JP3152678U - 二次元コード印刷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次元コードに注目させることができる印刷物を提供する。【解決手段】台紙10の所定箇所に、白色インクをべた塗りすることで、白色塗布層11を形成する。次に、白色塗布層11に透明マスク層12を被せる。なお、透明マスク層12の縦横寸法a、bより、白色塗布層11の縦横寸法A、Bを大きくしておく。透明マスク層12は、二次元コードの陰画模様を含んでいる。陰画は実物と明暗が逆になっている画像を意味する。また、透明マスク層12は、透明の材料で構成される。出来上がった二次元コード印刷物は、台紙10に、文字、写真、図などの印刷情報が印刷されており、加えて、台紙10の右隅に白色塗布層11が塗られ、この白色塗布層11に透明マスク層12が被せられている。なお、台紙10が白色台紙であれば、白色塗布層11及び透明マスク層12が殆ど見えない。そこで、「コインでこすってね」などのメッセージを入れることが望まれる。【選択図】図2

Description

本考案は、QRコード(登録商標)と呼ばれる二次元コードが台紙に印刷されている印刷物に関する。
二次元コードを読み取ることができる二次元コード読み取り機能付き携帯電話機(携帯端末)が普及し、この普及に連れて雑誌などの紙媒体に二次元コードが付されるようになってきた(例えば、特許文献1(図10)参照。)。
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図9は従来の雑誌の紙面を説明する図であり、雑誌100のある頁の紙面101には、文字、写真、図などの印刷情報102が示されていると共に、右下隅に二次元コード103が付されている。
読者は、二次元コード103を二次元コード読み取り機で読み取ると、紙面101に関連する情報を記録することができる。
二次元コード103は、利用促進や販売促進などが目的であれば、宣伝効果が期待できる。
ところで、近年の情報誌では、複数個、多いときには十数個の二次元コードが1頁に印刷されている。
二次元コードが多過ぎると、読者は、二次元コード103を読み取る意欲が減退する傾向にある。であれば、期待した宣伝効果が得られないことになる。
そこで、二次元コードに注目させることができる技術が必要となる。
特開2001−318886公報
本考案は、二次元コードに注目させることができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る考案は、台紙と、この台紙に白色インクでべた塗りされ、縦横寸法が二次元コードの縦横寸法より大きい白色塗布層と、この白色塗布に被せられ模様が前記二次元コードの陰画模様である透明マスク層と、からなることを特徴とする。
請求項2に係る考案では、透明マスク層の材料は、ニスであることを特徴とする。
請求項3に係る考案では、台紙と、この台紙に白色インクでべた塗りされ、縦横寸法が二次元コードの縦横寸法より大きい白色塗布層と、この白色塗布に被せられ模様が前記二次元コードの陰画模様であり携帯端末に付属されている二次元コード読み取り機で読み取れない色インクで刷られたカラーマスク層と、からなることを特徴とする。
請求項4に係る考案では、台紙は、白色台紙であることを特徴とする。
請求項1に係る考案では、白色塗布層に、透明マスク層を被せた。この透明マスク層は二次元コードの陰画模様とされる。白色塗布層の光沢と透明マスク層の光沢とに差があるため、白色塗布層上に何かが被せられていることが、視覚的に認められる。読者は、見えるようで見えない二次元コード(正しくは、二次元コードであるとは認識できない。)が、気になる。
読者は、何が印刷されているかを知りたくなり、コインなどで擦るはずである。
白色塗布層は白色インクで構成され、この白色インクには、必ず白色の二酸化チタンの微粉末が含まれている。二酸化チタンは、セラミックであり、銀貨や銅貨等のコインより硬い。コインで擦ると、二酸化チタンで削られ、削りかすが発生する。一方、透明マスク層は、コインで擦っても剥がれる心配はない。
そこで、透明マスク層をコインで擦ると、マスク無し部では、コインが白色塗布層に接触する。接触した部分だけコインの削りかすが黒く残る。マスク無し部は、二次元コードの正転模様に相当するため、二次元コードが黒く浮かび上がる。
