸と添え糸として添え糸編における地編糸は、綿、又はポリアミドの糸でたって、太さとして30〜560デニールのものを使用している。好ましくは50〜280デニールである。
所定の糸を地編糸と添え糸として添え糸編における添え糸は、綿、ポリエステル、又はポリアミドの糸であって、太さとして30〜560デニールのものを使用している。好ましくは50〜280デニールである。
略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る凸条の間隔は、凸部の幅を1〜5mm、凹部の幅を1〜5mmである。
手の平の最下部にゴム糸編み部は、幅を10〜50mmで、合成ゴム糸を使用している。
ゴム糸編み部に隣接した凸条を列設した添え糸編の袖部は、長さを50〜500mmであって、腕に締め付けすぎずに装着できるようにしている美容用コラーゲン入り手袋である。
自動車、自転車等の運転時に使用する場合、手袋の手の平側、及び指先に滑り止めとして、ゴム、樹脂等を付着させることも出来る。
すなわち本考案の手袋は、少なくとも繊維の基体層を備えたものであって、その内表面に、コラーゲンを含む繊維を構成していることを特徴としている。
以上、詳述したように本考案によれば、手袋の装着により手の肌の保湿性を保ち、手袋の内表面や手がぬれているか否かにかかわらず常に着脱がしやすく、しかも手袋内がぬれても装着感が悪くならない、新規な手袋を提供できるという特有の肌の美容作用効果を奏するものである。
コラーゲン入りの手袋の全体図 凸条を列設した添え糸編の状態図 凸条を列設した添え糸編の断面図 繊維中にコラーゲンの含有状態図 手の平の最下部にゴム糸編み部の状態図 長袖での装着の図
以下に、本考案を説明する。本発明の手袋は、前記のようにその内表面に、コラーゲンを含む潤滑層が積層されたものである。かかる潤滑層は、種々の方法によって手袋の内表面に形成することができる。
また上記と逆に、手袋の表面に、コラーゲンを含む、またはコラーゲン成分を含む繊維層を形成したのち、その上に、コラーゲンを含有した繊維構造の手袋を形成している。
粉末状のコラーゲンが好適に使用されるが、かかるコラーゲンの状態、種類は、これに限定されない。
また、上記コラーゲンの微粒子は、とくに手袋を伸長した際に、含有構造から、繊維からはく離しない特性(伸長時の密着性)などを考慮した。
以下に本考案を、全体図1に示すような手袋を実施例に基づいて説明する。
太さが140デニールのポリアミドの糸に、3重量部のコラーゲンを配合して、図4に示すようなコラーゲンを一体化させた地編糸と、140デニールのポリアミドの添え糸で添え糸編して、図2に示すような略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る凸条を、3mmの幅に列設して、指部と手の平部を編み、手の平の最下部から幅40mmのゴム糸編み部を設けて、さらに隣接して凸条を列設した添え糸編の袖部を手首を締め付けない形状して、その長さを80mm程度にした手袋を編んだ。
実施例1と同様にして、太さが70デニールのポリアミドの糸に、3重量部のコラーゲンを配合して、図4に示すようなコラーゲンを一体化させた地編糸と、140デニールのポリアミドの添え糸で添え糸編して、図2に示すような略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る凸条を、3mmの幅に列設して、指部と手の平部を編み、手の平の最下部から幅40mmのゴム糸編み部を設けて、さらに隣接して凸条を列設した添え糸編の袖部を手首を締め付けない形状して、その長さを300mm程度にした手袋を編んだ。
実施例1と同様にして、太さが70デニールのポリアミドの糸に、3重量部のコラーゲンを配合して、図4に示すようなコラーゲンを一体化させた地編糸と、140デニールのポリアミドの添え糸で添え糸編して、図2に示すような略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る凸条を、4mmの幅に列設して、指部と手の平部を編み、手の平の最下部から幅50mmのゴム糸編み部を設けて、さらに隣接して凸条を列設した添え糸編の袖部を手首を締め付けない形状して、その長さを80mm程度にした手袋を編んだ。
「比較例」
実施例1と同様に手袋を製造したが、ポリアミドの糸に、コラーゲンを配合していないものを使用した。
上記実施例1で製造したコラーゲン入り手袋を使用して20人の女性に被着してテストした。
その結果は次のようになった。
A:被験者が着脱性良好で、手肌の状態はきわめて良好。16名。
B:被験者が着脱性は良好であるが、手肌の状態は特に変化が無かった。3名。
C:被験者が着脱製も良好でなく、手肌の状態も特に変化が無かった。1名
また比較例で製造した手袋の場合には、すべてCであった。
上記実施例3で製造したコラーゲン入り手袋を使用して20人の女性に被着してテストした。
その結果は次のようになった。
A:被験者が着脱性良好で、手肌の状態はきわめて良好。12名。
B:被験者が着脱性は良好であるが、手肌の状態は特に変化が無かった。7名。
C:被験者が着脱製も良好でなく、手肌の状態も特に変化が無かった。1名
上記実施例2で製造したコラーゲン入り手袋を使用して20人の女性に被着してテストした。
その結果は次のようになった。
A:被験者が着脱性良好で、手肌の状態はきわめて良好。14名。
B:被験者が着脱性は良好であるが、手肌の状態は特に変化が無かった。5名。
C:被験者が着脱製も良好でなく、手肌の状態も特に変化が無かった。1名
また比較例で製造した手袋の場合には、すべてCであった。
1.凹凸編みの状態図
2.指先の凹凸編みの状態図
3.手のひらの最下部のゴム糸編みの状態図
4.繊維
5.コラーゲン
6.指
7.凹凸編みの凸部
8.凹凸編みの凹部
9.糸
10.指先部
11.腕部

