JP3153533B2 - 水素浸透測定装置及び方法 - Google Patents
水素浸透測定装置及び方法Info
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Description
に石油プロセス流れが入っているパイプライン及び容器
の壁への水素原子浸透を現場又は作業場で測定すること
に関する。
応、酸化及び還元を含む。炭素鋼の腐食の場合、鋼のマ
トリックスを破壊する酸化反応は以下のようにして表す
ことができる。 Fe0 → Fe2+ + 2e- (I)
還元反応は水素原子の形成である。 H+ + e- → H (II)
I)によって作られる水素原子は素早く反応して水素分
子を作り、大部分がプロセス雰囲気と混合されて分解ガ
スとして通過する。 2H0 → H2(g) (III)
子を作る結合反応は、水素イオンの水素原子への還元と
実質的に同時に起こる。しかしながら、化学雰囲気によ
っては、水素原子を水素分子にする結合反応が阻害さ
れ、それによって鋼の表面又はその非常に近くにおい
て、水素原子の濃度が比較的高く又は個々の水素原子の
寿命が比較的長くなる。この現象を起こす石油産業で一
般的な化学雰囲気は、硫化水素ガスがppm以上の濃度
で存在する雰囲気である。プロセス流れ中のシアニド及
び砒素の存在も、このタイプの水素腐食現象を発生させ
ることが知られている。
素が存在することは、潜在的に破壊をもたらす腐食、一
般的に水素損傷と呼ばれる現象に関する腐食を起こす可
能性がある。水素損傷は、影響を受ける鋼に水素原子が
浸透することによって起こる。非常に可溶性で移動しや
すく、また鋼のマトリックスを通って拡散する水素原子
が結合する場合に、水素分子が鋼の空隙に捕らえられる
ことがある。水素分子が鋼の空隙に捕らえられると、時
間と共に圧力が高まってブリスター及びクラックをもた
らす。そのような水素が誘発するクラック発生は、パイ
プライン又は容器の破損を最終的にもたらすことがあ
る。
の数を増加させ、従って、水素損傷の可能性を増加させ
る。測定の妥当性は、酸性の性質の石油製造設備におい
て(すなわち、硫化水素ガスが存在する場合に)、水素
浸透速度及び水素損傷を制御する役割を持ち、産業界に
おける最も重要な関心事のうちの1つである。
に、様々な制御手段が使用されてきた。水素損傷に対し
て耐性がある又はこれを免れる鋼合金が開発されてき
た。これらの合金は非常に高価であり、且つ全ての用途
とって費用に対して効果的な解というわけではない。原
油を追加の処理工程にかけることによって、水素損傷の
触媒となる硫化水素の濃度を低下させること又はこの硫
化水素を除去することも可能である。石油産業ではいわ
ゆるスイートニング処理が多くの場所で使用されるが、
これは、費用に対して常に効果的な選択肢というわけで
はない。第3の手段は、プロセス流れ中に非常に低い濃
度で化学抑制剤を導入することである。水素原子による
損傷は鋼のマトリックス内部で起こる現象なので、化学
抑制剤及びスイートニング処理は、水素ガスの形成を制
御する間接的な手段を提供する。
も、選択した制御方法の効果を評価するために利用でき
る手段が限定されているので、フィールドエンジニアに
とってこの問題は非常に大きなものである。
素原子の量を測定するために、いくつかの技術が長年に
わたって開発されてきた。これらの技術のそれぞれには
制限があり、これらが、石油及び石油化学プロセス産業
に存在する屋外の条件での有益性及び/又は精度を損な
わせている。
ローブが開発されてきた。これらは、処理設備に挿入し
て、水素分子がもたらす圧力の増加を測定することによ
って、水素原子浸透速度を測定することができる。この
タイプのプローブの典型的な例は、Rohrback
Cosascoが製造するModel 6400水素プ
ローブである。このプローブは、処理設備の材料で作ら
れた密封室からなっており、これは、2インチのアクセ
スフィッティングを通してプロセス流れに挿入する。外
部圧力測定器又は変換器は、プローブに浸透した水素原
子が内側表面に達してプローブ室内において結合して水
素分子を形成するときの、密封プローブ内の圧力の日毎
の増加を測定する。このタイプの装置の主な欠点は、屋
