JP3152190U - 浸漬式電力発生装置 - Google Patents

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松年 高
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Abstract

【課題】経済的に電力を供給でき、脱分極効果を有する浸漬式電力発生装置を提供する。【解決手段】ベース11と、ベースの上部に形成される開口13と、ベースの内部に形成される収容室15,16と、ベースの側壁に形成されると共に、近傍の収容室と連通する窓17と、ベースの上部に設けられると共に、開口を封止する蓋12と、蓋に形成されると共に、収容室に対応する挿入溝18と、を有する絶縁本体と、絶縁本体におけるの蓋の挿入溝に設けられる陽極プレート20と、2枚の脱分極プレートと、2枚の脱分極プレートの間に挟持される挟まれるコレクタ網とを有し、絶縁本体のベースの側壁に設けられ、ベースの窓を封止する空気極プレート30と、空気極プレートに接続される陰極端子50と、陽極プレートに接続される陽極端子と、を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、特に水を脱分極反応を起こすための触媒とする浸漬式電力発生装置に関するものである。
近年、環境問題への意識が高まってきていることから、例えば電池などの商品は、極力回収可能な材料で製造することにより、環境汚染などを防ぐように努力している。
電力発生装置に関する技術手段において、水を電解質とする電力発生装置は、水を追加すれば継続的に使用することができるので、最もエコ的なものであると認識されている。
しかしながら、従来の浸漬式電力発生装置においては、電解が行われ、水素により陰極に分極化反応が起こると、電位が上昇し、電圧が降下するので、安定的に電力を発生させることができないといった問題があった。
そこで案出されたのが本考案であって、エコ的で経済的に電力を発生させることができる、脱分極効果を有する浸漬式電力発生装置を提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、
ベースと、該ベースの上部に形成される開口と、該ベースの内部に形成される収容室と、該ベースの側壁に形成されると共に、近傍の収容室と連通する窓と、該ベースの上部に設けられると共に、該開口を封止する蓋と、該蓋に形成されると共に、該収容室に対応する挿入溝とを有する絶縁本体と、
前記絶縁本体における蓋の挿入溝に設けられる陽極プレートと、
2枚の脱分極プレートと、該2枚の脱分極プレートの間に挟持されるコレクタ網とを有し、前記絶縁本体のベースの側壁に設けられ、該ベースの窓を封止する空気極プレートと、
前記空気極プレートに接続される陰極端子と、
陽極プレートに接続される陽極端子と、を有することを特徴とする浸漬式電力発生装置、を提供する。
本願の請求項2の考案は、前記ベースの内部を区画するための隔壁プレートと、
前記ベースの内部を区画してなる第1収容室と、
前記ベースの内部を区画してなる第2収容室と、
前記第1収容室及び第2収容室とに連通する2つの窓と、
前記絶縁本体の蓋に形成される2つの挿入溝と、
該絶縁本体の蓋の2つの挿入溝にそれぞれ挿入されて前記第1収容室の内部と第2収容室の内部に挿入される2枚の陽極プレートと、
前記絶縁本体のベースの側壁に設置され、前記第1収容室と第2収容室の内部を外部から隔離するため、該ベースの2つの窓をそれぞれ封止する2枚の空気極プレートと、を有することを特徴とする請求項1に記載の浸漬式電力発生装置、を提供する。
本願の請求項3の考案は、前記絶縁本体の両側を被覆する2枚のカバー部材と、
空気を流通させるために該2枚のカバー部材に設けられる、互いに平行する複数の長穴と、を有することを特徴とする請求項2に記載の浸漬式電力発生装置、を提供する。
本願の請求項4の考案は、前記陽極プレートがマグネシウム合金からなることを特徴とする請求項3に記載の浸漬式電力発生装置、を提供する。
本願の請求項5の考案は、前記空気極プレートがカーボン粉末とテトラフルオロエチレン溶液とから製造されたプレートであることを特徴とする請求項1に記載の浸漬式電力発生装置、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、使用時に水を絶縁本体の収容室に注入すれば、空気極プレートの両側が夫々水と空気とに曝されると共に、通気性は有するが通水性はないので、空気極プレートに分極化反応が発生すると、空気中の酸素を脱分極剤として電圧を安定させることができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係る浸漬式電力発生装置の斜視図であり、図2は本考案に係る浸漬式電力発生装置の分解斜視図であり、図3は本考案に係る浸漬式電力発生装置の側面断面図であり、図4は本考案に係る浸漬式電力発生装置の平面図であり、図5は本考案に係る浸漬式電力発生装置の空気極プレートの分解斜視図であり、図6は本考案に係る浸漬式電力発生装置の他の実施例を示す斜視図である。
