JP3153760B2 - 人工芝生用パイル糸 - Google Patents
人工芝生用パイル糸Info
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- JP3153760B2 JP3153760B2 JP05468096A JP5468096A JP3153760B2 JP 3153760 B2 JP3153760 B2 JP 3153760B2 JP 05468096 A JP05468096 A JP 05468096A JP 5468096 A JP5468096 A JP 5468096A JP 3153760 B2 JP3153760 B2 JP 3153760B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工芝生用パイル
糸に関し、さらに詳しくは、風合いが良好で、艶消し効
果に優れ、かつ高強力、耐へたり性を備えた合成繊維製
の人工芝生用パイル糸に関する。
糸に関し、さらに詳しくは、風合いが良好で、艶消し効
果に優れ、かつ高強力、耐へたり性を備えた合成繊維製
の人工芝生用パイル糸に関する。
【０００２】
【従来技術】人工芝生は、ナイロン、ポリエステル、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂繊維か
らなるパイル糸を基布に植設して裏打ち加工を施したも
のであり、天然芝生に比べてシーズン性がなく、手入れ
が簡単などの理由でスポーツ施設や、公園等の緑化、あ
るいは各種展示用の装飾用途などに広く使用されてい
る。この人工芝生用パイル糸としては、一般に天然芝生
の形態に似せるために偏平糸が用いられるが、単なる偏
平糸では合成樹脂特有の光沢があるために天然芝生の緑
色の色調や風合いとは微妙に異なるなどの欠点があり、
また、偏平糸が層状に積層されて植設されるためにパイ
ル糸が踏み倒された場合に、表面のパイル糸のみが摩耗
や衝撃を受け、内面のパイル糸は倒伏したままで荷重を
受けて急角度の変形を継続して受けるために耐へたり性
に欠け、耐摩耗性や強力に劣るなどの問題点があった。
また、柔軟性を付与し、踏み心地の感触を改良するため
にパイル糸の繊度を下げると、耐久性や弾力性を損ない
繊維はフィブリル化するなどの問題点があり、一方、パ
イル糸の繊度を上げると、耐久性や弾力性は向上するが
剛直となり、これらの特性をすべて満足させるパイル素
材または構成はいまだ見いだされていない。
リプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂繊維か
らなるパイル糸を基布に植設して裏打ち加工を施したも
のであり、天然芝生に比べてシーズン性がなく、手入れ
が簡単などの理由でスポーツ施設や、公園等の緑化、あ
るいは各種展示用の装飾用途などに広く使用されてい
る。この人工芝生用パイル糸としては、一般に天然芝生
の形態に似せるために偏平糸が用いられるが、単なる偏
平糸では合成樹脂特有の光沢があるために天然芝生の緑
色の色調や風合いとは微妙に異なるなどの欠点があり、
また、偏平糸が層状に積層されて植設されるためにパイ
ル糸が踏み倒された場合に、表面のパイル糸のみが摩耗
や衝撃を受け、内面のパイル糸は倒伏したままで荷重を
受けて急角度の変形を継続して受けるために耐へたり性
に欠け、耐摩耗性や強力に劣るなどの問題点があった。
また、柔軟性を付与し、踏み心地の感触を改良するため
にパイル糸の繊度を下げると、耐久性や弾力性を損ない
繊維はフィブリル化するなどの問題点があり、一方、パ
イル糸の繊度を上げると、耐久性や弾力性は向上するが
剛直となり、これらの特性をすべて満足させるパイル素
材または構成はいまだ見いだされていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、艶消
