JP3151461U - 入浴補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】入浴時に疲れることなく手を湯から出しておける入浴補助具を提供する。【解決手段】ビニール樹脂のような軟質高分子材料、例えばポリ塩化ビニール等を用い、バルブ4を介し空気を封入して膨張可能な空気枕形状とした本体1を形成し、当該本体1の横方向両端は、中央に手を挿入し得る穴2を設けた略C形状とする。穴2と他方の穴2の間隔は肩幅程度とする。咄嗟に手を抜かなければならない時に端部が切り離されている(切り離し部3)ことで容易に手が抜けるように穴2部分を略C形状としている。【選択図】図1
Description
本考案は、入浴時ののぼせ防止を目的とした入浴補助具に関するものである。
人間の身体は、交感神経が優位に働くと活動的な状態になり、副交感神経が働くとリラックスした状態になる。このバランスが崩れると自律神経が乱れ、免疫力が低下してしまうといわれている。免疫力とは、体内に入った異物を排除しようとするシステムのことで、免疫力が弱まってくると体調を崩したり、病気になったりする。また免疫力はストレスに寄っても低下する。免疫力を低下させないように自律神経のバランスを整え、ストレスを上手に解消する方法として入浴の効果が挙げられる。
リラックスするのに最適な入浴方法は、38℃〜40℃のぬるめのお湯に20〜30分つかることである。血管が広がり全身の血液循環が活発になると同時に、汗をかくことで体内の老廃物が体外に排出される。長めの入浴は「のぼせ」という問題もでてくる。のぼせを防止するために頭に冷たいタオルをおいておくとよいといわれているが、家庭の浴槽ではタオルも良いが、温泉等は良くそうにタオルの持込は禁止されているところが多い。
最近注目を浴びてきている入浴法は、肩までお湯に浸かる入浴の仕方を「全身浴」と言うのに対して、注目の入浴法は「半身浴」と呼ばれている。半身浴は、その名前の通り、半身つまり体のちょうど半分だけお湯に浸かるという入浴方法である。湯の温度も少し温めにして、時間をかけてゆっくりと入る、この半身浴はストレス解消や疲労回復に大変効果があるとされているが、中には風呂に入る時は熱いお湯に肩まで浸からないと風呂に入った気がしないという人々もいる。このような全身浴は当然のぼせの原因にもなるのであるが、出願人の永年の経験によれば、全身浴であっても、手を湯から出しておけば、のぼせることなく全身浴が出来ることがわかった。
手は毛細血管が張り巡らされていて末梢血管が集中しており、血液量が多くなっているといわれている。手を湯から出して入浴すれば、末梢血管が集中している箇所を暖めずに血液循環の促進を抑えることが出来るのでのぼせを防止できるといわれている。即ち、手や腕は位置的に頭部の近くにあるため、手や腕を湯から出して入浴すると、手や腕がラジェーターになって頭にいく血流を冷やし、その結果、冷えた血液が脳に回りやすくなるといわれている。
しかし、入浴時に手を湯から出すために差し上げておくということは疲れを覚えるものである。
解決しようとする問題点は、入浴時に疲れることなく手を湯から出しておけるようにすることである。
湯に補助具を浮かせ、その補助具を介して手を湯から出しておくことにより疲れることなく手を冷やす、これが課題を解決するための手段である。
本考案は、ビニール樹脂のような軟質高分子材料、例えばポリ塩化ビニール等を用い、バルブを介し空気を封入して膨張可能な空気枕形状とした本体を形成し、当該本体の横方向両端は中央に手を挿入し得る穴を設けた略C形状としたことを特徴とする入浴補助具であるから、入浴時に、当該補助具の両端の略C字形状部分の穴に両手を入れておけば、手は常時湯から出ており、末梢血管が集中している手を暖めずに血液循環の促進を抑えることから、手がラジェーターになって頭にいく血流を冷やし、その結果、冷えた血液が脳に回りやすくなることからのぼせを防止することが出来る。また入浴補助具として利用する意外に、入浴後に寝たりする時には枕として利用することが出来る。さらに、本考案に係る補助具は空気を封入して膨出せしめる形態であるので、非利用時には小さく折り畳んで携行することができる等、極めて顕著なる実用的効果を有するものである。
ビニール樹脂のような軟質高分子材料、例えばポリ塩化ビニール等を用い、バルブを介し空気を封入して膨張可能な空気枕形状とした本体を形成し、当該本体の横方向両端は中央に手を挿入し得る穴を設けた略C形状としたことを特徴とする入浴補助具を呈せんとするものである。
ビニール樹脂のような軟質高分子材料、例えばポリ塩化ビニール等を用い、バルブ4を介し空気を封入して膨張可能な空気枕形状とした本体1を形成し、当該本体1の横方向両端は、中央に手を挿入し得る穴2を設けた略C形状としている。穴2と他方の穴2の間隔は肩幅程度としている。穴2部分を略C形状としているのは、咄嗟に手を抜かなければならない時に端部が切り離されている(切り離し部3)ことで容易に手が抜けるようにしているためである。尚、本体1は本考案実施例の空気枕形状に限定を受けるものではない。
ビニール樹脂のような軟質高分子材料、例えばポリ塩化ビニール等を用い、バルブ5を介し空気を封入して膨張可能な空気枕形状とした本体1を形成し、当該本体1の横方向両端は中央に手を挿入し得る穴2を設けた略C形状としたことを特徴とする入浴補助具であるから、入浴時に、当該補助具の両端の略C字形状部分の穴2に両手を入れておけば、手は常時湯から出ており、末梢血管が集中している手を暖めずに血液循環の促進を抑えることから、手がラジェーターになって頭にいく血流を冷やし、その結果、冷えた血液が脳に回りやすくなることからのぼせを防止することが出来る。さらに、本考案に係る補助具は空気を封入して膨出せしめる形態であるので、非利用時には小さく折り畳んで携行することができるし、また入浴補助具として利用する意外に、入浴後に寝たりする時には枕として利用することが出来る。しかも浮輪、ビーチボール等を生産している会社においては新たなる商品となる等、産業上での利用可能性は極めて大きいものがある。
1 本体
2 穴
3 切り離し部
4 バルブ
2 穴
3 切り離し部
4 バルブ
Claims (1)
- ビニール樹脂のような軟質高分子材料、例えばポリ塩化ビニール等を用い、バルブを介し空気を封入して膨張可能な空気枕形状とした本体を形成し、当該本体の横方向両端は中央に手を挿入し得る穴を設けた略C形状としたことを特徴とする入浴補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002469U JP3151461U (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | 入浴補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002469U JP3151461U (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | 入浴補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3151461U true JP3151461U (ja) | 2009-06-25 |
Family
ID=54855856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009002469U Expired - Fee Related JP3151461U (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | 入浴補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151461U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011224028A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Minoru Sato | 浴用浮遊体 |
-
2009
- 2009-03-24 JP JP2009002469U patent/JP3151461U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011224028A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Minoru Sato | 浴用浮遊体 |
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