JP3154729B2 - 改良された熱収縮性ポリオレフインフイルム - Google Patents

改良された熱収縮性ポリオレフインフイルム

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JP3154729B2 JP41137490A JP41137490A JP3154729B2 JP 3154729 B2 JP3154729 B2 JP 3154729B2 JP 41137490 A JP41137490 A JP 41137490A JP 41137490 A JP41137490 A JP 41137490A JP 3154729 B2 JP3154729 B2 JP 3154729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の技術分野】本発明は熱収縮性フィルムの製造
方法の改良及び得られる或種のLLDPE重合体のフィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】熱収縮性重合体フィルムは一般に重合体
を熔融物からフィルムに押出し、次いでフィルムの分子
の配向が起こり、及びフィルムが引裂けない温度条件下
で伸長することによってフィルムを配向させることによ
り製造される。次いでフィルムは伸長状態で冷却され、
及び引き続き加熱すると、フィルムはその始めの寸法状
態に戻ろうとして収縮する。
【0003】フィルムの照射は伸長の前にフィルム(重
合体)を架橋させ、それにより伸長の際の引裂に対する
抵抗を増大するために使用されてきたが、これは照射に
よる経費の増加、及び熱収縮性フィルムの製造において
発生するスクラップの熔融加工による再循環が不可能で
あるという二重の欠点を有している。
【0004】米国特許第3,141,912号に記載され
た熱収縮性フィルムを製造する方法は、伸長の前にフィ
ルムを照射する必要がなく、或種の重合体の工業的な実
用性を達成している。この特許の連続方法においては、
重合体はチューブ状にフィルムとして押出され、チュー
ブは配向温度範囲以下に急冷され、及び配向温度範囲に
再加熱され、次いでこの温度範囲内にある間にチューブ
のフィルムは二軸的方向に伸長される。二軸的伸長は
(a)チューブの直径を膨張させて大きいバブルを形成
するために内部的気体を使用すること、及び(b)夫々
横方向(transv-erse direction)(TD)及び機械方向
(machine direction)(MD)の配向を得るために、膨
張した管を押出速度より速い速度で前進させることによ
りなされる。通常伸長は各方向に少なくとも3×は行わ
れる。次いでフィルムを冷却し、熱収縮性的性質を保持
するように冷却状態で巻取る。
【0005】米国特許第4,820,557号は、多層フ
ィルムの層の一つがエチレンと1−オクテン又は1−ヘ
キセンのいずれかとの直線状共重合体であり、該直鎖状
共重合体は狭い分子量分布、及び0.935g/cc又はそ
れ以下の密度を示す特定の熔融流量を有する、多層熱収
縮性フィルムの製造を開示している。層は又この重合体
とLDPEを含む多数の他の重合体との配合物であると
して開示されている。しかしこの特許における熱収縮性
フィルムの製造は、伸長の前にフィルムの照射を含むと
開示されている。
【0006】日本国公開特許公報第60−257,23
2号(1985)はフィルム押出機中で重合体を架橋さ
せる遊離基発生剤と共に混合したLDPE及びLLDP
Eの配合物を開示している。フィルムはバブルが重合体
の融点で又はその近くで吹き込まれる、普通のインフレ
ーション法で製造される。フィルムは殆どないし全く配
向を有せず、熱収縮性ではない。得られるフィルムの袋
は良好な熱封強度を有すると開示されている。
【0007】米国特許第4,597,920号は、直鎖状
重合体が少なくとも一つのC8−C18アルファ−オレフ
ィンとエチレンとの共重合体であり、該共重ガーターが
0.1ないし4.0g/10分のメルトインデックス、0.
900ないし0.940g/ccの密度、応力指数が約1.
