JP3152233U - 折り畳み式自転車 - Google Patents

折り畳み式自転車 Download PDF

Info

Publication number
JP3152233U
JP3152233U JP2009003060U JP2009003060U JP3152233U JP 3152233 U JP3152233 U JP 3152233U JP 2009003060 U JP2009003060 U JP 2009003060U JP 2009003060 U JP2009003060 U JP 2009003060U JP 3152233 U JP3152233 U JP 3152233U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
folding member
frame
rear frame
front frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009003060U
Other languages
English (en)
Inventor
イェ ミン−ハン
イェ ミン−ハン
Original Assignee
イェ ミン−ハン
イェ ミン−ハン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イェ ミン−ハン, イェ ミン−ハン filed Critical イェ ミン−ハン
Priority to JP2009003060U priority Critical patent/JP3152233U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3152233U publication Critical patent/JP3152233U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Abstract

【課題】車体が展開された後、前車体と後車体とを接続している折り畳み機構を後車体のリアフレームに隠すとともに、直線状に確実に維持することが可能な折り畳み式自転車を提供する。【解決手段】フロントフレーム211及びリアフレーム221を接続するための折り畳み機構23と、折り畳み機構23をフロントフレーム211及びリアフレーム221の少なくとも一方にロックさせるためのロック機構とを備えている。前車体と後車体とが軸方向に組み付けられた場合、折り畳み機構23がフロントフレーム211及びリアフレーム221の少なくとも一方に収容され、ロック機構によりロックされる。フロントフレーム211とリアフレーム221とが折り畳みされた場合、折り畳み機構23は、収容や移動が容易にでき、少なくとも一部がフロントフレーム211及びリアフレーム221の少なくとも一方に露出する。【選択図】図6

Description

本考案は折り畳み式自転車に関し、特に折り畳んだ後でも引っ張ることによって走行可能な折り畳み式自転車に関するものである。
通常、自転車は、近距離の移動手段のみならず、休暇時の運動用道具としても利用され、しかも、環境保護への意識が高まっているなかで、都会でも自転車が重要な移動手段になりつつある。ただし、都会には自転車が駐車できる場所が少なく、かつ盗まれやすいため、ビルに居住している自転車の使用者は、自転車が盗まれないようにビルの階段の踊り場、通路又は家の中に入れるのが一般的である。ただし、従来の自転車は、全体が大きすぎるため、自転車を高いところへ移動させることが容易ではなく、さらに休暇時に運動用道具として郊外へ行こうとすると、自転車が大きすぎるため、郊外へ運搬するにも不便である。従って、携帯及び運搬が便利になるように、車体の体積及び長さを縮小できる折り畳み式自転車が開発されている。
図9及び図10は、従来の折り畳み式自転車を模式的に示した図である。図に示すように、折り畳み式自転車は、前車体11と後車体12とからなり、前車体11と後車体12との間に枢軸構造13が設けられ、枢軸構造13により前車体11と後車体12とを重ね合わせることで、全体の長さが縮小される。
ところで、前車体11を後車体12に対して反転させ重ね合わせると、前車体11と後車体12とを回動自在に支持するための、枢軸構造13が外部に露出する。この構造は、外観の美感に影響を及ぼしている。また、枢軸構造13には位置決めの構造が具備されていないため、前車体11と後車体12とを展開して前車体11と後車体12とを直線状に配置するときには、目視により位置決めを行っている。しかし、目視では前車体11と後車体12とを確実に直線状に配置することはできない。仮に前車体11と後車体12とが直線状に配置されないと、車体の強度が低下し、運転する際の安全性に影響を与えてしまうことになる。
従って、車体が展開された後、前後の車体が直線状に配置されるように、より好ましい構成を有し、より好ましい位置決め効果を有する折り畳み式自転車を提供することは、業界の極めて重要な課題となっている。
