JP3151690U - レーザー測量器 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つのレーザーヘッドを回転可能に設ける構成を有することから、容易に整備を行うことができると共に、使用上の利便性を向上させることができるレーザー測量器を提供する。【解決手段】ベース部材11と、該ベース部材上に設けられる設置台12と、該設置台に設けられると共に、設置台12をベース部材11の上部に設置するためのベース121と、該ベースの両側にそれぞれ設けられ、上方に向かって延出する2つのアーム122と、該2つのアームの間に設置される俯仰方向に回転可能な回転部13とを具備する基盤装置10と、回転部13の上部に設置されると共に、水平方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第1レーザーヘッド21と、該回転部の下部に設置されると共に、垂直方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第2レーザーヘッド22とを具備するレーザーレンズセット20と、を有することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、特に測量機能と、垂直、水平位置の位置決め機能を有するレーザー測量器に関するものである。
従来のレーザー測量器は、例えば台湾登録実用新案第534312号「多面的な測量が可能なレーザー測量器」のように、基盤と、基盤に固設されるハウシングと、ハウシングに設けられる3つのレーザーヘッドとを有するものであり、該3つのレーザーヘッドは夫々、X軸、Y軸及びZ軸に対応し、モーター駆動により回転可能となり、回転しながらレーザー光線を発射することができる。
使用時、前記従来のレーザー測量器における前記3つのレーザーヘッドから、互いに直交する3筋のレーザー光線を特定の空間に発射させることができる。前記3筋のレーザー光線により、三次元の測量又はセッチングアウト関連の工程を行うことができる。
台湾登録実用新案第534312号明細書
しかしながら、前記従来のレーザー測量器は、そのハウシングが基盤に固設されるものであることから、俯仰方向において投影の角度を調整することができないので、使用場所が非常に限られているといった問題があった。また、前記3つのレーザーヘッドを校正する時には、各レーザーヘッドを他のレーザーヘッドと対比しながら校正しなければならなく、校正作業がし難いので、容易に整備することができないといった問題があった。
そこで、案出されたのが本考案であって、2つのレーザーヘッドを回転可能に設けることにより、容易に整備することができると共に、使用上の利便性をより向上させたレーザー測量器を提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、ベース部材と、該ベース部材上に設けられる設置台と、該設置台に設けられると共に、該設置台をベース部材の上部に設置するためのベースと、該ベースの両側にそれぞれ設けられ、上方に向かって延出する2つのアームと、該2つのアームの間に設置される俯仰方向に回転可能な回転部とを具備する基盤装置と、
前記回転部の上部に設置されると共に、水平方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第1レーザーヘッドと、該回転部の下部に設置されると共に、垂直方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第2レーザーヘッドとを具備するレーザーレンズセットと、を有することを特徴とするレーザー測量器、を提供する。
前記回転部の上部に設置されると共に、水平方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第1レーザーヘッドと、該回転部の下部に設置されると共に、垂直方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第2レーザーヘッドとを具備するレーザーレンズセットと、を有することを特徴とするレーザー測量器、を提供する。
本願の請求項2の考案は、前記回転部の下部正面中央には、前方及び下方に向かって開口部を有する凹部が凹設され、
前記第1レーザーヘッドが回転部の上部中央に設置され、前記第2レーザーヘッドが前記凹部の内部に設置されることを特徴とする請求項1に記載のレーザー測量器、を提供する。
前記第1レーザーヘッドが回転部の上部中央に設置され、前記第2レーザーヘッドが前記凹部の内部に設置されることを特徴とする請求項1に記載のレーザー測量器、を提供する。