外でのプロセス環境において、水素原子の浸透によって
起こる水素分子圧増加の測定の、ノイズに対する信号の
比率が低いことであり、これは、水素原子の流束が約6
×1012水素原子/秒/cm2 以下であるという事実に
起因する。典型的な水素プローブ、例えばCosasc
o6400は約42cm2 の有効プローブ表面積及び約
20cm3 の最小内部体積を持つ。このことは、これら
の条件下においてこのタイプのプローブで測定される圧
力増加が、0.3psi/日(2.0685kPa/
日)未満であることを意味し、これは、ほとんどの圧力
測定器又は変換器の検出限界以下である。更に考慮され
ることは、温度変化による密封容器内部圧力の変化であ
る。温度が10℃変化すると、観察される圧力変化は約
0.5psi(3.4475kPa)となる。1週間未
満の期間では、これらのレベルで系の信頼可能なプロセ
ス情報を得ることは不可能である。
学測定装置は、監視する容器の外側に取り付けるように
設計する。それらの操作方法は、内側から鋼の中に入る
水素原子は最終的に、それらを測定することができる外
側の壁に達する経路を発見すると考えることによる。こ
れらはいくつかの制限を受ける。
受ける可能性がある場合(そうであると考えなければな
らず、さもなければそれを監視する必要はないであろ
う)、鋼のマトリックスに入る水素原子のある部分は、
水素損傷を導く水素原子として捕らえられたままにな
る。このように水素ガスが捕らえられることは、プロセ
ス容器の外側表面に達する水素原子を減らし、結果とし
て比較的小さく再現性のない信号がパッチプローブから
得られる。
は、プロセス容器壁の外側表面に現れてすぐに水素原子
を酸化することである。従って、酸化はプロセス容器の
鋼の壁の表面で起こさせる。第1に、この環境における
鋼の表面からの水素原子の酸化効率はたったの20%で
あることが示されている。初めから信号は小さいので、
80%の信号の損失は大きな被害である。第2に、鋼自
身の酸化によって起こるバックグランド電流は、水素原
子の酸化で測定される信号の大きさ(6×10 12原子/
秒/cm2 程度)よりも大きい。従って、ノイズに対す
る信号の比はかなり小さい。パッチプローブの導入によ
っては、プロセス容器の外側表面を加工し、そして、そ
の表面にパラジウムをメッキすることを含む。これは、
水素原子の酸化効率を100%近くまで増加させ、且つ
鋼の酸化に起因するバックグランド電流をなくすことに
よって、測定値を改良する可能性を持つ。しかしなが
ら、パッチプローブとパラジウムをコーティングを適用
するためにプロセス容器の外側表面を加工することをい
とわないフィールドエンジニアは多くはない。パッチプ
ローブの最後の問題は、プロセス容器壁と接触する0.
1〜0.2Nの水酸化ナトリウム化学雰囲気によっても
たらされることがあるかせい脆性の可能性である。
方法は、気密性シールをプロセス容器の外側表面の全体
に備え付け、そしてプロセス容器表面において水素原子
が結合して水素分子になることによる圧力の増加を時間
に対して測定する方法である。この方法は、上述の現場
用水素プローブと同様のものであるが、プロセス容器に
とって邪魔にならない。石油産業において非常に広く使
用されているものは、Beta Foilという商標名
で販売されている。この方法は邪魔にならない測定の利
点を提案しているが、現場用水素プローブとして使用す
る場合にはいくらかの制限があり(温度に対する大きい
影響を含む)、また良く制御された装置でのように、水
素浸透速度が小さいときに効果的であるということは見
出されていない。加えて、これらの装置を導入して監視
するのには多くの費用がかかる。
ポンプ、カソード保護装置、及び電気的な信号を作るこ
とがある他の電気設備によってもたらされるプロセス流
れの電気ノイズ信号によって好ましくない影響を受ける
ことがある。ここで、多くの場合、前記電気ノイズ信号
は、測定する水素原子浸透からの信号以上の大きさのも
のである。
囲圧力及び周囲温度又はその付近で、試験セルにおいて
実験室規模の測定をする方法及び装置を開示している。
開示されたこの方法及び装置は、圧力が3000psi
(20.685MPa)程度の大きさであることがあ
り、また圧力が300°F/150℃に達する実際のプ
