JP3154097B2 - ズボンハンガー - Google Patents

ズボンハンガー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上部に設けたフック
部と下部に設けたズボン吊下部を備えるズボンハンガー
に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、ハンガーにズボンを吊下
げる場合、当該ハンガーの下杆部(ズボン吊下部)にズ
ボンの中間部をそのまま掛けて吊下げることも多いが、
この方法はズボンがズレ落ちたり、ズボンを整えた形で
吊下げることが容易でないなどの難点がある。
【0003】このため、従来、ズボンを掛ける下杆部に
ズレ落ちを防止する滑り止めを設けたハンガー(実開平
63−169979号公報,実開平2−92772号公
報等参照)や二本の杆部によりズボンを挟んで吊下げる
ようにしたハンガー(実開昭62−139384号公
報,実開平1−97781号公報等参照)も提案されて
いる。
【0004】しかし、上述した滑り止めを設けたハンガ
ーは、ズボンのズレ落ちをある程度防止できるものの、
ズボンを吊下げた状態では、さらにズボンを整えにくく
なってしまう問題を生ずる。一方、上述したズボンを挟
んで吊下げるハンガーは、ズボンのズレ落ちは確実に防
止できるものの、予めズボンをきちんと整える必要があ
るなど、面倒で手間がかかるとともに、上手に整えない
場合にはズボンにハンガーによる挟み皺が残ってしまう
新たな問題を生ずる。
【0005】本発明はこのような従来技術に存在する課
題を解決したものであり、ズボンのズレ落ちを確実に防
止でき、しかも、手間がかからず容易にズボンを吊下げ
ることができるとともに、加えて挟み皺が残る不具合を
生じないズボンハンガーの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、上部に設けたフック部2と下部に設けたズボン吊下
部3を備えるズボンハンガー1を構成するに際して、フ
ック部2の一端から左方に延設した左上フレーム11
p,フック部2の一端から右方に延設した右上フレーム
11q,左上フレーム11pの先端から下方に延設した
左フレーム12p,右上フレーム11qの先端から下方
に延設した右フレーム12q,左フレーム12pと右フ
レーム12q間に架設した連結フレーム13,左フレー
ム12pの下端から右方に延設した弾性を有する一対の
吊棒部4,5及び右フレーム12qの下端から延設して
吊棒部4,5の一端側を着脱可能に支持する吊棒支持部
6を棒材により一体に製作するとともに、一方の吊棒部
4を左フレーム12pの下端から直接延設し、かつ他方
の吊棒部5を左フレーム12pの下端から吊棒部4に対
して延設した水平な連結棒部14の先端から延設するこ
とにより、吊棒部4,5の一端4s,5sを自由端と
し、かつ他端4t,5tを固定端とし、さらに、一対の
吊棒部4,5の長さを相互に異ならせたことを特徴とす
る。
【0007】この場合、好適な実施の形態により、一対
の吊棒部4,5は、水平方向に一定間隔置きに複数組配
列させて設けることもできる。
【0008】これにより、ズボンをズボンハンガー1に
吊下げるに際しては、吊棒部4,5の一端4s,5s側
を吊棒支持部6から離脱させ、当該吊棒部4と5をズボ
ンにおける右半分と左半分のバンド通し部にそれぞれ挿
通させた後、吊棒部4,5の一端4s,5s側を再度吊
棒支持部6に支持させればよい。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0010】まず、本実施例に係るズボンハンガー1の
構成について、図1及び図2を参照して説明する。
【0011】ズボンハンガー1は、上部に設けたフック
部2と下部に設けたズボン吊下部3を備える。フック部
2は逆U形に湾曲させて形成し、フック部2の一端から
下方にズボン吊下部3を一体に設ける。
【0012】ズボン吊下部3は、フック部2の一端から
左方に延設した左上フレーム11p,フック部2の一端
から右方に延設した右上フレーム11q,左上フレーム
11pの先端から下方に延設した左フレーム12p,右
上フレーム11qの先端から下方に延設した右フレーム
12q,左フレーム12pと右フレーム12q間に架設
した連結フレーム13を一体に有する。
【0013】また、左フレーム12pの下端からは弾性
を有する一対の吊棒部4,5を右方に延設する。この場
合、吊棒部4は左フレーム12pの下端から直接延設す
るとともに、吊棒部5は左フレーム12pの下端から吊
棒部4に対して直角に延設した水平な連結棒部14の先
端から延設する。吊棒部5の長さは吊棒部4よりも長く
して、吊棒部4と5の長さを相互に異ならせる。これに
より、吊棒部4と5は略平行に配され、一端4s,5s
は自由端となり、かつ他端4t,5tは固定端となる。
【0014】他方、右フレーム12qの下端からは吊棒
部4,5の一端4s,5s側を着脱可能に支持する吊棒
支持部6を延設する。この場合、吊棒支持部6は右フレ
ーム12qの下端から水平に延設した吊棒載置部15
と、この吊棒載置部15の先端から上方に延設したスト
ッパ部16からなる。
【0015】このようなズボンハンガー1は、金属製の
棒材を折曲したり接合することにより製作してもよい
し、プラスチック等により一体成形し或いは成形品の組
合により製作してもよい。
【0016】次に、本実施例に係るズボンハンガー1の
使用方法について、図3及び図4を参照して説明する。
【0017】ズボンハンガー1にズボンを吊下げる際
は、まず、図3に示すように、吊棒部4,5の一端4
s,5s側を吊棒支持部6から離脱させ、当該吊棒部4
と5を、当該一端4sと5s側からズボンZにおける右
半分のバンド通し部R…と左半分のバンド通し部R…に
それぞれ挿通させる。この際、吊棒部4と5の長さが異
なるため、吊棒部4と5を交互に挿通させることによ
り、作業の容易化を図ることができる。
【0018】そして、全てのバンド通し部R…に、各吊
棒部4,5を挿通させたなら、図4に示すように、当該
吊棒部4,5の一端4s,5s側を吊棒支持部6に再度
支持させればよい。この場合、バンド通し部Rがズボン
Zの中央に存在しても、図4に示すように連結棒部14
に位置させることができる。
【0019】このように、本実施例に係るズボンハンガ
ー1によれば、ズボンZのバンド通し部R…は各吊棒部
4,5に掛止されるため、ズボンZのズレ落ちを確実に
防止できる。また、予め、ズボンZをきちんと整える必
要はないため、手間がかからず容易に吊下げることがで
きるとともに、従来のような挟み皺が残るなどの不具合
は生じない。
【0020】次に、本発明の変更実施例に係るズボンハ
ンガー1について、図5及び図6を参照して説明する。
【0021】変更実施例に係るズボンハンガー1は、一
対の吊棒部4,5を、水平方向に一定間隔置きに複数組
配列させたものである。2は逆U形に湾曲させて形成し
たフック部であり、このフック部2の一端から下方にズ
ボン吊下部3を一体に設ける。このズボン吊下部3は、
フック部2の一端から四方に延設した左後フレーム20
a,左前フレーム20b,右後フレーム20c及び右前
フレーム20dを有するとともに、左後フレーム20a
と左前フレーム20bの先端間に水平な左連結フレーム
21pを、また、右後フレーム20cと右前フレーム2
0dの先端間に水平な右連結フレーム21qを有する。
なお、必要により各フレーム間には補強フレームを適宜
架設してもよい。
【0022】さらに、左連結フレーム21pには一定間
隔置きに三本の支持フレーム22a,22b,22cを
下方に突設するとともに、右連結フレーム21qには一
定間隔置きに三本の支持フレーム23a,23b,23
cを下方に突設する。そして、各支持フレーム22a,
22b,22cの下端からはそれぞれ一対の吊棒部4,
5…を右方に延設するとともに、各支持フレーム23
a,23b,23cの下端からは各吊棒部4,5…の一
端4s,5s…側を着脱可能に支持する吊棒支持部6…
をそれぞれ延設する。この場合、全ての吊棒部4,5…
は、水平方向に一定間隔置きに配列させることが望まし
い。
【0023】各吊棒部4,5…と各吊棒支持部6…は、
図1に示した実施例と同様に構成できる。したがって、
図5及び図6において、図1及び図2と同一部分には同
一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳
細な説明は省略する。なお、変更実施例においては、吊
棒支持部6における載置部15を山形に折曲形成し、各
吊棒部4,5…の一端4s,5s…側が各吊棒支持部6
…の定位置に支持されるようにした。
【0024】変更実施例に係るズボンハンガー1は、三
本(一般的には複数本)のズボンを同時に吊下げること
ができる。また、ズボンの吊下げに使用しない場合に
