JP3152156U - Ledランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 バイクのブレーキランプに対するナンバープレートの配置の主要パターンに即応して使用できるバイクのブレーキランプ用のLEDランプを提供すること。【解決手段】 ソケットに挿着される円筒状口金3と、該円筒状口金3に嵌着される台座2と、台座2の上面に光軸を垂直にして配設される赤色LEDと、台座2の周面に光軸を水平にして配設される水平LEDと、台座2に前記両LEDを包蔵して被蓋され、頂部にレンズ部1aを備えるキャップ1とから成るLEDランプにおいて、前記台座2が、その下面に円筒状口金3へ嵌着される座盤20を90?の回動範囲で回動自在に軸支して成り、前記水平LEDは90?の位相差で赤色LEDと広角照射の白色LEDとがそれぞれ対設されて成る。【選択図】図2
Description
本考案は、自動車用、主としてバイクのブレーキランプ用として使用されるランプに関する。
従来からランプ口金に付設した台座に垂直方向を照射するLEDと、水平方向を照射するLEDを設けたLEDランプは実開昭62−135457号公報(特許文献1)等に提案されているが、この特許文献1に開示されたこれらのLEDは、ランプ口金に対してその軸心回りに回動できないものであり、特に側周の照射に照射光の差異や方向変更が要求されたときは、使用できないものである。
そこで本考案は、バイクのブレーキランプとナンバープレートの配置に鑑みて、ブレーキランプに対するナンバープレートの配置の主要パターンに即応して使用できるバイクのブレーキランプ用のLEDランプを提供するものである。
本考案の請求項1に記載したLEDランプは、ソケットに挿着されるベースと、該ベースに嵌着される台座と、台座の上面に光軸を垂直にして配設される垂直LEDと、台座の周面に光軸を水平にして配設される水平LEDと、台座に前記両LEDを包蔵して被蓋され、頂部にレンズ部を備えるキャップとから成るLEDランプにおいて、
前記台座が、その下面にベースへ嵌着される座盤を90°の回動範囲で回動自在に軸支して成り、前記水平LEDは90°の位相差で垂直LEDと同色発光のLEDと、広角照射の白色LEDとがそれぞれ対設されて成る。
前記台座が、その下面にベースへ嵌着される座盤を90°の回動範囲で回動自在に軸支して成り、前記水平LEDは90°の位相差で垂直LEDと同色発光のLEDと、広角照射の白色LEDとがそれぞれ対設されて成る。
以上のように本考案のLEDランプによれば、ブレーキランプに対するナンバープレートの配設向きの如何に拘わらず、水平LEDとしての白色LEDの姿勢を下向き又は横向きに変更できる上、ソケットに挿着されるベースが、円筒状口金からウエッジ状のものまでを対象とするから、広範な車種のバイク(オートバイ)に適用できるほか、ナンバープレートを照射する別途の灯具を要しないから省エネ効果もある。
本考案におけるベースは円筒状口金から、ウエッジのものまで提供されるほか、ウエッジ状のベースでは、ベースに嵌着される座盤を同一とすれば、ウエッジの大小に対して省力的に対応できるものである。また、垂直LEDは1個乃至複数個配設されるが、主として赤色LEDが選択され、その場合は一対の水平LEDは赤色LEDが選択され、他の一対の水平LEDは広角照射の白色LEDが選択される。
本考案を実施例により説明すると、図1、図2に示すLEDランプAは、キャップ1と、台座2と、ソケット(図外)に挿着されるベースとしての円筒状口金3とから成り、キャップ1は頂部にレンズ部1aを備えるとともに、その周面には中心を通る対向位置に下端から放熱窓1bが開口され、台座2には縦方向に複数のスリット(図外)を入れた四角柱の上面中央に1個の光軸を垂直にした垂直LEDとしての赤色LED2aを配設し、四角柱の周面には図2(d)に示すように、光軸を水平にした水平LEDとしての赤色LED2bと広角照射の白色LED2cとがそれぞれ対設され、台座2の下面には座盤20が90°の回動範囲で回動自在に支軸20aに軸支され、すなわち、図2(c)に示すように、座盤20は支軸20aを中心に点対称状に90°の範囲で円弧溝20bが貫設されて台座2の下面に垂下されるピン2dを遊嵌案内してなるとともに、内部に各LEDの点灯に必要な電気回路を収納したベースとしての円筒状口金3に接着剤で接合される。また、ピン2dを案内する円弧溝20bと点対称な円弧溝20bには台座2に貫設された貫通口2fが連通されて各LED2a、2b、2cのリード線が取り出されるものである。そして、これらのアノード側リード線は円筒状口金3の底部中央に周面と絶縁状に配設された+接点3aに接続され、カソード側リード線は周面の−接点3bに接続され、キャップ1は図2(d)に示すように、広角照射の白色LED2cが放熱窓1bに合致するように、台座2の上面4箇所に立設された扇形の取付け座2eにその内面を接着剤で接合される。
このようにして成るLEDランプAは、図1に示すように組み付けられ、台座2と各LED2a、2b、2cで構成される発光部Laはキャップ1とともに回動されて、バイク(図外)のブレーキランプ用として使用されるが、このとき、ナンバープレート(図外)がブレーキランプの下方に配設されてある場合には、キャップ1の放熱窓1bが下方に位置取りされて白色LED2cが下方を広角に照射するようにされ、左右方向の何れかにナンバープレートが配置されてある場合には、図2(c)に示すように矢印方向に90°の回動端までキャップ1(台座2)が回動され、左方のナンバープレートを広角照射の白色LED2cで広角に照射できるようにする。
次に、図3、図4に示すLEDランプBを説明すると、このものはキャップ1と、キャップ1が被蓋される台座2と、台座2の下面に90°の回動範囲で回動自在に接合される座盤200と、座盤200が嵌着される受け座200cと、受け座200cの下方に外嵌するベースとしての円筒状口金3とから成り、キャップ1は頂部にレンズ部1aを備えるとともに、その周面には中心を通る対向位置に下端から放熱窓1bが開口され、台座2の上面四隅には横断面扇形状の支柱2jが立設され、各支柱2j間にそれぞれ窓2gが配設されるように、支柱2jの上端に配設された上部受け座2hには上面に6個の垂直LEDとしての赤色LED2aが配設された盤体2iが接合され、各窓2gにはそれぞれ水平LEDとしての赤色LED2bと広角照射の白色LED2cが対設状に配設され、座盤200には前記座盤20と同様に図4(e)に示すように、支軸200aを中心に点対称状に90°の範囲で円弧溝200bが貫設されて台座2の下面に垂下されるピン2dを遊嵌案内してなるとともに、受け座200cが接着され、受け座200cは内部に各LEDの点灯に必要な電気回路を収納したベースとしての円筒状口金3が外嵌されて接着剤で接合される。また、前記ピン2dを案内する円弧溝200bと点対称な円弧溝200bには、台座2に貫設された貫通口2fが連通されて各LED2a、2b、2cのリード線が取り出されるものである。
このようにして成るLEDランプBは、図3に示すように組み付けられ、台座2と各LED2a、2b、2cで構成される発光部Lbは、キャップ1(台座2)とともに回動されて水平LEDとしての広角照射の白色LED2cが90°の回動端に位置決めされ、バイク(図外)のブレーキランプ用として使用されるが、前記と同様に、ナンバープレートがブレーキランプの下方に配設されたものでは、キャップ1の放熱窓1bが上下方向に位置取りされて広角照射の白色LED2cが下方を広角に照射するようにされ、左右方向の何れかにナンバープレートが配置されてある場合には、図4(e)に示すように、矢印方向にキャップ1(台座)が90°の位置決め端(回動端)まで回動されて左右何れかのナンバープレートを広角照射の白色LEDで広角に照射できるようにするものである。
次の図5に示すLEDランプCを説明すると、このものは図7に示すように、キャップ1と前記LEDランプBにおける発光部Lbと該発光部Lbの座盤200に外嵌接合されるベースとしてのウエッジ30とから成り、キャップ1は前記と同様に頂部にレンズ部1aが備えられ、周面には中心を通る対向位置に下端から放熱窓1bが開口され、ウエッジ30にはその上端に座盤200を嵌着する凹部30aが設けられるとともに、台座2の貫通口2fから取り出された各LED2a、2b、2cのリード線が座盤200の円弧溝200bを通してアノード側リード線は二本の+リード30bに接続され、カソード側リード線は二本の−リード30cに接続されて成る。
このLEDランプCも前記LEDランプBと同様に、バイクのブレーキランプ用として同様の要領でブレーキランプの点灯とナンバープレートの照射に使用されるものである。
このLEDランプCも前記LEDランプBと同様に、バイクのブレーキランプ用として同様の要領でブレーキランプの点灯とナンバープレートの照射に使用されるものである。
さらに、図6に示すLEDランプDを説明すると、このものは図8にその構成を示すように、前記と同様のキャップ1と前記のLEDランプBにおける発光部Lbと、ウエッジ300とから成り、ウエッジ300は上端に座盤200を嵌着する凹部300aが設けられ、上部ウエッジ300bを広幅にし、下部ウエッジ300cを小幅として、台座2の貫通口2fから取り出された各LED2a、2b、2cのリード線が座盤200の円弧溝200bを通してアノード側リード線は下部ウエッジ300cにおいて、二本の+リード300dに接続され、カソード側リード線は二本の−リード300eに接続されて成る。