ロセス流れ及び容器の、現場での評価のための能力が欠
けている。従って、この方法及び装置は、現場の屋外で
の用途には使用できない。
能性は、鋼のマトリックス中に拡散する水素原子の量に
直接比例するので、鋼のプロセス容器及びパイプライン
に拡散する水素原子の定量的な測定のための方法及び装
置は、水素損傷の存在と速度、及びその制御のために行
われる方法を評価する有益な道具を提供する。
は、現場での測定のための方法及び装置を提供すること
であって、この測定は、プロセス供給流れが入っている
容器及びパイプラインへの水素原子浸透速度の信頼でき
る指標を提供する。
る現場での腐食速度測定のための方法及び装置を提供す
ることである。
水素原子透過測定方法を提供することであって、これは
プロセス雰囲気から電気的に絶縁されている。
での圧力と300°F(148.9℃)までの温度、又
はそれら以上の屋外での条件において、そのような現場
での測定を行うことも本発明の目的である。
準2インチアクセスフィッティングと共に採用すること
ができる水素透過検出プローブを提供することであり、
また更に、表面へのマウント及び/又はプロセス流れへ
のプローブの挿入を必要とするパイプライン及び容器で
使用するための様々な長さのプローブを提供することで
ある。
学処理設備で一般的な屋外条件において、漏れに対する
設備の保護及び安全確保を高いレベルで行うプローブを
提供することである。
作が本質的に安全であり且つ潜在的な火災の可能性を示
さないプローブ及び方法を提供することである。
を達成する方法及び手段を提供することであり、これ
は、長期間にわたって水素原子浸透のデータを取得及び
記憶し、そしてその後の処理及び解析のために、離れた
箇所の汎用コンピューターのメモリーに、そのような記
憶されたデータをダウンロード及び伝達することを含
む。ここで、前記記憶の例としては、磁気記憶媒体又は
RAM(ランダムアクセスメモリ)デバイスに記憶させ
ることがある。
は本発明の装置及び方法で達成され、これは、リアルタ
イムでデータを得るために屋外施設で使用するプローブ
を提供し、このデータから水素原子浸透速度が決定でき
ることによる。このプローブは、平板状の水素損傷耐性
金属試験標本電極を有し、この試験標本電極には、プロ
セス流れと接触する第1の面があり、また水素原子はこ
の試験標本にトラップされずに通過することができる。
この試験標本電極の反対の面又は第2の面であって、好
ましくはパラジウムでメッキされている面は、密封液溜
めに保持される電解液、例えば水酸化ナトリウム(Na
OH)と接触している。第2の対電極は、電解質液溜め
の試験標本電極に近接して配置されており、また、これ
らの電極の間に電圧を印加する。水素原子が試験標本電
極に浸透した後で、パラジウム表面に達すると、水素原
子は正に帯電したこの表面と、これらの電極間を流れる
電流によってイオン化される。好ましい態様では、外側
の埋め込みマイクロ制御装置が、これらの電極に電気的
に接続されている。この結合されている埋め込みマイク
ロ制御装置が、電流を監視及び測定する。埋め込みマイ
クロ制御装置からのデータは、デジタル形式で記憶さ
せ、適当な電子回路によって、パイプライン又は容器の
単位表面積当たりを移動する原子の数を示す定量的なデ
ータに変換される。
ある鋼の薄く平らなシートから作り、それによって水素
原子が通過して鋼のマトリックス内に補らえられること
がないようにする。好ましい態様では、この試験標本の
厚さは約0.010〜約0.050インチ(0.254
〜1.27mm)であり、好ましい厚さは0.032イ
ンチ(0.8128mm)である。この試験標本に好ま
しい金属は、A106シームレス炭素鋼パイプであり、
パイプ壁厚さの最小で10%を、パイプの内壁と外壁の
両方から加工して取り除く。
は、水素原子酸化効果を最大化、すなわち水素原子の水
素イオンH+ への酸化を最大化して、バックグランド電
流を最小化するために、パラジウム原子を、例えばメッ
キによってコーティングする。H+ イオンはNaOHイ
オンと反応して水を形成する。パラジウム金属コーティ
ングは、パラジウムでコーティングされていない試験標
本と比較して発生する信号をかなり増加させるので、パ