本考案は、このような実情に鑑み、車体が展開された後、前車体と後車体とを接続している折り畳み機構を後車体のリアフレームに隠すことが可能な折り畳み式自転車を提供することを目的とする。
また、本考案は、前車体と後車体とが展開された後、前車体と後車体とを直線状に確実に維持することが可能な折り畳み式自転車を提供することを目的とする。
さらに、本考案は、外観の美感を維持するように、前車体と後車体とを接続している折り畳み機構を該後車体のリアフレームに隠すことが可能な折り畳み式自転車を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための、本考案に係る折り畳み式自転車は、
フロントフレームと前記フロントフレームに枢着された前輪とを有する前車体と、
前記フロントフレームに対応して軸方向に組み付けられたリアフレームと前記リアフレームに枢着された後輪とを有し、前記フロントフレームが前記リアフレームに分離自在に軸方向に組み付けられた後車体と、
前記フロントフレームに結合された第1の折り畳み部材と、前記リアフレームに結合された第3の折り畳み部材と、前記第1の折り畳み部材及び前記第3の折り畳み部材のそれぞれに回動自在に枢着された第2の折り畳み部材とを有し、前記前車体と後車体とが軸方向に組み付けられた状態にある場合、前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方に収容され、前記第1の折り畳み部材と第3の折り畳み部材とが同一軸線上に位置し、前記フロントフレームと前記リアフレームとが分離して折り畳まれた状態にある場合、前記第1の折り畳み部材が前記第3の折り畳み部材に平行的に配置され、前記前輪が前記後輪に平列的に対応するように、少なくとも一部が前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方から露出する折り畳み機構と、
前記折り畳み機構が前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方にロックされ、前記フロントフレームとリアフレームとが軸方向に組み付けられた場合、前記フロントフレームと前記リアフレームとがロックされ、前記折り畳み機構が前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも1つに収容されるロック機構と、を備えていることを特徴とする。
また、本考案は、前記折り畳み機構の第1の折り畳み部材は第1の枢着部を有し、前記第3の折り畳み部材は第4の枢着部を有し、前記第2の折り畳み部材は前記第1の枢着部に対応する第2の枢着部及び前記第4の枢着部に対応する第3の枢着部を有し、前記第1の枢着部が前記第2の折り畳み部材の第2の枢着部に回動自在に枢着され、前記第4の枢着部が前記第2の折り畳み部材の第3の枢着部に回動自在に枢着されることを特徴とする。
さらに、本考案は、前記第1の折り畳み部材が、前記リアフレームに接続されるフロントフレームの端部に固設され、前記第2の折り畳み部材と前記第3の折り畳み部材とが前記フロントフレームに接続されるリアフレームの端部に摺動自在に収容又は露出され、若しくは、前記第3の折り畳み部材が、前記フロントフレームに接続される前記リアフレームの端部に固設され、前記第1の折り畳み部材と前記第2の折り畳み部材とが前記リアフレームに接続される前記フロントフレームの端部に摺動自在に収容又は露出され、若しくは
前記第1の折り畳み部材が前記リアフレームに接続される前記フロントフレームの端部に摺動自在に収容又は露出され、前記第2の折り畳み部材と前記第3の折り畳み部材とが前記フロントフレームに接続される前記リアフレームの端部に摺動自在に収容又は露出され、若しくは、前記第1の折り畳み部材と前記第2の折り畳み部材とが前記リアフレームに接続される前記フロントフレームの端部に摺動自在に収容又は露出され、前記第3の折り畳み部材が前記フロントフレームに接続されるリアフレームの端部に摺動自在に収容又は露出されることを特徴とする。
また、本考案は、前記折り畳み機構が、前記第1の折り畳み部材に設けられた位置決めブロックと前記フロントフレームに設けられたリミット溝とからなるリミット機構をさらに備え、前記第1の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記位置決めブロックが前記リミット溝に摺接され、若しくは前記折り畳み機構が、前記第3の折り畳み部材に設けられた位置決めブロックと前記リアフレームに設けられたリミット溝とからなるリミット機構をさらに備え、前記第3の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記位置決めブロックが前記リミット溝に摺接され、若しくは前記折り畳み機構が、前記第1の折り畳み部材に設けられた第1の位置決めブロックと前記フロントフレームに設けられた第1のリミット溝とからなる第1のリミット機構と、前記第3の折り畳み部材に設けられた第2の位置決めブロックと前記リアフレームに設けられた第2のリミット溝とからなる第2のリミット機構と、をさらに備え、前記第1の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記第1の位置決めブロックが前記第1のリミット溝に摺接され、前記第3の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記第2の位置決めブロックが前記第2のリミット溝に摺接されていることを特徴とする。
