JP3152965B2 - 非同期形時分割多重方式パケット交換のためのパケットオートルーチング及び多重経路方式交換ネットワーク - Google Patents
非同期形時分割多重方式パケット交換のためのパケットオートルーチング及び多重経路方式交換ネットワークInfo
- Publication number
- JP3152965B2 JP3152965B2 JP21941991A JP21941991A JP3152965B2 JP 3152965 B2 JP3152965 B2 JP 3152965B2 JP 21941991 A JP21941991 A JP 21941991A JP 21941991 A JP21941991 A JP 21941991A JP 3152965 B2 JP3152965 B2 JP 3152965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch element
- output
- packet
- outputs
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/10—Packet switching elements characterised by the switching fabric construction
- H04L49/104—Asynchronous transfer mode [ATM] switching fabrics
- H04L49/105—ATM switching elements
- H04L49/106—ATM switching elements using space switching, e.g. crossbar or matrix
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/15—Interconnection of switching modules
- H04L49/1553—Interconnection of ATM switching modules, e.g. ATM switching fabrics
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/25—Routing or path finding in a switch fabric
- H04L49/253—Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports
- H04L49/255—Control mechanisms for ATM switching fabrics
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5629—Admission control
- H04L2012/563—Signalling, e.g. protocols, reference model
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】本発明は非同期形時分割多重方式パケット
交換のための多重経路及びオートルーチング方式交換ネ
ットワークに係る。
交換のための多重経路及びオートルーチング方式交換ネ
ットワークに係る。
【０００２】交換ネットワークは最も広い構造定義によ
ると、入リンクが接続された入力ポートと、出リンクが
接続された出力ポートと、これらの入力ポートとこれら
の出力ポートとの間に配置され、１又は複数の段に配置
され且つ伝送路により相互に接続されたスイッチエレメ
ントとを備える。交換ネットワークの入力ポートは第１
段のスイッチエレメントの入力に関連し、出力ポートは
最終段のスイッチエレメントの出力に関連する。該第１
段のスイッチエレメントの出力は伝送路により、場合に
よりスイッチエレメントの中間段を介して該最終段のス
イッチエレメントの入力に接続されている。伝送路は一
般に１つのスイッチの１つの出力を１つの別又は同一の
スイッチの１つの入力に夫々接続する１又は複数の自立
したリンクを含む。
ると、入リンクが接続された入力ポートと、出リンクが
接続された出力ポートと、これらの入力ポートとこれら
の出力ポートとの間に配置され、１又は複数の段に配置
され且つ伝送路により相互に接続されたスイッチエレメ
ントとを備える。交換ネットワークの入力ポートは第１
段のスイッチエレメントの入力に関連し、出力ポートは
最終段のスイッチエレメントの出力に関連する。該第１
段のスイッチエレメントの出力は伝送路により、場合に
よりスイッチエレメントの中間段を介して該最終段のス
イッチエレメントの入力に接続されている。伝送路は一
般に１つのスイッチの１つの出力を１つの別又は同一の
スイッチの１つの入力に夫々接続する１又は複数の自立
したリンクを含む。
【０００３】このような交換ネットワークは、いずれか
１つの入力ポートと出力ポートとの間に２つ以上の交換
経路を提供するとき、多重経路方式であると呼称され
る。この場合、１つの入力ポートと１つの出力ポートと
の指定は、一方から他方に向かう経路を決定するために
十分でない。更に、この入力ポートとこの出力ポートと
の間で交換ネットワークにより提供される多重経路間で
選択しなければならない。
１つの入力ポートと出力ポートとの間に２つ以上の交換
経路を提供するとき、多重経路方式であると呼称され
る。この場合、１つの入力ポートと１つの出力ポートと
の指定は、一方から他方に向かう経路を決定するために
十分でない。更に、この入力ポートとこの出力ポートと
の間で交換ネットワークにより提供される多重経路間で
選択しなければならない。
【０００４】このようなネットワークはまた、交換経路
の決定が１つの入力ポートの暗黙又は明確な指定及び交
換ネットワークの１つの出力ポートの暗黙又は明確な指
定を含むルーチング情報を介してのみならず、交換ネッ
トワークに固有のルーチング決定を介して交換ネットワ
ーク内で実施されるとき、広義にはオートルーチング方
式であると呼称される。
の決定が１つの入力ポートの暗黙又は明確な指定及び交
換ネットワークの１つの出力ポートの暗黙又は明確な指
定を含むルーチング情報を介してのみならず、交換ネッ
トワークに固有のルーチング決定を介して交換ネットワ
ーク内で実施されるとき、広義にはオートルーチング方
式であると呼称される。
【０００５】こうして交換ネットワークに導入されるオ
ートルーチング機能はルーチングがただ１つの入力ポー
トと１つの出力ポートの指定により決定される場合、多
重経路ネットワークに伴うルーチングの問題を解決する
ための自立手段を提供する。
ートルーチング機能はルーチングがただ１つの入力ポー
トと１つの出力ポートの指定により決定される場合、多
重経路ネットワークに伴うルーチングの問題を解決する
ための自立手段を提供する。
【０００６】多重経路方式及びコネクションオートルー
チング方式の交換ネットワークは、非同期形時分割多重
方式の回路交換又は回線交換で周知である。その場合、
ルーチング即ち接続設定プロセスは呼開始時に１回実施
され、交換経路を決定し、この経路のエレメントは最初
は解放されているが、その後、呼により占有されるので
他の呼に使用できなくなる。したがって、設定された交
換経路は新しい全交換経路を探索する際に経路がないた
めに遮断の危険を生じる。これらの既知の交換ネットワ
ークに適用されるルーチングプロセスは、一般に交換ネ
ットワークの全体又は主要部分を含む。既知の原理は、
入力ポートから所望の出力ポートへの交換経路を指定す
る交換ネットワークのスイッチエレメントを通って行わ
れる呼要求のルーチングに基づく。呼要求のルーチング
が所望の出力ポートの方向に通じる使用可能な出力をも
たないスイッチエレメントにおいてデットエンドに達す
るならば、このスイッチエレメントにより使用不能信号
が後方に送られ、呼要求ルーチングは他の経路により上
流に戻され、このメカニズムは場合により所望の出力ポ
ートに到達するまで反復される。この複雑なルーチング
プロセスは接続を設定するための単位コマンドオペレー
ションとしては長い時間が必要であるが、呼の継続時間
に比較すると比較的短いため、交換ネットワークの呼の
効力に関しては有害ではない。
チング方式の交換ネットワークは、非同期形時分割多重
方式の回路交換又は回線交換で周知である。その場合、
ルーチング即ち接続設定プロセスは呼開始時に１回実施
され、交換経路を決定し、この経路のエレメントは最初
は解放されているが、その後、呼により占有されるので
他の呼に使用できなくなる。したがって、設定された交
換経路は新しい全交換経路を探索する際に経路がないた
めに遮断の危険を生じる。これらの既知の交換ネットワ
ークに適用されるルーチングプロセスは、一般に交換ネ
ットワークの全体又は主要部分を含む。既知の原理は、
入力ポートから所望の出力ポートへの交換経路を指定す
る交換ネットワークのスイッチエレメントを通って行わ
れる呼要求のルーチングに基づく。呼要求のルーチング
が所望の出力ポートの方向に通じる使用可能な出力をも
たないスイッチエレメントにおいてデットエンドに達す
るならば、このスイッチエレメントにより使用不能信号
が後方に送られ、呼要求ルーチングは他の経路により上
流に戻され、このメカニズムは場合により所望の出力ポ
ートに到達するまで反復される。この複雑なルーチング
プロセスは接続を設定するための単位コマンドオペレー
ションとしては長い時間が必要であるが、呼の継続時間
に比較すると比較的短いため、交換ネットワークの呼の
効力に関しては有害ではない。
【０００７】このようなプロセスを使用すると、使用不
能に同一視されるスイッチエレメントの障害は使用不能
なスイッチからの呼要求の再スイッチングにより自動的
に復旧され、その設定時に呼を失うことはない。他方、
故障したスイッチエレメントを通って設定された呼は撹
乱又は遮断される。
能に同一視されるスイッチエレメントの障害は使用不能
なスイッチからの呼要求の再スイッチングにより自動的
に復旧され、その設定時に呼を失うことはない。他方、
故障したスイッチエレメントを通って設定された呼は撹
乱又は遮断される。
【０００８】パケットはディジタル情報単位であり、特
にパケットの宛先を認識できるようにする情報を含むラ
ベルと、コールデータとを含む。
にパケットの宛先を認識できるようにする情報を含むラ
ベルと、コールデータとを含む。
【０００９】パケットは固定長又は可変長である。後者
の場合、パケットは比較的小さい寸法の固定長の所定数
のサブパケットの非中断シーケンスとして転送されるた
め、内部転送、メモリ又はレジスタへの格納、及びサブ
パケットのレベルの処理機能を最適化することができ
る。
の場合、パケットは比較的小さい寸法の固定長の所定数
のサブパケットの非中断シーケンスとして転送されるた
め、内部転送、メモリ又はレジスタへの格納、及びサブ
パケットのレベルの処理機能を最適化することができ
る。
【００１０】非同期形時分割多重方式パケット伝送シス
テムにおいて、同一リンクを通って伝送される複数の呼
のパケットは任意の順序で連続し、同一の呼に関連する
パケットは不規則な間隔で伝送される。
テムにおいて、同一リンクを通って伝送される複数の呼
のパケットは任意の順序で連続し、同一の呼に関連する
パケットは不規則な間隔で伝送される。
【００１１】非同期形時分割多重方式パケット伝送の特
徴を考慮すると、非同期形時分割多重方式パケット交換
ネットワークは一般に、交換経路がこのようなパケット
をネットワークの１つの入力から少なくとも１つの出力
までルーチングするためにパケットの各々について探索
されるように、このようなパケットを個々に交換するよ
うに構成された交換ネツトワークである。このような交
換ネットワークが更にオートルーチング型である場合、
「パケットオートルーチング方式（ａ ａｕｔｏ−ａｃ
ｈｅｍｉｎｅｍｅｎｔ ｐａｒ ｃｅｌｌｕｌｅ）」と
呼称される。
徴を考慮すると、非同期形時分割多重方式パケット交換
ネットワークは一般に、交換経路がこのようなパケット
をネットワークの１つの入力から少なくとも１つの出力
までルーチングするためにパケットの各々について探索
されるように、このようなパケットを個々に交換するよ
うに構成された交換ネツトワークである。このような交
換ネットワークが更にオートルーチング型である場合、