3以上であることにより示されるような広い分子量分布
を有し、及び少なくとも10℃離れた二つの明瞭な微結
晶熔融範囲(融点)を有する、米国特許第3,141,9
12号の方法による熱収縮性フィルムの製造を開示して
いる。この特許は又伸長の前の押出されたフィルムの照
射は随意であると記載している。実際に、共重合体中の
二つの明瞭な熔融範囲の存在は、エチレン/1−オクテ
ン共重合体の熱収縮性フィルムを伸長前に架橋すること
なく工業的な基準で製造することを可能としている。こ
の市販フィルムはクリサール(Clysar)(登録商標)LLP
収縮フィルムと称されている。
【0008】この特許に、エチレン/1−オクテン共重
合体と混合する低密度分枝状ポリエチレンの量を増やし
て配合した表IVの開示が含まれており;結果としてフ
ィルムの収縮力の減少が報告されている。開示のこの態
様は、熔融加工によるフィルムの形成からの操作が不連
続的である、配合物のフィルムの伸長が実験室用延伸機
で行われたと報告され、実験室的研究の域を超えていな
かった。
【0009】米国特許第4,597,920号のエチレン
/1−オクテン共重合体の熱収縮性フィルムの工業的な
成功にも拘らず、伸長の前のフィルムの照射に経費を費
やすことなく、及びフィルム製造から熔融加工性ではな
いスクラップが生じるという不利益を豪ることなく、こ
のフィルムの製造の経済性を増大することが要望されて
いた。経済化の一つの方法は同じ製造装置でフィルムの
製造速度を増大することであろう。この熱収縮性フィル
ムの製造速度は製造機械の伸長区域内のフィルムの配向
に必要な温度調節を達成する困難性によって制限されて
いた。フィルムの押出速度はフィルムの均一な伸長が存
在することを示す、“バブル”の形状が対称的であるこ
とを含めて、所望の機械方向の伸長が製造装置の伸長区
域に安定に位置している“バブル”を用いて得られるよ
うに調節されなければならない。バブルが安定であると
いうこの条件は、伸長の際フィルムの引裂きを起こすこ
とのない二軸的な配向の条件を提供する。引裂きを起こ
すことなく、及び機械方向の伸長を減ずることなく押出
速度が増大できれば、同じ製造機械から大量の熱収縮性
フィルムが得られるであろう。
【0010】共重合体がエチレン/1−ヘキセンである
LLDPEの場合には、伸長に先立って架橋することな
く熱収縮性フィルムを製造する際の問題点は様々であ
る。こうした製造は殆ど可能とはいえない。即ち、伸長
に先立って架橋することなくこの共重合体から熱収縮性
フィルムを製造することは、従来技術には報告されたこ
とがないように見える。配向に要する温度は共重合体の
融点に極めて近いから、押出速度が小さくてもフィルム
の引裂きが起こる。この配向温度と融点との間が接近し
ていることから、共重合体の強度が極めて低く、フィル
ムが不均一に配向し、且つ引裂ける性向があるのはこの
ためである。米国特許第4,597,920号がエチレン
と共に少なくとも8炭素原子を含むアルファ−オレフィ
ンコモノマーを必須条件とし、これにより1−ヘキセン
の開示を除外したのはこの理由からである。
【0011】
【本発明の総括】本発明は前記のような幾つかの問題を
解決する;即ち、本発明はアルファ−モノオレフィンコ
モノマーが1−ヘキセンであるLLDPEが、引裂ける
ことなく熱収縮性フィルムとして製造するのに使用され
ることを可能とし、且つアルファ−モノオレフィンコモ
ノマーが1−オクテンであるLLDPEの製造速度を、
フィルムの引裂が起こることなく顕著に増大することを
可能とする。伸長に先立ってLLDPEを架橋すること
なくこれらの改良が得られる。ただし、本願において
は、LLDPEのアルファ−モノオレフィンコモノマー
が1−ヘキセンである場合についてのみ、特許を請求す
る。
【0012】より詳細に述べれば、本発明は、共重合体
の重量を基準として5ないし20重量%の、1−ヘキセ
ン又は1−オクテンから選択されたコモノマーとエチレ