さらに、本考案は、前記フロントフレーム及び前記リアフレームに対してロックや離脱するために、前記ロック機構が、前記フロントフレーム又は前記リアフレームに設けられた留め具セットと、対応する前記リアフレーム又は前記フロントフレームに設けられたフックセットとからなり、前記留め具セットが框体と前記框体に設けられた横ロッドとからなり、前記フックセットが前記リアフレームに回動自在に設けられたプッシュロッドハンドルと、前記プッシュロッドハンドルに回動自在に設けられたフックロッドとからなり、前記フックロッドがフックを有し、前記プッシュロッドハンドルを押し回転させることにより前記フックロッドのフックが前記留め具セットの横ロッドに結合されロック状態となり、又は前記フックロッドのフックが前記留め具セットの横ロッドから離脱して非ロック状態となることを特徴とする。
また、本考案は、前記フロントフレームの末端が第1の結合部を有し、前記リアフレームが前記第1の結合部に対応する第2の結合部を有し、前記第1の結合部が凸部又は凹部であり、前記第2の結合部が前記凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部であり、前記後車体が補助ハンドルをさらに備えていることを特徴とする。
さらに、本考案は、前記前輪が前記後輪に平行的に対応する場合、前記前車体と前記後車体とを固定するための折り畳み固定機構をさらに備え、前記折り畳み固定機構がS型係止フックであることを特徴とする。
本考案に係る折り畳み式自転車によれば、折り畳み機構が露出されることはないように、折り畳み機構をフロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方に収容し、より好ましい外観を維持する。また、フロントフレームの第1の結合部によりリアフレームの第2の結合部に嵌合することで、前車体と後車体との間により好ましい結合性があり、前車体と後車体とが同軸直線に維持され、従来のように目視により位置決めを行うという欠点を解決することができるため、走行の安全性を確保することができる。さらに、好ましい構造強度を有する。
本考案に係る折り畳み式自転車の展開した状態を模式的に示した側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の一部を分解して示した斜視図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の展開した状態の組み合わせ断面模式図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の展開した状態の組み合わせ模式図である。 図5は図3の他の実施例である。 本考案に係る折り畳み式自転車の折り畳み状態の組み合わせ断面模式図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の折り畳み状態の上面模式図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の折り畳み状態の側面模式図である。 従来の折り畳み式自転車の展開した状態を模式的に示した図である。 従来の折り畳み式自転車の折り畳んだ状態を模式的に示した図である。
以下、本考案の具体的な実施形態について説明する。明細書に記載の内容により、この技術分野に精通した者であれば容易に本考案の効果を理解でき、その他の効果についても理解できる。
図1及び図2は、本考案に係る折り畳み式自転車の側面図及びその一部の分解斜視図である。図に示すように、本考案に係る折り畳み式自転車は、前車体21と、後車体22と、折り畳み機構23と、ロック機構24と、折り畳み固定機構とを備えている。
上述した前車体21は、フロントフレーム211とフロントフレーム211に枢着された前輪212とを有し、フロントフレーム211の末端に凸部又は凹部である第1の結合部2110が設けられている。
上述した後車体22は、フロントフレーム211に対応して軸方向に組み付けられたリアフレーム221とリアフレーム221に枢着された後輪222とを有し、フロントフレーム211が、リアフレーム221に分離自在に軸方向に組み付けられ、リアフレーム221には第1の結合部2110に対応して凹部又は凸部である第2の結合部2210が設けられている。後車体22は、補助ハンドル223をさらに有している。