ラジウムは好ましい。パラジウムコーティングは可能な
限り薄い分子層として適用することができ、約1万分の
1(0.0001)インチ(約2.54μm)の厚さは
満足に機能することが見出されている。
電流の測定値を最大化し、また全ての腐食効果をさけ
る。
の重量の変化を測定することができるように重量を測定
する。ここでは、試験露出の間の総腐食速度、及び任意
の所定の時間の瞬間浸透速度を計算することができる。
試験標本電極の調製に関する更なる詳細と細目、及びこ
の二重測定能力の重要性と有益性は、米国特許第540
5513号明細書で説明されており、この明細書の記載
はここで参照してその全文を本明細書の記載に含める。
いる液溜めはプローブアセンブリーの一部を形成し、浸
透試験標本と流体を介して連絡している。試験サンプル
に浸透した水素原子は、セルの電気化学条件によって水
素イオンに酸化する。その後、液溜めの水酸化ナトリウ
ムは、水素イオンを中和する。水素浸透速度は、水素原
子の電気化学酸化でもたらされる電流によって測定す
る。腐食試験サンプルとそれに結合した電極から得られ
るデータに基づく腐食速度は、標準の方法によって決定
される。
いて流体を通さない取り付けを可能にする産業標準のア
クセスデバイスと共に使用するように作る。このプロー
ブアセンブリーは、非伝導性の物質で絶縁されており、
バックグランドの電気的な影響、又はノイズを最小化す
る。
されている添付の図を参照する。図1は、本発明のプロ
ーブアセンブリー10の1つの態様を示しており、これ
は液溜めキャビティー14を備えたプローブ本体12を
有している。末端のクランプ16は凹部18を有してお
り、この形状はこれと一直線にされている液溜め14の
横断面に一般に対応している。クランプ16は、非常に
薄い電極30のための保護カバーを形成する。クランプ
16の周囲の複数の流体通路20は、プロセス流体が凹
部18を通って流れることを可能にする。プローブ本体
12とクランプ16は、耐腐食性物質、例えばステンレ
ス鋼及びハステロイ(Hastalloy) C276
で作って、かなり腐食性の環境におけるそれらの寿命を
長くすることが好ましい。あるいは、プローブの液溜め
本体と他の構造部材は、化学プロセスの分野で知られる
エンジニアリングプラスチック及び硬質ポリマー組成物
で作ってもよい。
32に入るO−リング34によって、流体を通さないよ
うにシールして液溜め14の開口した末端に配置する。
電極30はクランプ16によってこの位置で保持され、
このクランプ16は、例えばその周囲の複数の耐腐食性
のネジ状固定具22によって、プローブ本体12に固定
される。当業者に明らかなように、このクランプは他の
手段によって、例えばクランプをこの本体にねじ付ける
ように雄ねじと雌ねじをこれらの部品の周囲に提供する
ことによって本体に固定することができる。
傷を受ける可能性があるということが理解される。従っ
て、クランプ16は、被検体電極30を液溜めと適合さ
せて流体を通さないように保持することに加えて、この
電極30をプロセス流れと接触させる前、接触の間、及
び接触の後で、この電極30が損傷を受けることから保
護する。
10を標準の直径2インチアクセス装置と共に使用する
ように形成する場合に、試験標本電極30は直径が約1
インチ(2.54cm)であり、約0.0001インチ
(2.54μm)の厚さでメッキされたパラジウムコー
ティングを含んで、厚さが約0.032インチ(0.8
128mm)である。
試験標本電極30に近接して液溜め14内に配置されて
おり、この電極のパラジウムでコーティングされた面は
電解溶液50と接触している。対電極40は、好ましく
は白金で作られており、且つ伝導体42を有する。この
伝導体42は、非伝導性の関係にあるプローブ本体12
のオリフィス44を通る。対電極伝導体42は、電解溶
液と反応しない非伝導性の絶縁成層(bedding)
シーラント、例えばエポキシ樹脂によって位置を固定す
ることが便利である。
るために、伝導体46を、例えばオリフィス48の位置
にはんだ付けすることによって、本体12に接続するこ
とができる。
ば、パイプライン又は容器の壁55の流体を通さないア
クセス装置フィッティング60にプローブアセンブリー