Claims (7)

  1. 所定の糸を地編糸と添え糸として添え糸編することにより、略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る凸条を列設して、手の平の最下部にゴム糸編み部を設けて、さらに隣接して凸条を列設した添え糸編の袖部にしている手袋であって、その地編糸にコラーゲンを含ませている繊維からなっていることを特徴とする美容用コラーゲン入り手袋。
  2. 地編糸からなる繊維100重量部に対して、コラーゲンを1〜5重量部の割合で含有させていることを特徴とする請求項1に記載の美容用コラーゲン入り手袋。
  3. 所定の糸を地編糸と添え糸として添え糸編における地編糸は、綿、又はポリアミドの糸であって、太さとして30〜280デニールのものを使用していることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の美容用コラーゲン入り手袋
  4. 所定の糸を地編糸と添え糸として添え糸編における添え糸は、綿、ポリエステル、又はポリアミドの糸であって、太さとして30〜150デニールのものを使用していることを特徴とする請求項1〜3に記載のいずれかの美容用コラーゲン入り手袋
  5. 略平行で且つ該嵌めた手の表面に接触し得る凸条の間隔は、凸部の幅を1〜5mm、凹部の幅を1〜5mmであることを特徴とする請求項1〜4に記載のいずれかの美容用コラーゲン入り手袋
  6. 手の平の最下部にゴム糸編み部は、幅を10〜50mmで、合成ゴム糸を使用していることを特徴とする請求項1〜5記載のいずれかの美容用コラーゲン入り手袋
  7. ゴム糸編み部に隣接した凸条を列設した添え糸編の袖部は、長さを50〜500mmであって、腕を締め付けすぎずに装着できるようにしていることを特徴とする請求項1〜6記載のいずれかの美容用コラーゲン入り手袋
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013533396A (ja) * 2010-08-13 2013-08-22 プロファース ゲーエムベーヘー ウント コー カーゲー 保護手袋
JPWO2013080932A1 (ja) * 2011-11-29 2015-04-27 鈴木 雅博 作業用手袋

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