JP3154383U - 手動利器 - Google Patents

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遠藤 豊
豊 遠藤
遠藤 聡
聡 遠藤
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遠藤 豊
豊 遠藤
遠藤 聡
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Abstract

【課題】握り柄を握る手との引っ掛かり力を高めて、握り柄の保持力を高める手動利器を提供する。【解決手段】握り柄の前方に刃身3を設けた手動利器において、握り柄の表面に外側に突設する点状の小突起6を設ける。小突起6は握り柄の前部から後部にかけて間隔18,19,20,21を介して複数設けられる。断続的に小突起6が設けられる握り柄を握ったA,B,C,D,Eや掌Fが点状に断続状態で引っ掛かることで、引っ掛かり面積を増大せしめて引っ掛かり力を増大せしめることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、包丁などの手動利器に関するものである。
従来、包丁の握り柄に滑り止めを施すものとして、ハンドグリップ側面の前、中、後の三部分に、手指の湾曲度に適合し内側に向かい陥没した凹部をそれぞれ形成し、使用時には親指はちょうど凹部に適合し、中指、薬指、及び小指もハンドグリップの他の凹部にそれぞれ対応し、挟持するものが知られている。(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3074356号公報
しかし、従来技術においては、凹部は比較的大きく形成されるものであるため、凹部への指の引っ掛かりが曖昧になり、握り柄の保持力を高めにくく、したがって、例えば腕力の弱い人では多少使いにくいなどのおそれもあった。
解決しようとする問題点は、握り柄を握る手との引っ掛かり力を高めて、握り柄の保持力を高めるようにすることを目的とする。
請求項1の考案は、握り柄の前方に刃身を設けた手動利器において、前記握り柄の表面に外側に突設する点状の小突起を設けたことを特徴とする手動利器である。
請求項2の考案は、前記小突起は前記握り柄の前部から後部にかけて間隔を介して複数設けられることを特徴とする請求項1記載の手動利器である。
請求項3の考案は、前記手動利器は包丁であり、前記握り柄は前後方向を長手方向とした柱状であって、その縦断面は縦長なほぼ楕円形に形成され、前記小突起は前記握り柄の両側の側面の前部にそれぞれ設けられると共に前記側面の上下方向高さのほぼ中央に配置される第一の小突起と、この第一の小突起のやや後方に第一の間隔を介して前記側面の上下方向高さのほぼ上部及び下部に配置される第二の小突起及び第三の小突起と、前記側面の前記第二の小突起及び前記第三の小突起の後方に第二の間隔を介して設けられ複数の第三の間隔を介して直線状に設けられる突起群とを備え、前記突起群のうち前記側面の前記前部側にある第四の突起と前記側面の前記後部側にある第五の突起とを結ぶ仮想線の前記前部側は前記第一の小突起側を向いていることを特徴とする請求項2記載の手動利器である。
請求項4の考案は、前記握り柄の上面に上向き小突起を設けたことを特徴とする請求項3記載の手動利器である。
請求項5の考案は、前記小突起の幅及び高さを1〜10mmにそれぞれ形成したことを特徴とする請求項4記載の手動利器である。
請求項1の考案によれば、小突起によって手との引っ掛かり面積を増大せしめて引っ掛かり力を増大せしめることができる。
請求項2の考案によれば、握り柄を握った指や掌に沿って引っ掛かりを作り、手の全体に引っ掛かりを作ることができる。
請求項3の考案によれば、第一指を第一乃至三の小突起の間に配置することで、確実に第一指を係止することができると共に、他の指との係止も確保することができる。さらに、右利き、左利きであっても、自由に使用できるのみならず、掌全体を当てて係止できる。
請求項4の考案によれば、握り柄を握ったときの掌を上向き突起に係止して保持力を向上することができる。
請求項5の考案によれば、小突起の幅及び高さを1〜10mmに形成したことで、指や掌との引っ掛かりを確実にすることができる。
本考案の第1実施例を示す正面図である。 同断面図である。 本考案の第2実施例を示す正面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