10を通すことによって、プローブアセンブリー10を
プロセス流体と接触させて配置することができる。適当
なデバイスは、Rohrback−Cosascoによ
って販売されており、これは以下で説明する。
ないようにして確実に絶縁材70と組み合わせ、パイプ
ライン及び全ての他の漂遊電流の供給源からプローブを
電気的に絶縁する。絶縁材70は、対電極及び試験標本
電極からの伝導体42及び46が通過する中央のオリフ
ィスを有する注入成形部品又は機械加工部品の形で、任
意の様々な商業的に入手できる非伝導性エンジニアリン
グプラスチック、例えばTorlon(商標)から作る
ことが便利である。
してこの延長管をシール52に組み合わせる。好ましい
態様では、シール52は高圧電気フィードスルー(fe
edthrough)を有して、安全性の更なる測定を
提供し、且つ電気装置に関する全ての火災の危険性を最
小化する。延長管51は任意の所望の長さでよく、ま
た、その長さは、パイプ又は容器の壁の内面に関するプ
ローブアセンブリー10の末端15の所望の位置によっ
て決定されることが理解されるであろう。このプローブ
は異なる長さの部品に取り付けることができ、それによ
って、容器の壁と同一平面にして取り付けること又はプ
ロセス流れ内に任意の所望の長さで延ばすことができ
る。
存している。例えば、パイプの内部を週に3回こすり掃
除する石油分野のパイプラインでは、プローブはパイプ
ラインの内側表面を越えてのびることができず、さもな
ければ磨き用具によって破壊されてしまう。この用途で
は、同一平面に又は表面への取り付けが必要とされる。
パイプラインのアクセスフィッティング(access
fitting)にプローブ10を挿入し、このパイ
プラインに定期的に検査用具を通す場合に同じことが考
慮される。この用途においても、プローブはパイプの壁
の内側表面にほぼ同一表面にして取り付けなければなら
ない。
しい他の取り付け及び用途では、1/2インチステンレ
ス鋼パイプの、例えば24インチ(60.96cm)
の、比較的長い部品を、Torlon(商標)絶縁材と
プローブ延長部分との間に、延長部分として配置するこ
とができる。当業者に明らかなように、全ての部品の寸
法は釣り合いがとれているものである。
は、取り付けの前又は後で外部の物体に試験標本が直接
接触するのを妨げるカバーを具備している。この保護カ
バーは、プロセス流体が試験標本電極30の外側表面に
接触することを可能にする流路を具備している。
流れに露出させる。工業標準の2インチアクセスフィッ
ティングと共に使用するように適応させる好ましい態様
では、プローブクランプ16は直径が1.89cm/
0.744インチのオリフィスを有している。ここで、
このオリフィスは試験標本の表面と直接接触しており、
また約2.8cm2 (0.435in 2 )の露出表面積
を与える。プローブクランプ16の流体通路又は流路2
0は、プロセス流れが試験標本電極30の表面を直接横
切って流れることを可能にする。
入手でき工業的に広く使用されている複数の装置のうち
の任意のものから選択することができる。石油工業で一
般に受け入れられている1つのそのような装置は、CO
SASCO(商標)という商標名で、カルフォルニア州
Santa Fe SpringsのRohrback
Cosasco Systems社が販売するもので
ある。図2に示されるように、この装置又はこれと同様
な装置は、溶接部56によってパイプ又は容器の壁55
の外側に永続的に固定されている。アクセス装置60
は、圧力指示計62と圧力解放バルブ64、及び導電体
42と46の電気的な接続の流体を通さない通路を提供
する耐圧電気接続部66も具備している。
マイクロプロセッサー80に電気的に接続されており、
この埋め込みマイクロプロセッサー80はソリッドステ
ートメモリーデバイスを備えている適当にプログラムさ
れたマイクロプロセッサーと制御装置である。ソーラー
パワー供給源90への電気的な接続を作る。ソーラーパ
ワー電源は、電流を発生させるプロセス環境への電気的
な接続か必要なく、且つ本発明の小さい強度の測定を妨
げないので好ましい。あるいは、電力は従来の電源、例
えば幹線(main)、又はソーラーパワーコレクター
(solar−powered collectror
s)によって充電された電池を経由させて供給すること
もできる。後者の電源は、電力供給を便利に利用できな
い地理的な遠隔地に設備が存在する屋外条件で、効果的
に、また費用に対して効果的に使用できる。
の試薬用水酸化ナトリウムの0.10規定(0.10
N)溶液で液溜め14を満たし、また、容器又はパイプ
ラインの壁55に予め設置されたアクセスフィッティン
グ60においてプローブアセンブリー10の位置を固定
する。屋外条件においては、約30〜45日毎に液溜め
に試薬を補給する必要がある。点滴器、ピペット、又は
同様な分配装置を使用して、液溜めを満たす。
試験標本電極30の表面の非常に近くで固定電位を維持
して、水素原子の瞬間的な酸化を行い、また酸化の間に
放出される電子とそれに対応する電流を正確に測定し
て、RAMデバイスにデジタルの形式でデータを記憶さ
せ、そしてRAMデバイスから、例えば標準のRS−2
32フォーマットで、データの処理及び記憶手段100
によって指示されたときに、記憶されたデータをダウン
ロードするようにする。
が、プロセス環境に露出して水素浸透試験を受けるよう
に調節する。
び/又は所望の浸透速度と腐食速度の情報を処理して表
示するように適切にプログラムされた汎用コンピュータ
に送られる。データは定期的又は連続的に集められ、局
地的に記憶させて、その後、中央の記憶及び処理設備に
送られる。
部分は3つのプリント回路基板を有しており、これら
は、電力供給基板、水素浸透プローブマイクロプロセッ
サー基板、及び水素浸透アナログ制御基板として設計さ
れている。個々の電子部品は、それらの電気的な特性
と、屋外の場所でもたらされることがある高い使用温度
に耐える能力とで選択する。電子機器ハウジング容器は
環境から閉ざされており、電子機器部品を保護する。装
置には、110VのAC主電源、又はバッテリー若しく
はソーラーパワーによって電力を供給することができ
る。
て様々なタイプの損傷をもたらすことがある。ここで、
この損傷には、延性及び強度の低下、水素ブリスター及
び水素誘発クラックが含まれる。本発明の方法及び装置
を使用して、これらの水素損傷プロセスの全ての影響を
評価及び予想するためのデータを収集することができ
る。
ンブリーの1つの態様の側面断面図である。
ーブアセンブリーの部分側面図である。
態様を説明する概略図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 3000psi(20.685MPa)
までの圧力及び300°F(148.89℃)までの温
度の操作条件下において、プロセス流れから炭素鋼への
水素原子の浸透を現場で測定する装置であって、以下の
(a)〜(g)を具備している水素原子浸透測定装置。 (a)パラジウムのコーティングを有する内側表面と前
記プロセス流れに接触する外側表面とを有する耐水素損
傷鋼合金の平板部材を有し、且つ正に帯電した試験標本
電極、 (b)流体を通さない電解液溜めであって、前記試験標
本電極のパラジウムコーティングと接触する塩基性電解
液が入っている電解液溜め、 (c)前記試験標本電極に近接して前記電解液溜め内に
配置され且つ負に帯電して、前記電解液中の電荷を検知
する対電極、ここで、前記電解液溜め、前記試験標本電
極、及びこの対電極はプローブアセンブリーを構成して
いる、 (d)前記プローブアセンブリーの電極間において固定
電位を維持する電圧装置、 (e)前記プローブアセンブリーが前記プロセス流れと
接触するように支持して位置を固定し、またこのプロー
ブアセンブリーに結合した導電体を受け取るマウントア
センブリー、 (f)前記マウントアセンブリーと前記プローブアセン
ブリーとの間に配置された非導電性の絶縁材、及び (g)前記プローブアセンブリーの電極間の電流を測定
して記録する装置。 - 【請求項2】 前記プローブアセンブリーの直径が、前
記マウントアセンブリーに通る大きさである請求項1に
記載の水素原子浸透測定装置。 - 【請求項3】 前記プロセス流れが流れるパイプライン
又は前記プロセス流れを入れる容器の内側表面に関し
て、前記試験標本電極の前記外側表面の位置を変える位
置決め装置を更に具備している請求項1に記載の水素原
子浸透測定装置。 - 【請求項4】 前記試験標本電極を、流体が通らないよ
うにして前記電解液溜めの外側表面に固定するクランプ
を更に具備している請求項1に記載の水素原 子浸透測定
装置。 - 【請求項5】 前記プローブアセンブリーの電極間に電
気的に接続されたマイクロプロセッサー制御装置を具備
して、前記プローブアセンブリーの電極間の電流を測定
及び記録する請求項1に記載の水素原子浸透測定装置。 - 【請求項6】 測定されたデータを記録するためのレコ
ーダーを更に具備している請求項5に記載の水素原子浸
透測定装置。 - 【請求項7】 電気的な接続とコンピューターを更に具
備して、記録された前記データを前記レコーダーからこ
のコンピューターに移し、そしてこの記録されたデータ
をそれぞれ処理する請求項5又は6に記載の水素原子浸
透測定装置。 - 【請求項8】 前記マイクロプロセッサー制御装置と結
合している電源を更に具備している請求項5に記載の水
素原子浸透測定装置。 - 【請求項9】 3000psi(20.685MPa)
までの圧力及び300°F(148.89℃)までの温
度のプロセス流れ条件において、水素原子浸透性の鉄鋼
で作られたパイプライン又は容器内のプロセス流れか
ら、この水素原子浸透性の鉄鋼への水素原子の浸透を現
場で測定する水素原子浸透測定方法であって、 (a)(i)電解液が入っており流体を通さない電解液
溜めであって、その側壁にオリフィスがある電解液溜
め、 (ii)水素原子を浸透させることができる耐水素損傷
金属で作られ、正に帯電した試験標本電極であって、前
記プロセス流れと接触する外側表面、及び前記電解液溜
め中の電解液と接触し且つパラジウムでコーティングさ
れた内側表面を持ち、前記電解液溜めの前記側壁に密封
可能に配置する試験標本電極、 (iii)前記試験標本電極の前記内側表面に近接して
前記電解液中に配置された負に帯電している対電極、及
び (iv)前記試験標本電極と前記対電極とに結合した導
電体、 を具備している水素原子浸透プローブアセンブリーを提
供し、 (b)プロセスのパイプライン又は容器の壁に流体を通
さないようにして前記プローブアセンブリーを固定し、
それによって前記試験標本電極の前記外側表面を前記プ
ロセス流れと接触させ、 (c)前記試験標本電極と前記対電極とに電圧を印可し
て、前記電解液と接触している前記試験標本電極のパラ
ジウムコーティングをされた前記内側表面において、水
素原子を酸化し、 (d)前記水素原子の酸化の結果としての、前記試験標
本電極と前記対電極の間の電流に関するデータを集め、
そしてこのデータをマイクロプロセッサーに記憶させ、
そして (e)工程(d)において得られたデータをコンピュー
ターに送って、このデータを処理して水素原子浸透速度
を決定する、 工程を含む水素原子浸透測定方法。 - 【請求項10】 前記プロセスのパイプライン又は容器
の壁から前記プローブアセンブリーを電気的に絶縁する
更なる工程(b’)を、工程(b)と(c)の間で行う
請求項9に記載の水素原子浸透測定方法。 - 【請求項11】 前記パイプライン又は容器の壁のアク
セスフィッティングに前記プローブアセンブリーを通す
更なる工程(b”)を、工程(b)と同時に行い、この
アクセスフィッティングが、前記プロセス流れを保持し
ている前記パイプライン又は容器の内側に通じている請
求項9に記載の水素原子浸透測定方法。 - 【請求項12】 請求項9に記載の水素原子浸透測定方
法であって、 (a’)工程(b)において前記試験標本電極を前記プ
ロセス流れに接触させる前に、この試験標本電極を計量
し、 (c’)工程(c)において前記試験標本電極を前記プ
ロセス流れに接触させた後で、この試験標本電極を計量
し、 (c”)工程(c’)の後で、工程(a’)で測定され
た重量と工程(c’)で測定された重量の差を決定し、 (c’”)工程(c”)の後で、前記試験標本電極を前
記プロセス流れに露出させた単位時間当たりの重量損失
を計算し、 (c””)工程(c’”)の後で、前記試験標本電極の
重量損失を内挿して、前記パイプライン又は容器の腐食
速度を決定する、 工程を更に含む水素原子浸透測定方法。
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