ンとの共重合による、0.900ないし0.935g/cc
の密度を有する直鎖状共重合体から、該共重合体をフィ
ルムとして押出し、該フィルムを事前に架橋することな
く二軸的に各方向に少なくとも3×だけ伸長することに
より、熱収縮性フィルムを製造する連続方法の改良法と
して記載することができ、該改良は得られる配合物の重
量を基準として5ないしないし40重量%の低密度分枝
状ポリエチレン(LDPE)を、押出に先立って該共重
合体と配合することを特徴とするものである。
【0013】本発明の一つの具体化において、コモノマ
ーが1−ヘキセンである時には、LDPEのLLDPE
への添加により、得られる配合物は合理的な速度で均一
に伸長され且つ引裂けることなく高品質の熱収縮性フィ
ルムを製造するのに有用なものとなるが、この特定のL
LDPE又はLDPEそれ自体はいずれも前述の工程中
でこの能力を有していない。本発明の他の具体化は、得
られる熱収縮性フィルムが架橋を含まず、加熱すると二
軸的な配向方向とは逆向きの各方向に少なくとも10%
収縮することができ、及び0.900ないし0.935g
/ccの密度を有する共重合体の重量を基準として、5な
いし20%の1−ヘキセンとエチレンとの直鎖状共重合
体を、配合物の重量を基準として、5ないし40重量%
の低密度分枝状ポリエチレンと共に、60ないし95重
量%含む配合物であることである。
【0014】本発明の更に別な具体化においては、コモ
ノマーが1−オクテンである場合、LDPEのLLDP
Eへの添加によって、得られる熱収縮性フィルムがこの
特定のLLDPEそれ自体のフィルムと比較して所望の
性質に不利益を豪ることなく、得られる配合物の押出速
度を経済性の増大が得られるように増加することができ
る。
【0015】
【好適な具体化の説明】本発明の方法による熱収縮性フ
ィルムの製造方法は、記載されたLLDPE重合体への
LDPEの添加及び上記のようにして達成された結果を
除けば、慣用の方法である。方法の詳細な記述は米国特
許第4,597,920号及び米国特許第3,141,91
2号に与えられており、及び上記の特許の記載並びに米
国特許第4,760,116号の第4欄1ないし22行に
記載されている。
【0016】好適には本発明で使用される方法における
フィルムの押出物はチューブ状であり、フィルムの伸長
は二軸方向に少なくとも3×であり、及び一層好適には
機械方向に少なくとも3.5×及び横方向に少なくとも
4×である。好適にはこれらの同じ二軸的配向において
エチレン/1−オクテン共重合体を含む配合物の押出速
度は、LDPEの添加を行わずに達成し得る最大押出速
度に比較して、本発明の方法によれば少なくとも5%大
きい。エチレン/1−オクテン共重合体の場合には、現
行の押出速度16.5m/分は、好適には少なくとも1
7.5m/分に、及び一層好適には少なくとも18m/
分に増大できる。配向温度(伸長の温度)はフィルムの
融点より少なくとも10℃は低いことが好適である。存
在する共重合体が主要(major)融点及び副次(minor)融点
(主要融点より低い)を有する時には、配向温度は主要
融点より少なくとも10℃は低いことが好適である。押
出温度は一般に215ないし235℃の範囲内にあり、
重合体配合物の融点(又は主要融点)は一般に115−
130℃の範囲内にある。押出フィルムの急冷は一般に
フィルムを周囲温度に冷却することを含む。次いでフィ
ルムは伸長のため配向温度に再加熱される。フィルムは
引裂けることなく伸長可能な或許容度を有するから、配
向温度は事実上少なくとも5℃であると考えられる温度
範囲内にある。急冷/再加熱方法は高い生産速度のため
に要求される配向温度を達成するための制御的な手段を
提供する。配合物は伸長に先立って架橋されない、即
ち、押出後にも照射されず、しかもフィルム押出物に架
橋を存在させるために押出前に遊離基発生剤が配合物に
添加されることもない。