上述した折り畳み機構23は、フロントフレーム211に結合された第1の折り畳み部材231と、リアフレーム221に結合された第3の折り畳み部材233と、第1の折り畳み部材231及び第3の折り畳み部材233のそれぞれに回動自在に枢着された第2の折り畳み部材232とを有している。前車体21と後車体22とが軸方向に組み付けられた状態にある場合、折り畳み機構23がフロントフレーム211及びリアフレーム221の少なくとも一方に収容され、第1の折り畳み部材231と第3の折り畳み部材233とが同一軸線上に位置する。
フロントフレーム211とリアフレーム221とが分離して折り畳まれた状態にある場合、折り畳み機構23は、第1の折り畳み部材231が第3の折り畳み部材233に平行に配置される。そして、折り畳み機構23は、前輪212が後輪222に並列的に配置されるように、少なくとも一部が露出される。
上述した折り畳み固定機構(図示せず)は、前輪212が後輪222に並列的に配置されたときに、前車体21と後車体22とを固定するためのものであり、好ましくは、折り畳み固定機構はS型係止フックであり、該S型係止フックが周知の部材であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
図3に示すように、上述した折り畳み機構23によれば、第1の折り畳み部材231はフロントフレーム211に固定される。第1の折り畳み部材231は第1の枢着部2311を有し、第1の枢着部2311がフロントフレーム211の末端に露出される。第2の折り畳み部材232は第1の枢着部2311に対応する第2の枢着部2322及び第3の枢着部2323を有し、第1の枢着部2311が第2の折り畳み部材232の第2の枢着部2322に回動自在に枢着される。また、第3の折り畳み部材233は、第3の枢着部2323に対応する第4の枢着部2334を有し、第4の枢着部2334が第2の折り畳み部材232の第3の枢着部2323に回動自在に枢着され、かつ第2の折り畳み部材232及び第3の折り畳み部材233がリアフレーム221に対して収容かつ延出可能となっている。第1の折り畳み部材231、第2の折り畳み部材232及び第3の折り畳み部材233が枢着するために、上述した第1の枢着部2311及び第4の枢着部2334は図に示すようにシングル耳片である。第2の枢着部2322及び第3の枢着部2323はダブル耳片であり、若しくは第1の枢着部2311及び第4の枢着部2334はダブル耳片であり、第2の枢着部2322及び第3の枢着部2323はシングル耳片であっても同様に枢着の効果が得られる。これは機構の置換技術であるため、ここでは詳しい図面の説明を省略する。
上述した折り畳み機構23によれば、本実施例の他の実施態様において、第3の折り畳み部材233は、リアフレーム221に固定され、第1の折り畳み部材231及び第2の折り畳み部材232はフロントフレーム211に対して収容かつ延出されても、同様に折り畳み機構23がフロントフレーム211とリアフレーム221とに収容される効果を発揮することができる。
上述した折り畳み機構23は、前記第3の折り畳み部材233に設けられた位置決めブロック2341とリアフレーム221に設けられたリミット溝2342とからなるリミット機構234をさらに備え、第3の折り畳み部材233の摺動ストロークをリミット溝2342により制限するために位置決めブロック2341がリミット溝2342に摺接される。若しくはリミット機構234は、第1の折り畳み部材231に設けられた位置決めブロック2341とフロントフレーム211に設けられたミット溝2342とからなり、第1の折り畳み部材233の摺動ストロークをリミット溝2342により制限するために位置決めブロック2341がリミット溝2342に摺接されてもよい。
図5には、折り畳み機構23の他の実施態様を示す。第1の折り畳み部材231及び第3の折り畳み部材233のそれぞれは、第1のリミット構造234a及び第2のリミット構造234bにより摺動ストロークを限定し、折り畳み機構23がフロントフレーム211とリアフレーム221とに収容される効果を達成することができる。
上述した第1の折り畳み部材231は、フロントフレーム211に摺動自在に収容又は露出され、第2の折り畳み部材232及び第3の折り畳み部材233は、リアフレーム221に摺動自在に収容又は露出される。若しくは第1の折り畳み部材231及び第2の折り畳み部材232は、フロントフレーム211に摺動自在に収容又は露出され、第3の折り畳み部材233は、リアフレーム221に摺動自在に収容又は露出されても、同様に折り畳み機構23がフロントフレーム211とリアフレーム221とに収容される効果を達成することができる。