次に、読者は、浮かび上がった二次元コードが読み取り可能であるか否かが気になる。そこで、読者は、二次元コード読み取り機能付き携帯電話機(携帯端末)で読み取りを試みることが期待できる。
すなわち、請求項1に係る考案によれば、読者の好奇心を喚起し、二次元コードに注目させることができる。
請求項2に係る考案では、ニスで二次元コードの陰画模様を構成する。ニスは入手容易であり安価であるため、二次元コード印刷物の製造コストを抑えることができる。
請求項3に係る考案では、白色塗布層に、模様が二次元コードの陰画模様であり携帯端末に付属されている二次元コード読み取り機で読み取れない色インクで刷られたカラーマスク層が被せられている。
カラーの陰画模様であり、マスク無し部から白色が見えるため、二次元コードが視認できる。しかし、二次元コード読み取り機で読み取れない。読者にとっては、見えるけれども、二次元コード読み取り機で読み取れないことに興味を覚える。
そこで、読者は、カラーマスク層をコインで擦る。マスク無し部では、コインが白色塗布層に接触する。接触した部分だけコインの削りかすが黒く残る。マスク無し部は、二次元コードの正転模様に相当するため、二次元コードが黒く浮かび上がる。
読者は、浮かび上がった二次元コードが読み取れるか確認したくなる。そこで、読者は、二次元コード読み取り機能付き携帯電話機(携帯端末)で読み取りを試みる。
すなわち、請求項3に係る考案によれば、読者の好奇心を喚起し、二次元コードに注目させることができる。
請求項4に係る考案は、白色台紙を採用した。白色台紙であれば、白色塗布層は同色となり、白色塗布層が目立たなくなる。名刺に好適である。
本考案に係る台紙と白色塗布層の関係を説明する図である。 白色塗布層と透明マスク層の関係を説明する図である。 図2の3−3線断面図である。 本考案に係る二次元コード印刷物を説明する図である。 作用を説明する図である。 発現した二次元コードを説明する図である。 別実施例に二次元コード印刷物を説明する図である。 図7の作用図である。 従来の雑誌の紙面を説明する図である。
本考案の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
先ず、本考案の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、台紙10の所定箇所に、白色インクをべた塗りすることで、白色塗布層11を形成する。塗布方法は任意である。
次に、図2に示すように、白色塗布層11に透明マスク層12を被せる。なお、透明マスク層12の縦横寸法a、bより、白色塗布層11の縦横寸法A、Bを大きくしておく。
透明マスク層12は、二次元コードの陰画模様を含んでいる。陰画は実物と明暗が逆になっている画像を意味する。
また、透明マスク層12は、透明の材料で構成される。透明の材料は、透明ニスや透明な樹脂、その他が適用できる。なかでもニスは、入手が容易で安価であるため好適である。ニスはインクジェット方式により、噴射塗布することができる。インクジェットであれば、コンピュータ制御により、透明マスク層12の1つずつにおいて、模様を変更することができる。
断面構成は、図3に示すように、台紙10に白色塗布層11が載り、この白色塗布層11に透明マスク層12が載せられている。なお、白色塗布層11及び透明マスク層12は薄膜であるが、図面では便宜的に厚く示した。二次元コードの陰画模様を含む透明マスク層12には、マスク部13とマスク無し部14、15、16とが存在する。
出来上がった二次元コード印刷物20は、台紙10に、文字、写真、図などの印刷情報19が印刷されており、加えて、台紙10の右隅に白色塗布層11が塗られ、この白色塗布層11に透明マスク層12が被せられている、なお、台紙10が白色台紙であれば、白色塗布層11及び透明マスク層12が殆ど見えない。そこで、「コインでこすってね」などのメッセージを入れることが望まれる。
以上に述べた二次元コード印刷物20の作用を説明する。
図4に示す二次元コード印刷物20を見た読者は、光沢の差により、白色塗布層11の上に何かが被せられていることに気付く。「コインでこすってね」などのメッセージが添えられている場合には、より気になる。そして、読者はコインで白色塗布層11を擦る。
すると、図5に示すように、コイン21は、マスク無し部14、15、16において、白色塗布層11に接触する。
白色塗布層11を構成する白色インクに必ず含まれている二酸化チタンが含まれている。この二酸化チタンは硬いセラミックであり、ヤスリの役目を果たし、コインから微量の微粉末を剥離させる。この微粉末22が、マスク無し部14、15、16に付着する。
結果、図6に示すように、台紙10の右隅に二次元コード24が読み取り可能な濃度の黒色が発現する。
読者は、発現した二次元コード24が読み取り可能である心配になる。又は、読者は、二次元コード24の内容に興味を示すことが期待される。そこで、読者は、二次元コード読み取り機能付き携帯電話機(携帯端末)で二次元コード24を読み取る。
結果、氾濫する二次元コードのなかから、二次元コード24を差別化させて、読者に注目させることができる。
なお、台紙10の色及び紙質は任意である。色が白であれば、白色塗布層11が目立たなくなるため、秘密性や意外性が高まる。名刺に好適である。
台紙10の色が有彩色、白以外の無彩色であれば、白色塗布層11が目立つが、白色塗布層11の存在を意識させることができる。雑誌やカラー広告紙に適している。
次に、本考案の実施例2を図面に基づいて説明する。
実施例1での透明マスク層を、カラーマスク層に変更することができる。この具体例を以下に説明する。
図7に示すように、二次元コード印刷物20は、台紙10と、この台紙に白色インクでべた塗りされ、縦横寸法が二次元コードの縦横寸法より大きい白色塗布層11と、この白色塗布に被せられ模様が二次元コードの陰画模様であるカラーマスク層25とからなる。
このカラーマスク層25は、携帯端末に付属されている二次元コード読み取り機で読み取れない色インクで刷られている。カラーマスク層25のマスク無し部26からは下の白色がはっきり見えるため、読者は、二次元コードを容易に視認することができる。
携帯電話に代表される形態端末で二次コードを読み取ることを日常的に行っていれば、読者は読み取りを試みるはずである。しかし、二次元コード読み取り機で読み取れない。読者にとっては、見えるけれども、二次元コード読み取り機で読み取れないことに興味を覚える。
そこで、読者は、カラーマスク層25をコインで擦る。マスク無し部26では、コインが白色塗布層に接触する。接触した部分だけコインの削りかすが黒く残る。マスク無し部は、二次元コードの正転模様に相当するため、図8に示すように二次元コード24が黒く浮かび上がる。
カラーマスク層25は二次元コード読み取り機で読み取れない色インクで刷られているため、黒い二次元コード24だけが読み取り対象となる。
そこで、浮かび上がった二次元コード24は、二次元コード読み取り機能付き携帯電話機(携帯端末)で読み取りが可能となる。
この例では、カラーマスク層25を採用した。カラーは複数の色から任意に選択できる。カラーマスク層25は、台紙10の色や印刷情報19の色に、より対応した(マッチした)色とすることができるため、二次元コード印刷物20の多様性を高めることができる。
本考案は、白色の二次元コード印刷物に好適である。
10…台紙、11…白色塗布層、12…透明マスク層、13…マスク部、14〜16、26…マスク無し部、20…二次元コード印刷物、24…発現した二次元コード、26…カラーマスク層、A、B、a、b…縦横寸法。

Claims (4)

  1. 台紙と、この台紙に白色インクでべた塗りされ、縦横寸法が二次元コードの縦横寸法より大きい白色塗布層と、この白色塗布に被せられ模様が前記二次元コードの陰画模様である透明マスク層と、からなることを特徴とする二次元コード印刷物。
  2. 前記透明マスク層の材料は、ニスであることを特徴とする請求項1記載の二次元コード印刷物。
  3. 台紙と、この台紙に白色インクでべた塗りされ、縦横寸法が二次元コードの縦横寸法より大きい白色塗布層と、この白色塗布に被せられ模様が前記二次元コードの陰画模様であり携帯端末に付属されている二次元コード読み取り機で読み取れない色インクで刷られたカラーマスク層と、からなることを特徴とする二次元コード印刷物。
  4. 前記白色インクに、白色台紙であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の二次元コード印刷物。
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