図1乃至図3に示すように、本考案に係る浸漬式電力発生装置は、絶縁本体(10)と、陽極プレート(20)と、空気極プレート(30)と、陰極端子(50)と、陽極端子(60)とを有するものである。
前記絶縁本体(10)は、ベース(11)と、該ベース(11)の上部に形成される開口(13)と、該ベース(11)の内部に形成される収容室と、該ベース(11)の側壁に形成されると共に、近傍の収容室と連通する窓(17)と、該ベース(11)の上部に設けられると共に、該開口(13)を封止する蓋(12)と、該蓋(12)に形成されると共に、該収容室に対応する挿入溝(18)とを有するものである。また、本実施例において、前記ベース(11)は、内部を区画するための隔壁プレート(14)と、該ベース(11)の内部を区画してなる第1収容室(15)と、該ベース(11)の内部を区画してなる第2収容室(16)と、該第1収容室(15)及び第2収容室(16)とに連通する2つの窓(17)とを有する。
本考案の浸漬式電力発生装置に係る本実施例においては、前記陽極プレート(20)は、前記絶縁本体(10)の蓋(12)の挿入溝(18)に設けられると共に、該絶縁本体(10)の蓋(12)に形成される2つの挿入溝(18)と、2枚の陽極プレート(20)とを有する。また、前記2枚の陽極プレート(20)は夫々、前記絶縁本体(10)の蓋(12)の2つの挿入溝(18)に挿入されて前記第1収容室(15)の内部と第2収容室(16)の内部に挿入される。尚、前記陽極プレート(20)はマグネシウム合金からなるものであることが好ましい。
図4及び図5に示すように、前記空気極プレート(30)は、前記絶縁本体(10)のベース(11)の側壁に設けられて該ベース(11)の窓(17)を封止する側面カバーとなるものであり、該空気極プレート(30)は、カーボン粉末とテトラフルオロエチレン溶液とから製造されたプレートであることが好ましく、該各空気極プレート(30)は、2枚の脱分極プレート(32)と、該2枚の脱分極プレート(32)の間に挟持されるコレクタ網(31)とを有するものである。また、本考案の浸漬式電力発生装置に係る本実施例においては、前記絶縁本体(10)におけるベース(11)の側壁に設けられ、前記第1収容室(15)と第2収容室(16)の内部を外部から隔離するための、該ベース(11)の2つの窓(17)を封止する2枚の空気極プレート(30)を有する。
前記陰極端子(50)は、空気極プレート(30)に接続されると共に、前記陽極端子(60)は、陽極プレート(20)に接続され、また、本実施例においては、外部に電気接続をするために、該陰極端子(60)の一端が前記第1収容室(15)の空気極プレート(30)に接続され、他端が前記第2収容室(16)の陽極プレート(20)に接続される。
図6に示すように、本考案の浸漬式電力発生装置に係る他の実施例においては、さらに、空気極プレート(30)を保護するために絶縁本体(10)の両側を被覆する2枚の側蓋(70)と、空気を流通させるために該2枚の側蓋(70)に設けられる、互いに平行する複数の長穴(71)とを有する。
本考案に係る浸漬式電力発生装置を使用する時は、先ず絶縁本体(10)の第1収容室(15)及び第2収容室(16)に、電力発生装置の電解質である水を注入することにより、第1収容室(15)及び第2収容室(16)の陽極プレート(20)と空気極プレート(30)とを電気的に接続させて放電装置を構成させると共に、該第1収容室(15)の陽極プレート(20)と第2収容室(16)の空気極プレート(30)とを電気接続させて2つの放電装置を直列接続すれば、陽極端子(60)及び陰極端子(50)から電流を送ることができる。
前記の構成によれば、前記空気極プレート(30)の両側が夫々水と空気に曝されると共に、前記脱分極プレート(32)は空気を自由に通気させることができるので、該空気極プレート(30)の表面において分極反応が起こる時、空気中の酸素を脱分極剤として電圧を安定させることができる。
本考案は上記の構成を有するので、陽極プレートが使用中で発生する分解反応により消耗してしまう場合、他の陽極プレート(20)と交換すれば、電力発生装置を繰り返して使用することができることから、エコ的、経済的に電力を供給することができる。
本考案に係る浸漬式電力発生装置の斜視図である。 本考案に係る浸漬式電力発生装置の分解斜視図である。 本考案に係る浸漬式電力発生装置の側面断面図である。 本考案に係る浸漬式電力発生装置の平面図である。 本考案に係る浸漬式電力発生装置の空気極プレートの分解斜視図である。 本考案に係る浸漬式電力発生装置の他の実施例を示す斜視図である。
10絶縁本体
11ベース
12蓋
13開口
14隔壁プレート
15第1収容室
16第2収容室
17窓
18挿入溝
20陽極プレート
30空気極プレート
31コレクタ網
32脱分極プレート
50陰極端子
60陽極端子
70側蓋
71長穴