は、各吊棒部4,5…の上に畳んだタオルやハンカチ等
を載せる棚として利用できるとともに、靴下やタオル等
を多数掛けることにより日干しを行う洗濯用のハンガー
などとしても利用できるため、多機能性及び多様性を高
めることができる。
【0025】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,素材,数量等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除すること
ができる。
【0026】
【発明の効果】このように、本発明に係るズボンハンガ
ーは、フック部の一端から左方に延設した左上フレー
ム,フック部の一端から右方に延設した右上フレーム,
左上フレームの先端から下方に延設した左フレーム,右
上フレームの先端から下方に延設した右フレーム,左フ
レームと右フレーム間に架設した連結フレーム,左フレ
ームの下端から右方に延設した弾性を有する一対の吊棒
部及び右フレームの下端から延設して吊棒部の一端側を
着脱可能に支持する吊棒支持部を棒材により一体に製作
するとともに、一方の吊棒部を左フレームの下端から直
接延設し、かつ他方の吊棒部を左フレームの下端から吊
棒部に対して延設した水平な連結棒部の先端から延設す
ることにより、吊棒部の一端を自由端とし、かつ他端を
固定端とし、さらに、一対の吊棒部の長さを相互に異な
らせたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0027】 ズボンのバンド通し部は各吊棒部に掛
止されるため、ズボンのズレ落ちを確実に防止できる。
【0028】 予め、ズボンをきちんと整える必要は
ないため、手間がかからず容易に吊下げることができる
とともに、従来のような挟み皺が残るなどの不具合を回
避できる。
【0029】 一対の吊棒部の長さを相互に異ならせ
たため、各吊棒部をズボンのバンド通し部に容易に挿通
させることができる。
【0030】 好適な実施の形態により、一対の吊棒
部を水平方向に一定間隔置きに複数組配列させて設けれ
ば、多機能性及び多様性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るズボンハンガーの斜視
図、
【図2】同ズボンハンガーの右側面図、
【図3】同ズボンハンガーの使用説明図、
【図4】同ズボンハンガーにズボンを吊下げた状態を示
す一部断面平面図、
【図5】本発明の変更実施例に係るズボンハンガーの斜
視図、
【図6】同ズボンハンガーの右側面図、
【符号の説明】
1 ズボンハンガー 2 フック部 3 ズボン吊下部 4 吊棒部 4s 吊棒部の一端 4t 吊棒部の他端 5 吊棒部 5s 吊棒部の一端 5t 吊棒部の他端 6 吊棒支持部 11p 左上フレーム 11q 右上フレーム 12p 左フレーム 12q 右フレーム 13 連結フレーム 14 連結棒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 25/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に設けたフック部と下部に設けたズ
    ボン吊下部を備えるズボンハンガーにおいて、フック部
    の一端から左方に延設した左上フレーム,フック部の一
    端から右方に延設した右上フレーム,左上フレームの先
    端から下方に延設した左フレーム,右上フレームの先端
    から下方に延設した右フレーム,左フレームと右フレー
    ム間に架設した連結フレーム,左フレームの下端から右
    方に延設した弾性を有する一対の吊棒部及び右フレーム
    の下端から延設して吊棒部の一端側を着脱可能に支持す
    る吊棒支持部を棒材により一体に製作するとともに、一
    方の吊棒部を左フレームの下端から直接延設し、かつ他
    方の吊棒部を左フレームの下端から吊棒部に対して延設
    した水平な連結棒部の先端から延設することにより、吊
    棒部の一端を自由端とし、かつ他端を固定端とし、さら
    に、一対の吊棒部の長さを相互に異ならせたことを特徴
    とするズボンハンガー。
  2. 【請求項2】 前記一対の吊棒部は水平方向に一定間隔
    置きに複数組配列させて設けることを特徴とする請求項
    1記載のズボンハンガー。
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