し効果を有して外観に優れ、風合い等の触感が良好で、
かつ高強力、耐へたり性等の機械的特性を備えた合成繊
維製の人工芝生用パイル糸を提供することである。
し効果を有して外観に優れ、風合い等の触感が良好で、
かつ高強力、耐へたり性等の機械的特性を備えた合成繊
維製の人工芝生用パイル糸を提供することである。
【０００４】
【課題を解決する手段】本発明は、合成繊維からなる特
定の形状を有する複数種類のパイル糸を特定の混用方法
で混植することにより、前記の課題を解決し本願発明を
完成するに至ったものである。
定の形状を有する複数種類のパイル糸を特定の混用方法
で混植することにより、前記の課題を解決し本願発明を
完成するに至ったものである。
【０００５】本発明は、（Ａ）パイル糸の断面形状の平
均巾をａ、平均厚さをｂとするとき、５≦ａ／ｂ≦３０
であり、表裏面に凹凸を有する連糸形状モノフィラメン
トである繊度５００〜５０００drの糸条と、（Ｂ）パイ
ル糸の断面形状の最高巾をａ’、最高厚さをｂ’とする
とき、１≦ａ’／ｂ’≦５であり、繊度１０００〜１０
０００drの糸条とを混植してなり、（Ｂ）／（Ａ）の繊
度比が２〜２０の範囲で混用され、（Ｂ）の混用率が４
０〜６０重量％であることを特徴とする合成繊維製の人
工芝生用パイル糸である。
均巾をａ、平均厚さをｂとするとき、５≦ａ／ｂ≦３０
であり、表裏面に凹凸を有する連糸形状モノフィラメン
トである繊度５００〜５０００drの糸条と、（Ｂ）パイ
ル糸の断面形状の最高巾をａ’、最高厚さをｂ’とする
とき、１≦ａ’／ｂ’≦５であり、繊度１０００〜１０
０００drの糸条とを混植してなり、（Ｂ）／（Ａ）の繊
度比が２〜２０の範囲で混用され、（Ｂ）の混用率が４
０〜６０重量％であることを特徴とする合成繊維製の人
工芝生用パイル糸である。
【０００６】
（Ａ）パイル糸の形状は、断面形状が非円形の偏平糸で
あって、図１に示すように、偏平形状の平均巾をａ、平
均厚さをｂとするとき、５≦ａ／ｂ≦３０、好ましくは
１０≦ａ／ｂ≦２０である。通常、ａは０.２〜５ｍ
ｍ、ｂは０.０２〜０.１５ｍｍの範囲で使用される。断
面形状の外周は直線部分がほとんどなく、曲線より構成
されていることが好ましい。表裏面の凹凸は、凹部の深
さが好ましくは０.０１〜０.０５ｍｍ、より好ましくは
０.０２〜０.０４ｍｍである。
あって、図１に示すように、偏平形状の平均巾をａ、平
均厚さをｂとするとき、５≦ａ／ｂ≦３０、好ましくは
１０≦ａ／ｂ≦２０である。通常、ａは０.２〜５ｍ
ｍ、ｂは０.０２〜０.１５ｍｍの範囲で使用される。断
面形状の外周は直線部分がほとんどなく、曲線より構成
されていることが好ましい。表裏面の凹凸は、凹部の深
さが好ましくは０.０１〜０.０５ｍｍ、より好ましくは
０.０２〜０.０４ｍｍである。
【０００７】（Ａ）パイル糸の表裏面に凹凸を形成する
方法としては、偏平糸の表裏面にエンボス加工を施す方
法、偏平糸の表裏面に溝状または穴を有する冷却ローラ
等により凹凸を形成する方法、偏平糸の表裏面に擦過傷
を付与する方法、パイル糸の溶融押出時にメルトフラク
チュアー等の現象を利用して表裏面に突起を形成する方
法、樹脂に発泡剤を含有せしめて溶融時に発泡させて表
裏面に凹凸を形成する方法、溶融押出され冷却固化後も
凹凸断面を形成する特定の異型断面形状ダイスを用いる
方法等があるが、本発明においては、規則的な凹凸を付
与された表裏面形状や延伸性、成形性の点で連糸形状モ
ノフィラメント押出ダイスを用いる方法が最も好まし
い。
方法としては、偏平糸の表裏面にエンボス加工を施す方
法、偏平糸の表裏面に溝状または穴を有する冷却ローラ
等により凹凸を形成する方法、偏平糸の表裏面に擦過傷
を付与する方法、パイル糸の溶融押出時にメルトフラク
チュアー等の現象を利用して表裏面に突起を形成する方
法、樹脂に発泡剤を含有せしめて溶融時に発泡させて表