「パケットオートルーチング方式（ａ ａｕｔｏ−ａｃ
ｈｅｍｉｎｅｍｅｎｔ ｐａｒ ｃｅｌｌｕｌｅ）」と
呼称される。
【００１２】非同期形時分割多重方式の回路又は回線交
換ネットワークのための上記接続予設定プロセスは、理
論的には非同期形時分割多重方式パケット交換にも適用
可能であるが、ネットワークの各内部伝送路に設定され
る接続量の管理が複雑であり、データの接続を設定する
ために多大な時間を要するなど、いくつかの欠点がある
ため、その場合には適用されない。
換ネットワークのための上記接続予設定プロセスは、理
論的には非同期形時分割多重方式パケット交換にも適用
可能であるが、ネットワークの各内部伝送路に設定され
る接続量の管理が複雑であり、データの接続を設定する
ために多大な時間を要するなど、いくつかの欠点がある
ため、その場合には適用されない。
【００１３】そこで非同期形時分割多重方式パケット交
換のために、経路探索を含む交換プロセスが接続設定及
び予標識なしに呼開始時にアクセスポートから出力ポー
トまで個々の各パケットについて段毎に実施されるよう
な特定の交換ネットワークが研究されるようになった。
換のために、経路探索を含む交換プロセスが接続設定及
び予標識なしに呼開始時にアクセスポートから出力ポー
トまで個々の各パケットについて段毎に実施されるよう
な特定の交換ネットワークが研究されるようになった。
【００１４】この型の交換ネットワークの一例は”Ｐｒ
ｏｃｅｅｄｉｎｇｓ ｏｆ ＩＥＥＥ ＩＮＦＯＣＯＭ
’８６”， Ｆｉｆｔｈ Ａｎｎｕａｌ Ｃｏｎｆｅ
ｒｅｎｃｅ， ”Ｃｏｍｐｕｔｅｒｓ ａｎｄ Ｃｏｍ
ｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ Ｄ
ｅｓｉｇｎ， Ａｎａｌｙｓｉｓ， Ｍａｎａｇｅｍｅ
ｎｔ”の６６８〜６７３頁に掲載されたＪ．Ｓ． Ｔｕ
ｒｎｅｒの論文”Ｄｅｓｉｇｎ ｏｆ ａ Ｂｒｏａｄ
ｃａｓｔ Ｐａｃｋｅｔ Ｎｅｔｗｏｒｋ”に記載され
ている。
ｏｃｅｅｄｉｎｇｓ ｏｆ ＩＥＥＥ ＩＮＦＯＣＯＭ
’８６”， Ｆｉｆｔｈ Ａｎｎｕａｌ Ｃｏｎｆｅ
ｒｅｎｃｅ， ”Ｃｏｍｐｕｔｅｒｓ ａｎｄ Ｃｏｍ
ｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ Ｄ
ｅｓｉｇｎ， Ａｎａｌｙｓｉｓ， Ｍａｎａｇｅｍｅ
ｎｔ”の６６８〜６７３頁に掲載されたＪ．Ｓ． Ｔｕ
ｒｎｅｒの論文”Ｄｅｓｉｇｎ ｏｆ ａ Ｂｒｏａｄ
ｃａｓｔ Ｐａｃｋｅｔ Ｎｅｔｗｏｒｋ”に記載され
ている。
【００１５】このようなネットワークは入力ポートと出
力ポートとの間に、１地点から多地点への呼に必要なパ
ケット多重化のための専用段と、異なる入力からのパケ
ットを混合し、統計的に可能な範囲で均等且つ安定な伝
送路当たりの平均流量を得るためにパケット多重接続の
ための専用段と、出力ポートへの選択的ルーチングのた
めの専用段とを含む。このネットワークは２つの入力と
２つの出力のみを備えるスイッチエレメントにより構成
される。スイッチエレメントの各入力には２つのパケッ
トにつき１つの小型バッファメモリが装備される。一方
のパケットが使用不能な出力を選択しなければならない
場合、他方のパケットはこの出力に再送されるので、入
力は再送されないパケットを一時的に維持することがで
きる。上記パケットの混合を考慮するとスイッチエレメ
ントの使用不能は多数の呼に影響するが、スイッチエレ
メントの使用不能及びその障害に対処するようには装備
されていない。
力ポートとの間に、１地点から多地点への呼に必要なパ
ケット多重化のための専用段と、異なる入力からのパケ
ットを混合し、統計的に可能な範囲で均等且つ安定な伝
送路当たりの平均流量を得るためにパケット多重接続の
ための専用段と、出力ポートへの選択的ルーチングのた
めの専用段とを含む。このネットワークは２つの入力と
２つの出力のみを備えるスイッチエレメントにより構成
される。スイッチエレメントの各入力には２つのパケッ
トにつき１つの小型バッファメモリが装備される。一方
のパケットが使用不能な出力を選択しなければならない
場合、他方のパケットはこの出力に再送されるので、入
力は再送されないパケットを一時的に維持することがで
きる。上記パケットの混合を考慮するとスイッチエレメ
ントの使用不能は多数の呼に影響するが、スイッチエレ
メントの使用不能及びその障害に対処するようには装備
されていない。
【００１６】また、仏国特許公開明細書第９００３２４
６号は、非同期形時分割多重方式パケット交換のための
多重経路及びパケットオートルーチング方式交換ネット
ワークを開示しており、該ネットワークは、ネットワー
クの少なくとも１段の各スイッチが１又は複数の所定の
出力を含むルーチング群と呼称される出力群として配置
された少なくとも３つの出力を備えており、入力のいず
れか１つで受け取った固定又は可変長のパケットに関連
するルーチング情報に応じて、スイッチが該出力群の１
又は複数を含むアセンブリを認識し、認識した出力群の
各々に向かってパケットのコピーを転送し、該受け取っ
たパケットを該アセンブリの該１又は複数の群の各々の
出力から選択された１つの出力に転送するように構成さ
れていることを特徴とする。
６号は、非同期形時分割多重方式パケット交換のための
多重経路及びパケットオートルーチング方式交換ネット
ワークを開示しており、該ネットワークは、ネットワー
クの少なくとも１段の各スイッチが１又は複数の所定の
出力を含むルーチング群と呼称される出力群として配置
された少なくとも３つの出力を備えており、入力のいず
れか１つで受け取った固定又は可変長のパケットに関連
するルーチング情報に応じて、スイッチが該出力群の１
又は複数を含むアセンブリを認識し、認識した出力群の
各々に向かってパケットのコピーを転送し、該受け取っ
たパケットを該アセンブリの該１又は複数の群の各々の
出力から選択された１つの出力に転送するように構成さ
れていることを特徴とする。
【００１７】先述の交換ネットワークの場合と同様に、
スイッチエレメントの使用不能又は障害は多数の通信に
影響する危険があるにも拘わらず、これに対処するため
の措置については何ら記載されていない。
スイッチエレメントの使用不能又は障害は多数の通信に
影響する危険があるにも拘わらず、これに対処するため
の措置については何ら記載されていない。
【００１８】以上のように回路の交換ネットワークに用
意された構成は、使用不能の場合のパケットの再スイッ
チングプロセスの管理の複雑さとこのプロセスの時間と
の理由で、非同期形時分割多重方式パケット交換のため
の多重経路及びパケットオートルーチング方式交換ネッ
トワークに適用することができない。
意された構成は、使用不能の場合のパケットの再スイッ
チングプロセスの管理の複雑さとこのプロセスの時間と
の理由で、非同期形時分割多重方式パケット交換のため
の多重経路及びパケットオートルーチング方式交換ネッ
トワークに適用することができない。
【００１９】本発明はこの問題を解決し、パケットが使
用不能又は故障中のスイッチエレメントにルーチングさ
れないようにし、したがって所望の出力ポートに到達で
きないようにするものである。
用不能又は故障中のスイッチエレメントにルーチングさ
れないようにし、したがって所望の出力ポートに到達で
きないようにするものである。
【００２０】本発明は、入力ポートと、出力ポートと、
相互に接続された複数のスイッチエレメント段として配
置されたスイッチエレメントとを含む非同期形時分割多
重方式パケット交換のためのパケットオートルーチング
及び多重経路方式交換ネットワークに係り、各スイッチ
エレメントは入力及び出力を有しており、入力の１つで
受け取ったパケットを該パケットに関連するルーチング
情報に応じて出力の１つ又は複数に転送するように構成
されており、ネットワークの入力ポートは第１段のスイ
ッチエレメントの入力に対応し、ネットワークの出力ポ
ートは最終段のスイッチエレメントの出力に対応してお
り、このネットワークは更に、ネットワークの少なくと
も１段の各スイッチエレメントが少なくとも３つの出力
を有しており、これらの出力が出力群として配置されて
おり、１つの出力群が１又は複数の決定された出力を含
んでおり、入力のいずれか１つで受け取ったパケットに
関連するルーチングデータに応じて、スイッチエレメン
トが該出力群の１又は複数を含むアセンブリを認識する
ように構成されており、スイッチエレメントが該受け取
ったパケットを該アセンブリの単一群の出力から選択さ
れた１つの出力、又はその帰属する群の出力から該アセ
ンブリの群毎に１つずつ選択された複数の出力に転送す
るように構成されている。
相互に接続された複数のスイッチエレメント段として配
置されたスイッチエレメントとを含む非同期形時分割多
重方式パケット交換のためのパケットオートルーチング
及び多重経路方式交換ネットワークに係り、各スイッチ
エレメントは入力及び出力を有しており、入力の１つで
受け取ったパケットを該パケットに関連するルーチング
情報に応じて出力の１つ又は複数に転送するように構成
されており、ネットワークの入力ポートは第１段のスイ
ッチエレメントの入力に対応し、ネットワークの出力ポ
ートは最終段のスイッチエレメントの出力に対応してお
り、このネットワークは更に、ネットワークの少なくと
も１段の各スイッチエレメントが少なくとも３つの出力
を有しており、これらの出力が出力群として配置されて
おり、１つの出力群が１又は複数の決定された出力を含
んでおり、入力のいずれか１つで受け取ったパケットに
関連するルーチングデータに応じて、スイッチエレメン
トが該出力群の１又は複数を含むアセンブリを認識する
ように構成されており、スイッチエレメントが該受け取
ったパケットを該アセンブリの単一群の出力から選択さ
れた１つの出力、又はその帰属する群の出力から該アセ
ンブリの群毎に１つずつ選択された複数の出力に転送す
るように構成されている。
【００２１】本発明の交換ネットワークは、交換ネット
ワークの注目段と呼称される少なくとも１段の各スイッ
チエレメントが、該スイッチエレメントをパケットのト
ラヒックのルーチングに使用可能な状態に対応するスイ
ッチエレメントの使用可能状態を規定する状態設定手段
を含んでおり、該注目段の各スイッチエレメントが、こ
のスイッチエレメントを前段のスイッチエレメントに接
続する入リンクに関連し且つ該注目段のスイッチエレメ
ントが使用可能状態にあるときに使用可能状態情報を前
段のこれらのスイッチエレメントに伝送する状態伝送手
段を含んでおり、該前段の各スイッチエレメントが、こ
の前段のスイッチエレメントを該注目段のスイッチエレ
メントに接続する出リンクに関連し且つその出力の各々
が使用可能状態のスイッチエレメントに通じるときに該
出力の各々について使用可能状態情報を受け取る状態情
報受信手段を含んでおり、該前段のスイッチの各々が、
可用性を示す状態情報が受信されない出リンクを有する
全出力とのアクセスを禁止することによりパケットのル
ーチング決定に介入する防御手段を含むことを特徴とす
る。
ワークの注目段と呼称される少なくとも１段の各スイッ
チエレメントが、該スイッチエレメントをパケットのト
ラヒックのルーチングに使用可能な状態に対応するスイ
ッチエレメントの使用可能状態を規定する状態設定手段
を含んでおり、該注目段の各スイッチエレメントが、こ
のスイッチエレメントを前段のスイッチエレメントに接
続する入リンクに関連し且つ該注目段のスイッチエレメ
ントが使用可能状態にあるときに使用可能状態情報を前
段のこれらのスイッチエレメントに伝送する状態伝送手
段を含んでおり、該前段の各スイッチエレメントが、こ
の前段のスイッチエレメントを該注目段のスイッチエレ
メントに接続する出リンクに関連し且つその出力の各々
が使用可能状態のスイッチエレメントに通じるときに該
出力の各々について使用可能状態情報を受け取る状態情
報受信手段を含んでおり、該前段のスイッチの各々が、
可用性を示す状態情報が受信されない出リンクを有する
全出力とのアクセスを禁止することによりパケットのル
ーチング決定に介入する防御手段を含むことを特徴とす
る。
【００２２】したがって、該前段の各スイッチはその出
力の各々に関連する使用可能状態情報により、該前段が
接続されている該注目段のスイッチエレメントの状態を
指示される。１つの出力に関連する状態情報が可用性を
指示するのを停止するや否や、スイッチはこの出力への