【0017】本発明で使用されるLLDPEは上記の1
−ヘキセン又は1−オクテンとエチレンとの直鎖状共重
合体である。これらの共重合体は米国特許第4,597,
920号に記載されたような、遷移金属触媒を用いる慣
用の低圧重合法により製造される。このLLDPEは主
として1−ヘキセン又は1−オクテンコモノマーの側鎖
基の短鎖分枝を有し、重合体主鎖からの長鎖分枝を殆ど
ないし全く有していない。一般に、共重合体は0.1な
いし4.0g/10分、好適には0.5ないし2.0g/1
0分のメルトインデックス、及び0.900ないし0.9
35g/cm3、好適には0.910ないし0.930g/cm3
の密度を有する。
【0018】1−オクテン共重合体の場合には、LLD
PEは好適には1.3以上の応力指数、及び128℃以
下の二つの明確な融点を有し、これらの融点の間の温度
差が前述の米国特許に述べられたように少なくとも10
℃であり、及び高い方の融点はLLDPEの主要融点で
ある。1−ヘキセン共重合体の場合には、LLDPEは
これらの明確な融点範囲を示さず、代わりに一つの融点
だけを有する。
【0019】共重合体の1−オクテン含量は、共重合体
の重量を基準として好適には8ないし16重量%であ
る。LLDPE中の1−ヘキセンの好適な比率は、共重
合体の重量を基準として好適には6ないし15重量%で
ある。各場合とも、エチレン含量は共重合体の合計重量
の100%からコモノマーの占める%を差し引いた数値
である。
【0020】LLDPEは1500ないし3000pp
mのエルクアミド、及び1000ないし2000ppm
の粉末シリカのようなスリップ剤及び粘着防止剤、及び
重合体に対する他の慣用の添加剤を含んでいてもよい。
これらの少量の添加剤は本文に記載されたLDPEとの
配合物中にLLDPEの重量比として含まれる。
【0021】本発明において使用される、低密度分枝状
ポリエチレンという用語は、本文中でしばしばLDPE
と省略され、エチレンのホモポリマー又はエチレンと少
量の他のエチレン的に不飽和なコモノマーとの共重合体
のいずれかであって、遊離基触媒を含む慣用の高圧重合
法により製造される重合体であることを意味する。得ら
れる重合体は高度に分枝状であり、即ち遊離基触媒によ
り生成した多数の長鎖分枝を有する。エチレンホモポリ
マーとしてのLDPEは一般に0.910ないし0.93
0g/cm3、及び好適には0.915ないし0.925g/c
m3の密度、及び1.0ないし10g/10分、一層好適に
は1.5ないし4.5g/10分のメルトインデックスを
有する。LDPEが共重合体である場合は、コモノマー
は一般に共重合体の重量を基準として12重量%を超え
ない。好適なコモノマーは共重合体の経済的な理由から
酢酸ビニルであるが、当業者に認識され及びなお本文に
記載された改良を遂げるように他の少量のコモノマーを
多数使用することができる。ホモポリマー又は共重合体
としてのLDPEは、本発明で使用されるLLDPEの
融点より少なくとも10℃低い融点を有することが好適
である。LLDPEが二つの融点を有するならば、LD
PEの融点は二つの融点の高い方の融点より少なくとも
10℃低いことが好適である。LDPEは又普通LDP
E中で使用されるような少量の添加剤、即ち、配合物中
でLDPEの効果を妨害しないような、スリップ剤及び
粘着防止剤を含んでいてもよい。
【0022】本発明で使用されるLLDPEに対する配
合物中のLDPEの比率は、使用される特定のLLDP
Eによって前述のような改善された結果を与えるのに効
果的な量として選択される。この改良は5ないし30又
は40重量%の範囲内で実現することができるから、配
合物中のLDPEの好適な量は10ないし35重量%で
あり、及びLLDPE中のコモノマーが1−ヘキセンで
ある時には、この範囲内の配合物の20ないし35重量
%又は15ないし25か又は30重量%であり、及びコ
モノマーが1−オクテンである場合には配合物の10な
いし25重量%又は15ないし30重量%であり、これ
らの重量%は配合物の合計重量を基準としたものであ
る。
【0023】本発明で使用される配合物のLDPE及び
LLDPE成分は慣用の混合手段により、一般に成形用
粒体の形状である成分と所望の比率で乾式配合すること
ができる。得られる乾式配合物を次いでフィルムを成形
する押出機に供給することができる。配合物の均一性は
各成分と添加剤を一緒に熔融配合し、得られる熔融配合
の成形用粒体をフィルムが成形される押出機に供給する
ことにより改善することができる。本発明の熱収縮性フ
ィルムは伸長操作で達成される均一な配向から生じる二
軸方向への均一な収縮性を特徴としている。これらのフ
ィルムは熱収縮性フィルムが従来使用されてきたような
方法での物品の個装及び包装に有用である。一般に本発
明により製造された熱収縮性フィルムは0.013(0.
5ミル)ないし0.051(2.0ミル)mmの均一な厚さ
を有する単層フィルムとして使用される。これらの熱収
縮性フィルムは必要に応じ及び/又は特定の性質、例え
ば単層それ自体では呈示されない遮断的性質の達成のた
めの多層構造物中の一層として、他の材料と組み合わせ
て照射することもできる。
【0024】本発明の実施例は下記の通りである(部及
びパーセントは特に断らない限り重量を基準としたもの
である)。
【0025】
【実施例1】20重量%のLDPEと80重量%のLL
DPEの配合物を乾式配合により製造した。LLDPE
はエチレンと共重合体の重量を基準として約11重量%
の1−オクテンとの直鎖状共重合体であった。共重合体
は夫々122及び109℃の主要及び副次融点、1.1g
/10分のメルトインデックス、及び0.921g/ccの
密度を有し、及び2000ppmのエルクアミド及び1
300ppmの粉末シリカを含んでいた。LDPEは1
09℃の融点、1.9g/10分のメルトインデックス、
及び0.923g/ccの密度を有する高度に分枝したエチ
レンのホモポリマーである。配合物の粒子を押出機に供
給した。米国特許第3,141,912号の慣用の連続
方法によって厚さ0.75ミル(0.02mm)の熱収縮性
フィルムが成形されるように、配合物はチューブ状フィ
ルムとして押出され、急冷され、伸長温度範囲まで再加
熱され、二軸的に伸長され、伸長状態で冷却された。方
法の詳細は下記の通りである:押出温度230℃、急冷
温度25℃、再加熱温度範囲(フィルムの配向温度)約
105ないし110℃、再加熱されたチューブ状のフィ
ルムをバブルとして吹込み、押出速度よりも大きい表面
速度で運転されている巻取りロールを用いて得られる伸
長の度合は、機械方向で4×及び方向で5×であった。
押出されたチューブ内に加圧下に空気を導入することに
より発生したバブル中のフィルムのフープ応力は16,
548kpa(2,400psi)であった。比較の目
的で同じLLDPEを単独で用いて同じ工程で処理し
た。これらの実験結果は下記の表に示されている。
【0026】 表I LLDPE LLDPEとLDPEの80:20配合物 押 出 速 度 16.5m/分 17.5m/分 18.5m/分 高収縮性フィルム の性質 曇り度、% 2.1 2.0 1.9 光沢度 Bis 121 136 144 Bos 136 138 135 透明度、% 70 70 76 収縮率、%(102℃) MD 23 23 24 TD 30 33 34 モジュラス、mPa MD 283 276 276 TD 283 283 276 引張強度、mPa MD 76 83 69 TD 90 83 90 伸び率、% MD 167 133 151 TD 152 127 127 摩擦係数 Bis 0.12 0.10 0.09 Bos 0.11 0.09 0.11 エルメンドルフ、引裂、g MD 42 50 52 TD 43 41 46 LLDPE自体だけのフィルムの押出速度16.5m