裏面に凹凸を形成する方法、溶融押出され冷却固化後も
凹凸断面を形成する特定の異型断面形状ダイスを用いる
方法等があるが、本発明においては、規則的な凹凸を付
与された表裏面形状や延伸性、成形性の点で連糸形状モ
ノフィラメント押出ダイスを用いる方法が最も好まし
い。
【０００８】連糸形状モノフィラメントを製造する方法
としては、円形孔のノズル口径が０.５〜１.５ｍｍで５
〜３０連糸構造を有するダイスを用いて溶融押出した紡
出物を冷却し、単糸繊度が１０００〜２０００drのモノ
フィラメントをで連糸形状を保持したまま延伸倍率５〜
１０倍に延伸し、総繊度が５００〜５０００drの連糸形
状モノフィラメントを形成する方法が挙げられる。
としては、円形孔のノズル口径が０.５〜１.５ｍｍで５
〜３０連糸構造を有するダイスを用いて溶融押出した紡
出物を冷却し、単糸繊度が１０００〜２０００drのモノ
フィラメントをで連糸形状を保持したまま延伸倍率５〜
１０倍に延伸し、総繊度が５００〜５０００drの連糸形
状モノフィラメントを形成する方法が挙げられる。
【０００９】次に、（Ｂ）パイル糸の形状は、断面形状
が非円形の偏平糸であって、図２に示すように、偏平形
状の最高巾をａ’、最高厚さをｂ’とするとき、１≦
ａ’／ｂ’≦５、好ましくは１≦ａ’／ｂ’≦２であ
る。通常、ａは０.２〜２ｍｍ、ｂは０.２〜０.４ｍｍ
の範囲で使用される。断面形状は、長方形型、楕円型等
（図２(II)に示す。）でもよいが、ダンベル型、Ｈ型等
（図２(I)に示す。）の異形断面形状であっても差し支
えない。これらの内では、軽量であって、かつ弾力性に
すぐれ、倒伏防止効果にすぐれたＨ型偏平糸が最も好ま
しい。
が非円形の偏平糸であって、図２に示すように、偏平形
状の最高巾をａ’、最高厚さをｂ’とするとき、１≦
ａ’／ｂ’≦５、好ましくは１≦ａ’／ｂ’≦２であ
る。通常、ａは０.２〜２ｍｍ、ｂは０.２〜０.４ｍｍ
の範囲で使用される。断面形状は、長方形型、楕円型等
（図２(II)に示す。）でもよいが、ダンベル型、Ｈ型等
（図２(I)に示す。）の異形断面形状であっても差し支
えない。これらの内では、軽量であって、かつ弾力性に
すぐれ、倒伏防止効果にすぐれたＨ型偏平糸が最も好ま
しい。
【００１０】Ｈ型偏平糸を製造する方法としては、Ｈ形
状のノズル口を有するダイスを用いて溶融押出した紡出
物を冷却し、単糸繊度が２００〜５００drのモノフィラ
メントを延伸倍率５〜１０倍に延伸し、総繊度が１００
０〜１００００drのＨ型偏平糸を形成する方法が挙げら
れる。
状のノズル口を有するダイスを用いて溶融押出した紡出
物を冷却し、単糸繊度が２００〜５００drのモノフィラ
メントを延伸倍率５〜１０倍に延伸し、総繊度が１００
０〜１００００drのＨ型偏平糸を形成する方法が挙げら
れる。
【００１１】上記形状のノズルから紡出された偏平糸の
形状は、溶融樹脂が固化するまでに表面張力のために表
面積が最小に近ずくので、ノズル形状に近似しているが
必ずしも完全なＨ型でない形状をとる場合もある。
形状は、溶融樹脂が固化するまでに表面張力のために表
面積が最小に近ずくので、ノズル形状に近似しているが
必ずしも完全なＨ型でない形状をとる場合もある。
【００１２】パイル糸の繊度は用途により異なるが、
（Ａ）パイル糸の繊度は５００〜５０００drの範囲から
選択され、（Ｂ）パイル糸の繊度は１０００〜１０００
０drの範囲から選択される。（Ａ）、（Ｂ）パイル糸を
選択する場合に、（Ｂ）／（Ａ）の繊度比が２〜２０の
範囲で混用されることが肝要である。（Ｂ）／（Ａ）の
繊度比が２未満では、（Ａ）、（Ｂ）パイル糸の太さが
近接し、弾力性、耐へたり性を担う（Ｂ）パイル糸の特
性が十分発揮できず、（Ｂ）／（Ａ）の繊度比が２０を
超えると、（Ａ）、（Ｂ）パイル糸の太さが開離し、風
合いや艶消し効果をもたらす（Ａ）パイル糸の特性が十