上述した第1のリミット構造234aは、第1の折り畳み部材231に設けられた第1の位置決めブロック2341aとフロントフレーム211に設けられた第1のリミット溝2342aとから。第1の折り畳み部材231の摺動ストロークを制限するために、第1の位置決めブロック2341aが第1のリミット溝2342aに摺接される。第2のリミット構造234bは、第3の折り畳み部材233に設けられた第2の位置決めブロック2341bとリアフレーム221に設けられた第2のリミット溝2342bとからなる。第3の折り畳み部材233の摺動ストロークを制限するために、第2の位置決めブロック2341bが第2のリミット溝2342bに摺接されていることにより、第1の折り畳み部材231及び第3の折り畳み部材233のそれぞれがフロントフレーム211とリアフレーム221とに摺接され、第1のリミット構造234a及び第2のリミット構造234bにより摺動ストロークを限定する。その後は図4に示す構造を用いて説明する。
上述したロック機構24は、折り畳み機構がフロントフレーム211及びリアフレーム221の少なくとも一方にロックされ、フロントフレーム211とリアフレーム222とが軸方向に組み付けられた場合、フロントフレーム211とリアフレーム221とがロックされ、折り畳み機構がフロントフレーム211及びリアフレーム221の少なくとも一方に収容される。より詳しくは、ロック機構24は、フロントフレーム211に設けられた留め具セット241とリアフレーム221に設けられたフックセット242とからなる。又はリアフレーム221に設けられた留め具セット241とフロントフレーム211に設けられたフックセット242とからなり、この機構の置換により、同様にロックの効果が得られる。ここで、留め具セット241は、框体2411と框体2411に設けられた横ロッド2412とからなる。また、フックセット242は、リアフレーム221(又はフロントフレーム211)に回動自在に設けられたプッシュロッドハンドル2421と、プッシュロッドハンドル2421に回動自在に設けられたフックロッド2422とからなり、フックロッド2422がフック24220を有している。
ただし、上述したロック機構24は、限定されるものではない。フロントフレーム211、リアフレーム221及び折り畳み機構23をピン構造により貫通しても、ロック効果が得られる。若しくはスプリングを位置決めピンに合わせることにより、位置決めピンがフロントフレーム211又はリアフレーム221に弾性的に摺接され、折り畳み機構23の第1の折り畳み部材231、第2の折り畳み部材232及び/又は第3の折り畳み部材233に位置決め孔(折り畳み機構23の収容状態に応じて決められる)が設けられることにより、位置決めピンが位置決め孔に弾性伸縮自在に挿設され、折り畳み機構23が位置決めされ、フロントフレーム211とリアフレーム221とをロックしても、同様にロックの効果が得られる。
また、折り畳み機構23における第1の折り畳み部材231のフロントフレーム211の一側に雄テーパ−を有し、フロントフレーム211の他側に雌テーパ−を有す。又は、折り畳み機構23における第3の折り畳み部材233のリアフレーム221の一側に雄テーパ−を有し、リアフレーム221の他側に雌テーパ−を有する。第1の折り畳み部材231及び/又は第3の折り畳み部材233がフロントフレーム211及び/又はリアフレーム221に収容された場合、テーパ−により折り畳み機構23がフロントフレーム211及びリアフレーム221に収容される場合のロック作用が強化される。ここで、テーパ−は例えばモーステーパ−(morse taper)、ブラウン(Brown)テーパ−、ジャルノ(Jarno)テーパ−、ミリングマシーン標準テーパ−等である。
図3及び図4に示すように、上述した構造によれば、折り畳み機構23の第2の折り畳み部材232及び第3の折り畳み部材233は、リアフレーム221に収容され、折り畳み機構23をリアフレーム221の内部に隠す。リミット構造234の位置決めブロック2341はリミット溝2342の底端(図面の右側)に位置し、ロック機構24のプッシュロッドハンドル2421は、リアフレーム221に当接され、フックロッド2422のフック24220が留め具セット241の横ロッド2412に結合フックされロック状態となる。図3に示すように、フロントフレーム211の凸部2110は、リアフレーム221の凹部2210に嵌合され、図4に示すように、折り畳み機構23をリアフレーム221の内部に隠すことにより、フロントフレーム211がリアフレーム221に完全に接続され、より好ましい外観を有する。凸部2110が凹部2210に嵌合されることで、より好ましい結合性を有し、支持強度が向上する。前車体21と後車体22とが直線に維持され、従来のように目視により位置決めを行うという欠点を回避することができる。これにより、自転車走行の安全を確保できる。また、好ましい構造強度を有する。
図6に示すように、自転車を折り畳もうとする場合には、プッシュロッドハンドル2421を持ち上げることにより、フックロッド2422のフック24220が留め具セット241の横ロッド2412より離脱して非ロック状態となる。この場合、前車体21を前へ押し出す(又は後車体22を後へ引っ張る)ことにより、第2の折り畳み部材232及び第3の折り畳み部材233をリアフレーム221から引き出し、リミット構造234の位置決めブロック2341をリミット溝2342の先端(図面の左側)に位置させることで、第3の折り畳み部材233の摺動ストロークを制限する。
