JP3153770B2 - 墓前用灯籠 - Google Patents

墓前用灯籠

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JP3153770B2
JP3153770B2 JP20323096A JP20323096A JP3153770B2 JP 3153770 B2 JP3153770 B2 JP 3153770B2 JP 20323096 A JP20323096 A JP 20323096A JP 20323096 A JP20323096 A JP 20323096A JP 3153770 B2 JP3153770 B2 JP 3153770B2
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好一 中谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、墓場における墓又
は室内の仏壇等の前側に配置され、ロウソクを立ててこ
のロウソクの火を灯すための墓前用灯籠に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、墓場における墓又は室内の仏壇
等の前には、お盆時等にロウソクを立ててこのロウソク
の火を灯して故人の冥福を祈るためのロウソク立てが配
置されている。この従来のロウソク立ては、基台の上に
透明な筒状体を嵌め込み、基台の中央部に立設された芯
材にロウソクを立てて、このロウソクに火を灯すように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ロウソク立てにおいては、筒状体を基台に嵌め込んだま
まで、ロウソクに火をつけるときに、短いロウソクに火
をつけるには、筒状体があるためにこの筒状体の内部に
上側から火を奥深く入れて火をつけなくてはならないた
めに、この作業が行い難く、この火がともすると手につ
いて熱かったり、最悪の場合には火傷を負う場合がある
という問題があった。また、短いロウソクに火をつける
ときに、筒状体を基台から取り外してから火をつけるこ
ともできるが、この場合、墓場に風が吹いているときに
は、火が消えやすくロウソクに火をつけ難いという問題
があった。しかも、従来のロウソク立ては、基台に筒状
体を嵌め込んだだけのものであるので、装飾性に乏し
く、外観上見栄えが良くないという問題があった。
【0004】更に、従来のロウソク立ては、筒状体の上
部が開口されているために、雨が降ってくると、この雨
によってロウソクの火が消えてしまうという問題があっ
た。本発明の課題は、上記従来の問題を解消することに
あり、構造が簡単であり、更に、ロウソク立てに立てら
れたロウソクに火をつけやすく、ロウソクに火をつけた
後には風によってロウソクの火が消えることがなく、し
かも雨の侵入を防ぐことができて雨によってもロウソク
の火が消えることがなく、かつ装飾性に優れ外観上見栄
えのよい墓前用灯籠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台と、前記
基台の後側に上向きに立設された背面板と、前記基台の
上面略中央部に配置されたロウソク立てと、少なくとも
1つ以上の覗き窓を有し、前記基台に対して前側に起倒
可能に設けられ、起立時に前記背面板とで前記ロウソク
立てを取り囲む前面板と、起立状態の前記前面板、前記
基台および前記背面板で取り囲まれた空間を上方より覆
う屋根板と、前記前面板を起立方向に付勢する板バネと
を備えたことを特徴とする墓前用灯籠に係る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る墓前用灯籠の
一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図
1は実施の形態の墓前用灯籠における前面板を起立した
ときの斜視図、図2は実施の形態の墓前用灯籠における
前面板を前側に倒したときの斜視図、図3は実施の形態
の墓前用灯籠における前面板を起立したときの中央縦端
面図、図4は実施の形態の墓前用灯籠における前面板を
前側に倒したときの中央縦端面図である。
【0007】この実施の形態の墓前用灯籠1は、平面視
略半円弧状であって、裏面内部にゴム板2aが嵌め入れ
られた基台2と、基台2の後側に上向きに立設され、上
端部が円弧段形状の装飾部3aを有し、左右両端が内側
に折曲された折曲片3bが形成された背面板3と、基台
2の上面略中央部に配置されたロウソク立て4と、基台
2上の前側に起倒可能に配設され、起立時にロウソク立
て4を取り囲み、逆向き三面鏡形状であって、各面に覗
き窓5aをそれぞれ設けた前面板5と、背面板3の上端
近傍箇所に取着され、平面視略台形状であって、背面側
から前側にむけて斜め下向きに傾斜して前面板5の上部
を覆う屋根板6とを備えている。そして、前面板5の覗
き窓5aの内側にはガラス板7が後述する係爪部材8に
よって取着されている。また、前面板5は、基台2に対
して基台2の上面に配設された板バネ9とこの板バネ9
の先端下面に取着された蝶番10によって起倒可能に取
着され、更に、起立時に板バネ9の蝶番10に対する押
圧力で前面板5が起立方向へ付勢されて前倒れを阻止し
た構造となっている。
【0008】ロウソク立て4は、板バネ9の上面に配置
され、このロウソク立て4と板バネ9とは芯材11の下
部のボルト部11aの螺入によって基台2の上面に取着
されている。ロウソク立て4は皿状に形成され、このロ
ウソク立て4の中央部に螺入された芯材11の下端部
に、ロウソク漏防止用のパッキン12が嵌められ、更
に、芯材11を取り囲むようにして、芯材11に立てら
れるロウソク(図示略)を保持してロウソクの倒れを防
止するためのスプリング13が配設されている。
【0009】ガラス板7を前面板5の覗き窓5aの内側
に取着する係止部材8は、その基部板部8aが前面板5
の裏面に上下端部近傍面に沿うようにして前面板に取付
けられ、基部板部8aからガラス板7の背面まで延設さ