/分は、フィルムのバブルが不安定になることなく許容
できる最大速度である。表Iはフィルムの性質に何等重
大な犠牲を払うことなく、LLDPE/LDPE配合物
のフィルムの場合、押出速度を12%も増大できること
を示しており、機械方向の伸長を少しでも減少すること
は含まれていない。勿論フィルム巻取り速度は、押出速
度が増大するのと同程度の機械方向の伸長を維持するた
めに増大された。熱収縮性フィルムの速い生産速度にお
いて、本発明によるフィルム配合物を用いる生産工程は
円滑に、即ち、フィルムの引裂きによる機械の停止時間
がなく、LLDPEだけを用いる遅い(しかしLLDP
Eによって最高の)押出速度での工程と同様に円滑に作
動するように見えた。
【0027】本実施例に記載された方法のような本発明
の方法により製造された熱収縮性フィルムは、フィルム
内に密閉された物品をフィルムで収縮包装するために熱
を加える時のバーンスルー(burn-through)抵抗を増大さ
せる目的のために、照射することができる。加熱時の熱
は加熱の時に物品と接触していない部分のフィルムを過
熱し、この過熱がフィルムを熔融して収縮包装中に孔を
形成することがあり、この孔が“バーンスルー”と称さ
れる。この照射は熱収縮性フィルムの製造とは別個の操
作で行うことができ、照射に先立ってフィルムの縁のト
リミング等のようなフィルムの製造から出る総てのスク
ラップを回収すること可能であるから、スクラップは熔
融加工を経て再循環可能である。
【0028】本実施例中で使用されたLLDPE単独で
製造された熱収縮性フィルムは約360°F(182
℃)でバーンスルーを呈した。2メガラドの照射に暴露
した時に、フィルムのバーンスルー温度は395°F
(202℃)に上昇した。本実施例で使用された配合物
の熱収縮性フィルムは、同じ照射及びバーンスルー試験
に暴露した時に390°F(199℃)のバーンスルー
温度を呈し、それにより本発明の方法によって製造され
た熱収縮性フィルムは、照射された時にバーンスルー耐
性において匹敵し得る改善を提供する。
【0029】
【実施例2】米国特許第3,141,912号の連続方法
により、122℃の単一の融点、0.918g/ccの密度
及び1.0g/10分のメルトインデックスを有する、約
9重量%の1−ヘキセンとエチレンとの直鎖状共重合体
を用いて、実施例1で使用されたのと異なる生産ライン
で、熱収縮性フィルムを成形する試みがなされた。各種
の押出温度、再加熱温度、及び二軸的伸長量を試みた
が、安定なバブルを製造することは不可能であった。バ
ブルに現れる厚く且つ薄い肉厚により示されるように、
一般にフィルムは均一に配向しないようであった。エチ
レン/1−ヘキセン共重合体に20重量%の実施例1で
使用されたLDPEを乾式配合し、次いで米国特許第
3,141,912号の連続方法に従って押出した結果、
安定なバブル及び均一な熱収縮性フィルムが容易に形成
された。成功した操作に使用された作業条件は下記のよ
うであった;押出温度は225−230℃であり、速度
は2m/分であり、フィルムの配向温度は105ないし
110℃であり、及びバブル中のフィルムのフープ応力
は11,721kpa(1,700psi)であった。得
られる熱収縮性フィルムの性質を比較できるように、実
施例1のLLDPE共重合体を用いて同じ条件下で作業
を行い、結果を表IIに示す。
【0030】 表II 実施例1の LDPEと配合(80:20)された エチレン/1−オクテン エチレン/1−ヘキセン 共重合体 共重合体 フィルムの厚さ 0.032mm(1.2ミル)0.029mm(1.1ミル) 曇り度、% 1.2 1.5 光沢度 158 154 透明度 82 73 収縮率、%(102℃) MD 20 19 TD 27 30 配合物から製造されたフィルムの性質はエチレン/1−
オクテン共重合体単独で製造されたフィルムの性質と都
合好く同程度である。使用された押出速度は配合物から