図1〜2は実施例1を示しており、図1に示すように手動利器である包丁1は、合成樹脂製の握り柄2の前方に鋼製の刃身3が設けられており、前後方向を長手方向とした握り柄2は、手が握りやすいように縦断面がほぼ楕円となって楕円柱状に形成されている。
前記握り柄2の左右の側面4及び上面5において、それぞれ点状の小突起6が外側、上向きに向けて突設している。そして、左右の側面4においては、他方の側面4の正面を図示していないが、一方の側面4の正面と同じように小突起6が配置されている。これら小突起6の断面は図2に示すように基端部6Aが握り柄2側にあり、先端部6Bが外側、上側に向いたほぼ半円球状又は半楕円球状であって、小突起6の幅D及び高さHは1mm乃至10mm程度にそれぞれ形成されている。また、握り柄2の下面7において、長手方向に沿ってほぼ波型の凹部8が複数連続している。
前記側面4に設けられる小突起6は、第一の小突起9、第二の小突起10、第三の小突起11と、小突起群12を形成する第四の小突起13、第五の小突起14及び、第四の小突起13と第五の小突起14との間に設けられる第一の中間の小突起15、第二の中間の小突起16、第三の中間の小突起17によって形成されている。第一の小突起9は握り柄2の側面4の前部2Aに設けられると共に側面4の上下方向高さのほぼ中央に配置される。第二の小突起10及び第三の小突起11は、第一の小突起9のやや後方に第一の間隔18を介して側面4の上下方向高さのほぼ上部及び下部に配置される。側面4の第二の小突起10及び第三の小突起11のそれぞれの後方に第二の間隔19を介して設けられ小突起群12が設けられる。この小突起群12は、第二の間隔19を介して設けられる第四の小突起13とこの第四の小突起13の後方に続く握り柄2の最も後部2Bに配置される第五の小突起14と、これら第四の小突起13と第五の小突起14との間に第三の間隔20をそれぞれ介して設けられる第一の中間の小突起15、この第一の中間の小突起15の後方に配置される第二の中間の小突起16、この第二の中間の小突起16の後方に配置される第三の中間の小突起17とからなる。第四の小突起13、第一の中間の小突起15等からなる小突起群12、第五の小突起14は側面4においてほぼ一直線状に配置されており、この配置を示す仮想線Xの前側は第二の小突起10に向いている。そして、第一の間隔18、第二の間隔19、第三の間隔20は、指のほぼ幅程度となる5乃至20mm程度に形成されている。
握り柄2の上面5にはその後部2Bに5箇所長手方向に沿ってそれぞれ第四の間隔21を介して第一の上向き小突起22、第二の上向き小突起23、第三の上向き小突起24、第四の上向き小突起25、第五の上向き小突起26が設けられている。
次に前記構成について、その作用を説明する。尚、以下の説明では右利きの場合で説明する。食材を切るため包丁1の握り柄2を握ったとき、一点鎖線で示すように第一指Aの指先の腹が左側の側面4にある第一の小突起9、第二の小突起10、第三の小突起11に囲まれた部位に配置される。この配置により第一指Aの指先は前後上下方向に引っ掛かりができることとなる。また、二点鎖線で示すように第二指B、第三指C、第四指D、第五指Eは、それぞれ右側の側面4の第四の小突起13と第一の中間の小突起15との間、第一の中間の小突起15と第二の中間の小突起16との間、第二の中間の小突起16と第三の中間の小突起17との間、第三の中間の小突起17と第五の小突起14との間に配置されることで、第二指B、第三指C、第四指D、第五指Eはそれぞれ第四の小突起13、第一の中間の小突起15、第二の中間の小突起16、第三の中間の小突起17、第五の小突起14により、引っ掛かりができるようになる。
また、握り柄2を握ったときには、一点鎖線に示すように手の掌Fが第一の上向き小突起22、第二上向き小突起、第三の上向き小突起24、第四の上向き小突起25、第五の上向き小突起26にそれぞれ引っ掛かるようになっている。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、握り柄2の前方に刃身3を設けた手動利器において、握り柄2の表面に外側に突設する点状の小突起6を設けたことにより、これら断続的に小突起6が設けられる握り柄2を握ったA,B,C,D,Eや掌Fが点状に断続状態で引っ掛かることで、引っ掛かり面積を増大せしめて引っ掛かり力を増大せしめることができる。
前記実施例では請求項2に対応して、小突起6は握り柄2の前部2Aから後部2Bにかけて間隔18,19,20,21を介して複数設けられることで、握り柄2を握った指A,B,C,D,Eや掌Fに沿って引っ掛かりを作ることで、手の全体に引っ掛かりを作ることができる。
前記実施例では請求項3に対応して、前記手動利器は包丁1であり、握り柄2は前後方向を長手方向とした柱状であって、その縦断面は縦長なほぼ楕円形に形成され、小突起6は握り柄2の両側の側面4の前部2Aにそれぞれ設けられると共に側面4の上下方向高さのほぼ中央に配置される第一の小突起9と、この第一の小突起9のやや後方に第一の間隔18を介して側面4の上下方向高さのほぼ上部及び下部に配置される第二の小突起10及び第三の小突起11とを備えることで、第一指Aの指先の腹を第一の小突起9、第二の小突起10、第三の小突起11の間に配置することで、第一指Aを確実に係止することができる。また、側面4の第二の小突起10及び第三の小突起11のそれぞれの後方に第二の間隔19を介して設けられ複数の第三の間隔20を介して設けられる小突起群12とを備え、小突起群12のうち側面4の前記前部2A側にある第四の小突起13と側面4の後部2B側にある第五の小突起14とを結ぶ仮想線Xの前部2A側は第一の小突起9側を向いていることで、第二指B、第三指C、第四指D、第五指Eを、第四の小突起13と第一の中間の小突起15との間、第一の中間の小突起15と第二の中間の小突起16との間、第二の中間の小突起16と第三の中間の小突起17との間、第三の中間の小突起17と第五の小突起14との間に配置することで、第二指B、第三指C、第四指D、第五指Eを確実に係止することができる。さらに、第一乃至五の小突起9,10,11,13,14及び前記小突起群12は、前記握り柄2の左右の前記側面4にそれぞれ設けられていることで、使用する人が右利き、左利きであっても、自由に使用できるのみならず、右利きの人であっても、左側にある側面4の第一の小突起9等で掌Fを当てて係止できるようなこともできる。
前記実施例では請求項4に対応して、握り柄2の上面5に上向き小突起22,23,24,25,26を設けたことで、握り柄2を握ったときの掌Fを上向き突起22,23,24,25,26に係止でき、掌Fを確実に係止することができる。
前記実施例では請求項5の考案に対応して、小突起6の幅Dや高さHを1〜10mmに形成したことで、指A,B,C,D,Eや掌Fとの引っ掛かりを確実にすることができる。幅Dや高さHが1mmより小さいと、よく引っ掛からずに弱く、また10mmより大きいと引っ掛かりが曖昧になって弱くなる。
図3に示す実施例2は前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例2においては、点状に設けられるそれぞれの小突起6´の断面は、半円球状や半楕円球状ではなく、実施例1と同じような幅を有し側面4の表面に沿って細長となる小判形状のものを断続的に設けて配置したものである。
以上のように本考案にかかる手動利器は、ナイフなど各種の用途に適用できる。
1 包丁
2 握り柄
2A 前部
2B 後部
3 刃身
4 側面
6 小突起
9 第一の小突起
10 第二の小突起
11 第三の小突起
12 小突起群
13 第四の小突起
14 第五の小突起
15 第一の中間の小突起
16 第二の中間の小突起
17 第三の中間の小突起
18 第一の間隔
19 第二の間隔
20 第三の間隔
21 第四の間隔
22,23,24,25,26 上向き小突起
D 幅
H 高さ
X 仮想線

Claims (5)

  1. 握り柄の前方に刃身を設けた手動利器において、前記握り柄の表面に外側に突設する点状の小突起を設けたことを特徴とする手動利器。
  2. 前記小突起は前記握り柄の前部から後部にかけて間隔を介して複数設けられることを特徴とする請求項1記載の手動利器。
  3. 前記手動利器は包丁であり、前記握り柄は前後方向を長手方向とした柱状であって、その縦断面は縦長なほぼ楕円形に形成され、前記小突起は前記握り柄の両側の側面の前部にそれぞれ設けられると共に前記側面の上下方向高さのほぼ中央に配置される第一の小突起と、この第一の小突起のやや後方に第一の間隔を介して前記側面の上下方向高さのほぼ上部及び下部に配置される第二の小突起及び第三の小突起と、前記側面の前記第二の小突起及び前記第三の小突起の後方に第二の間隔を介して設けられ複数の第三の間隔を介して直線状に設けられる突起群とを備え、前記突起群のうち前記側面の前記前部側にある第四の突起と前記側面の前記後部側にある第五の突起とを結ぶ仮想線の前記前部側は前記第一の小突起側を向いていることを特徴とする請求項2記載の手動利器。
  4. 前記握り柄の上面に上向き小突起を設けたことを特徴とする請求項3記載の手動利器。
  5. 前記小突起の幅及び高さを1〜10mmにそれぞれ形成したことを特徴とする請求項4記載の手動利器。
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