図7に示すように、前車体21を後車体22に向けて(又は後車体22を前車体21に向けて)回転させることにより、前車体21と後車体22とを重ね合わせて体積(長さ)を縮小させることで、収容や運搬に便利になる。
図8に示すように、前車体21と後車体22とを重ね合わせれば、前輪212が後輪222に平列的に配置されることになる。これにより、後車体22に設けられた補助ハンドル223を押す又は引くことにより移動させることができ、運搬に便利になる。
本考案に係る折り畳み式自転車によれば、折り畳み機構が露出しないように、折り畳み機構をフロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方に収容し、より好ましい外観を維持することができる。また、フロントフレームの凸部によりリアフレームの凹部に嵌合することで、前車体と後車体との間により好ましい結合性がある。さらに、前車体と後車体とが同軸直線に維持されるので、従来のように目視により位置決めを行うという欠点を解決することができる。また、走行の安全を確保する好ましい構造強度を有している。
上記のように、これらの実施の形態は本考案の原理および効果を例示的に説明するものであり、本考案は、これらに限定されるものではない。本考案に係る実質的な技術内容は、下記の実用新案請求の範囲に定義される。本考案は、この技術分野に精通した者により実用新案登録請求の範囲を脱しない範囲で様々な修飾や変更をすることが可能であり、そうした修飾や変更は本考案の請求範囲に入るものである。
11 前車体
12 後車体
13 枢転構造
21 前車体
22 後車体
211 フロントフレーム
212 前輪
2110 第1の結合部
22 後車体
221 リアフレーム
222 後輪
2210 第2の結合部
223 補助ハンドル
23 折り畳み機構
231 第1の折り畳み部材
2311 第1の枢着部
232 第2の折り畳み部材
2322 第2の枢着部
2323 第3の枢着部
233 第3の折り畳み部材
2334 第4の枢着部
234 リミット構造
2341 位置決めブロック
2342 リミット溝
234a 第1のリミット構造
2341a 第1の位置決めブロック
2342a 第1のリミット溝
234b 第2のリミット構造
2341b 第2の位置決めブロック
2342b 第2のリミット溝
24 ロック機構
241 留め具セット
2411 框体
2412 横ロッド
242 フックセット
2421 プッシュロッドハンドル
2422 フックロッド
24220 フック

Claims (18)

  1. フロントフレームと前記フロントフレームに枢着された前輪とを有する前車体と、
    前記フロントフレームに対応して軸方向に組み付けられたリアフレームと前記リアフレームに枢着された後輪とを有し、前記フロントフレームが前記リアフレームに分離自在に軸方向に組み付けられた後車体と、
    前記フロントフレームに結合された第1の折り畳み部材と、前記リアフレームに結合された第3の折り畳み部材と、前記第1の折り畳み部材及び前記第3の折り畳み部材のそれぞれに回動自在に枢着された第2の折り畳み部材とを有し、前記前車体と後車体とが軸方向に組み付けられた状態にある場合、前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方に収容され、前記第1の折り畳み部材と第3の折り畳み部材とが同一軸線上に位置し、前記フロントフレームと前記リアフレームとが分離して折り畳まれた状態にある場合、前記第1の折り畳み部材が前記第3の折り畳み部材に平行的に配置され、前記前輪が前記後輪に平列的に対応するように、少なくとも一部が前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方から露出する折り畳み機構と、
    前記折り畳み機構が前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方にロックされ、前記フロントフレームとリアフレームとが軸方向に組み付けられた場合、前記フロントフレームと前記リアフレームとがロックされ、前記折り畳み機構が前記フロントフレーム及びリアフレームの少なくとも一方に収容されるロック機構と、を備えていることを特徴とする折り畳み式自転車。