製造されたフィルムに対し可能な最高押出速度よりも極
めて小さいものと考えられた。
【0031】実施例1及び2に類似した結果は、本文に
記載されたLLDPE共重合体と配合された少量及び大
量のLDPEを用いて得ることができる。実施例中で使
用された比較的高水準のLDPEは又、LDPEがLL
DPE共重合体よりも安価であるという点で、得られる
フィルムの経済性を提供する。
【0032】本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く、本発明の多数の広範囲の多様な具体化が可能である
から、本発明は添付特許請求の範囲に規定される以外の
特定の具体化に限定されるものではないことを理解すべ
きである。
【0033】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0034】1.共重合体の重量を基準として5ないし
20重量%の、1−ヘキセン及び1−オクテンから成る
部類から選択されたコモノマーとエチレンとの共重合に
よる、0.900ないし0.935g/ccの密度を有する
直鎖状共重合体から、該共重合体をフィルムとして押出
し、得られるフィルムを事前に架橋することなく各方向
に少なくとも3×だけ二軸的な方向に伸長することによ
り、熱収縮性フィルムを製造する連続方法において、得
られる配合物の重量を基準として5ないしないし40重
量%の低密度分枝状ポリエチレンを押出に先立って該共
重合体と配合することを特徴とする改良方法。
【0035】2.コモノマーが1−ヘキセンであり、分
枝状ポリエチレンと直鎖状共重合体との配合の結果得ら
れる改良が、フィルムを引裂くことなく均一な伸長工程
を実施する能力であり、及び5ないし40重量%の該範
囲内に存在する分枝状ポリエチレンの比率がこの改良を
提供するように選択される、上記1に記載の方法。
【0036】3.コモノマーが1−オクテンであり、分
枝状ポリエチレンと直鎖状共重合体との配合の結果得ら
れる改良が、伸長工程の際フィルムの引裂きを増大する
ことなく押出速度を増大する能力であり、及び5ないし
40重量%の該範囲内に存在する分枝状ポリエチレンの
比率がこの改良を提供するように選択される、上記1に
記載の方法。
【0037】4.更に熱収縮性フィルムを照射する上記
1に記載の方法。
【0038】5.配合物の重量を基準として60ないし
95重量%の、0.900ないし0.935g/ccの密度
を有する、共重合体の重量を基準として5ないし20重
量%の1−ヘキセンとエチレンとの直鎖状共重合体と、
配合物の重量を基準として5ないし40重量%の低密度
分枝状ポリエチレンとの配合物の、二軸的に配向した熱
収縮性フィルムであって、該フィルムは架橋を含まず、
及び熱をかけると、配向の方向と逆向きの各方向に少な
くとも10%収縮することが可能であるフィルム。
【0039】6.共重合体の重量を基準として5ないし
20重量%の、1−ヘキセン及び1−オクテンから成る
部類から選択されたコモノマーとエチレンとの共重合に
よる、0.900ないし0.935g/ccの密度を有する
直鎖状共重合体から、該共重合体をチューブ状フィルム
として押出し、該フィルムをフィルムの配向温度以下の
温度に急冷し、該フィルムをその配向温度に再加熱し、
二軸的な方向の各方向に元のフィルムの長さの少なくと
も3×の伸長が得られるように、該フィルムのチューブ
を膨張させてバブルを形成し、及びフィルムの膨張した
チューブを押出速度よりも速い速度で前進させることに
より、該フィルムが配向温度にある間に二軸的に伸長
し、該二軸的な伸長は事前の架橋なしに行われ、及び熱
収縮的性質が保持されるように伸長されたフィルムを冷
却することにより、熱収縮性フィルムを製造する連続方
法において、押出に先立って該共重合体を配合物の重量
を基準として5ないし40重量%範囲内の量の低密度分
枝状ポリエチレンと配合し、該分枝状ポリエチレンは、
