JP3154855U

JP3154855U - ヘアゴムの構造

Info

Publication number: JP3154855U
Application number: JP2009005780U
Authority: JP
Inventors: 開謀蔡
Original assignee: 開謀蔡
Priority date: 2009-08-14
Filing date: 2009-08-14
Publication date: 2009-10-29
Anticipated expiration: 2019-08-14

Abstract

【課題】頭髪をまとめて縛る時に、手或いは毛髪を傷つけず、しかも外観が美しいヘアゴムの構造を提供する。【解決手段】ヘアゴムの構造は、挟持固定部品２、保護カバー３、ゴム紐１１を備える。挟持固定部品２を、圧迫方式でゴム紐１１の２個の対応接続端１１１上に挟持して固定し、頭髪をまとめて縛ることができる環状ゴム紐１を形成し、挟持固定部品２外部は、保護カバー３により覆い、保護カバー３は、シリコンゴム、及びゴム、或いはＰＶＣなどの樹脂材料により製造し、保護カバー３により、挟持固定部品２を包むことで、環状ゴム紐１を使用して頭髪をまとめて縛る時に、手或いは毛髪を傷つけず、さらに見た目が美しい構造を達成する。【選択図】図１

Description

本考案はヘアゴムの構造に関し、特に頭髪をまとめて縛る時に、手或いは毛髪を傷つけず、しかも外観が美しいヘアゴムの構造に関する。

図８に示すように、従来のヘアゴム５の構造は、弾性材質であるゴム紐５１の両端を、長方形金属クリップ６により挟持して固定し、環状のゴム紐を形成し、頭髪をまとめて縛ることができる。

しかし、従来のヘアゴム５の構造は、長方形金属クリップ６により、ゴム紐５１の両端を挟持して固定する設計であるため、長方形金属クリップ６の両端には鋭利な金属角を形成してしまう。このため使用時に、しばしば毛髪や手を傷つけ、さらには毛髪を切ってしまい、或いは毛髪を引っ掛けてしまうことで、引っ張られた頭皮が傷つくという事態さえも発生する。しかも、長方形金属クリップ６は、見た目が硬く、弾性を備える材質のゴム紐５１が示す柔和な外観とは、感覚的に極めて大きな差異がある。そのため、使用時に、硬、軟の差が非常に大きく、手に不快な触感を与える。

本考案の主要な目的は、保護カバーにより、環状ゴムの挟持固定部品を包むことで、環状ゴム紐を使用して頭髪をまとめて縛る時に、手或いは毛髪を傷つけないヘアゴムの構造を提供することである。

本考案の次の目的は、保護カバーにより、環状ゴムの挟持固定部品を包み、外カバーは各種色、図案とすることで、見た目の美しさを達成するヘアゴムの構造を提供することである。

請求項１の考案は、挟持固定部品、保護カバー、ゴム紐を備え、
前記挟持固定部品を、圧迫方式で前記ゴム紐の２個の対応接続端上に挟持して固定し、頭髪をまとめて縛ることができる環状ゴム紐を形成し、
前記挟持固定部品の外部は、保護カバーにより覆い、
前記保護カバーにより、前記挟持固定部品を包むことで、前記環状ゴム紐を使用して頭髪をまとめて縛る時に、手或いは毛髪を傷つけず、さらに見た目が美しい構造を達成することを特徴とするヘアゴムの構造としている。
請求項２の考案は、請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記挟持固定部品と前記ゴム紐を挟持し固定して完成後、前記挟持固定部品を金型に入れ、射出成型方式で、前記保護カバーを形成することを特徴とするヘアゴムの構造としている。
請求項３の考案は、請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、シリコンゴム材料により製造することを特徴とするヘアゴムの構造としている。
請求項４の考案は、請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、ゴム材料により製造することを特徴とするヘアゴムの構造としている。
請求項５の考案は、請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、PVC熱収縮材料により製造することを特徴とするヘアゴムの構造としている。
請求項６の考案は、請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、各種色、図案とし、これにより外観の美しさを達成することを特徴とするヘアゴムの構造としている。