Claims (5)

  1. ベースと、該ベースの上部に形成される開口と、該ベースの内部に形成される収容室と、該ベースの側壁に形成されると共に、近傍の収容室と連通する窓と、該ベースの上部に設けられると共に、該開口を封止する蓋と、該蓋に形成されると共に、該収容室に対応する挿入溝とを有する絶縁本体と、
    前記絶縁本体における蓋の挿入溝に設けられる陽極プレートと、
    2枚の脱分極プレートと、該2枚の脱分極プレートの間に挟持されるコレクタ網とを有し、前記絶縁本体のベースの側壁に設けられ、該ベースの窓を封止する空気極プレートと、
    前記空気極プレートに接続される陰極端子と、
    陽極プレートに接続される陽極端子と、を有することを特徴とする浸漬式電力発生装置。
  2. 前記ベースの内部を区画するための隔壁プレートと、
    前記ベースの内部を区画してなる第1収容室と、
    前記ベースの内部を区画してなる第2収容室と、
    前記第1収容室及び第2収容室とに連通する2つの窓と、
    前記絶縁本体の蓋に形成される2つの挿入溝と、
    該絶縁本体の蓋の2つの挿入溝にそれぞれ挿入されて前記第1収容室の内部と第2収容室の内部に挿入される2枚の陽極プレートと、
    前記絶縁本体のベースの側壁に設置され、前記第1収容室と第2収容室の内部を外部から隔離するため、該ベースの2つの窓をそれぞれ封止する2枚の空気極プレートと、を有することを特徴とする請求項1に記載の浸漬式電力発生装置。
  3. 前記絶縁本体の両側を被覆する2枚のカバー部材と、
    空気を流通させるために該2枚のカバー部材に設けられる、互いに平行する複数の長穴と、を有することを特徴とする請求項2に記載の浸漬式電力発生装置。
  4. 前記陽極プレートがマグネシウム合金からなることを特徴とする請求項3に記載の浸漬式電力発生装置。
  5. 前記空気極プレートがカーボン粉末とテトラフルオロエチレン溶液とから製造されたプレートであることを特徴とする請求項1に記載の浸漬式電力発生装置。
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WO2014126204A1 (ja) * 2013-02-15 2014-08-21 エイディシーテクノロジー株式会社 空気電池
WO2015016101A1 (ja) * 2013-08-01 2015-02-05 シャープ株式会社 金属空気電池、金属電極リサイクル方法及び電極製造方法

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