パケット送信を停止する。その結果、パケットのルーチ
ングは修正され、この場合、多重経路及びパケットオー
トルーチング方式交換ネットワークであるため、故障点
を迂回するので、交換ネットワーク内のパケットの転送
には影響しない。
力の各々に関連する使用可能状態情報により、該前段が
接続されている該注目段のスイッチエレメントの状態を
指示される。１つの出力に関連する状態情報が可用性を
指示するのを停止するや否や、スイッチはこの出力への
パケット送信を停止する。その結果、パケットのルーチ
ングは修正され、この場合、多重経路及びパケットオー
トルーチング方式交換ネットワークであるため、故障点
を迂回するので、交換ネットワーク内のパケットの転送
には影響しない。
【００２３】本発明の別の特徴によると、前記状態伝送
手段は、前記使用可能状態情報を表す信号の永久的又は
準永久的伝送を可能にする。
手段は、前記使用可能状態情報を表す信号の永久的又は
準永久的伝送を可能にする。
【００２４】したがって、上記迂回は準即時であるの
で、障害の出現は設定された呼に瞬時の結果しかもたら
さない。
で、障害の出現は設定された呼に瞬時の結果しかもたら
さない。
【００２５】本発明の別の特徴によると、前記注目段の
スイッチエレメントへのパケットルーチングの禁止後、
該スイッチエレメントへのパケットルーチングは、該ス
イッチエレメントにより供給される状態情報が該スイッ
チエレメントの使用可能復帰を指示するや否や再開され
る。
スイッチエレメントへのパケットルーチングの禁止後、
該スイッチエレメントへのパケットルーチングは、該ス
イッチエレメントにより供給される状態情報が該スイッ
チエレメントの使用可能復帰を指示するや否や再開され
る。
【００２６】本発明の別の特徴によると、前記状態手段
による前記前段の１つのスイッチエレメントの状態の設
定は、該前段のスイッチエレメント自体の作動状態以外
に、各出力群のルーチング容量がルーチング容量閾値に
対して十分であるか否かを検査する出力群可用性監視回
路を介して出力群毎に評価され、該前段のスイッチエレ
メントが該注目段のスイッチエレメントから受け取る状
態情報をも考慮して実施される。
による前記前段の１つのスイッチエレメントの状態の設
定は、該前段のスイッチエレメント自体の作動状態以外
に、各出力群のルーチング容量がルーチング容量閾値に
対して十分であるか否かを検査する出力群可用性監視回
路を介して出力群毎に評価され、該前段のスイッチエレ
メントが該注目段のスイッチエレメントから受け取る状
態情報をも考慮して実施される。
【００２７】本発明の別の特徴によると、前記閾値はス
イッチエレメントの外部の制御により調節可能である。
イッチエレメントの外部の制御により調節可能である。
【００２８】本発明の別の特徴によると、該閾値は使用
可能な出力の最小数を各出力群毎に規定する。
可能な出力の最小数を各出力群毎に規定する。
【００２９】本発明の別の特徴によると、出力群の組み
立ては外部制御により前記出力群可用性回路に供給され
る。
立ては外部制御により前記出力群可用性回路に供給され
る。
【００３０】このように構成することにより、スイッチ
エレメントが挿入される交換ネットワークの構造に関係
無く、スイッチエレメントのレベルで受け取った状態情
報に対して柔軟な応答を供給することができる。スイッ
チエレメントは、絶えず修正可能なパラメータにしたが
って出力群の１つで十分なパケットルーチング容量をも
たないときのみに使用不能であると宣言される。
エレメントが挿入される交換ネットワークの構造に関係
無く、スイッチエレメントのレベルで受け取った状態情
報に対して柔軟な応答を供給することができる。スイッ
チエレメントは、絶えず修正可能なパラメータにしたが
って出力群の１つで十分なパケットルーチング容量をも
たないときのみに使用不能であると宣言される。
【００３１】本発明の別の特徴によると、入リンクに関
連する前記状態伝送手段は入リンク当たり１つずつ別個
の状態伝送リンクを含む。
連する前記状態伝送手段は入リンク当たり１つずつ別個
の状態伝送リンクを含む。
【００３２】本発明の別の特徴によると、入リンクに関
連する前記状態伝送手段は、同一伝送路に属する入リン
ク群につき１つずつ別個の状態伝送リンクを含む。
連する前記状態伝送手段は、同一伝送路に属する入リン
ク群につき１つずつ別個の状態伝送リンクを含む。
【００３３】したがって、状態情報の伝送の安全性は、
個々の各リンクのレベル、又は同一伝送路に属する各入
リンク群のレベルで夫々確立される。
個々の各リンクのレベル、又は同一伝送路に属する各入
リンク群のレベルで夫々確立される。
【００３４】本発明の別の特徴によると前記注目段の各
スイッチエレメントは、該当リンクが作動状態にあり且
つ該当スイッチエレメントが使用可能であるときに別個
の状態伝送リンクを介して該当リンクのパケット転送指
令情報を伝送するために、各入リンク（又は同一伝送路
に属する各入リンク群）の作動状態情報と該当スイッチ
エレメントの使用可能状態とを組み合わせる。
スイッチエレメントは、該当リンクが作動状態にあり且
つ該当スイッチエレメントが使用可能であるときに別個
の状態伝送リンクを介して該当リンクのパケット転送指
令情報を伝送するために、各入リンク（又は同一伝送路
に属する各入リンク群）の作動状態情報と該当スイッチ
エレメントの使用可能状態とを組み合わせる。
【００３５】したがって、パケット転送指令情報は注目
段のスイッチエレメントの作動良好状態のみならず、前
記前段のスイッチエレメントから導かれるリンク（又は
同一伝送路に属する入リンク群）の作動良好状態の結果
として発生される。この情報は更にリンク（又はリンク
群）に個々に連合する伝送手段により伝送されるので、
前段のスイッチエレメントにおいて全く安全に、パケッ
トを十分ルーチングできる場合のみ出リンク（又は出リ
ンク群）を使用可能であると結論するようにすることは
容易である。
段のスイッチエレメントの作動良好状態のみならず、前
記前段のスイッチエレメントから導かれるリンク（又は
同一伝送路に属する入リンク群）の作動良好状態の結果
として発生される。この情報は更にリンク（又はリンク
群）に個々に連合する伝送手段により伝送されるので、
前段のスイッチエレメントにおいて全く安全に、パケッ
トを十分ルーチングできる場合のみ出リンク（又は出リ
ンク群）を使用可能であると結論するようにすることは
容易である。
【００３６】本発明の別の特徴によると、パケット転送
が指令されないとき、前記状態情報は使用不能状態以外
の状態を供給することができ、この場合、例えば試験又
は制御情報を搬送することができる。
が指令されないとき、前記状態情報は使用不能状態以外
の状態を供給することができ、この場合、例えば試験又
は制御情報を搬送することができる。
【００３７】変形例によると本発明の別の特徴は、入リ
ンクに関連する前記状態伝送手段がこのために設けられ
た特定のディジタル伝送リンクを含む点にある。
ンクに関連する前記状態伝送手段がこのために設けられ
た特定のディジタル伝送リンクを含む点にある。
【００３８】別の変形例によると本発明の別の特徴は、
交換ネットワークが対称形であり且つ隣接段の２つのス
イッチが各パケット転送方向に１つずつ配置された２つ
の対称なリンクにより相互に接続されている場合、入リ
ンクに関連する状態伝送手段が該入リンクに対称なリン
クを介してルーチングされるパケットにおける状態情報
の伝送を含む点にある。
交換ネットワークが対称形であり且つ隣接段の２つのス
イッチが各パケット転送方向に１つずつ配置された２つ
の対称なリンクにより相互に接続されている場合、入リ
ンクに関連する状態伝送手段が該入リンクに対称なリン
クを介してルーチングされるパケットにおける状態情報
の伝送を含む点にある。
【００３９】本発明の別の特徴によると、スイッチエレ
メントの少なくとも一部は、より大きい容量のスイッチ
エレメントに等価のアセンブリを構成するように小型ス
イッチエレメントにより形成される交換モジュールであ
り、前記出力群は交換モジュールのルーチング群として
規定され、前記状態情報の処理に使用される手段は適当
な該状態情報を隣接段に送受信するように交換モジュー
ルのレベルに集中されている。
メントの少なくとも一部は、より大きい容量のスイッチ
エレメントに等価のアセンブリを構成するように小型ス
イッチエレメントにより形成される交換モジュールであ
り、前記出力群は交換モジュールのルーチング群として
規定され、前記状態情報の処理に使用される手段は適当
な該状態情報を隣接段に送受信するように交換モジュー
ルのレベルに集中されている。
【００４０】本発明のその他の目的及び特徴は添付図面
に関する以下の非限定的な実施例の説明でより詳細に説
明される。
に関する以下の非限定的な実施例の説明でより詳細に説
明される。
【００４１】図１は任意の構造の交換ネットワークの一
部を非常に概略的に示す。この交換ネットワークは単方
向であるが、本発明は双方向ネットワークにも適用され
る。このネットワークは上流又は下流に他の段を含み得
る。
部を非常に概略的に示す。この交換ネットワークは単方
向であるが、本発明は双方向ネットワークにも適用され
る。このネットワークは上流又は下流に他の段を含み得
る。
【００４２】図１に示すネットワークの一部は、３つの
段ＳＴｒ，ＳＴｓ及びＳＴｔを含む。各段は所定数のス
イッチエレメントＳＥｒｌ．．．，ＳＥｒｉ．．．，Ｓ
Ｅｒｘ（段ＳＴｒ）、ＳＥｓｌ．．．，ＳＥｓ
ｊ．．．，ＳＥｓｙ（段ＳＴｓ）及びＳＥｔｌ．．．，
ＳＥｔｋ．．．，ＳＥｔｚ（段ＳＴｔ）を含む。
段ＳＴｒ，ＳＴｓ及びＳＴｔを含む。各段は所定数のス
イッチエレメントＳＥｒｌ．．．，ＳＥｒｉ．．．，Ｓ
Ｅｒｘ（段ＳＴｒ）、ＳＥｓｌ．．．，ＳＥｓ
ｊ．．．，ＳＥｓｙ（段ＳＴｓ）及びＳＥｔｌ．．．，
ＳＥｔｋ．．．，ＳＥｔｚ（段ＳＴｔ）を含む。
【００４３】１段の各スイッチエレメントは入力及び出
力を有する。各スイッチエレメントは本明細書の前文に
記載したように、その入力で受け取ったパケットをその
出力の１つ又は複数にルーチングする。これをスイッチ
エレメントＳＥｓｊに関して示すが、他のスイッチエレ
メントについても同様である。
力を有する。各スイッチエレメントは本明細書の前文に
記載したように、その入力で受け取ったパケットをその
出力の１つ又は複数にルーチングする。これをスイッチ
エレメントＳＥｓｊに関して示すが、他のスイッチエレ
メントについても同様である。
【００４４】このようなスイッチエレメントは単位エレ
メントであるか、又は基本スイッチエレメントよりも大
きい容量の仮想スイッチエレメントを実現するように基
本スイッチエレメントを結合してなるアセンブリから構
成される交換モジュールである。
メントであるか、又は基本スイッチエレメントよりも大
きい容量の仮想スイッチエレメントを実現するように基
本スイッチエレメントを結合してなるアセンブリから構
成される交換モジュールである。
【００４５】非限定的な一例として図示するように、ス
イッチエレメントＳＥｓｊはｘ個の入力を有する一種の
交換マトリクスであり、これらの入力にはｘ個の入力伝
送路Ｍｒｓｌｊ．．．，Ｍｒｓｉｊ．．．，Ｍｒｓｘｊ
（実線で示す）が個々に接続されており、該伝送路を介
してこのスイッチエレメントは段ＳＴｒのスイッチエレ
メントの各々に接続されている。１つの伝送路が複数の
独立した個々のリンクを含み得る。この場合、リンクの
各々にスイッチエレメントＳＥｓｊの複数の個々の入力
が対応する。このスイッチエレメントは更にｚ個の出力
を有しており、該出力にはｚ個の出力伝送路Ｍｓｔｊ
ｌ．．．，Ｍｓｔｊｋ．．．，Ｍｓｔｊｚ（実線で示
す）が個々に接続されており、該伝送路を介してこのス
イッチエレメントは段ＳＴｔのスイッチエレメントの各
々に接続されている。１つの伝送路が個々に独立した複
数のリンクを含み得る。
イッチエレメントＳＥｓｊはｘ個の入力を有する一種の
交換マトリクスであり、これらの入力にはｘ個の入力伝
送路Ｍｒｓｌｊ．．．，Ｍｒｓｉｊ．．．，Ｍｒｓｘｊ
（実線で示す）が個々に接続されており、該伝送路を介
してこのスイッチエレメントは段ＳＴｒのスイッチエレ
メントの各々に接続されている。１つの伝送路が複数の
独立した個々のリンクを含み得る。この場合、リンクの
各々にスイッチエレメントＳＥｓｊの複数の個々の入力
