JP3153789U - 歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】特にブラシと歯面との接触面積を増やすことにより、洗浄効果を高めた歯ブラシを提供する。【解決手段】収容溝12が形成されるヘッド部10と、前記ヘッド部10における収容溝12に設置される固定凸縁と、該固定凸縁に密接状態で植設される複数の毛22とを具備するブラシ部20とを備え、前記複数の毛22の先端を磨き面23として、歯ブラシを構成する。【選択図】図1
Description
本考案は、特にブラシと歯面との接触面積を増やした歯ブラシに関するものである。
近年においては益々、衛生に対する関心が高まってきており、特に口腔のクリーニングは毎日行うものであることから、より洗浄効果に優れた歯ブラシが求められている。
図4に示すように、従来の歯ブラシは、植毛面(91)が形成されるヘッド部(90)を有し、該植毛面(91)に複数の植毛穴(92)が形成されると共に、該各植毛穴(92)に複数本の毛(93)を束ねてなる、歯垢を取り除くための毛束が植設される。
図4に示すように、従来の歯ブラシは、植毛面(91)が形成されるヘッド部(90)を有し、該植毛面(91)に複数の植毛穴(92)が形成されると共に、該各植毛穴(92)に複数本の毛(93)を束ねてなる、歯垢を取り除くための毛束が植設される。
しかしながら、前記従来の歯ブラシにおいては、複数の毛束が所定間隔をおいてヘッド部(90)の植毛面(91)に植設されるので、2つの毛束の間に隙間が存在する。このように従来の構成によれば、前記毛(93)と歯面との接触面積が少ないことから、歯垢を十分に且つ効率よく除去することができないといった問題があった。
そこで、案出されたのが本考案であって、ブラシと歯面との接触面積を増やすことにより、洗浄効果を高めた歯ブラシを提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、収容溝(12)が形成されるヘッド部(10)と、
前記ヘッド部(10)における収容溝(12)に設置される固定凸縁(21)と、該固定凸縁(21)に密接状態で植設される複数の毛(22)とを具備するブラシ部(20)とを備え、
前記複数の毛(22)の先端により磨き面(23)が構成されることを特徴とする歯ブラシ、を提供する。
前記ヘッド部(10)における収容溝(12)に設置される固定凸縁(21)と、該固定凸縁(21)に密接状態で植設される複数の毛(22)とを具備するブラシ部(20)とを備え、
前記複数の毛(22)の先端により磨き面(23)が構成されることを特徴とする歯ブラシ、を提供する。
本願の請求項2の考案は、前記収容溝(12)の壁面上部から内部方向へ向かって固定部(13)が延設されることを特徴する請求項1に記載の歯ブラシ、を提供する。
本願の請求項3の考案は、前記磨き面(23)は、側面から見ると、歯を磨き易い形状に形成されていることを特徴する請求項1又は2に記載の歯ブラシ、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、毛を密接状態で植設することにより、磨き面における毛の密度を高めたことから、本考案の歯ブラシを用いて歯磨きをするときに、ブラシと歯面や歯間との接触面積が多くなるので、歯面と歯間の歯垢を十分に取り除くことができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係る歯ブラシの斜視図であり、図2は本考案に係る歯ブラシの分解斜視図であり、図3は本考案に係る歯ブラシの断面図である。
図1及び図2に示すように、本考案に係る歯ブラシは、ヘッド部(10)と、ブラシ部(20)とを備える構成であり、その内、該ヘッド部(10)には、収容溝(12)が形成され、該収容溝(12)の壁面上部から内部方向へ向かって固定部(13)が延設される。
前記ブラシ部(20)は、固定凸縁(21)と、歯と接触することにより歯垢を除去するための複数の毛(22)とを具備し、その内、該固定凸縁(21)は、前記ヘッド部(10)における収容溝(12)に固設されると共に、該固定凸縁(21)に複数の毛(22)が密接状態で植設される。
また、図3に示すように、本実施例によれば、複数の毛(22)の先端により磨き面(23)が構成され、更に、歯面と歯間に確実に当てるために、該磨き面(23)は、側面から見て弧形に形成される。尚、磨き面(23)は、歯を磨き易い形状であれば、如何なる形状であっても構わない。
前記ブラシ部(20)は、固定凸縁(21)と、歯と接触することにより歯垢を除去するための複数の毛(22)とを具備し、その内、該固定凸縁(21)は、前記ヘッド部(10)における収容溝(12)に固設されると共に、該固定凸縁(21)に複数の毛(22)が密接状態で植設される。
また、図3に示すように、本実施例によれば、複数の毛(22)の先端により磨き面(23)が構成され、更に、歯面と歯間に確実に当てるために、該磨き面(23)は、側面から見て弧形に形成される。尚、磨き面(23)は、歯を磨き易い形状であれば、如何なる形状であっても構わない。
上記の構成によれば、本考案では、歯ブラシを使用する時に、毛(22)とヘッド部(10)との間に生じるせん断応力を収容溝(12)に設置される固定凸縁(21)により吸収し且つ緩和すると共に、該収容溝(12)の上部に形成される固定部(13)により固定凸縁(21)を収容溝(12)内に強固に固定させることができるので、該毛(22)の固定凸縁(21)からの脱落を防止することができる。
本考案は上記の構成を有することから、毛を密接状態で植設することにより、磨き面における毛の密度をより高めたことから、ヘッド部を口腔内に入れ、ブラシを歯に当てて移動させたとき、ブラシと歯面や歯間との接触面積が多くなり、ヘッド部を移動させる間にブラシが歯面及び歯間に頻繁に接触するので、歯垢を十分に且つ効率よく除去することができる。
10 ヘッド部
12 収容溝
13 固定部
20 ブラシ部
21 固定凸縁
22 毛
23 磨き面
90 ヘッド部
91 植毛面
92 植毛穴
93 毛
12 収容溝
13 固定部
20 ブラシ部
21 固定凸縁
22 毛
23 磨き面
90 ヘッド部
91 植毛面
92 植毛穴
93 毛
Claims (3)
- 収容溝(12)が形成されるヘッド部(10)と、
前記ヘッド部(10)における収容溝(12)に設置される固定凸縁(21)と、該固定凸縁(21)に密接状態で植設される複数の毛(22)とを具備するブラシ部(20)とを備え、
前記複数の毛(22)の先端により磨き面(23)が構成されることを特徴とする歯ブラシ。 - 前記収容溝(12)の壁面上部から内部方向へ向かって固定部(13)が延設されることを特徴する請求項1に記載の歯ブラシ。
- 前記磨き面(23)は、側面から見ると、歯を磨き易い形状に形成されていることを特徴する請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004745U JP3153789U (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004745U JP3153789U (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3153789U true JP3153789U (ja) | 2009-09-17 |
Family
ID=54857991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009004745U Expired - Fee Related JP3153789U (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3153789U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018157885A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡用の洗浄ブラシ |
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2009
- 2009-07-08 JP JP2009004745U patent/JP3153789U/ja not_active Expired - Fee Related
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