本願の請求項3の考案は、前記回転部は矩形状の箱体であり、その中央に前後方向に向かって設置穴が穿設され、該設置穴の内部に経緯儀望遠鏡が設けられ、該経緯儀望遠鏡の後端にのぞき穴が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザー測量器、を提供する。
本願の請求項4の考案は、前記ベースの正面にレーザー操作パネルが設けられると共に、該ベースの背面に経緯儀操作パネルが設けられることを特徴とする請求項3に記載のレーザー測量器、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、2つのレーザーヘッドしか用いないことから、校正作業に係る時間や労力を節約することができるので、インストールや整備が非常に用意であり、また、前記基盤装置は角度を調整できる回転可能なものであるので、俯仰方向に十字形に投影されるレーザー光線の角度を調整することにより、様々な場面において本考案に係るレーザー測量器を活用することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係るレーザー測量器の斜視図であり、図2は本考案に係るレーザー測量器の他の斜視図であり、図3は本考案に係るレーザー測量器の正面図であり、図4は本考案に係るレーザー測量器の平面図であり、図5及び図6は本考案に係るレーザー測量器の使用状態を示す斜視図である。
図1乃至図3に示すように、本考案に係るレーザー測量器は、基盤装置(10)と、レーザーレンズセット(20)とを有するものである。
前記基盤装置(10)は、ベース部材(11)と、該ベース部材(11)上に設けられる設置台(12)と、該設置台(12)に設けられると共に、該設置台(12)をベース部材(11)の上部に設置するためのベース(121)と、該ベース(121)の両側にそれぞれ設けられ、上方に向かって延出する2つのアーム(122)と、該2つのアーム(122)の間に設置される俯仰方向に回転可能な回転部(13)とを有する。
前記ベース(121)の正面には、レーザー操作パネル(123)が設けられると共に、背面には、経緯儀操作パネル(124)が設けられる。
前記回転部(13)は矩形の箱であり、その中央に前後方向に向かって設置穴(131)が穿設されると共に、下部正面中央に前方及び下方に向かって開口部を有する凹部(132)が凹設される。
前記レーザーレンズセット(20)は、第1レーザーヘッド(21)と、第2レーザーヘッド(22)とを有し、該第1レーザーヘッド(21)は、前記回転部(13)の上部に設置されると共に、水平方向にレーザー光線を発射することができる回転可能なレーザーヘッドであり、一方、該第2レーザーヘッド(22)は、該回転部(13)の下部に設置されると共に、垂直方向にレーザー光線を発射することができる回転可能なレーザーヘッドである。
又、前記凹部(132)を有する実施形態においては、前記第1レーザーヘッド(21)が前記回転部(13)の上部中央に設けられると共に、前記第2レーザーヘッド(22)が凹部(132)の内部に設けられることが好ましい。
さらに、前記設置穴(131)が穿設される実施形態においては、該設置穴(131)の内部に経緯儀望遠鏡(30)が設けられると共に、該経緯儀望遠鏡(30)の後端にのぞき穴(31)が設けられる。ことが好ましい。
前記ベース部材(11)の構成によれば、本考案に係るレーザー測量器を三脚に結合させることができる。また、図4及び図5に示すように、使用時には、前記第1レーザーヘッド(21)及び第2レーザーヘッド(22)を同時に起動させ、又は一方だけを起動させて、レーザー光線を発射させることができる。
前記第1レーザーヘッド(21)のみを使用する時には、水平方向へレーザー光線を発射し、例えば傾斜地の測量や室外水平計測を行うことができ、一方、前記第2レーザーヘッド(22)のみを使用する時には、垂直方向へレーザー光線を発射し、垂直面の測量を行うことができる。また、前記第2レーザーヘッド(22)は回転可能なものであるので、前記レーザー操作パネル(123)を使って所望の角度などを入力すれば、前記第2レーザーヘッド(22)の回転角度の幅を調整することができる。故に、前記第2レーザーヘッド(22)が発射するレーザー光線を扇形の軌跡に沿って走査させ、測量を行うことができる。前記第2レーザーヘッド(22)が発射するレーザー光線を用いれば、容易に角度又は傾斜度の測定における位置決め作業を行うことができる。
また、前記第1レーザーヘッド(21)及び第2レーザーヘッド(22)を同時に起動させれば、互いに交差する垂直のレーザー光線及び水平のレーザー光線を発射することができるので、十字形のセッティングアウトとして、前記垂直のレーザー光線及び水平のレーザー光線を壁などに投影することができ、図6に示すように、回転部(13)は、俯仰方向に沿って角度を調整することができるものであるので、レーザーレンズセット(20)が発射する十字形のレーザー光線の角度を調整することにより、様々な場面において本考案に係るレーザー測量器を活用することができる。
さらに、前記経緯儀望遠鏡(30)と、該経緯儀望遠鏡(30)を制御するための経緯儀操作パネル(124)とが設けられる実施形態においては、レーザー測量の機能を提供するだけでなく、経緯儀としての機能を提供することもできるので、測角と測距とを同時に行うことのできる測量機器、つまりトータル・ステーション(Total station, TS)として、前記複数の機能を提供することができる。
本考案は上記の構成を有するので、容易に整備を行うことができ、また、基盤装置は、角度を調整することができる回転可能なものであるので、俯仰方向に沿って十字形に投影されるレーザー光線の角度を調整し、様々な場面において本考案に係るレーザー測量器を活用することができる。
10 基盤装置
11 ベース部材
12 設置台
121 ベース
122 アーム
123 レーザー操作パネル
124 経緯儀操作パネル
13 回転部
131 設置穴
132 凹部
20 レーザーレンズセット
21 第1レーザーヘッド
22 第2レーザーヘッド
30 経緯儀望遠鏡
31 のぞき穴
11 ベース部材
12 設置台
121 ベース
122 アーム
123 レーザー操作パネル
124 経緯儀操作パネル
13 回転部
131 設置穴
132 凹部
20 レーザーレンズセット
21 第1レーザーヘッド
22 第2レーザーヘッド
30 経緯儀望遠鏡
31 のぞき穴
Claims (4)
- ベース部材と、該ベース部材上に設けられる設置台と、該設置台に設けられると共に、該設置台をベース部材の上部に設置するためのベースと、該ベースの両側にそれぞれ設けられ、上方に向かって延出する2つのアームと、該2つのアームの間に設置される俯仰方向に回転可能な回転部とを具備する基盤装置と、
前記回転部の上部に設置されると共に、水平方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第1レーザーヘッドと、該回転部の下部に設置されると共に、垂直方向にレーザー光線を発射することができる回転可能な第2レーザーヘッドとを具備するレーザーレンズセットと、を有することを特徴とするレーザー測量器。 - 前記回転部の下部正面中央には、前方及び下方に向かって開口部を有する凹部が凹設され、
前記第1レーザーヘッドが回転部の上部中央に設置され、前記第2レーザーヘッドが前記凹部の内部に設置されることを特徴とする請求項1に記載のレーザー測量器。 - 前記回転部は矩形状の箱体であり、その中央に前後方向に向かって設置穴が穿設され、該設置穴の内部に経緯儀望遠鏡が設けられ、該経緯儀望遠鏡の後端にのぞき穴が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザー測量器。
- 前記ベースの正面にレーザー操作パネルが設けられると共に、該ベースの背面に経緯儀操作パネルが設けられることを特徴とする請求項3に記載のレーザー測量器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002520U JP3151690U (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | レーザー測量器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002520U JP3151690U (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | レーザー測量器 |
Publications (1)
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JP3151690U true JP3151690U (ja) | 2009-07-02 |
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JP (1) | JP3151690U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117537788A (zh) * | 2023-11-15 | 2024-02-09 | 中铁电气化局集团北京建筑工程有限公司 | 一种工程测量放线方法及系统 |
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2009
- 2009-04-20 JP JP2009002520U patent/JP3151690U/ja not_active Expired - Fee Related
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