れた係爪部8bでガラス板7を押さえるようにしてガラ
ス板7が前面板5の裏面に取着されている。前面板5の
左右両端は、更に内側に向けて折曲形成されて背面板3
の前面隣接位置まで延設されている。尚、背面板3の前
面は鏡面仕上げされているのが好ましい。
【0010】上記のように構成された本実施の形態の墓
前用灯籠1は、図2,図4に示すように、前面板5を前
側に倒してロウソク立て4が露出した状態で、その芯材
11にロウソクを立てて、このロウソクに火をつけた
後、図1,図3に示すように、前面板5を起立させて墓
の前部に置いたり、仏壇の前に置いたりして使用され
る。尚、背面板3の裏面に両面貼着テープを貼着して、
この両面貼着テープを墓の前面や仏壇の前面に貼着する
ことによって、墓前用灯籠1を固定設置することもで
き、あるいは、基台2の台部裏面内部にが嵌め入れられ
たゴム板2aの下面に、両面貼着テープを貼着して、こ
の両面貼着テープを墓の前部の上面や仏壇の前部の上面
に貼着することによって、墓前用灯籠1を固定設置する
こともできる。
【0011】この実施の形態の墓前用灯籠1によれば、
前面板5を前側に倒すことによってロウソク立て4を露
出することができて、その芯材11にロウソクを立てる
ことができるので、ロウソクを立てやすく、また、この
とき、背面板3が風避けになるので、風の吹いている場
所でも、ロウソクに火が消えることなく火を容易につけ
ることができる。ロウソクを立てた後には、前面板5を
起立させて前部を覆うので、風が吹いていてもロウソク
の火が消えることがない。また、この前面板5は、板バ
ネ9の先端下面に取着された蝶番10によって起倒可能
に取着され、更に、起立時に板バネ9の蝶番10に対す
る押圧力で前面板5が起立方向へ付勢されて前倒れを阻
止した構造となっているので、風等によって前面板5が
不用意に前側に倒れることを防止できる。
【0012】更に、前面板5が起立したとき、図1およ
び図3に示すように、起立状態の前面板5、基台2およ
び背面板3とでロウソク立て4を取り囲むように空間が
形成され、この空間内にロウソク立て4が位置すること
になる。しかも、この空間は屋根板6で上方より覆われ
ており、雨等の水分がこの空間内に侵入することがない
ので、雨等の水分によってロウソクの火が消えることを
防止できる。しかも、ロウソク立て4内の芯材11の下
端部にはパッキン12が嵌められているので、燃え落ち
たロウソクが外部に漏れることを防げる。更に、ロウソ
ク立て4内の芯材11の周りには、立てられたロウソク
を保持するスプリング13が配設されているので、ロウ
ソク立て4に立てられたロウソクが倒れることを防げ
る。しかも、背面板3の前面が鏡面仕上げされている
と、この鏡面でロウソクの火が反射され、前方をより明
るく照らすことができ、更に、鏡面による乱反射によっ
て複数のロウソクが立っているように見えるので見た目
にも美しい利点がある。尚、上記実施の形態では、前面
板5が逆向き三面鏡形状のものについて説明したが、こ
れに限らず、平面視円形や平面視多角形のものも適用で
きる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の墓前用灯
籠によれば、前面板を前側に倒すことによってロウソク
立てを露出することができて、ロウソク立てにロウソク
を立てることができるので、ロウソクを立てやすく、ま
た、このとき、背面板が風避けになるので、風の吹いて
いる場所でも、ロウソクの火が消えることがなく火を容
易につけることができる。ロウソクを立てた後には、前
面板を起立させて前部を覆うので、風が吹いていてもロ
ウソクの火が消えることがない。また、板バネが前面板
を起立方向に付勢して前面板の前倒れを阻止しているの
で、風等によって前面板が不用意に前側に倒れるのを防
止することができる。
【0014】更に、起立状態の前面板、基台および背面
板とでロウソク立て4を取り囲むように形成された空間
を上方より覆う屋根板によって、雨等の水分が内部、つ
まり上記空間内に侵入することがないので、雨等の水分
によってロウソクの火が消えることも防止できる。しか
も、全体が装飾性に優れて外観上見栄えが良い。また、
背面板の前面が鏡面仕上げされている場合は、この鏡面
でロウソクの火が反射され、前方をより明るく照らすこ
とができ、更に、鏡面による乱反射によって複数のロウ
ソクが立っているように見えるので見た目に美しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る墓前用灯籠の一実施の形態におけ
る前面板を起立したときの斜視図である。
【図2】実施の形態の墓前用灯籠における前面板を前側
に倒したときの斜視図である。
【図3】実施の形態の墓前用灯籠における前面板を起立
したときの中央縦端面図である。
【図4】実施の形態の墓前用灯籠における前面板を前側
に倒したときの中央縦端面図である。
【符号の説明】
1 墓前用灯籠 2 基台 3 背面板 4 ロウソク立て 5 前面板 5a 覗き窓 6 屋根板 7 ガラス板 9 板バネ 10 蝶番
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 13/00 A47G 33/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 前記基台の後側に上向きに立設された背面板と、 前記基台の上面略中央部に配置されたロウソク立てと、少なくとも1つ以上の覗き窓を有し、前記基台に対して
    前側に起倒可能に設けられ、起立時に前記背面板とで前
    記ロウソク立てを取り囲む前面板と、 起立状態の前記前面板、前記基台および前記背面板で取
    り囲まれた空間を上方より覆う屋根板と、 前記前面板を起立方向に付勢する板バネとを備えた こと
    を特徴とする墓前用灯籠。
  2. 【請求項2】 前記背面板の前面が鏡面仕上げされてい
    る請求項1に記載の墓前用灯籠。
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