分発揮できない。
（Ａ）パイル糸の繊度は５００〜５０００drの範囲から
選択され、（Ｂ）パイル糸の繊度は１０００〜１０００
０drの範囲から選択される。（Ａ）、（Ｂ）パイル糸を
選択する場合に、（Ｂ）／（Ａ）の繊度比が２〜２０の
範囲で混用されることが肝要である。（Ｂ）／（Ａ）の
繊度比が２未満では、（Ａ）、（Ｂ）パイル糸の太さが
近接し、弾力性、耐へたり性を担う（Ｂ）パイル糸の特
性が十分発揮できず、（Ｂ）／（Ａ）の繊度比が２０を
超えると、（Ａ）、（Ｂ）パイル糸の太さが開離し、風
合いや艶消し効果をもたらす（Ａ）パイル糸の特性が十
分発揮できない。
【００１３】（Ｂ）パイル糸の混用率は４０〜６０重量
％である。
％である。
【００１４】本発明の合成繊維とは、特に原材料樹脂が
限定されるものではなく、ナイロン、ポリエステル、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等が挙げられる。こ
れらは（Ａ）パイル糸、（Ｂ）パイル糸いずれに用いて
も差し支えないし、単独または２種以上混合して使用し
ても差し支えない。ナイロンおよびポリエステルは、弾
性回復力、耐摩耗性等には優れるが、柔軟性に劣りやや
硬い感触があり、ポリプロピレンおよびポリ塩化ビニリ
デンは、柔軟性があり天然芝生に似た風合いは有してい
るが、耐候性、強力等に劣るなどの欠点を有している。
本発明においては、より偏平糸である（Ａ）パイル糸と
して、弾性回復力、耐摩耗性等に優れるナイロンまたは
ポリエステルを使用し、偏平度の少ない（Ｂ）パイル糸
として、柔軟性があり天然芝生に似た風合いを有するポ
リプロピレンまたはポリ塩化ビニリデンを使用するのが
好ましい。
限定されるものではなく、ナイロン、ポリエステル、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等が挙げられる。こ
れらは（Ａ）パイル糸、（Ｂ）パイル糸いずれに用いて
も差し支えないし、単独または２種以上混合して使用し
ても差し支えない。ナイロンおよびポリエステルは、弾
性回復力、耐摩耗性等には優れるが、柔軟性に劣りやや
硬い感触があり、ポリプロピレンおよびポリ塩化ビニリ
デンは、柔軟性があり天然芝生に似た風合いは有してい
るが、耐候性、強力等に劣るなどの欠点を有している。
本発明においては、より偏平糸である（Ａ）パイル糸と
して、弾性回復力、耐摩耗性等に優れるナイロンまたは
ポリエステルを使用し、偏平度の少ない（Ｂ）パイル糸
として、柔軟性があり天然芝生に似た風合いを有するポ
リプロピレンまたはポリ塩化ビニリデンを使用するのが
好ましい。
【００１５】本発明の合成樹脂には、本発明の主旨を逸
脱しない範囲において、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化
防止剤、滑剤、艶消し剤、難燃剤、帯電防止剤、無機充
填剤、架橋剤、発泡剤、着色剤等の添加剤を配合しても
よい。
脱しない範囲において、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化
防止剤、滑剤、艶消し剤、難燃剤、帯電防止剤、無機充
填剤、架橋剤、発泡剤、着色剤等の添加剤を配合しても
よい。
【００１６】
（Ａ）パイル糸 市販のナイロン６（東レ（株）製：Ｃ
Ｍ１０４６ーＸ０４）を、口径１.２ｍｍの円形孔を有
する２０連糸形状のノズルを用いて溶融押出し、単糸繊
度４００drの紡出物を得た。この２０連糸形状を保った
まま１５０度の熱板上で８倍に延伸し、２０連糸繊度１
０００drのパイル糸を得た。 （Ｂ）パイル糸 ポリプロピレン（MFR=2.0g/10min.、
密度=0.90g/cm3）を、ａ’＝３ｍｍ、ｂ’＝２ｍｍのＨ
型ノズルを用いて溶融押出し、単糸繊度３２０００drの
紡出物を得た。これを１３０度の熱板上で８倍に延伸