本考案ヘアゴムの構造は、実用性と進歩性を兼ね備え、使用時に手、或いは毛髪を傷つけることがなく、外観の美しさをも達成することができる。

本考案の立体分解図である。本考案第一実施例において、ゴム紐上に保護カバーを嵌めて組合せ、２個の対応接続端上を挟持固定部品により挟持して固定する様子を示す立体図である。本考案第一実施例において、保護カバーを挟持固定部品外に嵌める様子を示す立体図である。本考案第一実施例において、環状ゴム紐の保護カバーを、挟持固定部品外に嵌めて設置する様子を示す断面図である。本考案第二実施例において、ゴム紐上に熱収縮保護カバーを嵌めて組合せ、２個の対応接続端上を挟持固定部品により挟持して固定する様子を示す立体分解図である。本考案第二実施例において、ゴム紐上に熱収縮保護カバーを嵌めて組合せ、２個の対応接続端上を挟持固定部品により挟持して固定する様子を示す立体図である。本考案第二実施例において、熱収縮保護カバーを挟持固定部品外に嵌め、加温して、熱収縮保護カバーを収縮させ、挟持固定部品外に嵌めて設置する様子を示す立体図である。従来のヘアゴムの立体図である。

図１、２、３、４に示すように、本考案ヘアゴムの構造は、頭髪をまとめて縛る時に、手や毛髪を傷つけることがなく、しかも外観が美しいヘアゴムの設計で、挟持固定部品２、保護カバー３、ゴム紐１１を備える。

本考案第一実施例では、挟持固定部品２を、圧迫方式でゴム紐１１の２個の対応接続端１１１上に挟持して固定し、頭髪をまとめて縛ることができる環状ゴム紐１を形成する。環状ゴム紐１の挟持固定部品２外部は、保護カバー３により覆う。保護カバー３は、シリコンゴム、及びゴム、或いはPVCなどの樹脂材料により製造する。保護カバー３により、挟持固定部品２を包むことで、環状ゴム紐１を使用して頭髪をまとめて縛る時に、手或いは毛髪を傷つけず、さらに見た目が美しい構造を達成する。また、保護カバー３は、金型を用いて射出成型し、各種色、図案とすることができ、これにより外観の美しさを達成することができる。

また、図５、６、７に示す本考案第二実施例では、ゴム紐１１上に、先ず、熱収縮保護カバー４を嵌めて組合せる。次に、挟持固定部品２を、圧迫方式でゴム紐１１の２個の対応接続端１１１上に挟持して固定する。最後に、熱収縮保護カバー４を、環状ゴム紐１の挟持固定部品２外部に嵌めて組合せ、さらに加温して、熱収縮保護カバー４を収縮させ、挟持固定部品２外に嵌める。

１環状ゴム紐
１１ゴム紐
１１１対応接続端
２挟持固定部品
３保護カバー
４熱収縮保護カバー
５ヘアゴム
５１ゴム紐
６長方形金属クリップ

Claims

挟持固定部品、保護カバー、ゴム紐を備え、
前記挟持固定部品を、圧迫方式で前記ゴム紐の２個の対応接続端上に挟持して固定し、頭髪をまとめて縛ることができる環状ゴム紐を形成し、
前記挟持固定部品の外部は、保護カバーにより覆い、
前記保護カバーにより、前記挟持固定部品を包むことで、前記環状ゴム紐を使用して頭髪をまとめて縛る時に、手或いは毛髪を傷つけず、さらに見た目が美しい構造を達成することを特徴とするヘアゴムの構造。
請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記挟持固定部品と前記ゴム紐を挟持し固定して完成後、前記挟持固定部品を金型に入れ、射出成型方式で、前記保護カバーを形成することを特徴とするヘアゴムの構造。
請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、シリコンゴム材料により製造することを特徴とするヘアゴムの構造。
請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、ゴム材料により製造することを特徴とするヘアゴムの構造。
請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、PVC熱収縮材料により製造することを特徴とするヘアゴムの構造。
請求項１記載のヘアゴムの構造において、前記保護カバーは、各種色、図案とし、これにより外観の美しさを達成することを特徴とするヘアゴムの構造。