が対応する。このスイッチエレメントは更にｚ個の出力
を有しており、該出力にはｚ個の出力伝送路Ｍｓｔｊ
ｌ．．．，Ｍｓｔｊｋ．．．，Ｍｓｔｊｚ（実線で示
す）が個々に接続されており、該伝送路を介してこのス
イッチエレメントは段ＳＴｔのスイッチエレメントの各
々に接続されている。１つの伝送路が個々に独立した複
数のリンクを含み得る。
【００４６】１又は複数の伝送路に接続されたスイッチ
エレメントの出力は１つの出力群を構成し得る。任意の
入力（例えばＭｒｓｌｊ）で受け取られたバケットはこ
うして選択された群の出力の１つ（例えば伝送路Ｍｓｔ
ｊｌの１つのリンク）にルーチングされる。
エレメントの出力は１つの出力群を構成し得る。任意の
入力（例えばＭｒｓｌｊ）で受け取られたバケットはこ
うして選択された群の出力の１つ（例えば伝送路Ｍｓｔ
ｊｌの１つのリンク）にルーチングされる。
【００４７】本発明は、任意のスイッチエレメント（例
えばスイッチエレメントＳＥｓｊ）の使用不能によりこ
のような交換ネットワークに生じる問題を考慮する。
えばスイッチエレメントＳＥｓｊ）の使用不能によりこ
のような交換ネットワークに生じる問題を考慮する。
【００４８】この使用不能は、このスイッチエレメント
が例えば単一の伝送路Ｍｓｔｊｌから構成される出力群
の１つに十分な条件でパケットをルーチングできないた
めに生じ得る。パケットオートルーチング方式と呼称さ
れる非同期形時分割多重方式パケット交換モードにおい
て各パケットのルーチングは段毎に行われるので、１つ
のパケットがスイッチＳＥｓｊに到達するまでその宛先
はわからない。このパケットがまさしくアクセス不能と
みなされる出力群にルーチングされるべきであるなら
ば、スイッチエレメントＳＥｓｊは十分な条件でこのパ
ケットをルーチングすることができない。したがって、
該スイッチエレメントはこのパケットに関して使用不能
であるとみなされるべきである。一方、その他のパケッ
トの宛先はスイッチエレメントに到達するまでわからな
いので、本発明は同様にスイッチエレメントがこれらの
他のパケットに関して使用不能であるとみなし、したが
って、このとき該スイッチエレメントは全パケットに関
して全入力で使用不能である。
が例えば単一の伝送路Ｍｓｔｊｌから構成される出力群
の１つに十分な条件でパケットをルーチングできないた
めに生じ得る。パケットオートルーチング方式と呼称さ
れる非同期形時分割多重方式パケット交換モードにおい
て各パケットのルーチングは段毎に行われるので、１つ
のパケットがスイッチＳＥｓｊに到達するまでその宛先
はわからない。このパケットがまさしくアクセス不能と
みなされる出力群にルーチングされるべきであるなら
ば、スイッチエレメントＳＥｓｊは十分な条件でこのパ
ケットをルーチングすることができない。したがって、
該スイッチエレメントはこのパケットに関して使用不能
であるとみなされるべきである。一方、その他のパケッ
トの宛先はスイッチエレメントに到達するまでわからな
いので、本発明は同様にスイッチエレメントがこれらの
他のパケットに関して使用不能であるとみなし、したが
って、このとき該スイッチエレメントは全パケットに関
して全入力で使用不能である。
【００４９】この使用不能は更に、スイッチエレメント
が従来手段により検出される何らかの故障の結果として
着信パケットをルーチングすることができないかまたは
できないとみなされるために生じ得る。
が従来手段により検出される何らかの故障の結果として
着信パケットをルーチングすることができないかまたは
できないとみなされるために生じ得る。
【００５０】原因が何であれ、スイッチエレメントの全
体的な使用不能は図１に示すように状態伝送リンクＢＡ
Ｓｒｓｌｊ．．．，ＢＡＳｒｓｉｊ．．．，ＢＡＳｒｓ
ｘｊ（破線で示す）によりこのスイッチエレメントの入
力が接続されたスイッチエレメントの各々への使用可能
状態情報のルーチングの停止により指示される。
体的な使用不能は図１に示すように状態伝送リンクＢＡ
Ｓｒｓｌｊ．．．，ＢＡＳｒｓｉｊ．．．，ＢＡＳｒｓ
ｘｊ（破線で示す）によりこのスイッチエレメントの入
力が接続されたスイッチエレメントの各々への使用可能
状態情報のルーチングの停止により指示される。
【００５１】実際に、スイッチエレメントＳＥｓｊが十
分な条件で出力群の１つにパケットにルーチングするこ
とができないために生じ得るこの使用不能は、本発明に
よると、通常ならばスイッチエレメントＳＥｓｊにより
伝送されると全く同様に状態伝送リンクＢＡＳｓｔｊ
ｌ．．．，ＢＡＳｓｔｊｋ．．．，ＢＡＳｓｔｊｚを通
ってスイッチエレメントＳＥｔｌ．．．，ＳＥｔ
ｋ．．．，ＳＥＴｚにより伝送される１又は複数の使用
可能状態情報が受信されない結果としてスイッチエレメ
ントＳＥｓｊで検出される。
分な条件で出力群の１つにパケットにルーチングするこ
とができないために生じ得るこの使用不能は、本発明に
よると、通常ならばスイッチエレメントＳＥｓｊにより
伝送されると全く同様に状態伝送リンクＢＡＳｓｔｊ
ｌ．．．，ＢＡＳｓｔｊｋ．．．，ＢＡＳｓｔｊｚを通
ってスイッチエレメントＳＥｔｌ．．．，ＳＥｔ
ｋ．．．，ＳＥＴｚにより伝送される１又は複数の使用
可能状態情報が受信されない結果としてスイッチエレメ
ントＳＥｓｊで検出される。
【００５２】以下の説明、特に図２に関する説明ではス
イッチエレメントＳＥｓｊにおける状態情報設定及び伝
送について言及する。
イッチエレメントＳＥｓｊにおける状態情報設定及び伝
送について言及する。
【００５３】図２は実際にスイッチエレメントＳＥｓｊ
において着信状態情報ＢＡＳｓｔｊｌ．．．，ＢＡＳｓ
ｔｊｋ．．．，ＢＡＳｓｔｊｚ、スイッチエレメントの
アクティブ状態情報ＳＭＳ及び入リンク又は伝送路のア
クティブ状態の個々の情報ＩＬＳｌ．．．，ＩＬＳｘを
収集し、各状態伝送リンクＢＡＳｒｓｌｊ．．．，ＢＡ
Ｓｒｓｉｊ．．．，ＢＡＳｒｓｘｊを通つて伝送される
各パケット転送指令情報を生成する回路を例示する。
において着信状態情報ＢＡＳｓｔｊｌ．．．，ＢＡＳｓ
ｔｊｋ．．．，ＢＡＳｓｔｊｚ、スイッチエレメントの
アクティブ状態情報ＳＭＳ及び入リンク又は伝送路のア
クティブ状態の個々の情報ＩＬＳｌ．．．，ＩＬＳｘを
収集し、各状態伝送リンクＢＡＳｒｓｌｊ．．．，ＢＡ
Ｓｒｓｉｊ．．．，ＢＡＳｒｓｘｊを通つて伝送される
各パケット転送指令情報を生成する回路を例示する。
【００５４】下流でパケット転送指令情報は適切な受信
器ＢＡＳＲＣｌ．．．，ＢＡＳＲＣｚにより受け取ら
れ、これらの受信器は代わりに入力状態信号ＬＡＶ
ｌ．．．，ＬＡＶｚを供給する。パケット転送指令情報
の伝送モードについては記載しない。単に、各出リンク
に個々に関連するこのために設けられたリンクを通って
ディジタル状態を伝送すればよい。あるいは、対称形交
換ネットワークの場合（即ち隣接段の２つのスイッチエ
レメントが各伝送方向について１つずつ２つの対称伝送
路により相互に接続されている場合）には、隣接段のス
イッチエレメントからの入リンク又は伝送路に関する状
態情報は（入リンクに対称な）出リンクを通って隣接段
のこの同一のスイッチエレメントに向かって伝送され
得、図１を参照すると、この場合、破線で示すリンクが
連続段ＳＴｔ，ＳＴｓ及びＳＴｒを通って逆方向にパケ
ットを転送するために通常使用される対称リンクを表す
と仮定すれば十分である。
器ＢＡＳＲＣｌ．．．，ＢＡＳＲＣｚにより受け取ら
れ、これらの受信器は代わりに入力状態信号ＬＡＶ
ｌ．．．，ＬＡＶｚを供給する。パケット転送指令情報
の伝送モードについては記載しない。単に、各出リンク
に個々に関連するこのために設けられたリンクを通って
ディジタル状態を伝送すればよい。あるいは、対称形交
換ネットワークの場合（即ち隣接段の２つのスイッチエ
レメントが各伝送方向について１つずつ２つの対称伝送
路により相互に接続されている場合）には、隣接段のス
イッチエレメントからの入リンク又は伝送路に関する状
態情報は（入リンクに対称な）出リンクを通って隣接段
のこの同一のスイッチエレメントに向かって伝送され
得、図１を参照すると、この場合、破線で示すリンクが
連続段ＳＴｔ，ＳＴｓ及びＳＴｒを通って逆方向にパケ
ットを転送するために通常使用される対称リンクを表す
と仮定すれば十分である。
【００５５】ルーチング容量監視論理装置ＲＧＡＳＣは
これらの入力状態情報を収集し、図３に関して具体的に
説明するような基準にしたがって出力群が入力パケット
トラヒックに対して使用可能とみなされるべき場合、出
力群ＡＲＧＡから使用可能信号を供給する。
これらの入力状態情報を収集し、図３に関して具体的に
説明するような基準にしたがって出力群が入力パケット
トラヒックに対して使用可能とみなされるべき場合、出
力群ＡＲＧＡから使用可能信号を供給する。
【００５６】ＡＮＤゲートＥＴｌにおいて、この情報は
アクティブ状態情報ＳＭＳと結合され、スイッチエレメ
ントの作動制御回路（この点については常識に属するの
で説明しない）から発生される信号ＳＭＳの存在により
スイッチエレメントが正常作動状態にあると判断され且
つ全出力群が使用可能であるとみなされるならば、ＡＮ
ＤゲートＥＴＥｌ〜ＥＴＥｘを有効化する。
アクティブ状態情報ＳＭＳと結合され、スイッチエレメ
ントの作動制御回路（この点については常識に属するの
で説明しない）から発生される信号ＳＭＳの存在により
スイッチエレメントが正常作動状態にあると判断され且
つ全出力群が使用可能であるとみなされるならば、ＡＮ
ＤゲートＥＴＥｌ〜ＥＴＥｘを有効化する。
【００５７】ゲートＥＴＥｌ〜ＥＴＥｘはスイッチエレ
メントの入リンクの作動良好状態を個々に表す信号ＩＬ
Ｓｌ〜ＩＬＳｘを夫々受け取る。信号ＳＭＳの場合と全
く同様に、これらの信号の獲得については説明しない。
これらのゲートＥＴＥｌ〜ＥＴＥｘはこうして信号ＴＡ
Ｃｌ〜ＴＡＣｘを供給し、これらの信号の各々はスイッ
チエレメントが作動状態にあること、スイッチの出力群
が使用可能であるとみなされること、及び該当入リンク
が作動状態にあることを同時に入リンクの１つに対して
指示し、これは全体として、該当スイッチエレメントの
出力群に関してはこれらのパケットの宛先と無関係に入
リンクをパケットのルーチングに使用できることを意味
する。したがって、対応する信号はこの入リンクのパケ
ット転送指令を構成し、即ち該信号はこのリンクを介し
てスイッチエレメントＳＥｓｊにアクセスする前段のス
イッチエレメントに到達する限り、前段のこのスイッチ
エレメントの対応する出リンクのパケット転送指令を構
成する。
メントの入リンクの作動良好状態を個々に表す信号ＩＬ
Ｓｌ〜ＩＬＳｘを夫々受け取る。信号ＳＭＳの場合と全
く同様に、これらの信号の獲得については説明しない。
これらのゲートＥＴＥｌ〜ＥＴＥｘはこうして信号ＴＡ
Ｃｌ〜ＴＡＣｘを供給し、これらの信号の各々はスイッ
チエレメントが作動状態にあること、スイッチの出力群
が使用可能であるとみなされること、及び該当入リンク
が作動状態にあることを同時に入リンクの１つに対して
指示し、これは全体として、該当スイッチエレメントの
出力群に関してはこれらのパケットの宛先と無関係に入
リンクをパケットのルーチングに使用できることを意味
する。したがって、対応する信号はこの入リンクのパケ
ット転送指令を構成し、即ち該信号はこのリンクを介し
てスイッチエレメントＳＥｓｊにアクセスする前段のス
イッチエレメントに到達する限り、前段のこのスイッチ
エレメントの対応する出リンクのパケット転送指令を構
成する。
【００５８】信号ＴＡＣｌ〜ＴＡＣｘは発信状態情報の
伝送回路ＢＡＳＴＣｌ〜ＢＡＸＴＣｘに加えられ、該回
路はこれらの信号をスイッチエレメントＳＥｓｊの入リ
ンクの１つに各々関連する状態伝送リンクＢＡＳｒｓｌ
ｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊを介してこれらの信号を伝送するモ
ードに適合する形態に変換する。
伝送回路ＢＡＳＴＣｌ〜ＢＡＸＴＣｘに加えられ、該回
路はこれらの信号をスイッチエレメントＳＥｓｊの入リ
ンクの１つに各々関連する状態伝送リンクＢＡＳｒｓｌ
ｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊを介してこれらの信号を伝送するモ
ードに適合する形態に変換する。
【００５９】状態伝送リンクは永久ディジタル伝送リン
クであり得、状態情報信号は該当スイッチエレメントの
リンクＢＡＳｒｓｌｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊを介して送信さ
れる際にも、また、該当スイッチエレメントのＢＡＳｓ
ｔｊｌ〜ＢＡＳｓｔｊｚを通って受信される際にも連続
特徴を有する。このため、入リンクのパケットルーチン
グ容量に影響する全事象の準瞬時伝送が可能になる。実
際に、着信使用可能状態信号又はパケット転送指令信号
が受信されない結果として、１つの出力群が十分な条件
下でパケットをルーチングできないとみなされるべき場
合、監視装置ＲＧＡＳＣは信号ＡＲＧＡを抑止する。即
座に信号ＢＡＳｒｓｌｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊはスイッチＳ
Ｅｓｊから前段に向かう全状態伝送リンクで抑止され
る。実際に、スイッチエレメントは場合により他の出力
群を通ってパケットを流すことができるが、スイッチエ
レメントで受け取られたパケットをどの出力群にルーチ
ングすべきかは前以てわからないので、パケットを全く
ルーチングできないこと明言しておく必要がある。同様
に、信号ＳＭＳがスイッチエレメントの非作動状態を指
示するなら、信号ＢＡＳｒｓｌｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊは抑
止される。
クであり得、状態情報信号は該当スイッチエレメントの
リンクＢＡＳｒｓｌｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊを介して送信さ
れる際にも、また、該当スイッチエレメントのＢＡＳｓ
ｔｊｌ〜ＢＡＳｓｔｊｚを通って受信される際にも連続
特徴を有する。このため、入リンクのパケットルーチン
グ容量に影響する全事象の準瞬時伝送が可能になる。実
際に、着信使用可能状態信号又はパケット転送指令信号
が受信されない結果として、１つの出力群が十分な条件
下でパケットをルーチングできないとみなされるべき場
合、監視装置ＲＧＡＳＣは信号ＡＲＧＡを抑止する。即
座に信号ＢＡＳｒｓｌｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊはスイッチＳ
Ｅｓｊから前段に向かう全状態伝送リンクで抑止され
る。実際に、スイッチエレメントは場合により他の出力
群を通ってパケットを流すことができるが、スイッチエ
レメントで受け取られたパケットをどの出力群にルーチ
ングすべきかは前以てわからないので、パケットを全く
ルーチングできないこと明言しておく必要がある。同様
に、信号ＳＭＳがスイッチエレメントの非作動状態を指
示するなら、信号ＢＡＳｒｓｌｊ〜ＢＡＳｒｓｘｊは抑
止される。
【００６０】また、特定の入リンクが不能であるにも拘
わらず、出力群が使用可能であり、スイッチエレメント
が作動状態にある場合もある。この場合、この入リンク
に関連する使用可能状態信号のみが抑止される。このよ
うに交換ネットワークの多重経路及びオートルーチング
方式の特徴と組み合わせた構成により、ささいな障害が
浸透しないようにすることができる。
わらず、出力群が使用可能であり、スイッチエレメント
が作動状態にある場合もある。この場合、この入リンク
に関連する使用可能状態信号のみが抑止される。このよ
うに交換ネットワークの多重経路及びオートルーチング
方式の特徴と組み合わせた構成により、ささいな障害が
浸透しないようにすることができる。
【００６１】付言すべき点として、信号ＬＡＶｌ〜ＬＡ
Ｖｚ及びＡＲＧＡはスイッチエレメントＳＥｓｊの制御
ユニットに向かって図２の装置の外に伝送される。この
制御ユニットは従来通りに構成され、パケット転送指令
信号を受信させない出リンクにはパケットを伝送しない
ように設計されている。したがって、信号ＬＡＶｌ〜Ｌ
ＡＶｚの１つが不在ならば直接防御措置がとられ、ルー
チング不能となった出リンクにはパケットを送信しない
ようにルーチングを修正する。更に、出力群使用可能信
号ＡＲＧＡが不在ならば保守措置又は欠陥信号発生措置
が開始され得る。
Ｖｚ及びＡＲＧＡはスイッチエレメントＳＥｓｊの制御
ユニットに向かって図２の装置の外に伝送される。この
制御ユニットは従来通りに構成され、パケット転送指令
信号を受信させない出リンクにはパケットを伝送しない
ように設計されている。したがって、信号ＬＡＶｌ〜Ｌ
ＡＶｚの１つが不在ならば直接防御措置がとられ、ルー
チング不能となった出リンクにはパケットを送信しない
ようにルーチングを修正する。更に、出力群使用可能信
号ＡＲＧＡが不在ならば保守措置又は欠陥信号発生措置
が開始され得る。
【００６２】次に、図２のルーチング容量監視論理装置
ＲＧＡＳＣの一例を示す図３について説明する。
ＲＧＡＳＣの一例を示す図３について説明する。
【００６３】既に示したように、この装置は信号ＬＡＶ
ｌ〜ＬＡＶｚを受け取り、正常時には信号ＡＲＧＡを供
給する。該装置は更にクロック（図示せず）からの信号
（図４）と、後述するような運転パラメータとを受け取
る。
ｌ〜ＬＡＶｚを受け取り、正常時には信号ＡＲＧＡを供
給する。該装置は更にクロック（図示せず）からの信号
（図４）と、後述するような運転パラメータとを受け取
る。
【００６４】図４に示すように、クロックは時間間隔Ａ
の素時間ｔ１，ｔ２．．．，ｔｋ．．．，ｔｚで、スイ
ッチエレメントの出リンクの１つに夫々対応する信号ｔ
（Ａ）を供給し、次いで時間間隔Ｂの素時間ｔ’１，
ｔ’２．．．，ｔ’ｊで、スイッチエレメント出力群の
１つに夫々対応する信号Ｔ’（Ｂ）を供給し、以下、同
様であり、このサイクルは反復される。
の素時間ｔ１，ｔ２．．．，ｔｋ．．．，ｔｚで、スイ
ッチエレメントの出リンクの１つに夫々対応する信号ｔ
（Ａ）を供給し、次いで時間間隔Ｂの素時間ｔ’１，
ｔ’２．．．，ｔ’ｊで、スイッチエレメント出力群の
１つに夫々対応する信号Ｔ’（Ｂ）を供給し、以下、同
様であり、このサイクルは反復される。
【００６５】信号ｔ（Ａ）は出リンクカウンタＬＫＫに
加えられる。このカウンタは従来手段（図示せず）によ
り各クロックサイクルでゼロにリセットされる。
加えられる。このカウンタは従来手段（図示せず）によ
り各クロックサイクルでゼロにリセットされる。
【００６６】該カウンタはスイッチエレメントの別の出
リンクを表すディジタル値を各信号ｔ（Ａ）に供給す
る。このディジタル値ＬＫｋはマルチプレクサＭＵＸＬ
に加えられ、該マルチプレクサはそれに応じて方向決定
し、入力状態信号ＬＡＶｌ〜ＬＡＶｚの１つを増分回路
ＩＮＣＲの入力ｉｎｃに結合する。
リンクを表すディジタル値を各信号ｔ（Ａ）に供給す
る。このディジタル値ＬＫｋはマルチプレクサＭＵＸＬ
に加えられ、該マルチプレクサはそれに応じて方向決定
し、入力状態信号ＬＡＶｌ〜ＬＡＶｚの１つを増分回路
ＩＮＣＲの入力ｉｎｃに結合する。
【００６７】同一素時間において、同一のディジタル値
ＬＫｋはリンク番号を出力群番号に翻訳するメモリＬＲ
ＧＴＭで読み取るためのアドレスとして使用される。こ
のメモリＬＲＧＴＭのメモリロケーションｅｍｌ〜ｅｍ
ｚはスイッチエレメントの出リンクに個々に対応し、出
リンクが属する出力群番号ＲＧｉを各々含む。交換ネッ
トワークの運転パラメータであるメモリＬＲＧＴＭに含
まれる出力群番号は、本発明の範囲外であるとみなされ
る運転制御手段（図示せず）からの初期化リンクＩＮｇ
により該メモリに書き込まれる。
ＬＫｋはリンク番号を出力群番号に翻訳するメモリＬＲ
ＧＴＭで読み取るためのアドレスとして使用される。こ
のメモリＬＲＧＴＭのメモリロケーションｅｍｌ〜ｅｍ
ｚはスイッチエレメントの出リンクに個々に対応し、出
リンクが属する出力群番号ＲＧｉを各々含む。交換ネッ
トワークの運転パラメータであるメモリＬＲＧＴＭに含
まれる出力群番号は、本発明の範囲外であるとみなされ
る運転制御手段（図示せず）からの初期化リンクＩＮｇ
により該メモリに書き込まれる。
【００６８】したがって、メモリＲＧＩで読み取られる
出力群番号はアドレスマルチプレクサＭＵＸＡＤの２つ
の入力の一方に伝送される。該アドレスマルチプレクサ
は時間間隔Ａの間中クロックから信号Ａを受け取り、そ
の下部入力に方向決定し、したがって番号ＲＧＩは同一
素時間で常にルーチング群可用性監視メモリＲＧＡＳＭ
から読み取るためのアドレスとして機能する。
出力群番号はアドレスマルチプレクサＭＵＸＡＤの２つ
の入力の一方に伝送される。該アドレスマルチプレクサ
は時間間隔Ａの間中クロックから信号Ａを受け取り、そ
の下部入力に方向決定し、したがって番号ＲＧＩは同一
素時間で常にルーチング群可用性監視メモリＲＧＡＳＭ
から読み取るためのアドレスとして機能する。
【００６９】このメモリＲＧＡＳＭのメモリロケーショ
ンｅｒｌ〜ｅｒｚは個々にスイッチエレメントの出力群
に対応しており、夫々２つのデータエリア、即ち出力群
が十分な性能を維持しながら割り当てられる最大パケッ
トトラヒック負荷を維持できるとみなすために、使用可
能状態にあるべき出リンクの最小数であるディジタル値
を含むエリアＭＩＮＬと、以下に説明するように使用可
能状態の出リンクの力ウンタとして機能するエリアＮＬ
Ｃとを含む。
ンｅｒｌ〜ｅｒｚは個々にスイッチエレメントの出力群
に対応しており、夫々２つのデータエリア、即ち出力群
が十分な性能を維持しながら割り当てられる最大パケッ
トトラヒック負荷を維持できるとみなすために、使用可
能状態にあるべき出リンクの最小数であるディジタル値
を含むエリアＭＩＮＬと、以下に説明するように使用可
能状態の出リンクの力ウンタとして機能するエリアＮＬ
Ｃとを含む。
【００７０】エリアＮＬＣの内容は増分回路ＩＮＣＲに
加えられる。マルチプレクサＭＵＸＬにより選択され、
入力ｉｎｃに加えられる着信状態情報信号が、該当リン
クが使用可能であることを指示するならば、増分回路Ｉ
ＮＣＲはエリアＮＬＣの内容を１単位増加し、その後、
得られた新しい値が前の値の代わりに登録される。同一
のメモリロケーション（アドレスは元のままである）の
書き込み操作の方法は、マルチプレクサＭＵＸＡを介し
て増分回路ＩＮＣＲの出力をメモリＲＧＡＳＭの入力に
結合するリンクにより図３に簡単に示される。
加えられる。マルチプレクサＭＵＸＬにより選択され、
入力ｉｎｃに加えられる着信状態情報信号が、該当リン
クが使用可能であることを指示するならば、増分回路Ｉ
ＮＣＲはエリアＮＬＣの内容を１単位増加し、その後、
得られた新しい値が前の値の代わりに登録される。同一
のメモリロケーション（アドレスは元のままである）の
書き込み操作の方法は、マルチプレクサＭＵＸＡを介し
て増分回路ＩＮＣＲの出力をメモリＲＧＡＳＭの入力に
結合するリンクにより図３に簡単に示される。
【００７１】マルチプレクサＭＵＸＡは信号Ａにより制
御される。信号Ａの存在以前、即ち前のサイクルの最後
の部分の間では、該マルチプレクサは図の右側の入力に
方向決定されており、メモリＲＧＡＳＭの全ロケーショ
ンのエリアＮＬＣにゼロ値を登録することができた。現
サイクルが開始すると、信号Ａはマルチプレクサを図の
左側の入力に方向付け、前述のように増分を加えた値を
伝送する。
御される。信号Ａの存在以前、即ち前のサイクルの最後
の部分の間では、該マルチプレクサは図の右側の入力に
方向決定されており、メモリＲＧＡＳＭの全ロケーショ
ンのエリアＮＬＣにゼロ値を登録することができた。現
サイクルが開始すると、信号Ａはマルチプレクサを図の
左側の入力に方向付け、前述のように増分を加えた値を
伝送する。
【００７２】その結果、素時間ｔ１〜１ｚで連続的に考
慮される出リンクの各々についてこの出リンクが属する
出力群番号はメモリＬＲＧＴＭで読み取られ、この出力
群に固有の値ＮＬＣ（この値は初期にはゼロであり、出
リンクが使用可能の場合には増分を加えられる）をメモ
リＲＧＡＳＭで読み取るように機能する。スイッチエレ
メントの全出リンクがこうして逐一検討されると、メモ
リＲＧＡＳＭのエリアＮＬＣは夫々時間間隔Ａで使用可
能状態とみなされるリンク数を含む。
慮される出リンクの各々についてこの出リンクが属する
出力群番号はメモリＬＲＧＴＭで読み取られ、この出力
群に固有の値ＮＬＣ（この値は初期にはゼロであり、出
リンクが使用可能の場合には増分を加えられる）をメモ
リＲＧＡＳＭで読み取るように機能する。スイッチエレ
メントの全出リンクがこうして逐一検討されると、メモ
リＲＧＡＳＭのエリアＮＬＣは夫々時間間隔Ａで使用可