し、繊度４０００drのパイル糸を得た。上記ナイロン６
製（Ａ）パイル糸５０重量％と、ポリプロピレン製
（Ｂ）パイル糸５０重量％を均等に混在し、、基布上
に、１６ｍｍゲージ、１０ｍｍステッチ、１株当たりの
合糸本数は１０本／株、パイル長さ３０ｍｍで混植し、
パイル密度１８６万本／ｍ2、パイル目付け５２０ｇ／
ｍ2の人工芝生を得た。こうして得られた人工芝生は、
柔軟な風合いと艶消し効果のある天然芝生に似た外観を
有し、弾力性のある踏み心地および耐へたり性を備えた
ものであった。
Ｍ１０４６ーＸ０４）を、口径１.２ｍｍの円形孔を有
する２０連糸形状のノズルを用いて溶融押出し、単糸繊
度４００drの紡出物を得た。この２０連糸形状を保った
まま１５０度の熱板上で８倍に延伸し、２０連糸繊度１
０００drのパイル糸を得た。 （Ｂ）パイル糸 ポリプロピレン（MFR=2.0g/10min.、
密度=0.90g/cm3）を、ａ’＝３ｍｍ、ｂ’＝２ｍｍのＨ
型ノズルを用いて溶融押出し、単糸繊度３２０００drの
紡出物を得た。これを１３０度の熱板上で８倍に延伸
し、繊度４０００drのパイル糸を得た。上記ナイロン６
製（Ａ）パイル糸５０重量％と、ポリプロピレン製
（Ｂ）パイル糸５０重量％を均等に混在し、、基布上
に、１６ｍｍゲージ、１０ｍｍステッチ、１株当たりの
合糸本数は１０本／株、パイル長さ３０ｍｍで混植し、
パイル密度１８６万本／ｍ2、パイル目付け５２０ｇ／
ｍ2の人工芝生を得た。こうして得られた人工芝生は、
柔軟な風合いと艶消し効果のある天然芝生に似た外観を
有し、弾力性のある踏み心地および耐へたり性を備えた
ものであった。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、表裏面に凹凸を有する連糸形
状モノフィラメントからなる偏平形状糸と、偏平度の少
ない特定の形状を有する偏平糸を特定の混用割合で混植
することにより、艶消し効果、風合いに優れ、かつ高強
力、耐へたり性を備えた合成繊維製人工芝生用パイル糸
が得られた。該人工芝生用パイル糸は、野球場、ゴルフ
場、サッカー場、テニスコート等の運動競技施設、公園
や庭園の緑化、また各種建築物のテラスやベランダ、或
いは展示用の装飾用途などに使用される人工芝生用パイ
ル糸として広く用いられる。
状モノフィラメントからなる偏平形状糸と、偏平度の少
ない特定の形状を有する偏平糸を特定の混用割合で混植
することにより、艶消し効果、風合いに優れ、かつ高強
力、耐へたり性を備えた合成繊維製人工芝生用パイル糸
が得られた。該人工芝生用パイル糸は、野球場、ゴルフ
場、サッカー場、テニスコート等の運動競技施設、公園
や庭園の緑化、また各種建築物のテラスやベランダ、或
いは展示用の装飾用途などに使用される人工芝生用パイ
ル糸として広く用いられる。
【図１】（Ａ）パイル糸の拡大断面図である。
【図２】（Ｂ）パイル糸の拡大断面図である。
ａ （Ａ）パイル糸の平均巾 ｂ （Ａ）パイル糸の平均厚 ａ’（Ｂ）パイル糸の最高巾 ｂ’（Ｂ）パイル糸の最高厚
Claims (1)
- 【請求項１】 （Ａ）パイル糸の断面形状の平均巾を
ａ、平均厚さをｂとするとき、５≦ａ／ｂ≦３０であ
り、表裏面に凹凸を有する連糸形状モノフィラメントで
ある繊度５００〜５０００drの糸条と、（Ｂ）パイル糸
の断面形状の最高巾をａ’、最高厚さをｂ’とすると
き、１≦ａ’／ｂ’≦５であり、繊度１０００〜１００
００drの糸条とを混植してなり、（Ｂ）／（Ａ）の繊度
比が２〜２０の範囲で混用され、（Ｂ）の混用率が４０
〜６０重量％であることを特徴とする合成繊維製の人工
