JP3153069U - たばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造 - Google Patents

Abstract

【課題】環境を汚染しないためのたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースを提供する。【解決手段】たばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケース１の構造は、たばこケース１内に收集空間を作り、防火作用を有するラミネート材を收集空間の全ての面に張り付ける。喫煙者がたばこに火をつけた後、たばこケース１内に設置された收集空間１１を利用して、たばこ２の灰及び吸殻を適宜収集して収納し、火が消えた状態を保つことにより、灰が散乱したり、吸殻がポイ捨てされたりすることで生じる環境汚染や火災を回避すると同時に、視覚的にも清潔な環境が保てる様になる。【選択図】図２

Description

本考案は、たばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造に関し、特に、喫煙者がたばこに火をつけた際たばこケース内に設置された收集空間を利用して、たばこの灰及び吸殻を收集して収納して火が消えた状態を保つことにより、たばこの灰が散乱したり、吸殻が捨てられたりすることで環境汚染や火災を引き起こすのを回避するたばこケースに関する。

一般に喫煙者がたばこを吸う際、その灰は習慣的に指ではじいて下に落とされる。その時、灰皿があれば灰皿内に落とされるが、路上などで灰皿がなければそのまま地面に落とされる。しかしながら、地面に落とされた灰は、風に飛ばされて周囲に舞い、環境を汚す一方で、たばこを吸わない者までがその灰を吸い込む可能性もある。また、室内で灰皿を使用した場合でも、テーブルや書類の上に灰が飛び散ることも考えられる。ところが、現行法令において、喫煙の自由を阻止する規定はない上、たばこの製造や販売、さらに栽培を禁止する規定もない。

喫煙の権利がある一方で、喫煙しない者が受動喫煙を拒否する権利もあり、その喫煙空間が制限されて、喫煙に関する罰則規定も制定されている。しかしながら、たばこの灰が散乱する問題を解決する効果的な対策はなく、喫煙行為を敵視する原因の一つとなっている。また、喫煙者にとっても、互いの権利を主張すると同時に、環境を汚染せず、良好なマナーで喫煙することを望んでいる。場所によっては、路上や排水溝の両側には、通行人によって無造作に捨てられた吸殻が散乱し、量が多くなれば排水を妨げたり、環境汚染を招くことになる。また、公共トイレの男性用小便器に吸殻が捨てられた場合、排泄物が流れないといった状況も発生する。
したがって、本考案は、環境を汚染しないためのたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造を提供することを課題とする。

上記課題を解決するために、環境を汚染しないためのたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造を提供することを目的とする。
本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、たばこケース内に收集空間を有して、防火作用を有するラミネート材が收集空間の全ての面に張られていることで、喫煙者がたばこに火をつけた後、たばこケース内に設置された收集空間を利用して、たばこの灰及び吸殻を適宜収集して収納し、火が消えた状態を保つことにより、灰が散乱したり、吸殻がポイ捨てされたりすることで生じる環境汚染や火災を回避すると同時に、視覚的にも清潔な環境が保てる。
本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、防火作用のあるラミネート材によってケース内の收集空間が処理されているため、ケースの左側面に位置することが可能である。
本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、防火作用のあるラミネート材によってケース内の收集空間が処理されているため、ケースの右側面に位置することが可能である。
本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、防火作用のあるラミネート材によってケース内の收集空間が処理されているため、ケースの底部に位置することが可能である。
本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、防火作用のあるラミネート材によってケース内の收集空間が処理されているため、可動式の形態を有する。
本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、防火作用のあるラミネート材によってケース内の收集空間が処理されているため、そのふた部分が上に開けられる形態を有する。
本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、防火作用のあるラミネート材によってケース内の收集空間が処理されているため、そのふた部分がスライドする形態を有する。

本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、たばこケース内に收集空間を有して、防火作用を有するラミネート材が收集空間の全ての面に張られていることにより、喫煙者がたばこに火をつけた後、たばこケース内に設置された收集空間を利用して、たばこの灰及び吸殻を適宜収集して収納し、火が消えた状態を保つことにより、灰が散乱したり、吸殻がポイ捨てされたりすることで生じる環境汚染や火災を回避すると同時に、視覚的にも清潔な環境が保てる。