このLEDランプDも前記LEDランプCと同様に、バイクのブレーキランプ用として同様の要領でブレーキランプの点灯とナンバープレートの照射に使用されるものである。
このLEDランプDも前記LEDランプCと同様に、バイクのブレーキランプ用として同様の要領でブレーキランプの点灯とナンバープレートの照射に使用されるものである。
本考案は、広範な車種のバイクに適用できるから、ライダーの需要に応ずるバイク関連の部品販売業界にとっても、自動車部品メーカー(ランプメーカー)にとっても有益である。
1:キャップ
1a:レンズ部
1b:放熱窓
2:台座
2a、2b:赤色LED
2c:白色LED
2d:ピン
2e:取付け座
2f:貫通口
2g:窓
2h:上部受け座
2i:盤体
2j:支柱
20:座盤
20a:支軸
20b:円弧溝
200:座盤
200a:支軸
200b:円弧溝
200c:受け座
3:円筒状口金
3a:+接点
3b:−接点
30:ウエッジ
30a:凹部
30b:+リード
30c:−リード
300:ウエッジ
300a:凹部
300b:上部ウエッジ
300c:下部ウエッジ
300d:+リード
300e:−リード
La、Lb:発光部
A乃至D:LEDランプ
1a:レンズ部
1b:放熱窓
2:台座
2a、2b:赤色LED
2c:白色LED
2d:ピン
2e:取付け座
2f:貫通口
2g:窓
2h:上部受け座
2i:盤体
2j:支柱
20:座盤
20a:支軸
20b:円弧溝
200:座盤
200a:支軸
200b:円弧溝
200c:受け座
3:円筒状口金
3a:+接点
3b:−接点
30:ウエッジ
30a:凹部
30b:+リード
30c:−リード
300:ウエッジ
300a:凹部
300b:上部ウエッジ
300c:下部ウエッジ
300d:+リード
300e:−リード
La、Lb:発光部
A乃至D:LEDランプ
Claims (1)
- ソケットに挿着されるベースと、該ベースに嵌着される台座と、台座の上面に光軸を垂直にして配設される垂直LEDと、台座の周面に光軸を水平にして配設される水平LEDと、台座に前記両LEDを包蔵して被蓋され、頂部にレンズ部を備えるキャップとから成るLEDランプにおいて、
前記台座が、その下面にベースへ嵌着される座盤を90°の回動範囲で回動自在に軸支して成り、前記水平LEDは90°の位相差で垂直LEDと同色発光のLEDと、広角照射の白色LEDとがそれぞれ対設されて成るLEDランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003376U JP3152156U (ja) | 2009-04-27 | 2009-04-27 | Ledランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009003376U JP3152156U (ja) | 2009-04-27 | 2009-04-27 | Ledランプ |
Publications (1)
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JP3152156U true JP3152156U (ja) | 2009-07-23 |
Family
ID=54856493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011152038A1 (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-08 | パナソニック株式会社 | ランプ及び照明装置 |
JP4938916B1 (ja) * | 2011-01-18 | 2012-05-23 | パナソニック株式会社 | 光源装置 |
WO2012098594A1 (ja) * | 2011-01-18 | 2012-07-26 | パナソニック株式会社 | 光源装置 |
-
2009
- 2009-04-27 JP JP2009003376U patent/JP3152156U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102713416B (zh) * | 2011-01-18 | 2014-06-11 | 松下电器产业株式会社 | 光源装置 |
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