該共重合体中のコモノマーが1−オクテンである時には
配向の際に該フィルムの引裂きを起こすことなく押出速
度を増大することを可能とし、又は該共重合体中のコモ
ノマーが1−ヘキセンである時には熱収縮性フィルムが
均一な伸長を以て引裂けることなく製造されることを可
能とするのに効果的な量であることを特徴とする改良方
法。
【0040】7.上記6に記載の方法において、低密度
分枝状ポリエチレンの量が5ないし30重量%であるこ
と。
【0041】8.上記6に記載の方法において、該単量
体が1−ヘキセンである時には低密度分枝状ポリエチレ
ンの量が20ないし35重量%であること。
【0042】9.上記6に記載の方法において、該単量
体が1−オクテンである時には低密度分枝状ポリエチレ
ンの量が15ないし30重量%であること。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 5/18 B29C 55/12 B29C 61/02 C08L 23/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共重合体の重量を基準として5ないし2
    0重量%の1−ヘキセンとエチレンとの共重合による、
    0.900ないし0.935g/ccの密度を有する直鎖状
    共重合体から、該共重合体をフィルムとして押出し、得
    られるフィルムを事前に架橋することなく各方向に少な
    くとも3×だけ二軸的な方向に伸長することにより、熱
    収縮性フィルムを製造する連続方法において、得られる
    配合物の重量を基準として5ないしないし40重量%の
    低密度分枝状ポリエチレンを押出に先立って該共重合体
    と配合することを特徴とする改良方法。
  2. 【請求項2】 配合物の重量を基準として60ないし9
    5重量%の、0.900ないし0.935g/ccの密度を
    有する、共重合体の重量を基準として5ないし20重量
    %の1−ヘキセンとエチレンとの直鎖状共重合体と、配
    合物の重量を基準として5ないし40重量%の低密度分
    枝状ポリエチレンとの配合物の、二軸的に配向した熱収
    縮性フィルムであって、該フィルムは架橋を含まず、及
    び熱をかけると、配向の方向と逆向きの各方向に少なく
    とも10%収縮することが可能であるフィルム。
  3. 【請求項3】 共重合体の重量を基準として5ないし2
    0重量%の1−ヘキセンとエチレンとの共重合による、
    0.900ないし0.935g/ccの密度を有する直線状
    共重合体から、該共重合体をチューブ状フィルムとして
    押出し、該フィルムをフィルムの配向温度以下の温度に
    急冷し、該フィルムをその配向温度に再加熱し、二軸的
    な方向の各方向に元のフィルムの長さの少なくとも3×
    の伸長が得られるように、該フィルムのチューブを膨張
    させてバブルを形成し、及びフィルムの膨張したチュー
    ブを押出速度よりも速い速度で前進させることにより、
    該フィルムが配向温度にある間に二軸的に伸長し、該二
    軸的な伸長は事前の架橋なしに行われ、及び熱収縮的性
    質が保持されるように伸長されたフィルムを冷却するこ
    とにより、熱収縮性フィルムを製造する連続方法におい
    て、押出に先立って該共重合体を配合物の重量を基準と
    して5ないし40重量%範囲内の量の低密度分枝状ポリ
    エチレンと配合し、該分枝状ポリエチレンは該共重合体
    の融点より少なくとも10℃低い融点を有し、該分枝状
    ポリエチレンの量は熱収縮性フィルムが均一な伸長を以
    て引裂けることなく製造されることを可能とするのに効
    果的な量であることを特徴とする改良方法。
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