芝生用パイル糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05468096A JP3153760B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 人工芝生用パイル糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05468096A JP3153760B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 人工芝生用パイル糸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242012A JPH09242012A (ja) | 1997-09-16 |
| JP3153760B2 true JP3153760B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=12977513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05468096A Expired - Fee Related JP3153760B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 人工芝生用パイル糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3153760B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1028224C2 (nl) * | 2005-02-08 | 2006-08-09 | Ten Cate Thiolon Bv | Kunststofvezel van het monofilament-type voor toepassing in een kunstgrassportveld alsmede een kunstgrasmat geschikt voor sportvelden voorzien van dergelijke kunststofvezels. |
| DE602006013124D1 (de) * | 2006-08-18 | 2010-05-06 | Mondo Spa | Garn für Kunstrasen, Düse und Verfahren zu seiner Herstellung, Benützung und Kunstrasen die diese Garn enthalten |
| NL1035682C2 (nl) * | 2008-07-10 | 2010-01-12 | Desseaux H Tapijtfab | Kunstgrasveld. |
| JP6505381B2 (ja) * | 2014-06-12 | 2019-04-24 | 萩原工業株式会社 | 人工芝パイル用原糸及びそれを用いた人工芝 |
| JP6772552B2 (ja) * | 2016-05-25 | 2020-10-21 | 住友ゴム工業株式会社 | 人工芝 |
| CN107313120B (zh) * | 2017-06-30 | 2023-08-01 | 广州傲胜人造草股份有限公司 | 一种人造草丝制造装置 |
| CN111455775A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-07-28 | 新沂市森达装饰材料有限公司 | 一种y型加密人工草丝及其制作方法 |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP05468096A patent/JP3153760B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09242012A (ja) | 1997-09-16 |
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