  2. 前記折り畳み機構の第1の折り畳み部材は第1の枢着部を有し、前記第3の折り畳み部材は第4の枢着部を有し、前記第2の折り畳み部材は前記第1の枢着部に対応する第2の枢着部及び前記第4の枢着部に対応する第3の枢着部を有し、前記第1の枢着部が前記第2の折り畳み部材の第2の枢着部に回動自在に枢着され、前記第4の枢着部が前記第2の折り畳み部材の第3の枢着部に回動自在に枢着されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  3. 前記第1の折り畳み部材が、前記リアフレームに接続される前記フロントフレームの端部に固設され、前記第2の折り畳み部材と前記第3の折り畳み部材とが前記フロントフレームに接続されるリアフレームの端部に摺動自在に収容又は露出されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  4. 前記第3の折り畳み部材が、前記フロントフレームに接続される前記リアフレームの端部に固設され、前記第1の折り畳み部材と前記第2の折り畳み部材とが前記リアフレームに接続される前記フロントフレームの端部に摺動自在に収容又は露出されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  5. 前記第1の折り畳み部材が前記リアフレームに接続される前記フロントフレームの端部に摺動自在に収容又は露出され、前記第2の折り畳み部材と前記第3の折り畳み部材とが前記フロントフレームに接続される前記リアフレームの端部に摺動自在に収容又は露出されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  6. 前記第1の折り畳み部材と前記第2の折り畳み部材とが前記リアフレームに接続されるための前記フロントフレームの端部に摺動自在に収容又は露出され、前記第3の折り畳み部材が前記フロントフレームに接続されるための前記リアフレームの端部に摺動自在に収容又は露出されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  7. 前記折り畳み機構が、前記第1の折り畳み部材に設けられた位置決めブロックと前記フロントフレームに設けられたリミット溝とからなるリミット機構をさらに備え、前記第1の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記位置決めブロックが前記リミット溝に摺接されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  8. 前記折り畳み機構が、前記第3の折り畳み部材に設けられた位置決めブロックと前記リアフレームに設けられたリミット溝とからなるリミット機構をさらに備え、前記第3の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記位置決めブロックが前記リミット溝に摺接されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  9. 前記折り畳み機構が、前記第1の折り畳み部材に設けられた第1の位置決めブロックと前記フロントフレームに設けられた第1のリミット溝とからなる第1のリミット機構と、前記第3の折り畳み部材に設けられた第2の位置決めブロックと前記リアフレームに設けられた第2のリミット溝とからなる第2のリミット機構と、をさらに備え、前記第1の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記第1の位置決めブロックが前記第1のリミット溝に摺接され、前記第3の折り畳み部材の摺動ストロークを制限するために前記第2の位置決めブロックが前記第2のリミット溝に摺接されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  10. 前記フロントフレーム及び前記リアフレームに対してロックや離脱するために、前記ロック機構が、前記フロントフレーム又は前記リアフレームに設けられた留め具セットと、対応する前記リアフレーム又は前記フロントフレームに設けられたフックセットとからなることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  11. 前記留め具セットが框体と前記框体に設けられた横ロッドとからなることを特徴とする請求項10に記載の折り畳み式自転車。
  12. 前記フックセットが前記リアフレームに回動自在に設けられたプッシュロッドハンドルと、前記プッシュロッドハンドルに回動自在に設けられたフックロッドとからなり、前記フックロッドがフックを有し、前記プッシュロッドハンドルを押し回転させることにより前記フックロッドのフックが前記留め具セットの横ロッドに結合されロック状態となり、又は前記フックロッドのフックが前記留め具セットの横ロッドから離脱して非ロック状態となることを特徴とする請求項10に記載の折り畳み式自転車。
  13. 前記フロントフレームの末端が第1の結合部を更に有し、前記リアフレームが前記第1の結合部に対応する第2の結合部を有していることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  14. 前記第1の結合部が凸部又は凹部であることを特徴とする請求項13に記載の折り畳み式自転車。
  15. 前記第2の結合部が前記凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部であることを特徴とする請求項14に記載の折り畳み式自転車。