能状態とみなされるリンク数を含む。
【００７３】更に時間間隔Ａでは常に、ルーチング群カ
ウンタＲＧＫ及び過負荷双安定回路ＯＶＬは再初期化さ
れる。
ウンタＲＧＫ及び過負荷双安定回路ＯＶＬは再初期化さ
れる。
【００７４】時間間隔Ｂが開始するや否や、マルチプレ
クサＭＵＸＡＤ及びＭＵＸＡは方向を変える。
クサＭＵＸＡＤ及びＭＵＸＡは方向を変える。
【００７５】信号ｔ’（Ｂ）は出力群カウンタＲＧＫに
加えられる。このカウンタは上述のように現サイクルの
第１部分の間にゼロにリセットされている。
加えられる。このカウンタは上述のように現サイクルの
第１部分の間にゼロにリセットされている。
【００７６】該カウンタは各信号ｔ’（Ｂ）毎に、スイ
ッチエレメントの別の出力群を表すディジタル値を供給
する。このディジタル値ＲＧｊはマルチプレクサＭＵＸ
ＡＤに加えられ、該マルチプレクサはこの値をアドレス
としてメモリＲＧＡＳＭに伝送する。出力群のメモリロ
ケーションはこうして読み取られ、エリアＭＩＮＬ及び
ＮＬＣの内容を供給する。
ッチエレメントの別の出力群を表すディジタル値を供給
する。このディジタル値ＲＧｊはマルチプレクサＭＵＸ
ＡＤに加えられ、該マルチプレクサはこの値をアドレス
としてメモリＲＧＡＳＭに伝送する。出力群のメモリロ
ケーションはこうして読み取られ、エリアＭＩＮＬ及び
ＮＬＣの内容を供給する。
【００７７】これらの２つの値ＭＩＮＬ及びＮＬＣは次
に比較器ＣＯＭＰの２つの入力に加えられ、該比較器は
ＭＩＮＬ＞ＮＬＣならば過負荷双安定回路ＯＶＬに使用
不能信号ｎａを供給する。このような場合、これに応答
して双安定回路ＯＶＬは位置１に移る。
に比較器ＣＯＭＰの２つの入力に加えられ、該比較器は
ＭＩＮＬ＞ＮＬＣならば過負荷双安定回路ＯＶＬに使用
不能信号ｎａを供給する。このような場合、これに応答
して双安定回路ＯＶＬは位置１に移る。
【００７８】同一の素時間で同一のアドレスに１回の書
き込み操作が実施される。上述のように、この操作は該
当出力群の計数エリアＮＬＣを再初期化する効果があ
る。
き込み操作が実施される。上述のように、この操作は該
当出力群の計数エリアＮＬＣを再初期化する効果があ
る。
【００７９】したがって、時間間隔Ｂが終了すると、全
出力群のロケーションは逐一検討され、出力群のいずれ
か１つが値ＭＩＮＬよりも小さい値ＮＬＣを含むなら
ば、双安定回路ＯＶＬは位置１に移る。これは、出力群
のいずれか１つにおいてエリアＮＬＣで計数された使用
可能リンク数がエリアＭＩＮＬに登録された値により特
徴付けられるルーチング容量閾値に到達しないことを意
味する。
出力群のロケーションは逐一検討され、出力群のいずれ
か１つが値ＭＩＮＬよりも小さい値ＮＬＣを含むなら
ば、双安定回路ＯＶＬは位置１に移る。これは、出力群
のいずれか１つにおいてエリアＮＬＣで計数された使用
可能リンク数がエリアＭＩＮＬに登録された値により特
徴付けられるルーチング容量閾値に到達しないことを意
味する。
【００８０】一方、全出力群で使用可能な出リンク数が
閾値ＭＩＮＬ以上であるならば、双安定回路ＯＶＬは位
置ゼロに維持される。
閾値ＭＩＮＬ以上であるならば、双安定回路ＯＶＬは位
置ゼロに維持される。
【００８１】次の動作サイクルの素時間ｔ１で過負荷双
安定回路ＯＶＬの位置は信号ｔ１により制御されるＡＮ
Ｄゲートを介して反転され、双安定回路ＢＡＲＧＡで再
複製される。したがって、全出力群がこれらに割り当て
られる最大パケットトラヒックをルーチングすることが
可能ならば、この双安定回路は位置１に配置される。そ
の場合、該回路は信号ＡＲＧＡを供給する。
安定回路ＯＶＬの位置は信号ｔ１により制御されるＡＮ
Ｄゲートを介して反転され、双安定回路ＢＡＲＧＡで再
複製される。したがって、全出力群がこれらに割り当て
られる最大パケットトラヒックをルーチングすることが
可能ならば、この双安定回路は位置１に配置される。そ
の場合、該回路は信号ＡＲＧＡを供給する。
【００８２】使用可能状態信号が個々の入リンクでなく
スイッチエレメント間の同一伝送路に属する入リンク群
に関連する場合にも、以上の記載は適用できる。その場
合、入リンク群に関連する信号は同時に群の入リンクの
各々について有効である。同様にこの場合、これらのリ
ンクの他端においてパケット転送指令信号は出リンク群
の全出リンクに有効である。
スイッチエレメント間の同一伝送路に属する入リンク群
に関連する場合にも、以上の記載は適用できる。その場
合、入リンク群に関連する信号は同時に群の入リンクの
各々について有効である。同様にこの場合、これらのリ
ンクの他端においてパケット転送指令信号は出リンク群
の全出リンクに有効である。
【００８３】また、図２に関して述べたように本発明は
対称形交換ネットワークの場合にも全く完全に適用され
る。このような場合、各スイッチエレメントはパケット
を第１の入力アセンプリから第１の出力アセンプリに向
かって第１の転送方向に転送すると共に、第２の入力ア
センブリから第２の出力アセンブリに向かって対称転送
方向に転送する。このような場合、当然のことである
が、各パケット転送方向に図２及び図３の装置に類似の
装置を備えなければならず、これらの２つの装置は自立
しているが、同一のアクティブ状態情報ＳＭＳを受け取
る。
対称形交換ネットワークの場合にも全く完全に適用され
る。このような場合、各スイッチエレメントはパケット
を第１の入力アセンプリから第１の出力アセンプリに向
かって第１の転送方向に転送すると共に、第２の入力ア
センブリから第２の出力アセンブリに向かって対称転送
方向に転送する。このような場合、当然のことである
が、各パケット転送方向に図２及び図３の装置に類似の
装置を備えなければならず、これらの２つの装置は自立
しているが、同一のアクティブ状態情報ＳＭＳを受け取
る。
【００８４】図３の装置はメモリＬＲＧＴＭの適当な初
期化によりスイッチエレメントの出力群を随意に組み立
てることができる。該装置は更に、予想される最大パケ
ットトラヒックがメモリＲＧＡＳＭのロケーションのエ
リアＭＩＮＬの初期化により十分な条件で流れるように
使用可能であるべきリンク数を随意に規定することがで
きる（簡単にするために、この目的ではリンクＩＮＩの
みについて述べた）。この数はネットワークの構造に従
い、同一の交換ネットワーク内でスイッチエレメントに
よって異なり得る。同一の交換ネットワークの同一のス
イッチエレメントでこの数は経時的に変化し得る（オフ
ピーク持続時間、交換ネットワークの構造の変化等）。
パラメータＭＩＮＬの管理は特に短いトラヒック時間で
障害の影響を最小に制限することができる。
期化によりスイッチエレメントの出力群を随意に組み立
てることができる。該装置は更に、予想される最大パケ
ットトラヒックがメモリＲＧＡＳＭのロケーションのエ
リアＭＩＮＬの初期化により十分な条件で流れるように
使用可能であるべきリンク数を随意に規定することがで
きる（簡単にするために、この目的ではリンクＩＮＩの
みについて述べた）。この数はネットワークの構造に従
い、同一の交換ネットワーク内でスイッチエレメントに
よって異なり得る。同一の交換ネットワークの同一のス
イッチエレメントでこの数は経時的に変化し得る（オフ
ピーク持続時間、交換ネットワークの構造の変化等）。
パラメータＭＩＮＬの管理は特に短いトラヒック時間で
障害の影響を最小に制限することができる。
【図１】本発明の状態情報伝送を示す交換ネットワーク
の一部の概要図である。
の一部の概要図である。
【図２】本発明にしたがいスイッチエレメントに含まれ
る状態情報設定及び伝送のための装置の概要図である。
る状態情報設定及び伝送のための装置の概要図である。
【図３】図２の装置の所定の部分の詳細図である。
【図４】図３の装置でオペレーションが実行される順序
を示すタイミング図である。
を示すタイミング図である。
ＳＴｒ，ＳＴｓ，ＳＴｔ スイッチ段 ＳＥｒｌ，ＳＥｒｉ，ＳＥｒｘ，ＳＥｓｌ，ＳＥＳｊ，
ＳＥｓｙ，ＳＥｔｌ，ＳＥｔｋ，ＳＥｔｚ スイッチエ
レメント Ｍｒｓｌｊ，Ｍｒｓｉｊ，Ｍｒｓｘｊ 入力伝送路 Ｍｓｔｊｌ，Ｍｓｔｊｋ，Ｍｓｔｊｚ 出力伝送路 ＢＡＳｒｓｌｊ，ＢＡＳｒｓｉｊ，ＢＡＳｒｓｘｊ 状
態伝送リンク ＥＴｌ，ＥＴＥｌ〜ＥＴＥｘ ＡＮＤゲート ＢＡＳＴＣｌ〜ＢＡＳＴＣｘ 発信状態情報の伝送回路 ＬＫＫ 出リンクカウンタ ＭＵＸＬ マルチプレクサ ＩＮＣＲ 増分回路 ＬＲＧＴＭ 翻訳メモリ ＭＵＸＡＤ アドレスマルチプレクサ ＲＧＡＳＭ ルーチング群可用性監視メモリ ｅｒｌ〜ｅｒｚ メモリロケーション ＣＯＭＰ 比較器 ＯＶＬ 双安定回路
ＳＥｓｙ，ＳＥｔｌ，ＳＥｔｋ，ＳＥｔｚ スイッチエ
レメント Ｍｒｓｌｊ，Ｍｒｓｉｊ，Ｍｒｓｘｊ 入力伝送路 Ｍｓｔｊｌ，Ｍｓｔｊｋ，Ｍｓｔｊｚ 出力伝送路 ＢＡＳｒｓｌｊ，ＢＡＳｒｓｉｊ，ＢＡＳｒｓｘｊ 状
態伝送リンク ＥＴｌ，ＥＴＥｌ〜ＥＴＥｘ ＡＮＤゲート ＢＡＳＴＣｌ〜ＢＡＳＴＣｘ 発信状態情報の伝送回路 ＬＫＫ 出リンクカウンタ ＭＵＸＬ マルチプレクサ ＩＮＣＲ 増分回路 ＬＲＧＴＭ 翻訳メモリ ＭＵＸＡＤ アドレスマルチプレクサ ＲＧＡＳＭ ルーチング群可用性監視メモリ ｅｒｌ〜ｅｒｚ メモリロケーション ＣＯＭＰ 比較器 ＯＶＬ 双安定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンリ・ベルヒル ベルギー国、ベー−2960・ブレヒト、ロ メルスヘイデ・アイ・19 (56)参考文献 特開 昭63−117535（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−84942（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (14)
- 【請求項１】 入力ポートと、出力ポートと、相互に接
続された複数のスイッチエレメント段として配置された
スイッチエレメントとを含む非同期形時分割多重方式パ
ケット交換のためのパケットオートルーチング及び多重
経路方式交換ネットワークであって、各スイッチエレメ
ントは入力及び出力を有しており、入力の１つで受け取
ったパケットを該パケットに関連するルーチング情報に
応じて出力の１つ又は複数に転送するように構成されて
おり、ネットワークの入力ポートは第１段のスイッチエ
レメントの入力に対応し、ネットワークの出力ポートは
最終段のスイッチエレメントの出力に対応しており、こ
のネットワークは更に、ネットワークの少なくとも１段
の各スイッチエレメントが少なくとも３つの出力を有し
ており、これらの出力が出力群として配置されており、
１つの出力群が１又は複数の決定された出力を含んでお
り、いずれか１つの入力で受け取ったパケットに関連す
るルーチングデータに応じて、スイッチエレメントが１
つ又は複数の出力群を含むアセンブリを認識するように
構成されており、スイッチエレメントが該受け取ったパ
ケットを該アセンブリの単一群の出力から選択された１
つの出力、又はその帰属する群の出力から該アセンブリ
の群毎に１つずつ選択された複数の出力に転送するよう
に構成されており、交換ネットワークの注目段と呼称さ
れる少なくとも１段の各スイッチエレメントが、該スイ
ッチエレメントをパケットのトラヒックのルーチングに
使用可能な状態に対応するスイッチエレメントの使用可
能状態を規定する状態設定手段を含んでおり、該注目段
の各スイッチエレメントが、このスイッチエレメントを
前段のスイッチエレメントに接続する入リンクに関連し
且つ該注目段のスイッチエレメントが使用可能状態にあ
るときに使用可能状態情報を前段のこれらのスイッチエ
レメントに伝送する状態伝送手段を含んでおり、該前段
の各スイッチエレメントが、この前段のスイッチエレメ
ントを該注目段のスイッチエレメントに接続する出リン
クに関連し且つその出力の各々が使用可能状態のスイッ
チエレメントに通じるときに該出力の各々について使用
可能状態情報を受け取る状態情報受信手段を含んでお
り、該前段のスイッチの各々が、使用可能状態情報が受
信されない出リンクを有する全出力とのアクセスを禁止
することによりパケットのルーチング決定に介入する防
御手段を含み、前記状態設定手段による前記前段の１つ
のスイッチエレメントの情報設定が、該前段のスイッチ
エレメントの作動状態以外に、各出力群のルーチング容
量がルーチング容量閾値に対して十分であるか否かを検
査する出力群可用性監視回路を介して出力群毎に評価さ
れ、該前段のスイッチエレメントにより前記注目段のス
イッチエレメントから受け取られる状態情報をも考慮し
て実施される交換ネットワーク。 - 【請求項２】 前記状態伝送手段が、前記使用可能状態
情報を表す信号の永久的又は準永久的伝送を可能にする
ことを特徴とする請求項１に記載の交換ネットワーク。 - 【請求項３】 前記注目段のスイッチエレメントへのパ
ケットのルーチングの禁止後、該スイッチエレメントに
より供給される状態情報が該スイッチエレメントの使用
可能復帰を知らせるや否やこのスイッチエレメントへの
パケットルーチングを再開することを特徴とする請求項
１又は２に記載の交換ネットワーク。 - 【請求項４】 前記閾値がスイッチエレメントの外部の
制御により調節可能であることを特徴とする請求項１か
ら３のいずれか一項に記載の交換ネットワーク。 - 【請求項５】 前記閾値が使用可能な出力の最小数を各
出力群毎に規定することを特徴とする請求項１から４の
いずれか一項に記載の交換ネットワーク。 - 【請求項６】 出力群の組立てが外部制御により該出力
群可用性回路に供給されることを特徴とする請求項１か
ら５のいずれか一項に記載の交換ネットワーク。 - 【請求項７】 入リンクに関連する前記状態伝送手段が
入リンク当たり１つずつの別個の状態伝送リンクを含む
ことを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載
の交換ネットワーク。 - 【請求項８】 入リンクに関連する前記状態伝送手段
が、スイッチエレメント間の同一伝送路に属する入リン
ク群毎に１個ずつ別個の状態伝送リンクを含むことを特
徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の交換ネ
ットワーク。 - 【請求項９】 入力ポートと、出力ポートと、相互に接
続された複数のスイッチエレメント段として配置された
スイッチエレメントとを含む非同期形時分割多 重方式パ
ケット交換のためのパケットオートルーチング及び多重
経路方式交換ネットワークであって、各スイッチエレメ
ントは入力及び出力を有しており、入力の１つで受け取
ったパケットを該パケットに関連するルーチング情報に
応じて出力の１つ又は複数に転送するように構成されて
おり、ネットワークの入力ポートは第１段のスイッチエ
レメントの入力に対応し、ネットワークの出力ポートは
最終段のスイッチエレメントの出力に対応しており、こ
のネットワークは更に、ネットワークの少なくとも１段
の各スイッチエレメントが少なくとも３つの出力を有し
ており、これらの出力が出力群として配置されており、
１つの出力群が１又は複数の決定された出力を含んでお
り、いずれか１つの入力で受け取ったパケットに関連す
るルーチングデータに応じて、スイッチエレメントが１
つ又は複数の出力群を含むアセンブリを認識するように
構成されており、スイッチエレメントが該受け取ったパ
ケットを該アセンブリの単一群の出力から選択された１
つの出力、又はその帰属する群の出力から該アセンブリ
の群毎に１つずつ選択された複数の出力に転送するよう
に構成されており、交換ネットワークの注目段と呼称さ
れる少なくとも１段の各スイッチエレメントが、該スイ
ッチエレメントをパケットのトラヒックのルーチングに
使用可能な状態に対応するスイッチエレメントの使用可
能状態を規定する状態設定手段を含んでおり、該注目段
の各スイッチエレメントが、このスイッチエレメントを
前段のスイッチエレメントに接続する入リンクに関連し
且つ該注目段のスイッチエレメントが使用可能状態にあ
るときに使用可能状態情報を前段のこれらのスイッチエ
レメントに伝送する状態伝送手段を含んでおり、該前段
の各スイッチエレメントが、この前段のスイッチエレメ
ントを該注目段のスイッチエレメントに接続する出リン
クに関連し且つその出力の各々が使用可能状態のスイッ
チエレメントに通じるときに該出力の各々について使用
可能状態情報を受け取る状態情報受信手段を含んでお
り、該前段のスイッチの各々が、使用可能状態情報が受
信されない出リンクを有する全出力とのアクセスを禁止
することによりパケットのルーチング決定に介入する防
御手段を含み、 入リンクに関連する前記状態伝送手段が入リンク当たり
１つずつの別個の状態伝送リンクを含み、 前記注目段の各スイッチエレメントが、該当リンクが作
動状態にあり且つ該当 スイッチエレメントが使用可能で
あるときに該当リンクのパケット転送指令情報を別個の
状態伝送リンクを介して伝送するために、各入リンクの
作動状態情報と該当スイッチエレメントの使用可能状態
とを組み合わせる交換ネットワーク 。 - 【請求項１０】 入力ポートと、出力ポートと、相互に
接続された複数のスイッチエレメント段として配置され
たスイッチエレメントとを含む非同期形時分割多重方式
パケット交換のためのパケットオートルーチング及び多
重経路方式交換ネットワークであって、各スイッチエレ
メントは入力及び出力を有しており、入力の１つで受け
取ったパケットを該パケットに関連するルーチング情報
に応じて出力の１つ又は複数に転送するように構成され
ており、ネットワークの入力ポートは第１段のスイッチ
エレメントの入力に対応し、ネットワークの出力ポート
は最終段のスイッチエレメントの出力に対応しており、
このネットワークは更に、ネットワークの少なくとも１
段の各スイッチエレメントが少なくとも３つの出力を有
しており、これらの出力が出力群として配置されてお
り、１つの出力群が１又は複数の決定された出力を含ん
でおり、いずれか１つの入力で受け取ったパケットに関
連するルーチングデータに応じて、スイッチエレメント
が１つ又は複数の出力群を含むアセンブリを認識するよ
うに構成されており、スイッチエレメントが該受け取っ
たパケットを該アセンブリの単一群の出力から選択され
た１つの出力、又はその帰属する群の出力から該アセン
ブリの群毎に１つずつ選択された複数の出力に転送する
ように構成されており、交換ネットワークの注目段と呼
称される少なくとも１段の各スイッチエレメントが、該
スイッチエレメントをパケットのトラヒックのルーチン
グに使用可能な状態に対応するスイッチエレメントの使
用可能状態を規定する状態設定手段を含んでおり、該注
目段の各スイッチエレメントが、このスイッチエレメン
トを前段のスイッチエレメントに接続する入リンクに関
連し且つ該注目段のスイッチエレメントが使用可能状態
にあるときに使用可能状態情報を前段のこれらのスイッ
チエレメントに伝送する状態伝送手段を含んでおり、該
前段の各スイッチエレメントが、この前段のスイッチエ
レメントを該注目段のスイッチエレメントに接続する出
リンクに関連し且つその出力の各々が使用可能状態のス
イッチエレメントに通じるときに該出力の各々について
使用可能状態情報を受け取る状態情報受信手段を含んで
おり、該前段のスイッチ の各々が、使用可能状態情報が
受信されない出リンクを有する全出力とのアクセスを禁
止することによりパケットのルーチング決定に介入する
防御手段を含み、 入リンクに関連する前記状態伝送手段が、スイッチエレ
メント間の同一伝送路に属する入リンク群毎に１個ずつ
別個の状態伝送リンクを含み、 前記注目段の各スイッチエレメントが、該当リンクが作
動状態にあり且つ該当スイッチエレメントが使用可能で
あるときに該当リンクのパケット転送指令情報を別個の
状態伝送リンクを介して伝送するために、同一伝送路に
属する各入リンク群の作動状態情報と該当スイッチエレ
メントの使用可能状態とを組み合わせる交換ネットワー
ク 。 - 【請求項１１】 パケット転送が指令されないとき、前
記状態情報が使用不能状態以外の状態を供給することが
でき、例えば試験又は制御情報を搬送できることを特徴
とする請求項１から１０のいずれか一項に記載の交換ネ
ットワーク。 - 【請求項１２】 入リンク又は入リンク群に関連する該
状態伝送手段が、このために設けられた特定のディジタ
ル伝送リンクを備えることを特徴とする請求項１から１
１のいずれか一項に記載の交換ネットワーク。 - 【請求項１３】 交換ネットワークが対称形であり且つ
隣接段のスイッチエレメントが各パケット転送方向に１
つずつ配置された２つの対称リンクにより相互に接続さ
れている場合、入リンクに関連する前記状態伝送手段が
該入リンクに対称なリンクを介してルーチングされるパ
ケットにおける状態情報の伝送を含むことを特徴とする
請求項１から１１のいずれか一項に記載の交換ネットワ
ーク。 - 【請求項１４】 スイッチエレメントの少なくとも一部
がより大きい容量のスイッチエレメントと等価のアセン
ブリを構成するように小型のスイッチエレメントにより
形成される交換モジュールであり、前記出力群が交換モ
ジュールのルーチング群として規定され、前記状態情報
の処理に使用される手段が適当な状態情報を隣接段に送
受信するように交換モジュールのレベルに集中されてい
ることを特徴とする請求項１から１３のいずれか一項に
記載の交換ネットワーク。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9006405A FR2662564B1 (fr) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | Reseau de commutation a trajets multiples et a auto-acheminement pour la commutation de cellules a multiplexage temporel asynchrone avec signalisation de disponibilite. |
| FR9006405 | 1990-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252538A JPH04252538A (ja) | 1992-09-08 |
| JP3152965B2 true JP3152965B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=9396858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21941991A Expired - Fee Related JP3152965B2 (ja) | 1990-05-22 | 1991-05-22 | 非同期形時分割多重方式パケット交換のためのパケットオートルーチング及び多重経路方式交換ネットワーク |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5247513A (ja) |
| EP (1) | EP0458235B1 (ja) |
| JP (1) | JP3152965B2 (ja) |
| AT (1) | ATE127300T1 (ja) |
| AU (1) | AU642255B2 (ja) |
| CA (1) | CA2042952C (ja) |
| DE (1) | DE69112490T2 (ja) |
| ES (1) | ES2076409T3 (ja) |
| FR (1) | FR2662564B1 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4028995A1 (de) * | 1990-09-13 | 1992-03-19 | Standard Elektrik Lorenz Ag | Verfahren und schaltungsanordnung zum gleichmaessigen aufteilen von atm-zellen |
| DE69227996T2 (de) * | 1991-07-26 | 1999-08-26 | Tandem Computers Inc | Vorrichtung und verfahren zur vermittlung von datenblöcken |
| US5673393A (en) * | 1993-11-24 | 1997-09-30 | Intel Corporation | Managing bandwidth over a computer network having a management computer that allocates bandwidth to client computers upon request |
| US5600797A (en) * | 1993-11-24 | 1997-02-04 | Intel Corporation | System for identifying new client and allocating bandwidth thereto by monitoring transmission of message received periodically from client computers informing of their current status |
| US5475682A (en) * | 1994-06-10 | 1995-12-12 | At&T Corp. | Method of regulating backpressure traffic in a packet switched network |
| US7277429B2 (en) * | 2001-06-01 | 2007-10-02 | 4198638 Canada Inc. | Cell-based switch fabric with distributed scheduling |
| US6990097B2 (en) * | 2001-06-01 | 2006-01-24 | 4198638 Canada Inc. | Cell-based switch fabric with inter-cell control for regulating packet flow |
| US6990096B2 (en) * | 2001-06-01 | 2006-01-24 | 4198638 Canada Inc. | Cell-based switch fabric architecture implemented on a single chip |
| US7197042B2 (en) * | 2001-06-01 | 2007-03-27 | 4198638 Canada Inc. | Cell-based switch fabric with cell-to-line-card control for regulating injection of packets |
| CA2365963A1 (en) * | 2001-12-20 | 2003-06-20 | Nortel Networks Limited | Technique for computing pathways in a multi-stage switch fabric through exploitation of symmetrical links |
| DE60211111T2 (de) * | 2001-12-20 | 2006-08-31 | Nortel Networks Ltd., St. Laurent | Verfahren zur Berechnung der Wege in einer mehrstufigen Vermittlungsstelle mittels Ausnutzung der symmetrischen Verbindungen |
| US8477619B2 (en) * | 2010-09-10 | 2013-07-02 | Fujitsu Limited | Method and system for distributed virtual traffic management |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4550397A (en) * | 1983-12-16 | 1985-10-29 | At&T Bell Laboratories | Alternate paths in a self-routing packet switching network |
| US4670871A (en) * | 1985-06-27 | 1987-06-02 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Reliable synchronous inter-node communication in a self-routing network |
| US4679189A (en) * | 1985-11-27 | 1987-07-07 | American Telephone And Telegraph Company | Alternate routing arrangement |
| DE3788577T2 (de) * | 1986-01-09 | 1994-07-07 | Nec Corp | Paketvermitteltes Fernmeldenetz mit parallelen virtuellen Verbindungen zur Umweglenkung von Nachrichtenpaketen. |
| BE905982A (fr) * | 1986-12-19 | 1987-06-19 | Electronique Et Telecomm Bell | Reseau de commutation de paquets. |
| DE3788649T2 (de) * | 1987-10-20 | 1994-06-23 | Ibm | Schnelle modulare Vermittlungseinrichtung für Durchschaltverkehr und paketvermittelten Verkehr. |
| AU3059689A (en) * | 1988-02-04 | 1989-08-25 | City University, The | Improvements in or relating to data handling arrays |
-
1990
- 1990-05-22 FR FR9006405A patent/FR2662564B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-21 ES ES91108127T patent/ES2076409T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-21 EP EP91108127A patent/EP0458235B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-21 CA CA002042952A patent/CA2042952C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-21 AT AT91108127T patent/ATE127300T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-05-21 AU AU77186/91A patent/AU642255B2/en not_active Ceased
- 1991-05-21 DE DE69112490T patent/DE69112490T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-21 US US07/703,771 patent/US5247513A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-22 JP JP21941991A patent/JP3152965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2042952C (fr) | 1995-06-13 |
| US5247513A (en) | 1993-09-21 |
| DE69112490D1 (de) | 1995-10-05 |
| FR2662564A1 (fr) | 1991-11-29 |
| EP0458235A1 (fr) | 1991-11-27 |
| AU7718691A (en) | 1991-11-28 |
| DE69112490T2 (de) | 1996-02-08 |
| AU642255B2 (en) | 1993-10-14 |
| CA2042952A1 (fr) | 1991-11-23 |
| FR2662564B1 (fr) | 1992-07-31 |
| JPH04252538A (ja) | 1992-09-08 |
| ATE127300T1 (de) | 1995-09-15 |
| ES2076409T3 (es) | 1995-11-01 |
| EP0458235B1 (fr) | 1995-08-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5926456A (en) | Path changing system and method for use in ATM communication apparatus | |
| US6538987B1 (en) | Rapid ring protection switching system | |
| US6477174B1 (en) | Polling response selection using request monitoring in a network switch apparatus | |
| AU647267B2 (en) | Switching node in label multiplexing type switching network | |
| JP3739799B2 (ja) | フロー制御プロトコルシステムおよび方法 | |
| CA2153172C (en) | Controlled access atm switch | |
| CA1211194A (en) | Integrated circuit/packet switching system | |
| JP3152965B2 (ja) | 非同期形時分割多重方式パケット交換のためのパケットオートルーチング及び多重経路方式交換ネットワーク | |
| US7738474B2 (en) | Linking cross bar controller | |
| US8154994B2 (en) | Header conversion technique | |
| JPH11346223A (ja) | Ａｔｍ交換機 | |
| JPH07202942A (ja) | パケット交換機 | |
| US5398235A (en) | Cell exchanging apparatus | |
| KR19980064825A (ko) | 에이.티.엠 스위치의 분산 버퍼링 시스템 | |
| EP0542233A2 (en) | Cell switching apparatus and method | |
| US6466576B2 (en) | ATM switching unit | |
| JP3811007B2 (ja) | 仮想接続の保護切替 | |
| US6553035B1 (en) | Apparatus and method for queuing data | |
| JPH02246646A (ja) | 自己ルーチング交換システム | |
| EP0557910B1 (en) | Cell exchanging apparatus | |
| JPH0382244A (ja) | プロセッサ間通信システム | |
| US6944124B2 (en) | Bypass control system based upon NMS control in ATM exchanger | |
| JP3046118B2 (ja) | 時分割通話路方式 | |
| SE507754C2 (sv) | Metod och anordning för nätverkskonfiguration vid hög belasning | |
| JPH104411A (ja) | バッファ障害回避制御回路及び交換装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080126 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |