JP3154860B2 - タイヤセットラインシステム - Google Patents

タイヤセットラインシステム

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JP3154860B2 JP07339993A JP7339993A JP3154860B2 JP 3154860 B2 JP3154860 B2 JP 3154860B2 JP 07339993 A JP07339993 A JP 07339993A JP 7339993 A JP7339993 A JP 7339993A JP 3154860 B2 JP3154860 B2 JP 3154860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤをホイールにセッ
トするタイヤセットラインシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤセットラインは、図1に示
すように、プリセット部1、マウンタ部2、インフレー
タ部3を有し、タイヤ4、ホイール5は各部間にライン
上を転送される。各部では次の作業が行われる。 プ
リセット部において、 a.ホイール5のインチサイズ、グランドタイヤかテン
パタイヤかの判別を行う。 b.ホイール5上にタイヤ4を斜めにセットする。
マウンタ部において、 a.aのデータからタイヤ受け6の高さを決定し、タ
イヤ4の下ビードをホイール5のドロップ部に案内す
る。 b.マウンタアーム7を旋回させて、上下ビードをホイ
ールに組付ける。 インフレータ部において、 a.ホイールシール8によってホイールリム上部をシー
ルし、タイヤシール9によりタイヤ側面を下方に押しつ
けることによってできるホイールとタイヤの隙間からエ
アをタイヤ内に注入する。 b.aによって封入圧を決定し、内圧がその圧力にな
った時点でタイヤシールを上昇させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術には
次の問題点が存在した。 プリセット部で得られるデ
ータが、ホイールのインチサイズ、タイヤがグランド用
かテンパ用かの区別しかなく、タイヤメーカおよび種類
によって異なるタイヤ形状、ゴムの固さが原因となっ
て、マウンタでの組付不良およびインフレータでのエア
封入圧力のばらつきが発生している。 マウンタ部の
タイヤ受けは、アクチュエータにシリンダ等を使用し、
上昇停止位置に各サイズ、種類によってオートスイッチ
を設置しているが、多数の設置ができない。また、細か
い設置ができず、調整が難しい。 インフレータ部で
はエア封入目標圧力に達するとタイヤシールを上昇さ
せ、タイヤ上ビードをビードシート部に入れるが、この
上昇速度が一定であったため、タイヤのふくらみがタイ
ヤシールに追従できず、封入圧力にばらつきの出る種類
がある。
【0004】本発明の目的は、タイヤ種類判別もできる
ようにし、タイヤ種類データをタイヤマウンタおよびイ
ンフレータの制御にフィードバックして、最適な条件で
タイヤのホイールへの組付け、エア封入ができるように
したタイヤセットラインシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のタイヤセットラインシステムは、次のものか
ら成る。すなわち、 (1) ホイールにセットするタイヤのトレッドの影像
をとり込むCCDカメラと、前記CCDカメラでとり込
まれた影像をタイヤ表面部とタイヤ溝部とに二値化処理
してトレッドの溝形状を決定する画像処理手段と、種々
のタイヤのトレッドの溝形状を予じめ格納している記憶
手段と、前記画像処理手段によって決定されたトレッド
の溝形状を前記記憶手段に格納されている種々のタイヤ
のトレッドの溝形状と照合して前記ホイールにセットす
るタイヤの種類を判定する判定手段と、を有するタイヤ
供給部と、 前記タイヤ供給部により判別されたタイヤ種
類に対応する、マウンタ部における最適タイヤ受け高さ
とインフレータ部における最適タイヤシール上昇速度を
選定するシーケンスコントローラと、からなるタイヤセ
ットラインシステム。 (2) ホイールにセットするタイヤのトレッドの影像
をとり込むCCDカメラと、前記CCDカメラでとり込
まれた影像をタイヤ表面部とタイヤ溝部とに二値化処理
してトレッドの溝形状を決定する画像処理手段と、種々
のタイヤのトレッドの溝形状を予じめ格納している記憶
手段と、前記画像処理手段によって決定されたトレッド
の溝形状を前記記憶手段に格納されている種々のタイヤ
のトレッドの溝形状と照合して前記ホイールにセットす
るタイヤの種類を判定する判定手段と、を有するタイヤ
供給部と、 前記タイヤ供給部により判別されたタイヤ種
類に対応する、マウンタ部におけ る最適タイヤ受け高さ
とインフレータ部における最適タイヤシール上昇速度を
選定するシーケンスコントローラと、タイヤ受けと、前
記タイヤ受けを上下させるACサーボモータと、シーケ
ンスコントローラからの指示に従って前記タイヤ受けを
任意の高さに移動させてその位置で停止させるように前
記ACサーボモータを制御するサーボコントローラと、
有するマウンタ部と、からなるタイヤセットラインシス
テム。 (3) ホイールにセットするタイヤのトレッドの影像
をとり込むCCDカメラと、前記CCDカメラでとり込
まれた影像をタイヤ表面部とタイヤ溝部とに二値化処理
してトレッドの溝形状を決定する画像処理手段と、種々
のタイヤのトレッドの溝形状を予じめ格納している記憶
手段と、前記画像処理手段によって決定されたトレッド
の溝形状を前記記憶手段に格納されている種々のタイヤ
のトレッドの溝形状と照合して前記ホイールにセットす
るタイヤの種類を判定する判定手段と、を有するタイヤ
供給部と、 前記タイヤ供給部により判別されたタイヤ種
類に対応する、マウンタ部における最適タイヤ受け高さ
とインフレータ部における最適タイヤシール上昇速度を
選定するシーケンスコントローラと、 タイヤ受けと、前
記タイヤ受けを上下させるACサーボモータと、シーケ
ンスコントローラからの指示に従って前記タイヤ受けを
任意の高さに移動させてその位置で停止させるように前
記ACサーボモータを制御するサーボコントローラと、
有するマウンタ部と、タイヤの上端を押えて内部をシー
ルするタイヤシールと、前記タイヤシールに連結された
油圧シリンダと、前記油圧シリンダへの作業油の流量を
電流制御によって調整して前記タイヤシールの上昇速度
を変える電流制御流量調整弁と、シーケンスコントロー
ラからの指示に従って前記電流制御流量調整弁の電流を
制御することにより前記タイヤシールの上昇速度を制御
するコントローラと、を有するインフレータ部と、から
なるタイヤセットラインシステム。
【0006】
【作用】タイヤのトレッドはタイヤメーカ、タイヤ種類
によって異なるので、タイヤトレッドによってタイヤの
種類を判別することが可能となる。上記(1)では、タ
イヤトレッドの影像をCCDカメラによってとり込み、
画像処理し、予じめ記憶している多数のトレッドと照合
してタイヤの種類を特定し、シーケンスコントローラに
より、タイヤ供給部により判別されたタイヤ種類に対応
する、マウンタ部における最適タイヤ受け高さとインフ
レータ部における最適タイヤシール上昇速度を選定する
ようにした。上記(2)では、シーケンスコントローラ
により、上記の特定したタイヤの種類に最適なマウンタ
部タイヤ受け高さを選出し、この高さにタイヤ受けを移
動させる。タイヤ受けの駆動はサーボモータによって行
われ、このサーボモータはサーボコントローラによって
制御されるので、従来のようなシリンダによる位置出し
ではないため、任意の位置にタイヤ受けを位置出しでき
る。上記(3)では、シーケンスコントローラにより、
上記の特定したタイヤの種類に最適なタイヤシール上昇
速度を選出し、その速度にタイヤシール上昇速度制御
できるため、タイヤ封入圧力のばらつきを無視できる程
度に抑えることができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明のタイヤセットラインシステ
ムの望ましい実施例を図面を参照して説明する。図2に
本発明にタイヤセットラインシステムを示す。10はタ
イヤ供給部、11はプリセット部、12はマウンタ部、
13はインフレータ部であり、タイヤのライン上の流れ
方向にこの順で設置されており、タイヤは各部を転送さ
れる。14はシーケンスコントローラである。
【0008】各部は次の機能を果す。タイヤ供給部10
は、CCDカメラ15によりとり込んだタイヤトレッド
影像を画像処理手段26で処理し、タイヤ17のメー
カ、種類の判別を行う。シーケンスコントローラ14
は、タイヤの種類データをもとにして、マウンタ部にお
ける最適タイヤ受け高さ、インフレータ部における最適
タイヤシール上昇速度を選出する。マウンタ部12は、
上記の選出された最適タイヤ受け高さにタイヤ受け18
を移動させ、マウンタアーム19を旋回させ、タイヤの
ホイール20への組付を行う。インフレータ部13は、
ホイールシール21でホイールリム上部をシールし、タ
イヤシール22でタイヤ側面を押しつけ、ホイールとタ
イヤの隙間からエアをタイヤ内に注入する。内部圧力を
圧力センサ23にて感知し、設定圧力に達したら信号を
シーケンスコントローラ14に送る。上記の選出された
最適タイヤシール上昇速度に対応する電流をコントロー
ラ24を通し電流制御流量調整弁25に送り、タイヤシ
ール上昇速度を制御する。
【0009】次に各部の詳細を説明する。タイヤ供給部
10は、図2、図3に示すように、ホイール20へセッ
トすべきタイヤ17のトレッド(タイヤの路面接触部の
溝加工された部分)の影像の一部(図3参照)をとり込
むCCDカメラ15(このときタイヤ17は送りが一時
停止する)と、CCDカメラでとり込まれた影像をタイ
ヤ表面部とタイヤ溝部とに二値化拡大処理(図3参照
ここで二値化拡大処理とは、タイヤ映像を縦横多数画素
に分け、しきい値より明るいタイヤ表面部の画素を1
(真白)、しきい値より暗いタイヤ溝部の画素を0(真
黒)として図3の「(二値化拡大処理)」と表示したタ
イヤパターンの拡大白黒画像を得る処理をいう)してト
レッドの溝形状を決定する画像処理手段26と、種々の
タイヤのトレッドの形状(パターン)、サイズを予じめ
格納している記憶手段(メモリ)27と、画像処理手段
26によって決定されたトレッドの形状を記憶手段27
に格納されている種々のタイヤのトレッドの形状(図3
の、、、を付したパターン形状)と照合してホ
イールにセットするタイヤの種類を判定する判定手段2
8と、を有する。画像処理手段26、判定手段28は、
コンピュータのCPUから構成されていてもよいし、ま
た記憶手段27は同じコンピュータのROMから構成さ
れていてもよい。判定手段28の出力はシーケンスコン
トローラ14に送られる。このシーケンスコントローラ
14は、上記と同じコンピュータから構成されていても
よい。
【0010】タイヤ供給部10は、図3に示すように、
タイヤの溝、山サイズを検出し、検出されたサイズを予
じめ格納してあるサイズと比較して、どのタイヤ種類か
を判定する手段を有している。タイヤの溝、山のサイズ
の検出は光学センサ29を、停止しているタイヤに対し
て一定距離移動させ、タイヤの溝と山の波形(図3参
照)をとる。これを予じめ記憶手段27に格納してある
波形を判定手段28に読出して照合し、判定手段28に
てどの溝、山サイズかを判定し、タイヤ種類を判定す
る。このように、CCDカメラによるタイヤ種類判別と
溝、山サイズによるタイヤ種類判別とを組合せることに
より、正面視と側面視によるタイヤ判別を行うことがで
きる。
【0011】シーケンスコントローラ14は、図2に示
すように、タイヤ供給部10からの情報(今、ライン上
を流れているタイヤがどのメーカの、どの種類のタイヤ
かを特定する情報)に基づいて、現在ライン上を流れて
いるタイヤの種類に最適な、マウンタ部12のタイヤ受
け18の高さと、インフレータ部13のタイヤシール
2の上昇速度を決定する。すなわち、種々のタイヤ種類
に応じた最適タイヤ受け高さ、最適なタイヤシール22
上昇速度を試験等で求めておいてそれを記憶部に格納
しておき、タイヤ供給部10からの情報によって現在ラ
イン上を流れているタイヤの種類が分ると、それに対応
するデータを、記憶してあるデータの中から選出するこ
とにより、最適タイヤ受け高さ、最適なタイヤシール
2の上昇速度を決定する。ここで、「タイヤシール22
の上昇速度」とは、図2の、タイヤ17の上壁を上から
下に押していたタイヤシール22を上昇させる速度のこ
とをいう。タイヤシール22は、ホイール20の軸芯を
上下方向に向けてタイヤ17をセットしたホイール20
をタイヤ受け18上に載せた時にタイヤ17の上側側壁
を押し下げ変形させてホイール20とタイヤ17の上側
側壁との間に隙間を形成してタイヤシール22内のエア
圧をタイヤ17内に導入し、ついで上昇し、タイヤ17
が内圧と弾性力で形状を復元してタイヤ17の上側側壁
のタイヤビー ドがホイール20のリムビードシートおよ
びフランジに圧着してタイヤへの圧縮エア封入を完了さ
せるものである。この場合、タイヤシール22の上昇速
度があまりに速いと、タイヤ17が柔らかい場合はタイ
ヤ17の弾性力による形状の復元がタイヤシール22の
上昇に追従できず、タイヤシール22の下端とタイヤ1
7の上側側壁との間に隙間ができてタイヤシール22内
の圧縮エアが抜け、タイヤ17内の圧力が十分に上がら
ず封入圧力に不足が生じるという問題があった。しか
し、本発明では、タイヤ毎にタイヤ17の種類を検出し
てそのタイヤ17のトレッドパターンおよびゴムの固さ
による復元力の違いを考慮した最適なタイヤシール22
の上昇速度を選出してシーケンスコントローラからタイ
ヤシールの上昇手段に指令しておくので、上記のタイヤ
17の弾性力による形状の復元がタイヤシール22の上
昇に追従できないという問題を無くすことができる。
【0012】マウンタ部12は、図2、図4に示すよう
に、タイヤ受け18と、タイヤ受け18を上下させるA
Cサーボモータ30と、シーケンスコントローラ14か
らの指示に従ってタイヤ受け18を任意の高さに移動さ
せてその位置で停止させるようにACサーボモータ30
を制御するサーボコントローラ31と、タイヤ上ビード
をリムドロップ部に入れるマウンタアーム19と、から
成る。従来はタイヤ受けを上下させるのはシリンダであ
ったから、上昇位置が1つでかつ細かい位置調整はでき
なかったが、本発明ではサーボモータで上下するので、
任意の位置で停止でき、かつ細い位置調整ができる。タ
イヤの種類によってタイヤの巾も、固さも変わるので、
タイヤの種類に応じてタイヤ受け高さを変えなければ、
タイヤマウントが円滑に行われなくなる場合も生じる
が、本発明ではタイヤの種類に応じてタイヤ受け18の
高さを変えるので、円滑なタイヤセットを行うことがで
きる。
【0013】インフレータ部13は、図2、図5に示す
ように、ホイールリム上部をシールするホイールシール
21と、タイヤの上部をシールするとともにタイヤ側面
を上方から押しつけホイールタイヤの隙間からタイヤ内
にエアを注入するタイヤシール22と、タイヤシール2
2に連結された油圧シリンダ32と、油圧シリンダ32
からの作業油流出通路に設けられた電流制御流量調整弁
25と、該調整弁25に電気的に接続されたコントロー
24と、タイヤシール内圧力を検出する圧力センサ2
3と、を有する。圧力センサ23で検出された圧力が設
定圧力に達すると、シーケンスコントローラ14は、現
在ライン上を流れているタイヤに最適なタイヤシール上
昇速度に対応するタイヤシール上昇速度となるような電
流をコントローラ24を通して電流制御流量調整弁25
に送り、タイヤシール上昇速度を制御する。タイヤシー
ル22はタイヤシール内に封入されるエアの圧力によっ
て上昇するが、電流制御流量調整弁25の開度を制御す
ることによって、タイヤシール22の上昇速度が制御さ
れ、シーケンスコントローラ14、コントローラ24に
よる制御によって、タイヤシール22の上昇速度が、現
在ライン上を流れているタイヤの種類に最適なタイヤシ
ール上昇速度に制御される。従来はタイヤシール速度は
ホイールの種類の如何を問わず一定であったが、本発明
ではホイールの種類に対応して変化され、これによって
タイヤ内圧力のばらつきも従来に比べて低減される。
【0014】
【発明の効果】請求項1によれば、タイヤ供給部を設け
たのでタイヤの種類まで判別でき、タイヤ供給部により
判別されたタイヤ種類に対応する、マウンタ部における
最適タイヤ受け高さとインフレータ部における最適タイ
ヤシール上昇速度を選定するシーケンスコントローラを
設けたので、最適な条件でのタイヤ組付け、エア封入を
可能にする。請求項2によれば、マウンタ部のタイヤ受
けをサーボモータで上下させるようにしたので、タイヤ
の種類に応じてタイヤ受けの高さを最適な位置に調整す
ることにより、円滑なタイヤ組付けが可能となる。請求
項3によれば、タイヤシールに油圧シリンダを連結し、
油圧シリンダの作業油流出通路に電流制御流量調整弁を
設けたので、電流を制御して調整弁開度を制御すること
によりタイヤシール上昇速度を任意の最適速度に制御で
きる。そして、タイヤシール上昇速度をタイヤの種類に
よって変えることにより、タイヤ圧のばらつきを低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のタイヤセットラインの系統図である。
【図2】本発明のタイヤセットラインシステムの系統図
である。
【図3】図2のうちタイヤ供給部におけるタイヤトレッ
ドとタイヤ映像および溝、山波形との関係図である。
【図4】タイヤマウンタ部のタイヤ受けの拡大側面図で
ある。
【図5】インフレータ部の拡大正面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ供給部 11 プリセット部 12 マウンタ部 13 インフレータ部 14 シーケンスコントローラ 15 CCDカメラ 17 タイヤ 18 タイヤ受け 19 マウンタアーム 20 ホイール 21 ホイールシール 22 タイヤシール 23 圧力センサ 24 コントローラ 25 電流制御流量調整弁 26 画像処理手段 27 記憶手段 28 判定手段 29 光学センサ 30 ACサーボモータ 31 コントローラ 32 油圧シリンダ
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 清満 東京都千代田区四番町5番地9 トピー 工業株式会社内 (72)発明者 須賀 紳行 東京都千代田区四番町5番地9 トピー 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−34733(JP,A) 特開 平1−303574(JP,A) 実開 昭64−16404(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 25/00 - 25/20 B60C 13/00 B60C 23/00 B60C 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールにセットするタイヤのトレッド
    の影像をとり込むCCDカメラと、前記CCDカメラで
    とり込まれた影像をタイヤ表面部とタイヤ溝部とに二値
    化処理してトレッドの溝形状を決定する画像処理手段
    と、種々のタイヤのトレッドの溝形状を予じめ格納して
    いる記憶手段と、前記画像処理手段によって決定された
    トレッドの溝形状を前記記憶手段に格納されている種々
    のタイヤのトレッドの溝形状と照合して前記ホイールに
    セットするタイヤの種類を判定する判定手段と、を有す
    るタイヤ供給部と、 前記タイヤ供給部により判別されたタイヤ種類に対応す
    る、マウンタ部における最適タイヤ受け高さとインフレ
    ータ部における最適タイヤシール上昇速度を選定するシ
    ーケンスコントローラと、 からなる タイヤセットラインシステム。
  2. 【請求項2】 ホイールにセットするタイヤのトレッド
    の影像をとり込むCCDカメラと、前記CCDカメラで
    とり込まれた影像をタイヤ表面部とタイヤ溝部とに二値
    化処理してトレッドの溝形状を決定する画像処理手段
    と、種々のタイヤのトレッドの溝形状を予じめ格納して
    いる記憶手段と、前記画像処理手段によって決定された
    トレッドの溝形状を前記記憶手段に格納されている種々
    のタイヤのトレッドの溝形状と照合して前記ホイールに
    セットするタイヤの種類を判定する判定手段と、を有す
    るタイヤ供給部と、 前記タイヤ供給部により判別されたタイヤ種類に対応す
    る、マウンタ部における最適タイヤ受け高さとインフレ
    ータ部における最適タイヤシール上昇速度を選定するシ
    ーケンスコントローラと、 タイヤ受けと、前記タイヤ受けを上下させるACサーボ
    モータと、シーケンスコントローラからの指示に従って
    前記タイヤ受けを任意の高さに移動させてその位置で停
    止させるように前記ACサーボモータを制御するサーボ
    コントローラと、有するマウンタ部と、からなる タイヤセットラインシステム。
  3. 【請求項3】 ホイールにセットするタイヤのトレッド
    の影像をとり込むCCDカメラと、前記CCDカメラで
    とり込まれた影像をタイヤ表面部とタイヤ溝部とに二値
    化処理してトレッドの溝形状を決定する画像処理手段
    と、種々のタイヤのトレッドの溝形状を予じめ格納して
    いる記憶手段と、前記画像処理手段によって決定された
    トレッドの溝形状を前記記憶手段に格納されている種々
    のタイヤのトレッドの溝形状と照合して前記ホイールに
    セットするタイヤの種類を判定する判定手段と、を有す
    るタイヤ供給部と、 前記タイヤ供給部により判別されたタイヤ種類に対応す
    る、マウンタ部における最適タイヤ受け高さとインフレ
    ータ部における最適タイヤシール上昇速度を選定するシ
    ーケンスコントローラと、 タイヤ受けと、前記タイヤ受けを上下させるACサーボ
    モータと、シーケンスコントローラからの指示に従って
    前記タイヤ受けを任意の高さに移動させてその位置で停
    止させるように前記ACサーボモータを制御するサーボ
    コントローラと、有するマウンタ部と、 タイヤの上端を押えて内部をシールするタイヤシール
    と、前記タイヤシールに連結された油圧シリンダと、前
    記油圧シリンダへの作業油の流量を電流制御によって調
    整して前記タイヤシールの上昇速度を変える電流制御流
    量調整弁と、シーケンスコントローラからの指示に従っ
    て前記電流制御流量調整弁の電流を制御することにより
    前記タイヤシールの上昇速度を制御するコントローラ
    と、を有するインフレータ部と、からなる タイヤセットラインシステム。
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