  16. 前記後車体が補助ハンドルをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  17. 前記前輪が前記後輪に平行的に対応する場合、前記前車体と前記後車体とを固定するための折り畳み固定機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  18. 前記折り畳み固定機構がS型係止フックであることを特徴とする請求項17に記載の折り畳み式自転車。
JP2009003060U 2009-05-12 2009-05-12 折り畳み式自転車 Expired - Fee Related JP3152233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003060U JP3152233U (ja) 2009-05-12 2009-05-12 折り畳み式自転車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003060U JP3152233U (ja) 2009-05-12 2009-05-12 折り畳み式自転車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3152233U true JP3152233U (ja) 2009-07-23

Family

ID=54856562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009003060U Expired - Fee Related JP3152233U (ja) 2009-05-12 2009-05-12 折り畳み式自転車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3152233U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI480200B (ja) * 2013-08-12 2015-04-11
CN109693749A (zh) * 2019-01-28 2019-04-30 广西瑞祺丰新材料有限公司 一种具有解锁结构的折叠自行车

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI480200B (ja) * 2013-08-12 2015-04-11
CN109693749A (zh) * 2019-01-28 2019-04-30 广西瑞祺丰新材料有限公司 一种具有解锁结构的折叠自行车
CN109693749B (zh) * 2019-01-28 2024-02-23 广西瑞祺丰新材料有限公司 一种具有解锁结构的折叠自行车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11535330B2 (en) Folding bicycle and method of use
MXPA05004235A (es) Bastidor plegable para un triciclo, una rueda portadora o una bicicleta para ninos.
WO2007109693A3 (en) Foldable stroller having retractable cup holder
WO2010145198A1 (zh) 一种折叠式踏板车
TWM367137U (en) Foldable bicycle
CN101284542A (zh) 婴儿车
GB201317097D0 (en) A retractable umbrella stroller
US20140239611A1 (en) Quickly foldable bicycle
JP3152233U (ja) 折り畳み式自転車
KR101467145B1 (ko) 원터치 접이식 자전거
TW202023879A (zh) 代步車之饋縮式收合狀態鎖定結構
CN205186425U (zh) 一种折叠式电动滑板车
CN205440485U (zh) 儿童推车
CN205574030U (zh) 一种单手收折的婴儿手推车
CN209833732U (zh) 可折叠儿童推车
CN101544259B (zh) 一种可折叠式自行车
JP3198045U (ja) 折り畳み式自転車
CN102416973B (zh) 一种童车
CN208085783U (zh) 一种婴儿车的关节结构
CN201362286Y (zh) 一种可折叠的儿童推车
KR20070052718A (ko) 다용도 자전거
CN205314728U (zh) 一种折叠式自行车锁
CN201415743Y (zh) 一种可折叠式自行车
CN201400260Y (zh) 折叠式脚踏车
CN205086995U (zh) 一种可自动展开的婴儿推车

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees