JP3152488U - 人形等模型を固定する将棋駒及びその固定具 - Google Patents

Abstract

【課題】チェスの駒のように立体的に人形等模型を固定する将棋駒を提供する。【解決手段】将棋駒２は、簡単に交換できるように分離した人形等模型１を固定したものとし、将棋駒２に付けた磁石と人形等模型１の底部に付けた金属板及び金属棒で磁力により固定することにより課題を解決する。【選択図】図１

Description

本考案は、簡単に交換できるように分離した人形等模型を磁力により固定する将棋駒に関するものである。

従来は、将棋駒は将棋盤の一定の場所（相手側から３列内）に入った時には裏返して使用するものであるため、チェスの駒のように駒が立体的なものでは裏返すことができず、また駒の立体部に何らかの目印を付けても細かいものに限られるため一見して識別することが難しいことから将棋駒の上面と下面は平板に文字が書かれたものであった。

従来の将棋駒は、駒の名前が漢字で書かれていることから幼年者や未経験者には難しいゲームであるという印象を与え敬遠されるという難点がある。また、将棋駒は将棋盤の一定の場所（相手側から３列内）に入った時には将棋駒を裏返して使用するものであるため、チェスの駒のように立体的にできないという難点がある。本考案は、この難点を解決しようとするものである。

将棋駒は、簡単に交換できるように分離した人形等模型を固定するものとし、将棋駒に付けた磁石と人形等模型の底部に付けた金属で磁力により将棋駒と人形等模型を固定するものとすることにより課題を解決するものである。

本考案により、難しいゲームであるという印象を与え敬遠されるという難点は、固定する人形等模型を好きな物（人物・動物など）にできることで幼年者や未経験者が興味を持てるようになり解決され、経験者にも好きな人形等模型を選びどの将棋駒に付けるかという新しい面白さが生まれる。また、将棋駒に付けた磁石と人形等模型の底部に付けた金属で磁力により将棋駒と人形等模型を固定できるものとしたことで、将棋駒を裏返して使用する場合に磁石で固定した人形等模型を、駒の上面から外し裏返した下面に固定することができるものとなるため、チェスの駒のように立体的にできないという難点が解決される。

将棋駒は、簡単に交換できるように分離した人形等模型を固定できるようにしたものとする。将棋駒と人形等模型の固定具は、将棋駒の中央部に付けた磁石と人形等模型の底部に付けた金属で、磁力により将棋駒の上面及び下面と人形等模型が回転しないように固定するものとする。

簡単に交換できるように分離した人形等模型１の底部に金属板４と金属棒５を付け、将棋駒２の上面と下面に人形等模型の金属板用穴７を設けて、その中央に人形等模型の金属棒用穴８を有する磁石６を付ける。

考案した人形等模型を固定した将棋駒の斜視図である。 考案した人形等模型と将棋駒の断面図である。 考案した人形等模型の下面図である。 考案した将棋駒の上面図（下面図と同じ）である。

符号の説明

１ 人形等模型
２ 将棋駒
３ 人形等模型と将棋駒の固定用具の位置
４ 金属板
５ 金属棒
６ 磁石
７ 人形等模型の金属板用穴
８ 人形等模型の金属棒用穴

Claims (2)

1. 簡単に交換できるように分離した人形等模型を固定する将棋駒。
2. 将棋駒に付けた磁石と人形等模型の底部に付けた金属で磁力により将棋駒と人形等模型を固定する固定具。

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