本考案の外観図である。 本考案の所在位置を示した図である。 本考案の実施例図である。 本考案の他の所在位置を示した図（一）である。 本考案の他の所在位置を示した図（二）である。 本考案の他の所在位置を示した図（三）である。 本考案の他の所在位置を示した図（四）である。

まず、図１、図２を参照しながら説明する。本考案のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造は、たばこケース１内に収集空間１１を有して、前記収集空間１１の全ての面に防火作用を有するラミネート材が張られることで、ケースのふた１２が閉められた時、その突起縁１２１によって前記収集空間１１をほぼ外界の空気から隔絶された密閉空間に形成する。
したがって、本考案は、市販のたばこをたばこケース１内に設置するだけで、前記収集空間１１がたばこケース１と一対となる。つまり、前記たばこケース１内にはすでに「灰皿」機能を有する収納空間を有するのである。喫煙者がたばこ２に火をつけて、たばこの灰２１が生じたら、喫煙者は携帯しているたばこケース１のケースのふた１２を開けて（図３に示したとおり）、たばこの灰２１を軽くたたいてケース内の収集空間１１内に落とし、さらに吸い終わった吸殻２'も共にケース内の収集空間１１内に収納した後、ケースのふた１２を閉めることで、前記収集空間１１の全ての面に防火作用を有するラミネート材を結合させ、さらにケースのふた１２が閉められた時に前記収集空間１１がほぼ外界の空気から隔絶されることで密閉空間が形成されることにより、たばこの灰２１、吸殻２'が完全に火が消された状態となり、同時に消えかけていた火が燃え出すということがない。
したがって、喫煙者が灰皿がないという理由で灰や吸殻を散乱させる状況が減少する。いわゆる「灰皿」がたばこケース内に内臓されているため、たばこの灰２１、吸殻２'が適時収集、処理されて、散乱することがないため、灰や吸殻の散乱が原因で発生する環境汚染や火災が回避できる。さらに、視覚的にも清潔な環境が維持できる。逆に、「灰皿」がないということは、一対となっているたばこも吸うことができないことであり、環境を汚染し、ごみとなるたばこの灰や吸殻も発生しないということである。
さらに、前記防火作用を有すラミネート材によって収集空間１１内部が処理されているため、ケース内の左または右のいずれかに位置することが可能である。このほか、ケース底部に位置することも可能であるため、上に開ける形態や引き出す形態での使用が可能である（図４、図５に示したとおり）。さらに、収集空間１１上のふた部分１３を上に開ける形態（図６に示したとおり）またはスライドさせる（図７に示したとおり）形態及びこれと同等、近似する効果の各種形態による操作が可能である。

１ たばこケース
１１ 収集空間
１２ ケースのふた
１２１ 突起縁
１３ ふた部分
２ たばこ
２１ たばこの灰
２' 吸殻

Claims (6)

1. たばこケース内に收集空間を有して、防火作用を有するラミネート材が收集空間の全ての面に張られていることで、喫煙者がたばこに火をつけた後、たばこケース内に設置された收集空間を利用して、たばこの灰及び吸殻を適宜収集して収納し、火が消えた状態を保つことにより、灰が散乱したり、吸殻がポイ捨てされたりすることで生じる環境汚染や火災を回避すると同時に、視覚的にも清潔な環境が保てることを特徴とするたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造。
2. 前記ケース内の収集空間はケース本体の側面に位置することを特徴とする請求項１に記載のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造。
3. 前記ケース内の収集空間はケース本体の底部に位置することを特徴とする請求項１に記載のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造。
4. 前記ケース内の収集空間は可動式の形態であることを特徴とする請求項１に記載のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造。
5. 前記ケース内の収集空間のふた部分は上に開ける形態であることを特徴とする請求項１に記載のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造。
6. 前記ケース内の収集空間のふた部分はスライドする形態であることを特徴とする請求項１に記載のたばこの灰及び吸殻の収集が可能なたばこケースの構造。